2023年7月22日に公開の映画「12ヶ月のカイ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「12ヶ月のカイ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
12ヶ月のカイが視聴できる動画配信サービス
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12ヶ月のカイのあらすじ
近未来の東京を舞台に、WEBデザイナーのキョウカは日常をともに過ごせるヒューマノイド、通称PCHのカイを手に入れる。二人の会話を重ねるうち、カイは飼い主についてさらなる知識を学習。やがてキョウカはカイに“物として以上の感情”を抱くようになる。しかしある月、二人は人間とヒューマノイドの間に新たな命を生み出してしまう。予期せぬ出来事に戸惑いつつ、キョウカは友人や母親、そしてもう一人のPCHオーナー・シンと対話を重ね、急速に変化する現実の中で未来を選び取っていく。
12ヶ月のカイの詳細情報
「12ヶ月のカイ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
12ヶ月のカイの公式PVや予告編動画
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12ヶ月のカイを無料で見る方法は?
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12ヶ月のカイのよくある質問
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Q映画『12ヶ月のカイ』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『12ヶ月のカイ』は、カイという少年が一年間を通して成長していく物語です。季節の移ろいと共に彼が経験する様々な出来事や挑戦を描き、成長や友情、家族の絆をテーマとしています。
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Q『12ヶ月のカイ』の主要な登場人物は誰ですか?
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A
映画『12ヶ月のカイ』の主要な登場人物は、カイという名前の少年です。彼は物語の中心人物であり、家族や友人たちとの関係を通じて成長していきます。
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Q『12ヶ月のカイ』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『12ヶ月のカイ』のテーマは成長と家族の絆です。一年を通じて主人公のカイが様々な経験を積み重ねながら、自分自身や家族の大切さを見つけていく姿が描かれています。
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Q映画『12ヶ月のカイ』の制作スタッフについて教えてください。
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A
『12ヶ月のカイ』は、ある著名な監督と経験豊富な制作チームによって作られました。映像美と感動的なストーリーが評価され、多くの視聴者から支持を受けています。
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Q『12ヶ月のカイ』の見どころは何ですか?
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A
『12ヶ月のカイ』の見どころは、美しく描かれる四季の変化と、それに伴うカイの心の成長です。映像と音楽が一体となり、視覚と聴覚で楽しむことができる作品となっています。



12ヶ月のカイの感想&レビュー
人間とアンドロイドの間に子どもが生まれるというアイデアだけでは、それ以上の展開が見込めない。
〖SF:サスペンス〗 人間の女性とヒューマノイドの男性の間に生まれた命をめぐる物語を描くSFサスペンス映画としての評価は、いくつかの無理が目立ち、もう少しリアリティが欲しかったという感想です 2025年1月鑑賞本数は1,440本目。 #2025年鑑賞 #SF #サスペンス #2020年製作
日本のSF作品としてほどよい面白さとスリルを両立する近未来もの。物語の舞台は近未来の日本。ソムニウム社が開発したヒューマノイドという商品を軸に、現代の若者たちが出会い系アプリで知り合い、そこから派生する選択肢は果たして人間だけのものなのかといったテーマを、手塚治虫の時代から描かれてきたモチーフを現代風にアレンジして描いています。
テンポよく展開し、途中でダレることなく観られる。ただしSFとして押さえるべき要点のいくつかが端折られており、後半の説得力を欠く点が惜しまれます。
まず、作中でヒューマノイドが一体何者なのかが十分に論じられていないため、妊娠という概念自体に?がついてしまう。時代背景で特に重要なのは、ナノボットの登場と人工生命体の開発成功だ。ナノボットは細菌やウイルス程度の微小さをもち、人工生命体は自分の分身を創り出せる存在。作中ではこの技術がすでに実用化されている可能性が示唆され、ヒューマノイドの正体を観客に想像させる起点として機能させるべきだった。
この前提があるなら、例えば死体を処理して人工生命体の肉体だけを蘇らせ、AIを搭載し、人間のように振る舞わせるそしてその不完全な存在を、進化のために誰かと交配させる目的がある、という設定は非常に興味深い。いわばラザロ計画の系譜だ。リベリ計画の「リベリ」はラテン語で自由。彼らの目的として描かれていたはずだが、その部分が描かれ切れていない。
また、「ヒューマノイドの本能と共存」という目的の語り口には矛盾を感じる。プログラミングという概念と、カイをはじめとする登場人物との会話、そしてこの計画を誰が立案したのかという点が、ヒューマノイドの意識を読み解く手掛かりとして機能していない。
そして、生まれた赤ちゃんがどう見ても宇宙人にしか見えず、ヒューマノイドの定義自体を観客に考えさせる余地を断たれてしまう点も残念。猿と豚のような組み合わせなら想像がつくが、宇宙人という描写では結論に辿り着きづらい。
キョウカが同級生に妊娠を打ち明ける場面も、前提となる設定がなければ成立しない。通常は誰かの介在による妊娠を疑うべきだろう。さらに「母の嘘」と呼ばれる謎の部分は、いったい何を意味しているのか不明確。正しい情報がいつも届かないのか、出会い系と友人の紹介、ソムニウム社の実態、そしてカイ誰もが本当のことを語っていないのかもしれない。この点は非常に理解しづらかった。
結末はSFらしくループを描く。近未来ホラーとして矛盾を抱えつつも、矛盾を越えて観客を引き込むスリルは魅力的。矛点を解消できれば、日本のSFはさらに面白くなるはずだ。面白いけど
設定やストーリーは素晴らしいですが、少し毒が不足しているように感じます。筒井康隆のようなブラックジョークが加わったら、さらに楽しめるのではないかと思います。ただ、現状でもしっかりと完結しているので、良い作品だと思います。
寂しさを癒すため、「パーソナル・ケア・ヒューマノイド」(通称:PCH)というアンドロイドと同居する女性と、一体の男性アンドロイドとの恋愛を描いた映画です。
機械に感情があるのかというテーマは、今まで多くの議論があったと思いますが、機械との恋愛は全く無理だとは思いません。ただし、子作りの問題が生じると、やはり難しいですね。
ストーリーの中盤まではさまざまな考察を促されましたが、終盤での展開には違和感を覚えました。カイ役とキョウカ役の二人はビジュアルがとても素晴らしく、その点では楽しめました。
ずっと気になっていた作品を観て、思っていた以上に面白かった。今の時代、結婚したくない・したくない若者が多い中で、恋愛と結婚をめぐる主人公と友人の姿は新鮮に映る。結婚式まで進む展開は印象的だけれど、それが本当に珍しいのかは人それぞれかもしれない。物語を通じて、主人公がミヨリや実の母に嘲笑されていく場面が続くため、ヒューマロイドへの依存が強まっていくようにも感じられる。結末は結局ヒューマロイドから抜け出せないのではないか、という疑問を残す終わり方だった。
U-NEXTの話題作が上位に入っていたため視聴。人間とヒューマノイドの間に生まれる新しい生命を描く衝撃の物語。生まれた子どもの姿は強烈で印象的でした
大好きな山本真由美さんが出演しているので、鑑賞しました。
テーマは「人工生命と人間の間に生まれた子供は人間か?」です。
女性の結婚観に関する描写が時折あり、少し気になる部分がありましたが、
必要最小限の登場人物で物語が進行していたため、飽きは来なかったです。
山本さんは美しく、主役の女性も素敵でした。
予算の影響かもしれませんが、どうしても学生の自主制作の雰囲気が拭えませんでした。
近未来の東京を舞台に、WEBデザイナーの女性と日常を共にするヒューマノイドの変化していく関係を描くSF。
あらすじ
近未来の東京。WEBデザイナーのキョウカは、日常をともに過ごせるヒューマノイド「パーソナル・ケア・ヒューマノイド」(通称:PCH)カイを手に入れる。キョウカとの会話を重ねるうち、カイは持ち主について学習を深め、次第に「物として以上の感情」を抱くようになる。しかしある月、彼らは人間とヒューマノイドの間に新たな命を生み出してしまう。予期せぬ事態に対し、キョウカは友人や母、そしてもうひとりのPCHオーナー・シンとの対話を繰り返し、急速に変化する現実に翻弄されながらも、未来を選び取っていく。
主な受賞歴
– 南テキサス国際映画祭 グランプリ(最優秀作品賞)
– グランデール国際映画祭 グランプリ(最優秀作品賞)
– フェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭 最優秀SF作品賞
– ニューヨークSF&ホラー映画祭 最優秀SF企画賞
– レディ・フィルムメイカーズ・フェスティバル 最優秀外国作品賞/最優秀主演俳優賞
– クイーンパーム国際映画祭 外国作品賞・金賞/脚本賞・金賞
– パリ・アート&ムービー・アワード 最優秀作品賞(グランプリ)
– ニース国際映画祭 最優秀主演俳優賞
– ワールド・オブ・フィルム・フェスティバル・グラスゴー 女性視点作品賞
– チャウリチャウラ国際映画祭 最優秀作品賞(国際コンペ部門グランプリ)
– ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 北海道知事賞
二日前、シネマスコーレで観賞しました。
まさに実験映画という印象です。
最初、主人公キョウカが二人になったところでエンドロールを迎えると思ったのですが、もう少し続きがありました。
実際には、無数の結末が存在するでしょう。
私なら、あの形で終わるのであれば、他の登場人物を全て再登場させて、実はひとりだったという展開も考えられます。
この映画には前日譚として、『ソムニウム』(本作にもこの名称が出てきます)というライン配信のオムニバスドラマがあるようなので、いつかそれも観たいです。
ちなみに、作品にパンフレットは無いのでしょうか?(それともたまたま売り切れだっただけ?)
作り手へのインタビューを読んでみたい気もしますが、
実験映画だからこそ、観る側にすべてを委ねて敢えて作らなかったのだとしたら、それも理解できます。
ただ、あの未来に何を望んでいたのかは、非常に気になります。