2001年5月26日に公開の映画「JSA」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「JSA」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
JSAが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
JSAのあらすじ
南北分断の象徴である共同警備区域(JSA)で発生した射殺事件。生き残った南北の兵士たちは、驚くほど異なる証言を繰り返す。中立国監査委員会は、責任捜査官としてソフィーを派遣し、彼女は事件の関係者との面談を重ねながら、真相を追求していく。
JSAの詳細情報
「JSA」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | パク・チャヌク |
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脚本家 | イ・ムヨン キム・ヒョンソク チョン・ソンサン パク・チャヌク |
出演者 | |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション サスペンス ドラマ |
制作国 | 韓国 |
公開日 | 2001年5月26日 |
上映時間 | 110分 |
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感想・レビュー
DVDで再鑑賞必須のパク・チャヌク監督作、2000年公開の『JSA/共同警備区域』。『復讐三部作』『お嬢さん』『別れる決心』と並ぶ代表作として、ソン・ガンホ(32歳)、イ・ビョンホン(29歳)、イ・ヨンエ(28歳)が主演を務めた。北朝鮮と韓国の軍事境界線にある共同警備区域を舞台に、銃撃事件の真相に迫る社会派サスペンス。1999年10月28日深夜、JSAで北朝鮮兵士2名が射殺され、容疑者の韓国兵イ・スヒョク(イ・ビョンホン)と現場に居合わせた北朝鮮兵オ・ギョンピル(ソン・ガンホ)の証言は大きく食い違う。捜査は中立国監視委員会へ委ねられ、韓国系スイス人将校ソフィー・E・チャンが現地の関係者と対話を重ねるうち、隠された真実へと迫っていく。)
感情を強く揺さぶる名作。南北分断を背景に、運命に翻弄される男たちの姿を描くヒューマンサスペンスだ。国家と時代の圧力に翻弄される人物たちの心情は切なく、胸が締めつけられるほどに迫ってくる。回想を巧みに織り交ぜた構成で、事件の真相が徐々に浮かび上がる緻密な語り口。今や世界的スターとなったイ・ビョンホンとソン・ガンホが演じる南北の兵士役の演技は圧巻だ。南北分断をテーマにした政治映画でありながら、深い人間ドラマとして心に深く刺さる作品だ。特にラストシーンに込められたメッセージが極めて印象的だ。
初めて観るパク・チャヌク監督の作品。復讐の印象が強い一方で、本作は南北の友情を描く物語です。思想は違っても、同じ人間であるという普遍性を通じて、彼らの何気ない会話や互いの文化への触れ合いが際立ちます。バレても互いを裏切らない二人だからこそ、自分のしたことや選択に伴う、あまりにも悲しい運命が訪れるのです。
祖国は同じなのに、どうして敵対し、境界線を越えてはいけないのかそれは人間すべてに関わる問いだと言えるでしょう。
どの作品のソン・ガンホも魅力的ですが、この作品の彼は特に格好良く映る気がします。ラストの写真は見事ですが、同時に切なく虚しい感情を抱かせます。
あのとき、いったい何が起こったのか。個人の付き合いと国や立場の違いは別問題としても、つくづく不運なタイミングに翻弄されるミステリーだ。JSAでの遊びは堂々とエスカレートし、結局は限界を超えていく。ここまで来るとは思っていたはずなのにそれでも、ある種の快楽のような、あるいは堕落のような感覚に引き寄せられてしまう自分がいる。そうした感情に負けてしまう自分こそが、人間らしくてリアルなのかもしれない。もし違う形で出会っていたら、一生ものの友情を築けたのかもしれない。だからこそ、あとになって相手の気持ちに気づき、さまざまな記憶を思い出して自分の心に正直になったとき、あの結末を衝動的に選んでしまったのかもしれない。冷静さを欠き、銃をとるのが確かに早かったのだと
大胆に切り込むテーマが光る話題作の傑作。待望の鑑賞を果たして心を鷲掴みにされました。ただし、物語は深い悲しみを描く、切なく美しい作品です。
ラストシーンが好きな映画を1つリストに加えたい。誰がどう撃ったかはきちんと把握しておく必要があるわ。
「JSA」という堅苦しいタイトルに反して、内容はネイビーシールズや特殊部隊のおじさんたちが楽しげにふざけ合う映画だった。このキャッキャした雰囲気が物語に深い感動をもたらす。細かいアイテムや仕草が心に響き、物語がより印象的に感じられる。パクチャヌクの才能に脱帽。
南北の兵士が国境の詰め所での交流を楽しんでいる。北の兵士は、チョコパイに驚きと感激を覚えている。試写にて。
韓国映画はあまり観てこなかったので、これは初めてと言っていいくらい演技力の高さに驚きました。緊迫感がすごく、表情や汗の描写が力強い。ソン・ガンホは他作品での安定感を知っていましたが、やはり今回は演技の幅を感じました。イ・ビョンホンは名前は知っていましたが、この作品の存在感には改めて驚かされました。さすが有名人だけあります。CGは新しくない作品なのでリアリティの部分で違和感を感じる場面もありましたが、全体としては悪くない仕上がりでした。カメラワークは見せ方が巧みで、昔の名作洋画を見ているかのような感覚を味わえました。朝鮮半島の南北という題材を扱う韓国映画としては、本当に珍しい作品だと感じます。とても面白かったです。強いて言えば、主人公である女性の活躍をもう少し強く描いてほしかったとも思います。美人だからという理由で役が決まっているように見えてしまった点が少し惜しい。中立性や立ち位置は良いのですが、演技力と女である理由といった要素がもう一つ加われば、さらに魅力が増したでしょう。ミスリードにも近いシーンがあり、謎解きというほどではないにせよ、観客が推測を楽しめる場面も用意されています。