波紋はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.1
波紋 映画

2023年5月26日に公開の映画「波紋」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「波紋」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

波紋が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

波紋のあらすじ

須藤依子(筒井真理子)は今朝も庭の手入れを欠かさず、緑命会と呼ばれる新興宗教を信じて日々祈りと勉強会に励みながら、穏やかな暮らしを送っていた。そんな日常に、長い間行方をくらましていた夫・修(光石研)が突然帰ってくる。自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、がん治療に必要な高額な費用を助けてほしいとすがってくる夫。息子の拓哉(磯村勇斗)は、障害のある依子を結婚相手として連れて帰省してくる。パート先では癇癪持ちの客に大声で怒鳴られる日々。自分にはどうにもできない苦難が次々と降りかかる。依子は湧き上がる闇の感情に宗教へすがるが、それを理性で必死に抑えようとする。すべてを押し殺した依子の感情が爆発する瞬間、映画は絶望からエンターテインメントへと昇華する。

波紋の詳細情報

「波紋」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2023年5月26日
上映時間 120分

波紋の公式PVや予告編動画

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JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. にゃむ

    ポスタービジュアルに惹かれて興味を持っていた作品。悲劇と喜劇は紙一重で、笑えるブラックユーモアが印象的。今だからこそ理解できることがある。状況は異なっても、主人公の心情には深く共感できるけれど、宗教に救いを見出すことはないと思う。結局は、そういったものではただお金が消えて心は空っぽのまま。潤いのない生活。
    それは、肉体的な魅力ではなく心の潤いを求めること。能動的に「心」を濡らすことが、自分を満たす方法だと感じる。怪しげな水やプール、雨、枯山水、さらには心の中の湖といった要素が、主人公の心には常に存在している。私個人としては、楽観的で適度な性格と、心を打つ何かがあって良かったと思う。一応、主婦だから家族の健康管理の一環で料理をしたり(気が向かなければしないけど)、映画を観たり、本やお気に入りの漫画を読んだり、気候の良い日には外を歩いたり、ミシンを触ったり、大切な人のことを考えたりしている。
    それに、家族や友人がいても、人は最終的には一人であることを忘れてはいけない。誰かに頼るのではなく、自身で潤わないと意味がないと思う。笑いがあるからこそ救いのようなものがあり、観賞後は爽やかな気分に。『絶望を笑え』とは本当に見事な表現!派手さはないけれど、今年のベスト作品の一つだと感じている

  2. 浩史 浩史

    年齢と成長の段階を踏まえると、この映画の本質を完全に理解したとは言い難い部分もあるが、それでも見応えのある作品だった。夫の言動には強い苛立ちと不快感を覚え、宗教以外で唯一の希望だったはずの息子さえ現実の力に押し戻されるような展開には胸を打たれた。こんな現実では何かに縋らずには生きていけないのだろうと痛感するし、定年を迎えた今ならなおさら、人は心の拠り所を求めずにはいられない。拠り所がなければ宗教は恐ろしい存在にもなり得る、という気づきを改めて得た。そんな夫婦にも、かつて楽しかった時期の写真が出てきて、これから二人の関係がどう転ぶのか分からず、ゾッとする場面があった。最後のシーンこそ見どころだろうが、ややこじつけの印象を拭えなかった。

  3. りょうま りょうま

    ポスターデザインがあまりにもかっこよくて、ずっと気になっていた作品をやっと観られました。柄本明さんと光石研さんの演技は、観る者に強い緊張感を与えつつも巧みで見応えがあります。旦那が戻ってきてそれを受け入れる展開には、宗教の教えで来る者を拒まずといったニュアンスがあるのかなと感じましたが、最後の解放感へと繋がるクライマックスは本当にかっこよかったです。

    過度な宗教観は別世界のように感じます。自分を信じる力は相当強いのだろう一方で、弱さゆえに縋るところがあるのかなとも思いました。

    庭と波紋の映像美も凄く、波紋の上での対峙シーンも印象的でした。観終わったあとには、デザインの美しさがより一層際立って見えます。

  4. ホロホロ ホロホロ

    最初に父が着ていた青いシャツは、勉強会でも見かけたもの。失踪後もずっと大切に残されていたのだろう。

    枯山水の景色、雨、そして傘の美しさを感じる。

  5. 小さな森

    宗教シリーズ
    シークレットサンライズとは異なる魅力があった

  6. しまにゃん しまにゃん

    はごろもフーズの作品は、前半こそ地味に嫌なことが次々と起きて主人公と一緒にストレスが溜まっていくんだけど、徐々に『まあいいか』と力が抜けていき、最後は見てる側もスッキリした気持ちになる過程が良かった。

  7. まるちっぽ まるちっぽ

    今年の9月、ヘルシンキのかもめ食堂が閉店しました。2015年にかもめ食堂としてリニューアルされたこの場所は、映画のロケ地としても有名でした。訪れたかった地点の一つです。

    その後、荻上直子監督の作品を楽しみました。内容は新興宗教の恐怖や障害者差別について描かれています。怪しい宗教に没頭する女性の物語があり、彼女の辛い過去も後に明らかになります。怪しい水や歌とダンスのシーンが印象に残りました。

    美しい庭園と隣の猫との対比が楽しい一方で、がんの恐怖や前世の出来事、さらには歯ブラシに関する恐怖も描かれています。スカイツリーの展望台には、昨年ようやく訪れましたが、ソラマチにはよく行っていたので不思議な気分でした。

    宗教には多くの問題があると感じます。非課税で利益を上げ過ぎていることが原因かもしれません。知人も宗教にはまりすぎて、残念な人生を歩んでしまいました。彼はいい人だったのに。

    #歯ブラシ #フラメンコ #スカイツリー

  8. JOJO

    作品はとても真っ直ぐで切実だ。だからこそ向き合い方を間違えると、心が折れそうになる場面も多い。

    いわゆる専業主婦の方の気持ちは自分には分からない部分もあるけれど、それでも全国のお母さんへ感謝とリスペクトをもっと持つべきだと思う

    抑制の効いた作劇の中で、クラップを多用した劇伴が軽さを生み出し、全体のバランスを巧みに取っていた。ラストでそのクラップの意味が明かされる伏線回収も秀逸だった。

    邦画特有の新興宗教的な要素が登場する時の俳優陣の佇まいは、それっぽさが出すぎる気もするけど、どうやって身につけてるのかな?笑 一旦は信じていないよね?

  9. 独り言 独り言

    ラストは予想外の展開だったけど、筒井真理子さんが好きだからこそ見応えがあって格好良かった。スカッとする感じで気分も晴れた。旦那さんのムカつく行動がひとつひとつ的確で、脚本も光石さんの演技も抜群に上手い。

  10. Kujira

    感想をうまく言葉にできないけれど、筒井真理子さんの演技は圧倒的だった。抑圧と解放をめぐる物語で、ラストシーンは狙いすぎにも見えるが、やはり格好良さが際立っていた。作中には意地悪さが随所に散りばめられていて、見る側としてはしんどさも感じる。でもそのおかげで、自分の中にある陰の部分とどう付き合っていくべきかを考えさせられた。総じて、とてもおもしろかった。