2021年9月17日に公開の映画「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”が視聴できる動画配信サービス
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”のあらすじ
時代の美的価値に常に挑戦し、服の概念を解体してきたデザイナー、マルタン・マルジェラ。彼はキャリアの全期間、公の場に姿を現さず、取材や撮影を一切拒否し、その存在は謎に包まれていました。しかし、本作では初めてマルジェラ自身が制作に関与しました。これまで語られることのなかったキャリアや創造性、そして彼の人生に影響を与えた祖母や子供時代について、重い沈黙を破り、彼自身の言葉で綴られた唯一無二のドキュメンタリー映画です。
マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”の詳細情報
「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ライナー・ホルツェマー |
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出演者 | カリーヌ・ロワトフェルド ジャン=ポール・ゴルチエ マルタン・マルジェラ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
制作国 | ドイツ ベルギー |
公開日 | 2021年9月17日 |
上映時間 | 90分 |
マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”の公式PVや予告編動画
「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”を無料で見る方法は?
「マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
期待を上回ると、本人が知らず知らずのうちに驚くことがある。彼の思想や影響が色濃く残る時代に生まれたことに感謝!
Merci beaucoup, Margiela!
マルタンの大喜利は非常に強力だ。
その上、ゴルチエはとても魅力的だ。
服と絵画には共通点があるのかもしれません。それを良いと感じる時代なのか、理解してくれる人が周りにいるのかが、なんだか素晴らしいですね。アーティザナルの背景も見られて、とても嬉しかったです。
芸術家は何かにこだわる生き方を強く憧れる。河原温は日付に、ソール・ライターは窓や鏡に、マルジェラは白に、それぞれ深い執着を示す。一方で私たちごく普通の人のこだわりは、日々のささやかなレベルだ。映画館ではできるだけ3か8の席を選ぶこと、Xへの投稿を毎時38分ちょうどにそろえることそんな小さなこだわりさえ、自分らしさの表現となる。
マルタン・マルジェラ自身が振り返るシーズンと彼のバックグラウンドに関するドキュメンタリー。
ブランドやデザインはもちろん重要だが、デザイナーにはアーティストとしての一面もあり、本当に服を愛する人々はその背景や思想に価値を見出しているのだと感じさせる作品だった。
– 昔は鏡の前で一人ファッションショーを楽しんでいたことを、今でも思い出す。創作意欲もぐんと高まる。
– 昔、鏡の前で一人だけのファッションショーをしていたのを思い出すと、創作意欲が一気に高まる。
– 鏡の前で一人ファッションショーをしていた昔をふと思い出すと、創作意欲がぐんと上がる。
– 昔はずっと鏡の前で一人ファッションショーをしていた時代を思い出すと、創作意欲が爆発的に高まる。
山本耀司を特集したファッションドキュメンタリーを初めて観たが、完成度が高くて最高だった。
特に、パリ郊外の団地や救世軍の倉庫で行われた初期コレクションのスタイルは圧倒的にカッコいい。
回顧展の後半で、ラフやリックがひっそりと映る場面も興味深かった。
とにかくファッション好きにはぜひ観てほしい。資金に余裕ができたら、本人期のコレクションも追ってみたい。
エルメスのファッションショーで披露されたシンプルな服が、洗練されたカッコよさを放っていた。
エルメスのショーで登場したシンプルなアイテムが、スタイリッシュで印象的だった。
エルメスのファッションショーで披露されたシンプルな服が、クールで魅力的だった。
エルメスのショーで発表されたシンプルなスタイルが、洗練さと格好良さを両立していた。
有名モデルが有名デザイナーの服を身に纏い、それを有名人が購入するという商業主義の流れを覆したのがマルタン・マルジェラだった。顔を隠したモデルによって着用され、不在のデザイナーの作品は、ブランド商品の否定として市場に姿を現した。逆にそれが新たなブランドとして認識され、マルジェラ自身が新しいカリスマとなったのだ。鋭いマルジェラは、ブランド競争の激化から身を引くこととなる。現在のメゾン・マルジェラのデザイナーは、ジョン・ガリアーノである。
来たるべきときにマルジェラは過去のことを冷静に語るが、彼の心にはルサンチマンはないようだ。しかし、彼は本当に満足しているのだろうか?映画の結末が示すように、恐らく答えは「否」だろう。私たちもまた、彼が創り出した独特な服を見ることができないことを非常に残念に思うのだ浅田彰(批評家)
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ファッション的枠組みだけで語るのはあまりに勿体ない。タブーが常識に変わる瞬間を捉えた映像には、息をのむほどの力があります。アンビバレントで脆い美しさは、ファッションの虚構を打破し、私たちにその喜びを再びもたらしてくれました。そして何より、マルタン自身の声を聞けることが衝撃的でした片山正通(インテリアデザイナー Wonderwall(R)代表、武蔵野美術大学 教授)
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父が営む理髪店から落ちてくる髪。祖母から受けたバービー人形の洋服作りの教え。静かで観察力のある少年は、彼が目にした全てを戻して、洋服のデザインに反映させていた。その手法は従来のデザインとは一線を画していた。それでも彼の美しい手は止まることなく常に動き続けた北村道子(スタイリスト)
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ファッションデザイナーの歴史を振り返るドキュメンタリーにおいて、作品が保存されていても、過去の制作過程の映像を発掘・使用するのは難しい。しかし、監督ライナー・ホルツェマーは幸運にも、マルタン・マルジェラ自身が展覧会の準備を進める姿を記録できた。ファッション史に名を刻む彼の作品がどのように創造されたのか、準備に勤しむ自身の「手」に焦点を当てることで「再現」したのだ栗野宏文(ユナイテッドアローズ 上級顧問 / クリエイティブディレクション担当)
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素直な人柄のマルジェラ、実は僕も素直さについて研究している。勝手に同志と感じていたのだが、まさに素直な人間だった〜。とにかく、古着でも布を買って服を作りたくなった。今すぐ作りたくなる、これこそが芸術家の力だ坂口恭平(作家、画家、音楽家)
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84年当時、ジャン=ポール・ゴルチエのアトリエでマルジェラに出会った。新しく加わった彼は真面目そうで「新任の先生」のような印象を与え、優しい言葉と微笑みで接してくれた。その頃から、私はパリコレの在り方に疑問を感じ始め、88年に彼がそれに対する答えを示してくれた。レアールでの初ショーはまさに、当時考えられなかった古いカフェ・ディスコで「シュールレアリズム」をテーマにした、常識を覆すショーだったのだ島津由行(スタイリスト/ファッション・ディレクター)
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マルタン・マルジェラの偉業を再認識させる作品。常に革新に挑戦し、公の場には姿を現さなかった彼が引退して10年以上。映画のラストシーンで「ファッションで全てを語れましたか?」と問われると、2009年の資料に目を向け「ノー」と一言。それが彼の復活への期待感を増幅させた祐真朋樹(ファッションディレクター)
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マルジェラには数回しか会ったことがない。写真展で誰も来ない空間に迷い込み、一人でその場にいた彼。その姿を思い出している。今、彼が[We]ではなく自身の言葉で語る意味は、マーケティングとSNSが奪った自由と崇高な孤独を取り戻すことなのかもしれない鈴木親(写真家)
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自分にとって、MMM(メゾン・マルタン・マルジェラ)は哲学や思想的なコンテクストに形作られていた印象があった。しかし、今回のフィルムで彼の人格が重なり、MMMが彼自身を映し出したレーベルであることに気づいた。このレーベルが今も愛される理由は彼自身の魅力に起因し、自分も彼に深く引き寄せられたナカアキラ(AKIRA NAKA / CREATIVE DIRECTOR)
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マルタン・マルジェラとは一体誰だったのか?この問いに対する答えは、掴み所のない90年代ファッションから00年代のリアル・クローズ全盛期に至る一つの外れた個性の歴史である。作品を観た人々のなかには、モードについて語り合いたくなる衝動に駆られる者も少なくない映画平野啓一郎(小説家)
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映画を観ると、まるでマルジェラとずっと共にいるような感覚になる。彼が語る言葉の一つ一つが大きく繋がっている。ファッションに対する深い思いをこれほど率直に伝えようとしたデザイナーは他にいただろうか平山景子(ファッションディレクター)
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ファッション界のマルセル・デュシャン。彼の影響により洋服の定義は大きく変わった。洋服屋にない洋服、92年のパリで学生だった私もそのコレクションを見に行った。その強い意志がとても羨ましい。彼が幼少期の自分を初めて語ったあの瞬間、彼の顔を見たくてたまらなくなった古田泰子(TOGAデザイナー)
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マルタン・マルジェラの服を初めて見たのはアーミーソックスの袖を使用したTシャツで、強い印象を受けた。パリの小さな展示会だった気がする。映画では控えめな言葉で語られる彼のルーツや白い世界観、ネームラベルの誕生など、今まで知らなかった彼の美意識に触れ、否定的美から生まれるヨーロッパのエレガンスに魅了された堀越絹衣(スタイリスト)
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マルタン・マルジェラのショー会場に着くと、まるで故郷に戻ったかのように感じる。誰もが自分自身でいられる、自由で創造的なワクワクする空間。その存在意義が問われる今、マルジェラの手、声、服には、その問いへの確固たる答えが宿っている。彼だけが成し遂げた真実が渡辺三津子(VOGUE JAPAN編集長)
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︎2025年:387本目
︎視聴:1回目
知識がなくても楽しめるマルジェラ・ヒストリー・ムービーです。「あんなシーズンもあったな〜」とは言えない庶民でも楽しめます。
語るのは作り手ではなく、作品そのものです!