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ふしぎな岬の物語の感想＆レビュー

1. 淋しい熱帯魚

   2025年9月18日

   2022年、初見として78本目の鑑賞。正直、いまひとつ。吉永小百合の映画は、結局こうなるのだろうという予感が拭えない。登場人物はワンパターンで、作品自体は凡作寄り。ただ、良くも悪くも吉永小百合らしい一本だった。

2. 岩立沙穂

   2025年9月9日

   善意の人々ばかりが集まり、性善説が世界を支配しているかのような景色。そんな現実味の薄い世界は、高齢者になってもなお永遠のマドンナとしての吉永小百合にはぴったりだった。しかし物語そのものは、残念ながらあまり面白くはなかった。2025-469 Sep-20

3. JOJO

   2025年8月14日

   過去の鑑賞履歴：月曜ゴールデン 新春映画特別企画（TBS）／録画日 2016年1月4日

4. asan

   2025年8月4日

   火事のシーンでの演技、まるで悲劇のヒロインのようなムーブをする前に、まずは火を消してほしい。私の感受性の問題かもしれないけれど、その表情に戸惑ってしまった。若い頃はあまり気にしなかったけど、吉永小百合のこういった演技が苦手だと最近気づいた。朝ドラの雰囲気が強い。彼女は本当に美しく、常にトップにいることには感服するけれど、もっと性格が悪い役に挑戦してほしい。この感じの阿部寛も最近あまり見かけないので、そこは良かったと思う。

5. hina0813

   2025年7月17日

   『ふしぎな岬の物語』は、千葉県に実在する喫茶店を題材にした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を基にした映画です。物語の舞台は、美しい海を見渡すのどかな岬村。岬の端に佇む「岬カフェ」の店主・柏木悦子（吉永小百合）は、亡き夫が残した絵を見守りにしながら、湧き水で淹れた美味しいコーヒーを求める人々を温かく迎えています。悦子の朝は、隣で「何でも屋」を営む甥の浩司（阿部寛）とともに小舟で小島に向かい、岩清水を汲むことからスタートします。その水で作るコーヒーは、カフェを訪れる人々に癒しと元気を与えています。岬カフェには、長年悦子を慕う常連客のタニさん（笑福亭鶴瓶）や、地元漁師の徳さん（笹野高史）とその娘のみどり（竹内結子）など、個性豊かな人々が集まり、平穏な日々が流れていました。しかし、その穏やかな日常は次第に変化していきます。徳さんは病に倒れ、音信不通だった娘のみどりが傷を抱えて帰郷することになり、また長年悦子と浩司を支えてくれたタニさんにも転勤の話が持ち上がります。大切なものが次々と失われる現実に直面した悦子は、さらに岬カフェが火事で全焼するという悲劇に襲われます。しかし、絶望に押しつぶされそうになる悦子を支えたのは、彼女のコーヒーや優しさに触れてきた多くの人々でした。苦しみの中でも、岬村の人々は希望を見出し、新たな未来へ向かう姿が描かれています。この物語は、人間の温もりや絆、失ったものへの哀しみと向き合いながら、前に進む力を静かに、優しく描いたヒューマンドラマです。

6. どんぺー

   2025年6月8日

   竹内結子が見たくて鑑賞しました。お父さんのためにコーヒーの淹れ方を習うシーンは素敵でしたが、登場人物の心情にはあまり共感できなかったです。展開がのんびりしすぎて、私には退屈に感じました。50代で観たら違った感想になるのかもしれません。

   吉永小百合さんの作品を見るのは初めてでしたが、私の持っているイメージそのもので、アクオスや大人休日倶楽部のCMの印象が強かったです。この女優さんはキムタク系だと感じました（失礼かもしれませんが）。

7. けいやん

   2025年5月26日

   『母べえ』で吉永小百合が主演し、企画も手掛けた作品で、監督は『八日目の蝉』の成島出氏。共演には『歩いても、歩いても』の阿部寛も加わります。
   舞台は千葉県の房総半島。海の見える小さな岬で喫茶店を営む女主人・悦子は、甥の浩司や不動産勤務のタニさん、漁師の徳さん、その娘のみどり、医師の冨田などに珈琲を振る舞いながら触れ合いの日々を楽しんでいます。しかし、村の結婚式で浩司が暴れたり、徳さんの死、タニさんの転勤と別れが待ち受けます。そして、店に飾られた虹の絵を描いた亡き夫に出会った女の子に託すと、突然店が失火し、悦子は困惑します。それでも村人たちは悦子を支え、彼女に生活用品を贈ったり、かつて泥棒に入った男も「大丈夫。またお店を再開できるよ」と励まします。
   この作品は、人生がうまくいかないことがあっても、なんとかなるという勇気を与えてくれるものです。2015年には第38回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞しました。
   #アカデミー賞 #阿部寛 #吉永小百合 #竹内結子 #人生 #珈琲 #喫茶店 #人生の支え

8. 内山昂輝

   2025年1月12日

   ようやく録画を見ました。
   ジブリ作品のような温かさと、時がゆっくりと流れる感覚を感じました。
   ジブリが特に好きではない私にとって、まぁまぁの映画でした。

   それでも、動いている竹内結子を観ることができただけで、感動しました。

9. へっぽこライダー

   2024年11月20日

   – 吉永小百合の優しさと可愛らしさ、品格が際立つ映画だった。しかし、見た目には温かく見えるものの、心に響くほどの温もりは感じられなかった。
   – 吉永小百合の穏やさと品の良さが際立つ作品だったが、温かな印象には見えるものの、実際にはそこまで温かさを感じられなかった。
   – 吉永小百合の優しさと愛らしさ、品格が光る一作。温かそうに見えるが、思ったほど心温まる要素は多くなかった。
   – 吉永小百合の魅力が生きる、やさしく上品な映画だった。ただ暖かさを感じるだけで、十分な温もりは伝わってこなかった。

10. 金魚埠頭

    2024年11月4日

    穏やかで温かな雰囲気が光る作品でした。とはいえ、その雰囲気を重視するあまり、物語性は薄く感じられます。全体としてエピソードはつながっているようでいて、実際には結びつきが弱く、完成度に疑問が残りました。唐突な展開や奇妙な場面が散見され、映画らしさを生む要素ではあるものの、脚本全体としては物足りなさを感じます。特に終盤の展開は前触れも理由もなく突然で、結末が都合よすぎてやや興ざめしました。それでも吉永小百合の魅力がしっかり表れており、彼女のファンには強くおすすめできます。