2004年4月24日に公開の映画「CASSHERN」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「CASSHERN」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
CASSHERNが視聴できる動画配信サービス
現在「CASSHERN」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「CASSHERN」が配信中です。
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CASSHERNのあらすじ
かつて歩んだ歴史とは異なる世界があった。第二次世界大戦に相当する大戦は五十年にも及び、世界は二つの陣営――大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合――に分断されていた。長い闘いの果てに、大亜細亜連邦共和国は勝利を手にし、東アジアからユーラシア大陸一帯を掌中に収めた。しかし勝利がもたらしたのは、人の心の荒廃と化学兵器・細菌兵器・核による後遺症、放射能と荒れ果てた大地のみだった。『人類は座して緩やかな終焉を迎えるのか』『再生の道はあるのか』――そんな疑問に答える人物が現れた。東博士である。彼は人体のさまざまな部位を自由に創出する「新造細胞」理論を提唱し、学会に協力を求めた。重い病を患う妻ミドリのため、夫はこの研究をどうしても現実のものにしたかったのだ。既得権益を守ろうとする保健省はこの理論を拒絶するが、軍の思惑が絡む援助により研究は始動する。やがて実験場から生まれた新たな生命――新造人間。人類は神の領域へ一歩踏み出したかのようだった。だが、人類を救済するはずだった「新造細胞」は、逆に人類に滅びの道を開く存在となろうとしていた――。
CASSHERNの詳細情報
「CASSHERN」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 紀里谷和明 |
|---|---|
| 脚本家 | 佐藤大 紀里谷和明 菅正太郎 |
| 主題歌・挿入歌 | 宇多田ヒカル |
| 出演者 | |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | SF アクション 戦争 |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2004年4月24日 |
| 上映時間 | 141分 |
CASSHERNの楽曲
「CASSHERN」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックCASSHERN (ORIGINAL SOUNDTRACK / Complete Edition)Shiro SAGISU
- メインテーマ誰かの願いが叶うころHikaru Utada
CASSHERNを無料で見る方法は?
「CASSHERN」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
CASSHERNのよくある質問
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Q映画『CASSHERN』のあらすじは?
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A
『CASSHERN』は未来を舞台にした物語で、戦争と自然災害の影響で荒廃した世界を描いています。科学者・東光博士が人類を救う新技術を開発しますが、その結果、無限の命を持つ新たな存在が生まれます。主人公・東鉄也は、それらの反乱による危機に立ち向かいます。
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Q『CASSHERN』の監督と主なキャストは誰ですか?
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A
映画『CASSHERN』は紀里谷和明が初めて監督を務めた作品です。主なキャストには、主人公・東鉄也役の伊勢谷友介、彼の恋人ルナ役の麻生久美子、東光博士役の寺尾聰らが出演しています。
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Q映画『CASSHERN』のテーマは何ですか?
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A
『CASSHERN』は人間の存在意義や生命の価値について深く掘り下げています。また、戦争や環境破壊といった社会問題にも目を向け、技術の進歩が生む希望と危険を描いています。
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Q『CASSHERN』のビジュアルスタイルに特徴はありますか?
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A
映画『CASSHERN』は独特のビジュアルスタイルで知られており、CGを多用した圧倒的な映像美が特徴です。リアルとファンタジーが融合した視覚表現により、荒廃した未来世界が鮮やかに描かれています。
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Q原作と映画『CASSHERN』の違いは何ですか?
-
A
映画『CASSHERN』は、原作であるアニメ『新造人間キャシャーン』をベースにしていますが、ストーリーや設定が大幅に変更されています。特にキャラクターの背景や物語のテーマが、よりシリアスで深刻なトーンとなっています。



CASSHERNの感想&レビュー
竜ノコプロの『新造人間キャシャーン』を原作とした作品で、紀里谷和明は商業映画デビュー作として監督を務め、脚本・撮影・編集・企画も自ら手掛ける。アクション監督は諸鍛冶裕太。丸の内ピカデリー1にて上映。
ある意味、マンガのコマ割りを思わせる独特のCG映像と世界観。尺は少し長めに感じたが、それでも十分楽しめた。
CMで観た伊勢谷友介が圧倒的にかっこよくて惚れた。何年か経って、どこかでまた彼を見た気がするが、話の内容は覚えていない。
原作の要素は薄れてしまったけれど、子どもの頃、謎のように記憶に残っている。物悲しい雰囲気も、当時の自分には宇多田ヒカルの音楽が強く刺さっていた気がする。数十年後には、また見返してみたいかもしれない。
デビルマンを再度観て、改めて感じる魅力と課題。長いセリフ回しが目立つ主人公だが、伝えたい核心が伝わりづらく、結局は争いが続き、復讐を止められないまま終わっていく。欲望に引っ張られる群像は、やがて誰かが犠牲になり、優しい人から死が連鎖していく。その死をきっかけにさらに戦いが加速し、悲しみのあまり動けなくなる場面もあり、諦めに至る結末へと全員が落ちていく。もし誰かがもう少し上手く機能していれば、違う結末もあり得ただろうと思わせる最悪の展開だが、それが全体の救いのなさを際立たせている。 しかし映像の美しさは圧倒的で、特にキャラクター造形の神秘的な美が作品の引力を強めている。音楽も素晴らしく、画としての美が感情を深く揺さぶる。一方で演出を優先したためにストーリーが分かりにくく感じられる場面が多く、エンターテインメント性はやや薄いとの評価にもつながる。仕方ない側面ではあるが、それが本作の評価を分かつ要因でもある。展開はあまりに暗く、最後に希望を見いだしても物語がループするような虚しさを感じる場面もあるのは事実。ただ、それが狙いかどうかを問うよりも、観る者を強く引きつける力がある点が圧倒的だ。表現力は群を抜いており、楽しい映画か、面白い映画かと問われても迷うが、私は総じて名作だと感じる。
映像が美しく、俳優陣も豪華です。反戦のメッセージが伝わり、セリフは非常に象徴的。しかし、飽きてしまう部分もあり、評価が分かれる作品です。
突っ込みどころが多く、特にラストシーンが気になります。「希望、それは俺とルナの子供だ」とのセリフには、少し違和感を覚えます。深く没入して観ていたら感動する瞬間なのかもしれません。
ラストに向けての展開は良かったですが、三橋達也と要潤の関係や、伊勢谷友介と唐沢寿明の対比、現代の戦争映像との融合があった点は印象的でした。
それにしても、キャシャーンのスーツが弱々しく見えるのが残念です。また、宮迫の演技は思わず笑ってしまうほどの熱演でした。
直球の反戦映画として、ヒーロー演出が光る。圧倒的なビジュアルに惚れ惚れさせられ、スタジオ然としたセットをあえてギラつく色彩で染め上げ、架空の世界を強く作り込んでいる。
長すぎた戦争は、這い上がる力が欠けるほどの過酷さを伴い、誰もが「どんな誤ちからも立ち直れる」と自分の潜在能力を過信した愚かさの報いを受けることになる。
生き返ることを拒んだ主人公。生と死の境を越える瞬間、肉体のアップから霊体が体内に戻る瞬間を捉えた場面は特にかっこいい。唐沢寿明の雄叫びと、遅れて現れる初セリフ「我々は生きている」が、復讐に根差す彼の存在意義を強く印象づける濃い悪役の存在感にもつながっている。
高速で疾走するキャシャーンは青白く輝き、洗練と陰鬱さを同時に放つ、切なく美しい色彩設計。
みんな愛する者がいて、平和を求めて生きる人間だった。しかし、些細な亀裂が憎しみを連鎖させる。憎しみに支配されないくらい強くならなければ、幸せは掴めない。
ハリウッドにも進出した紀里谷和明監督による作品
多くの俳優が出演しているにもかかわらず、なぜ評価が低いのか。
高校生だった私は、「スマステ」でこの映画が特集されていたのに、ずっと見逃していました。
今見ると、プレステ2レベルのCGと実写の融合ですが、当時としてはかなり革新的な映画だったのではないでしょうか。
テーマは戦争と医療技術の革新で、普遍的かつダークな世界観が印象的な挑戦的作品です。
出演している俳優たちはみんな若く、麻生久美子や樋口可南子は今でも美しいですが、比較してしまいますね。
問題を起こした伊勢谷友介はやはりイケメンでしたし、同じくトラブルを抱えた宮迫博之や、今は故人の大滝秀治も懐かしい存在です。
西島秀俊も今の印象と少し異なり、及川光博も若い姿が見られました。
唐沢寿明は金髪にしていたこともありました
結論として、もう少し高く評価されてもいいのではないかと思います。
なぜ評価が低いのかは、実際に観て判断してほしいなと思います。笑
#伊勢谷友介 #麻生久美子 #寺尾聰 #樋口可南子 #唐沢寿明 #西島秀俊 #及川光博 #要潤 #宮迫博之 #大滝秀治 #佐田真由美 #玉山鉄二 #寺島進 #紀里谷和明
魅力的な作品だ。観て本当に良かった。素晴らしい傑作だと思う。
賛否が分かれるのも理解でき、批判される理由もわかる。それでも、人に積極的に勧められる映画とは言えないことも承知しているが、それ以上に製作者の情熱やメッセージが感じられて素晴らしかった。
特に現在の世界の状況を考えると、この作品に込められた重要なメッセージには共感できる。
個々の幸せを求めるのは人間にとって自然なことだけど、他人を犠牲にして良いのか?そんな疑問を投げかける締めくくりが印象的だった。
ファンの反応は未知数だが。
それに加えて映像美が素晴らしい。観るのが難しいシーンもあるが、それでも最高だ。アンダーグラウンドな雰囲気の中で、ミッチーや麻生久美子、西島秀俊を見られるだけで高得点をあげたくなる。特に西島秀俊の顔に血しぶきがかかるシーン、あれは撮りたかったんだろうな、と感じる。生き生きとしていてとても楽しい。