2006年7月8日に公開の映画「ゆれる」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ゆれる」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ゆれるが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ゆれるのあらすじ
東京で写真家として名を成した猛は、母の一周忌を機に久々に故郷へ戻る。実家には父と暮らす兄の稔と、幼なじみの智恵子が待っていた。三人は近くの渓谷へと足を運ぶ。懐かしい場所で稔ははしゃぎ、稔のいないところで智恵子は猛と一緒に東京へ行く約束を口にする。しかし渓谷の吊り橋から激流へ智恵子が落下してしまう。その場にいたのは稔ひとり。事故なのか事件なのか。裁判が始まり、次第にこれまでとは違う稔の姿が露わになる。猛の心は翻弄され、最終的に彼がとった選択は、誰も予想し得ないものだった──。
ゆれるの詳細情報
「ゆれる」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
ゆれるの楽曲
「ゆれる」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
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感想・レビュー
ストーリー以前の話題として。
日常の会話はボソボソで何を言っているか伝わらず、喚き散らす場面でも何を言っているか分からない。静かな場面は過度に静かで、騒がしい場面は過剰に騒がしく、音響設計がストレスの原因になっている。
さらに日本映画には、突然怒鳴り散らしたり喚き散らしたりする場面がやたらと多く、感情を唐突に爆発させる演出が美化されがちだと感じる。そんな脚本や役者の評価傾向には辟易する。
記憶はいつも曖昧で、見たいものだけ見て勘違いしていることが多いのかもしれない。綺麗な思い出も、嫌な思い出も、実際とは違って感じてしまうことがある。
事件が起こる前の兄貴と、起こった後の兄貴。どちらも嘘ではなく、どちらも彼自身の姿だ。二面性のない人なんて怖いけれど、それをどこで見せるか見せないかは別として。
オダギリジョーさんはもちろん素敵だが、香川照之さんの演技があまりにも上手すぎて、怖いくらいだ。個人的には悪役より、こういう複雑な役のほうが輝いて見える気がする。
異性に好かれやすいかどうかは現実的には非常に残酷で、本人にとっては大きな悩みになる。本心を他人に打ち明けるのも難しい。誰にとってもそれぞれ苦労はあるが、求められる存在であることは世の中に肯定される感覚を与える一方、それがなければその人の価値が決まるかのようで、やな気持ちになる。とはいえ、女性は力で敵わない場面が多く、好きな人以外からの好意は恐怖にもつながるほんとうに命の危険を感じることもある。
私は結末で、兄弟の絆が戻ると信じている(泣)
ストーリー3
構成4
脚本4
演技4
演出5
ルック4
音楽4
エンタメ3
関心3
メモ
ラスト10分は圧巻で心を鷲掴みにされた。
香川照之の演技は見事だった。
西川監督のカメラワークや細やかな演出が素晴らしい。
人の記憶の曖昧さや書き換え、自分に都合よく認識する性質が描かれている。
善悪は存在せず、認識のズレが大きくなることで大事が起こるというメッセージを映画から受け取ったように感じた。
痛み止めのおかげでいけると思って調子に乗ったけど、結局体調が崩れてきた。
痛み止けのおかげだと思って油断したら、普通に体調が悪くなってきた。
痛み止めの効果を過信して油断した結果、体調が悪化してしまった。
痛み止めでいける気がして調子に乗ったが、結局体調が崩れてきた。
真木よう子は若い頃、滑舌が抜群だった印象が強い。今はどうしてこうなったのかというのが第一印象(映画の内容とは関係ない話です)。
映画『ゆれる』では、さまざまな場面で多様な表現手法が用いられていて、撮影の手法そのものに魅力を感じた。
個人的に理解が難しかったのは、法廷での証言が本当に記憶違いなのか、時間があまり経っていない状況でそうなるのか、もしかして奪ったという意図があったのではないか、という点だ。
だから、最後に真相を思い出す場面や、それを追いかけるシーンには、あまり感動を覚えられなかった兄の最後の笑みの真意は何だったのか、という問いが残った。
全体の雰囲気は好みだった。兄弟二人の演技は互いにハマり役だった。
かなり昔に観た。
この感じ、嫌いじゃない、むしろ好き。
全くスッキリしない系だよね(語彙力笑)
親の期待に応えるべく良い子として生きてきた兄には、果たして救いがあるのだろうか。一方で、自分の気持ちに自由に正直に生きている弟に、すべてを奪われてしまうのではと不安になる。にもかかわらず、弟に罪を背負わせないようにと、兄は狂乱を演じたのだろうか(定かではない)。弟も兄も悪くない。キム兄だけが、少しだけ悪いのかもしれない。しかし現実は、これほどまでに厳しい。
非常に純文学的な作品。
タイトル『ゆれる』は、橋の物理的な揺れと稔の心の揺らぎを象徴していると思われる。
橋の上で起きる事件は、稔の心の均衡が崩れる瞬間を描写しているかのようだ。
橋とは、「こちら」と「あちら」をつなぎながら、同時にどちらにも属さない「境界」の存在。
稔もまた、「兄としての責任」と「人としての嫉妬」、「善」と「悪」の間で揺れ動いている。
これは衝撃的だ(語彙力)
西川美和の作品は本当にすごい
エビは天ぷらに
あさりは七輪で焼く
そんな感じで
食材の調理が秀逸だよ(キャスト)
洋平だけは稔を最後まで信じ続けていたから、本当に大切にされていたんだろうな〜エンディング曲は果たしてあれで良かったのか??突然ほっこりする映画のラストになって心がザワザワあの笑顔は、会えて嬉しい!という表情ではない気がする。猛は最初から最後まで、クズかっこいいを貫いていたな。