ねこねこ日本史 第4期はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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ねこねこ日本史 第4期 アニメ

2019年4月3日に公開のアニメ「ねこねこ日本史 第4期」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ねこねこ日本史 第4期」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ねこねこ日本史 第4期が視聴できる動画配信サービス

現在「ねこねこ日本史 第4期」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ねこねこ日本史 第4期」が配信中です。

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最終更新日

ねこねこ日本史 第4期のあらすじ

徳川家康や武田信玄、真田昌幸がなんと猫に!歴史的な偉人たちが猫の姿で、日本の様々な歴史をユーモラスに再現します。広く知られている江戸時代や戦国時代に加え、平安時代はもちろん、今回は旧石器時代の生活にも迫ります!

ねこねこ日本史 第4期の詳細情報

「ねこねこ日本史 第4期」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2019年4月3日

ねこねこ日本史 第4期の楽曲

「ねこねこ日本史 第4期」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

ねこねこ日本史 第4期のエピソード

「ねこねこ日本史 第4期」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 寒さと空腹は敵だ、旧石器時代! 今からはるか遠い昔、ねこねこ日本は雪と氷におおわれた氷河時代だった。寒さに弱い猫たちはマンモスなどの毛皮をかぶって、食料となる獲物を捕まえる生活をしていた。しかし、小さな猫たちにとって大きな獲物を捕まえるのは苦労の連続!今日のご飯はどうなる!?
02 戦国一の世渡り上手!?真田昌幸! 戦国一の戦上手といわれた真田昌幸(さなだまさゆき)は、武田信玄からとても信頼され、「自分の目となって導いてくれ!」と頼まれる。引き受けた昌幸だったが、とつぜん信玄は目を閉じてしまう。果たしてどうやって信玄を導くのだ昌幸!?
03 ニャンとかせんと、遷都物語! 飛鳥時代、猫たちが住む都はあふれる猫砂の問題に頭をかかえていた。キレイ好きな猫たちは、都を引っ越す遷都(せんと)の一大決心をする。だが、知らない土地が苦手な猫たちにとって遷都はとても大変!困難を乗りこえ無事に遷都ができるのか!?
04 強いぞ!強いの!?つわもの加藤清正! 加藤清正(かとうきよまさ)は天下人である豊臣秀吉のもと、一生懸命に戦っていた。しかし、同じく秀吉の家臣である石田三成とどうも気が合わず、いつもケンカになってしまう。そんな中、主君である秀吉が亡くなってしまう。どうする清正!?
05 私は人気脚本家、近松門左衛門! 江戸時代、人形を使ったお芝居の人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)が猫たちに流行していた。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)は、浄瑠璃の脚本家としてみんなの心にうったえかけるストーリーを書き上げるのだが、果たして人気は出るのだろうか!?
06 ノンストップ好奇心、徳川光圀! 水戸黄門として有名な徳川光圀(とくがわみつくに)だが、その本当の姿は別ものだった!?好奇心旺盛な光圀だが、好奇心がすごすぎて周りの家臣たちは大変な思いをする。果たして光圀はやりたいことを全部できるのだろうか!?
07 尼将軍はアマくない、北条政子! 平安時代末期、平氏猫一族に負けてしまった源頼朝(みなもとのよりとも)のところへやってきた、監視役の娘である北条政子(ほうじょうまさこ)。恋に落ちた2匹は結婚して、鎌倉幕府を開くことになった。恋に戦に大いそがし、どうなる政子!?
08 いざ出陣、ビフォー関ヶ原! 天下人の豊臣秀吉(とよとみひでよし)の死後、新たな天下人の座をめぐって、徳川家康(とくがわいえやす)率いる東軍、石田三成(いしだみつなり)率いる西軍に分かれ、ねこねこ日本は大混乱!各国の大名を巻き込んだ猫たちの大勝負、一体勝つのは誰だ!?
09 あぁ大変、アフター関ヶ原! 天下をかけた関ヶ原の戦いは、西軍の石田三成(いしだみつなり)が捕まってしまい、徳川家康(とくがわいえやす)率いる東軍の勝利となった。一件落着かと思いきや、ごほうびをもらいたい東軍の猫たちと、負けた西軍の猫たちが、次々に家康の元にやってくる。みんなが納得するアフターケアができるのか、家康!?
10 私は幕末の宝だ、佐久間象山大先生! 幕末、多くの猫たちを教え子に持つ佐久間象山(さくましょうざん)は、とても厳しい先生だった。しかし教え子たちは先生の長いヒゲに夢中でまるで勉強してくれない。異国から外国猫たちが来る混乱の中、ヒゲで遊んでいる場合なのか!?どうする象山!?
11 万葉集きっての歌姫、額田王! 飛鳥時代、万葉集にいくつもの歌が取り上げられている額田王(ぬかたのおおきみ)は、猫たちに大人気の歌人だった。額田王を気に入った天皇は、2匹の息子どちらかと結婚させたいと考える。モテモテとなった額田王だったが、果たしてどちらを選ぶ!?
12 幸村ヒーロー伝説、真田十勇士! 徳川家康を追い詰めた真田幸村(さなだゆきむら)は、江戸時代に出版されたベストセラーによって有名となった。空前の人気となった幸村を中心に物語がたくさん描かれ、頼れる仲間、真田十勇士(さなだじゅうゆうし)が生み出される。彼らの活躍とはいったいどんなものなのか!?
13 目指せお金持ち、小林一茶これにあり! 江戸時代、俳句をつくる俳諧師(はいかいし)たちにはお金持ちが多かった。貧しい暮らしをしていた小林一茶(こばやしいっさ)は、俳諧師を夢見て師匠の元に弟子入りする。個性的な句をたくさん詠む一茶だが、果たしてお金持ちになれるのか!?
14 やっぱり新選組、回想録! 幕末に活躍した新選組のメンバーであった永倉新八(ながくらしんぱち)のもとに、新選組の真実を聞きに新聞記者がやってくる。一番モテモテだったのは?一番強かったのは?永倉が語るさまざまなエピソードから見えてくる新選組の真実とは!?
15 いろいろ試して百二十年、江戸三大改革! 江戸時代、お金に困っていた幕府を救うため、徳川吉宗(とくがわよしむね)をはじめとした三人の改革野郎たちが立ち上がった。「質素、倹約!」を合言葉に猫たちを裸にしていく厳しい改革は果たしてうまくいくのか!?
16 山本八重は見た、幕末会津物語! 幕末の会津藩で砲術を教える一家に生まれた山本八重(やまもとやえ)は、力持ちのうえ猫なのに大きな音がする鉄砲が大好きだった。そんな中、幕府軍と新政府軍の衝突が起きてしまう。大パニックにおちいる会津の猫たちの中、一体どうする、八重!?
17 アルティメット女武者、巴御前! 平安時代、武家の娘であった巴御前(ともえごぜん)は、源氏の木曽義仲(きそよしなか)を好きになり、平氏を倒す戦のお供をすることになった。しかし義仲はちょっと頼りない上にすぐ弱音をはく。果たして巴御前は、義仲を無事勝利させることはできるのか!?
18 最後の将軍になっちゃった、徳川慶喜! 大混乱だった幕末。最後の将軍となった徳川慶喜(とくがわよしのぶ)は、人一倍頭が良かった。あらゆる計算をした上で答えを出す慶喜に、周りの猫たちはついていけずにさらに大混乱!だが、次々に起こる問題に慶喜のスーパー頭脳にもついに限界が!?
19 万の言葉を集めよう、万葉集! ねこねこ日本のさまざまな和歌のまとめ役となった大伴家持(おおとものやかもち)は、お手伝い猫たちとともに万葉集(まんようしゅう)を作ることになった。しかし、飽きっぽい猫たちは遊んでばかりで作業がまったく進まない。果たして万葉集は完成するのか!?
20 キバ軍団にこの猫あり、山本勘助! 戦国大名たちに恐れられていたキバ軍団率いる武田信玄を、山本勘助(やまもとかんすけ)は天才軍師として支えていた。勘助のアイデアで勝ち進んでいく信玄は、最大のライバルである上杉謙信との戦いを迎える。果たして、勘助は勝利へと導けるのか!?
21 お江戸で暮らそう!〜就職活動編〜 江戸時代、長屋に住んでいた猫吉(にゃんきち)は仕事先でケンカをして無職になってしまった。新しい仕事を探す猫吉だったが、江戸には多種多様の仕事がありなかなか決められない。奥さんからの強いプレッシャーを受ける猫吉は、無事仕事を決められるのか!?
22 頼れる弟ナンバー1、豊臣秀長! 戦国時代、豊臣秀長(とよとみひでなが)は兄の秀吉(ひでよし)とともに立派な侍を目指していた。サルである秀吉はどんどん出世していくが、周りの猫たちと言葉が通じずケンカばかりだった。はたして秀長はそんな兄と猫たちとの間でうまく立ち回れるのか!?
23 しくじった?やりきった!大友宗麟! 海外からキリスト教が伝わってきた戦国時代、大友宗麟(おおともそうりん)は楽しく歌ってキリスト教の良さを伝えようとした。しかし争いが絶えず、歌えない日々が続くことに。果たして、宗麟が気持ち良く歌える日は来るのか!?
24 天下取りはお任せを、黒田官兵衛! 大名たちがしのぎを削った戦国時代。アイデアマンだった軍師の黒田官兵衛(くろだかんべえ)は、その優れた策略で次々と主君を勝利へと導いた。しかし、優秀すぎるため天下を狙っているのではないかと疑われてしまう。果たして本心はどうなんだ官兵衛!?
25 戦国最後の将軍にすべりこめ、足利義昭! 室町時代、将軍になりたい足利義昭(あしかがよしあき)は、周りの猫たちの力を借りようと手当り次第に声をかけた。しかし、気まぐれな猫たちの反応は今ひとつはっきりしないものばかり。そんなとき、信長が力を貸してくれると言うのだが、果たしてうまくいくのか!?
26 食べられなくても役立つ猫草、徒然猫草! 兼好法師(けんこうほうし)によって書かれたねこねこ日本三大随筆と言われる徒然猫草(つれづれねこぐさ)。のんびり気ままに暮らしていた兼好は、日常の些細なことや面白い話などを思いつくままに書いていく。果たしてうまくまとめあげることができるのか!?
27 千年前から萌えを叫ぶ、更級日記! 平安時代、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)は、猫氏物語に登場する光猫氏に恋するスーパー文学少女!物語を読むだけでなく書くこともできる孝標女は、憧れだった宮中で作家デビューを目指すが、現実世界は物語のようにうまくいくのか!?
28 坊主が屏風に上手に描くのは坊主どころの話じゃない、雪舟! 室町時代、絵を描くのが好きだった雪舟(せっしゅう)は、山水画の本場である明(みん)へ絵を学ぶために渡った。大嫌いな海を苦労して渡ったにも関わらず、明ではすでに山水画は流行っていなかった。果たして絵の修行はうまくいくのか!?
29 史上最大の兄弟ゲンカ、足利尊氏VS直義! 南北朝時代、足利尊氏(あしかがたかうじ)と弟の直義(ただよし)は室町幕府を開き、猫たちをまとめようとする。これまで一途に尊氏を支えてきた直義だったが、あまりに自由気ままな尊氏とついにけんかになってしまう。果たして、兄弟仲良くできるのか!?
30 長崎出島は、いつでも大騒ぎ! 鎖国が行われていた江戸時代、外国との玄関口として長崎に出島(でじま)が作られた。年に1度だけ外国からやってくる船にはあま〜い砂糖から大きなゾウまで、ねこねこ日本の猫たちが見たことが無い文化がいっぱい。おかげで狭い出島の中は大騒ぎ!
31 敵は本能寺にあり!明智光秀!! 戦国一の破天荒、織田信長に仕えていた明智光秀(あけちみつひで)は、夫婦で支え合いながら一生懸命働いていた。しかし、度重なる信長からの無茶ぶりに光秀も我慢の限界を迎える。戦国最大のミステリー本能寺の変はいかにして起こってしまうのか!?
32 三日天下じゃ短すぎ!明智光秀!! 戦国時代、苦労の末に信長を本能寺の変で倒した明智光秀(あけちみつひで)は、そのことを周りの武将たちに伝えた。しかし、本能寺の変がもたらした衝撃は光秀の予想以上に大きく、周りは思うように味方してくれない。どうする光秀!?

感想・レビュー

  1. 志乃 志乃

    近松門左衛門や徳川光圀、佐久間象山、小林一茶、山本八重、兼好法師に興味を持っているので、関連する作品をチェックしたい。特に小林一茶について知ったことは大きな収穫で、彼の俳句は本当に面白い。
    石器製作や真田正幸についても触れておこう。武田家からの歴史を振り返り、周囲の武将と関わりながらも巧みに生き抜いた様子が伺える。藤原京が最初の都だったとは、意外にも遷都の理由は衛生問題や祟り、また力のある人々から距離を置くためだった。平安京へ移った後、そこから千年の歴史が紡がれるとは、この時代は重要だったね。
    加藤清正も強者の一人。朝鮮出兵の際に王子を捕らえ引き渡した後、訳も分からず自宅謹慎になるのは面白い。加藤清正が築いた熊本城の特徴も印象的だ。近松門左衛門の代表作『出世景清』は、人形浄瑠璃として成功を収めた。これまでは歴史物が主流だったが、彼の作品は人情味を持ち込んで新たな風を吹かせた。師匠から独立し、竹本と再び組んで『曽根崎心中』のヒットを生んだのが熱い。
    徳川光圀、いわゆる水戸黄門は実は7人存在する。若い頃はグレていたが、中国の歴史書との出会いが彼を救った。自ら歴史書を作成し、200年をかけて大日本史を編纂したのは impressive。隠居後は水戸藩を隈なく歩き回って漫遊の話も生まれた。
    北条政子、尼将軍としての役割も興味深い。源頼朝没後、後鳥羽上皇による鎌倉幕府への反乱が続く中、彼女が保つ執権体制がいかに重要だったかが分かる。関ヶ原の戦いでは、毛利家や上杉家が領地を奪われる一方、厳しすぎる処罰が家臣らの反撃を招く危険性についても考慮されていたのだろう。
    佐久間象山は厳しい性格で知られ、西洋の大砲を扱い始めた第一人者。彼の傲慢な性格ゆえに歴史に名を残せなかったことが悔やまれる。真田十勇士や真田幸村については、フィクションの背景があることも興味深い。日本人の歴史改変への愛情が感じられるね。
    小林一茶は、農民から俳諧師へと変貌を遂げた人物。彼の俳句、特に「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」や「かすむやら目が霞むやらことしから」はユーモラスで、笑ってしまった。彼のスタイルはつぶやきに近い感覚で人々を惹きつける。
    長倉新八の回想によれば、新選組では土方が最もモテていたという。近藤がいるからこそ結束が強かったという話もアツい。幕府の改革が難しいことも理解できる。質素倹約と贅沢が繰り返され、誰がどの改革を行ったのか、思い出深い。
    徳川吉宗による享保の改革では、米の積み込みが行われ、田沼意次は商業発展を目指した。松平定信や水野忠邦もそれぞれの改革を実施したが、特に忠邦の厳しい規制による失脚は印象的だ。山本八重は会津戦争で活躍し、女性として勇敢な姿を示した。
    怪力美女の話も面白い。牛の角に松明を巻きつけた突撃は、京都を混乱に陥れた。徳川の最後、第十五代将軍徳川慶喜の行動は常に驚きをもたらした。時には天才の思考が理解できないこともあった。
    万葉集を編纂した大伴家持は、日本中の和歌を集めて皇帝に捧げたことが印象深い。時には意味が分からない歌が混じっていたり、贈り物としての側面があったとは新発見だ。
    武田信玄を支えた山本勘助の尽力も見逃せない。江戸時代の観点からは、ぼてふりという移動式小売りも特徴的だ。豊臣秀長は兄を全力で支え活躍し、マネジメントの重要性を示した。弟の死が秀吉の暴走を招いたとも言える。
    キリシタン大名大友宗麟の領地拡大と、その後の島津の影響を見ても、歴史の流れは面白い。黒田官兵衛や足利義昭らの動向も時代を映し出している。特に信長と義昭の関係は複雑で、信長包囲網の失敗が彼の運命を大きく変えることとなる。
    徒然草の兼好法師は友人との面白いエピソードを交え、読者に笑いを提供した。初心者へのアドバイスや、物の扱いに関する考察も興味深い。更級日記は物語への愛情と共に記されており、アツい文学の歴史を感じる。
    雪舟は水墨画の巨匠で、日本の自然を見事に描いて評価された。足利尊氏と忠義の関係は、武力と政治のバランスがいかに大切かを物語っている。
    鎖国時代のオランダからの影響や、シーボルトの来日も面白い。明智光秀の運命を辿ると、彼の野望や、信長に対する思いがどのように歴史を形作ったのか、興味深い部分が多い。特に本能寺の変は、討伐の背後にある動機を考えると、彼のキャラクターへの理解が深まる。

  2. 中島純

    ねこねこ日本史第128話を見た感想(ネタバレあり)

    今回の128話、ストーリーに少々問題が見受けられます。127話は原作からの改変がなかったため、ストーリーに良い影響を与えていましたが、今回の内容は本能寺の変から光秀の運命までを描いているものの、時間配分に偏りが目立ちます。本能寺の変から山崎までの描写は9:1という比率で、後半は処理が雑になり、残念感が漂いました。

    主演キャラクターの扱いも問題です。特にねこねこみーちゃんの前回の評価を下げた要因として、明智光秀が序盤から中盤まで信長に振り回され続けており、最後まで可哀想なキャラクターに見えました。信長は光秀に比べて出番が多く、彼の主役としての立場が薄れてしまっています。信長と光秀の関係が描かれる中、何度も同じようなシーンが展開され、ちょっとしたマンネリも感じてしまいました。

    坊丸、力丸も登場しましたが、シリーズの新キャラである蘭丸ちゃんとの絡みが少し残念でした。特にも、森蘭丸の扱いが微妙で、出番が期待されていたのに実際には目立たずがっかりしました。安田国継の役割も光秀と繋がっており期待されたものの、結局は見せ場が少なく、ただの脇役となってしまった感が否めません。

    終盤のオチについては、いつもの光秀のぶっ飛びエンドが繰り返されていて、ややマンネリを感じてしまいました。農民に倒される展開を予想していたため、肩透かしを食らった気がします。