2025年6月20日に公開の映画「中山教頭の人生テスト」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「中山教頭の人生テスト」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
中山教頭の人生テストが視聴できる動画配信サービス
現在「中山教頭の人生テスト」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「中山教頭の人生テスト」が配信中です。
中山教頭の人生テストのあらすじ
山梨県のとある小学校を舞台に、教頭の中山晴彦(渋川清彦)は、教員生活30年を迎えた現場のベテラン。とても真面目で、誰に対しても物腰は柔らかい反面、流されやすく頼りない一面を持つ。4年前に妻を失い、中学2年生の娘の将来を見据えつつ校長への昇進を目指すが、日々の忙しさが受験勉強を妨げていた。そんなある日、彼は思いがけず5年1組の臨時担任を任される。子供たちと真正面から向き合うことで、次々と浮かび上がる問題。児童、教師、保護者、そして自身の家族といったさまざまな思惑が複雑に絡み合う中、晴彦の人生は緩やかに、しかし確実に動き出していく。
中山教頭の人生テストの詳細情報
「中山教頭の人生テスト」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
中山教頭の人生テストの公式PVや予告編動画
「中山教頭の人生テスト」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
中山教頭の人生テストを見るのにおすすめの動画配信サービス
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中山教頭の人生テストを無料で見る方法は?
「中山教頭の人生テスト」を視聴するなら、「U-NEXT」「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
中山教頭の人生テストのよくある質問
-
Q映画『中山教頭の人生テスト』のあらすじを教えてください。
-
A
『中山教頭の人生テスト』は、地方の高校で教頭を務める中山が、学校運営や家庭問題を通じて自身の生き方を見つめ直す物語です。日常のささいな出来事を通じて、生徒たちや同僚との人間関係が描かれます。
-
Q『中山教頭の人生テスト』の主要キャラクターは誰ですか。
-
A
『中山教頭の人生テスト』の主要キャラクターは、タイトルの中山教頭です。彼は学校の教頭として日々の問題に立ち向かいながら、生徒たちの成長を見守る役割を果たします。
-
Q『中山教頭の人生テスト』のテーマは何ですか。
-
A
『中山教頭の人生テスト』のテーマは、人生における自己発見と成長です。中山教頭が直面する試練を通じて、彼自身の価値観や生き方を見つめ直す過程が描かれています。
-
Q映画『中山教頭の人生テスト』の制作スタッフについて教えてください。
-
A
『中山教頭の人生テスト』は、監督、脚本家、プロデューサーといった複数の制作スタッフが協力して作り上げられました。特に監督の視点が反映された斬新な演出が見どころです。
-
Q『中山教頭の人生テスト』はどんな評価を受けていますか。
-
A
『中山教頭の人生テスト』は、観客からは共感できるストーリーと温かいキャラクター描写が評価されています。特に中山教頭の成長過程が多くの人の心に響いています。



中山教頭の人生テストの感想・評価
私は椎名のような教師が本当に苦手です。
ああいった教師が混乱を引き起こすんですよ。「あの先生がやってくれた」と親や子どもが言うけれど、その支援方法は間違っています。辞めた後にボランティアや事業としてやってくれるのは歓迎ですが、そういう人に限って「学校」という安全圏外では何もしないのが現実です。
椎名は「合理的配慮」をしていると思い込んでいるのでしょうが、
学校の支援は制度に基づくものでなければなりません。
つまり、どの先生でも、学年に関係なく対応できるものでなければならないということです。
一時的な感情に流される支援や指導は、許されません。
だから、校長の判断は間違っていなかったのかもしれませんね。
勘違いした正義感の強い教師が本当に嫌いで、全く関係ないことを言ってしまいました笑
p.s.
鑑賞日に佐向監督がなんと観客として来ていて、少しお話しすることができました。「人は大切な場面で失敗を繰り返す生き物だということを描きました」とのことでした。
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《あにか先生のオススメ!関連映画》
・『渇き』(2014)
妻の不倫相手に暴力を振るい
仕事も家庭も失った刑事の物語。
娘の失踪を知り、その行方を追います。
交友関係を辿ることで
娘の真実の姿が明らかになります。
・『夢みる小学校』(2021)
1992年に創立された学校法人について。
自由な学びが
子どもたちの生きる力を育んでいます。
通知表なし、チャイムなし、
教科書なし、時間割なし。
そんな自由な小学校での子どもたちと
教員の様子を追ったドキュメンタリー。
校長試験があるとは知らなかったので、驚きました!
不思議な人が多すぎる
教頭や校長にも試験があるなんて知らなかった。
年功序列だけだと思ってたのに、、、
田舎派?都会派?これは絶対に小6でやったことだよね。
あれって小学校のあるあるなテーマなの?????
気になっていたけれど観る機会があるか心配でしたが、ちょうど二本立ての上映があり、観られて本当に良かったです!
自分が5年生のときに学級崩壊が起き、担任が休職して教頭が担任を持ったことがありましたが、あの頃のような素敵なことは起こりませんでした。現在もこのようなことが続いているのは辛いですが、フィクションによる癒しは確かに存在します。
椎名先生と生徒との距離感は微妙で、黒川先生はハラスメントそのもの。登場する教育者たちはそれぞれ問題を抱えているように見えますが、彼らなりの正義に基づいて行動している様子が描かれています。問題を抱えながらも前に進もうとする姿勢は希望の兆しのように思えますが、その影で取り残されている存在がいることも事実です。それを変えていかなければならないと感じます。
中山先生がカンニングするシーンはとても印象的でした。これは善悪を超えて、人間の本質を反映した部分です。
この映画は教頭先生を中心とした物語です。
山梨県の小学校で教頭を務める中山は、教員生活30年のベテランですが、真面目で流されやすい性格の持ち主で、頼りない印象があります。
学校では校長と現場の板挟みで悩み、家庭では思春期の娘に困惑される日々を送っています。彼は威厳に欠け、悲哀に満ちた中年男性です。
妻を亡くしたのを機に「校長昇進」を目指し、試験勉強に励むものの、次々と問題が発生し、学びは思うように進みません。
そんなある日、5年1組の担任教師が休職。中山は急遽、臨時担任を兼務することになります。
忙しい日々の中、久しぶりの教壇に戸惑いながらも、クラスの子供たちにはどこか深刻な問題が潜んでいる様子。
中間管理職のストレスが一気に押し寄せる初期設定に、同じような立場にある中年男性なら強く共感することでしょう。
児童たちと向き合いながら、中山は「教育とは何か」そして自分の「人生の落としどころ」を考えざるを得なくなります。
かつての情熱を失いかけていた彼が、子供たちとの交流を通じてどのように変わっていくのかを見守る物語です。
特に心に残るエピソードは、不登校児のケアとその母子家庭の状況。教師として、問題のある児童の複雑な家庭事情にどれだけ踏み込むべきか、悩む中山を描いています。
教育者という職業は厳しいものであり、中山には500円自腹でお小遣いを贈りたくなるほど。
母親は遅くまで働き、家庭は厳しい状況。シングルマザーの辛さを表現し、同じ台詞を何度も繰り返させる人類の愚かさに思いを馳せます。
しかし、「教育とは知識を教えることではなく、居場所を提供すること」という言葉に対する驚きも隠せません。
学びにはそれだけの側面があるのかと考えさせられます。中山教頭は特別な教師ではなく、凡庸であることがスタンス。彼の結論、いつでもそこにいてあげることの大切さはリアルですが、作品全体としては物足りない感じが否めません。
クラスでの問題点は「3年B組金八先生」の第5シリーズに似た空気がありますが、金八先生は進展を感じさせる存在でありました。
校長との方針の違いや娘との関係性についても、すっきりしない印象。校長昇進試験の葛藤についても、あまり成果が見えないように感じます。タイトルの「人生テスト」の答えに対しても弱さを感じます。
良い先生であり、応援したくなる存在ですが、彼の人生テストの解答としては合格点には届かなかったかもしれません。
もっと明確な答えを求めたくなります。
教頭先生は子供の頃には暇そうに見えたかもしれませんが、実際には大変な立場なのだと実感しました。
演者としては、渋川清彦、高野志穂、石田えり、大鶴義丹、風間杜夫が素晴らしかったです。
早稲田松竹で『海辺へ行く道』と併映で鑑賞しました。
ケント君役の子供の演技が際立って素晴らしく、他の子供たちの中でも特に目を引きました。
終盤で中山教頭が言った「ここだけの話だけど、先生や大人が言うことは全部間違っている。その代わり、君がしたいと思うことが正しい」という言葉には、深く感動しました。
#マイ劇場鑑賞作品2026
『ふつうの子ども』の瑞々しさとは対照的に、今作は大人の泥臭さが凝縮された一本だ。主人公の中山教頭を演じる渋川清彦の存在感は圧巻。校長と生徒の板挟み、家庭では思春期の娘の冷ややかな視線そんな状況の中でオロオロと振る舞う彼の姿は、同じ時代を生きる大人として胸を打つ悲哀に満ちている。物語の軸は、タイトル通り彼が直面する人生のテストだ。教育者として、そして父として、正しさとは何かを厳しく問われる。日常の些細な描写が後半へと鮮やかに繋がる構成の妙も特筆に値する。呉美保監督の丁寧な人間描写が積み重ねられ、伏線の回収がパズルのように美しく響く。これこそ本作の醍醐味であり、虚勢のように見える立派な大人像が、子どもの素直な一言で脆く崩れていく瞬間が印象的だ。崩れた場所から始まる人間関係も確かに存在し、この映画は静かにそれを教えてくれる。大人が理屈で固めたふつうが、子どもの真っ直ぐな視線に晒されるとき、背筋が伸びる思いが再び蘇る。渋川さんの表情はラストシーンまで一瞬たりとも目が離せない。地位や肩書きを脱ぎ捨てた先にこそ、ほんとうの正解が見えてくる。迷える大人たちへ贈られた、痛快でありながら少しだけ苦い処方箋。これは、ぜひ『ふつうの子ども』とセットで観るべき一本だ。
これは本当に素晴らしい!!!去年観ていたら間違いなくベストだった!!!
誰が監督なんだろう?脚本は?(エンドロールが楽しみ)と思ったら、「夜を走る」「教誨師」の佐向大監督だった!納得のクオリティ。(どちらも大好きな作品)
予告でも「小学校の教頭先生が校長を目指す話」と言っていたけれど、言い方は少々違うかもしれない。その枠組みは面白い。個人的には「ふつうの子ども」を観たときに感じたものに近いかもしれない。
舞台が小学校ということもあって、子どもの世界をしっかり描写している。
小学校では様々な出来事が起こります。
いろいろなキャラクターが登場します。
物語はテンポよく進みますが、(全く違和感がなく進行するのが逆に凄い。脚本が非常に巧妙だと思う)ちょっとした謎や疑問からストーリーが展開していきます。
特に印象的だったのは、
単純にいい人は存在しないということ。(主人公がある行動を!笑)
そして
単純な悪人もいない。
これが人間の本質だと思います。
(すべてを理解すると、なんだか怖くもなるが)
主演は渋川清彦さん。
ほんとに素敵です!!!
淡々としているキャラクターが非常に合っていました。
校長先生と現場の教師の間で悩む中間管理職の雰囲気を見事に表現しつつ(笑)、ファンタジーのシーンでは素晴らしい笑顔が見られます。
渋川さんを存分に楽しめますね。この作品を観られるのは「お盆の弟」以来かもしれません。
校長先生は石田えりさんだったんですね!
教育委員長もよく見かける風間杜夫さんか!
(お二人とも久々で名前が思い出せなかった)
配給がライツキューブという情報は観る前に知っていて、(個人的にほぼ間違いないところ)、レンタル前にフィルマで確認したらがとても高評価だったので、期待大でした。観る前は疲れていて少し眠たかったのですが、開始早々に引き込まれ、一気に2時間観終えてしまいました。本当に素晴らしかった。
確か、今年の高崎映画祭で何か賞を受賞しましたよね?(授賞式前だけど賞はもう発表されているはず)
おお!渋川清彦さんが最優秀主演俳優賞か!!(調べました)
群馬県出身だからかもしれませんが、それを差し引いてもこの作品は彼にピッタリでしたので全然オッケーです!高崎映画祭とは相性が良い私。授賞式前に観られてよかった!
後に予告を見たら、ちょっと感動的なシーンが全部使われていて、
(予告だから当然かもしれませんが!)
それを先に観てしまうとどうかとも思いますが(笑)、本編を観てもそのシーンはやっぱり心に響くと思います。
佐向監督は御年はそんなにいってないのかな?
むしろ同世代くらいだと思われますが(私も若くはないですが、笑)、どうしてこんなに円熟した作品ばかり撮れるのか本当にすごい!
とにかく観てほしい!おすすめです!
余談ですが、年末にゲオで新作セールのレンタルをしたら、1月に使える100円クーポンが貰えました。いつもこういうのを活用しないことが多いですが、今月はチェックしていた新作(本作)があったので借りました。本当に借りてよかった!!めちゃくちゃ得した気分です(笑)
実は夏に単館系の映画を観る機会があって、確かこれも候補だったのですが(リアタイで)、その時は監督を確認していなかったのです。気づいていたらこちらを観ていたかもしれません。本当にレンタルで観られてよかった。
中間管理職は本当に厳しいですね。
この映画を観ると、若手社員が出世を望まない気持ちが痛いほど伝わってきます。しかし、社会人として流れに身を任せるしかないのが現実です。
この作品は、教頭という役職を通じて中間管理職の辛さを余すところなく描写しています。
設備管理の雑務、急に休む部下のフォロー、言うことを聞かない部下、理不尽な要求をしてくる上司、無理難題を押し付ける顧客への対応、そしてお偉いさんとの接待、昇進試験への重圧。さらに家庭ではシングルファーザーとしての責任を背負っています。
主人公の中山教頭がこれらをこなす姿は本当に超人のようです。それでも教育現場の厳しさを考えると、無理ゲーに感じざるを得ません。
また、教育現場が舞台だけに、喧嘩やいじめ、モンスターペアレントへの対応など、子供特有の問題も描かれています。
これぞまさに名探偵や警察、ケースワーカー、心理カウンセラー、弁護士が担うべき役割ではないかと思うものの、教頭もそのすべてをこなさなければならないのでしょうか?正直、そんな現実に驚いてしまう映画でした。
様々な要素が詰め込まれた本作ですが、最後まで観ると、結局この映画の伝えたかったことは何だったのかと考えてしまいます。
日和見的な主人公があれこれとバタバタする様子を楽しむだけなら楽しめますが、渋川清彦にもう少し焦点を当て、教育現場に対しての問題提起に徹しても良かったのではとも思います。
とはいえ、渋川清彦が主演というだけで貴重な作品ですので、ぜひ観てみてください。教師に対して少し優しくなろうと思えることが間違いありません。
大人は子どもの心を、想像以上に理解しきれていないと痛感させられる。途中から明らかになる生徒の実情には、どんでん返しの連続だ。子どもは考えていないふりをしているようで、相手によって態度を変える。
教頭は妻を亡くしてから周囲の流れに身を任せ、生き方を見失っていた。そんな時期に担任を受け持ち、人生を通じて培ってきたものが試される人生テストというタイトルの意味が浮かび上がってくる。死の直前に授業を優先した教頭は世間では熱血教師として見られ、先輩教師たちは体裁を気にしていた。しかしそれが、妻の死後に娘と不仲になる原因にもなる。死後も教頭としての生き方は便利屋のように見られ、周囲の意見に振り回される日々が続く。
周りの力で校長の椅子に就くことになるが、それは自分の力ではなかった。カンニングの過去もあり、自己と向き合わずに教頭として過ごしてきたから、手帳という道具に頼らざるをえなくなる。初めての校長としての初集会で手帳を忘れ、言葉を失った場面は、映画の終幕を象徴する一幕として印象深い。とはいえ、その後の展開は語られずに終わってしまう。
本の評にも触れられているかもしれない視点だが、人にはそれぞれ居場所があるという考え方も含まれているのだろう。教頭は周囲の意見に流されて校長を目指したが、生徒たちに向けた最後の言葉には真意が宿っており、それを大切にすれば生き生きとした日々を取り戻せる。生徒たちもまた、周囲のしがらみや大人のルールに縛られ、肩身が狭い。もちろんモラルは必要だ。しかし子どもたちが何を取り、何を捨てるのかを見守る姿勢も大切にしたい。
なお、直前にコーヒーを飲んだせいでトイレを抜ける場面があり、かなり恥ずかしかった。