1976年10月16日に公開の映画「愛のコリーダ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「愛のコリーダ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
愛のコリーダが視聴できる動画配信サービス
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愛のコリーダのあらすじ
昭和11年、中野の料亭に定という30代の女性が女中として入る。彼女は主人の吉蔵と親密な関係を築くが、彼の妻にそのことがばれてしまい、二人は駆け落ちすることに決める。ある旅館に着いたふたりは、ひたすら部屋に閉じこもり、さまざまな性行為に没頭していく。
愛のコリーダの詳細情報
「愛のコリーダ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | 大島渚 |
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脚本家 | 大島渚 |
出演者 | 三星東美 中島葵 九重京司 南黎 堀小美吉 安田晴美 富山加津江 小山明子 小林加奈枝 岡田京子 東祐里子 松井康子 松廼家喜久平 松田暎子 殿山泰司 白石奈緒美 福原ひとみ 芹明香 藤ひろ子 藤竜也 野田真吉 阿部マリ子 青木真知子 |
カテゴリー | 映画 |
制作国 | 日本 フランス |
公開日 | 1976年10月16日 |
上映時間 | 104分 |
愛のコリーダを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
昭和初期の実話「阿部定事件」を鬼才・大島渚が映画化。芸術性と猥褻性の境界を巡る議論を呼び、表現の自由をめぐる論争の中心となった問題作です。
映像は性的描写を軸に、二人の情念と衝突を強烈に描き出します。人間の欲求を三大要素として捉える視点の中で、定は性欲を最も強く描くキャラクターとして浮かび上がり、独占欲が暴走へと向かう過程を追います。観る者を選ぶ作品であることは間違いありません。
同題材を深掘りする別作品『明治大正昭和 猟奇女犯罪史』もあり、私自身DVDを手に取るきっかけになりました。
男性キャストの演技にも注目が集まり、吉蔵役・藤竜也の存在感が印象的です。微妙な表情のニュアンスが画面に色気を与えます。
「本当に愛し合うと椎茸やお刺身をお汁につけて食べる」という印象的な台詞は強く記憶に残りますが、作品全体は愛と欲望、社会倫理の境界を問うものとして位置づけられます。
鑑賞を進める一方で、タイミングや年齢を選ぶ難易度がある点には留意が必要です。
藤竜也の色気は半端ない。とはいえ、定役の演技は下手で、後半は観ているのが辛かった(笑)。寺山修司の劇団にいたらしいけど。
阿部定事件には昔から興味があって、いろいろ調べたことがある。出所してからも濃い人生を歩んでいるようで、この先も語り継がれていくんだろうな。
大島渚の作品であるとはいえ、大学での少人数講義で観るのは適切ではなかったな。これ、3年前のことだけど。
独特なカメラワークが印象的で、どこか退廃的な雰囲気のある映像作品に思えた。
阿部定事件を元に、日本とフランスが共同で制作した作品。
セックスシーンは演技感がなく、とてもリアルに表現されていた。モザイク検閲を受けたのが残念で、海外版では全てがしっかり映し出されている。
上映時間のほぼ8割がセックスシーンで、途中まではAVを見ているような感覚に襲われたが、終盤に向かうにつれて破滅的で美しい要素が現れた。ラストシーンは視覚的にも非常に刺激的なので要注意。
卵のシーンはあまりにも下品で、リアルな温度感があり、思わず笑ってしまった。ただし、女優さんのタイプは私の好みではなかった。
全編を通じて藤竜也の粋さが際立つ。もし全てが本番の演出だったとしたら、どうやって毎回ここまでの緊張感と熱を生み出していたのだろう。現場は相当な衝撃と名残を残すものだったに違いない。彼の覚悟と役者魂にはただ脱帽だ。
ただ、監督の嗜好なのか当時の流行だったのかは分からないが、ほぼ前戯なしで場面が急転換するケースが多く、リアリティの賛否は分かれた。それでも、物語の中で長時間にわたり体の相性が際立つ場面が続くことで、離れ難さやかけがえのなさを強く伝える一面もあった。
そして松田暎子はこの時期23〜24歳くらいと推測されるが、色香と演技力が強烈に印象に残る女優だった。演技なのか本心なのか、境界が曖昧で魅力的だったが、本作での露出の強さが後の活動に影響を及ぼしたのかもしれない、という見方もある。ラストタンゴインパリのマリア・シュナイダーと同様に、色がつきすぎたとの意見も頷けるほどだ。
制作側と演者側の演技は、体当たりの突き抜けた快作として高く評価できる。しかし、改めて観る気力までは湧かないのが正直なところ。
セクシーなドリルかと思ったら、シカゴ・ドリルでした。
伯山がラジオで強く推していたので、どうしても興味が湧いて視聴しました。
いや、本当にずっとセックスしてるじゃないですか!笑
2人とも性欲が強すぎるですよ、、、
でも、きっちゃんも定もとても美しいです。
特に衝撃的だったのは、定が陰部に食べ物をつけて食べるシーン。うえ〜〜っと思う私ですが、「定のやりたいことは何でもやるよ」というきっちゃんのセリフが良いですね。優しい口調も素晴らしい。
それに、定がなぜ奥さんとはやらないと言ったのに芸者のおばあさんとはいいのかが謎です。あのおばあさん、生きてますよね!?
最後のシーンも驚きました。切り取った部分を見せるのかと、、、
定は吉の体を愛していたのか、吉そのものを愛していたのか。
定は何度も吉を殺そうとしていましたが、私は愛する人を殺すなんて考えられないので、あまり共感できませんでした。
阿部定事件についての知識は全くないため、鑑賞した感想のみを述べます。事件を追っていないせいか、一部の描写には「これは何?」という疑問が浮かびました。
不倫相手の愛の言葉には信用が置けないため、どうしても性愛に依存してしまいます。しかし、単なるセックスでは物足りなくなり、次第にアブノーマルなプレイに進んでいく様子が見られます。
吉蔵(藤竜也)が定の情緒不安定な状態を扱う際の冷静さには驚かされました。包丁を持ち出した定に対し、しっとりとした口調で「お前の好きなことは何でもしてやるから、この3日間のことは勘弁してくれ」と言うシーンは印象的でした。自分は本妻のもとに帰っていながら、こうしたセリフを軽やかに言える彼の傲慢さや茶目っ気、漂う色気には魅了されました。このような男は本当に厄介です!
昔、途中で挫折し、かなりの時間を空けた後、なんとか最後まで観ることができたが、本当に苦痛だった。美しいシーンがあるのが唯一の救いだが、正直なところストーリーはほとんど存在しない。ただ描写の連続で、アヴァンギャルドとはかけ離れている。衝撃的ではあるが、芸術的な要素はまったく感じられなかった。