1985年3月21日に公開の映画「恋におちて」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「恋におちて」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
恋におちてが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
恋におちてのあらすじ
クリスマスイブのマンハッタンで、建築技師のフランクとグラフィックデザイナーのモリーは各々のパートナーへのプレゼントを探して書店で出会う。数日後、通勤電車の中で再び偶然顔を合わせた二人は、心に響く何かを感じ取り、デートを重ねていくことになるが…。
恋におちての詳細情報
「恋におちて」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ウール・グロスバード |
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脚本家 | マイケル・クリストファー |
出演者 | ジェシー・ブラッドフォード ジェーン・カツマレク ジョージ・マーティン ダイアン・ウィースト デヴィッド・クレノン ハーヴェイ・カイテル メリル・ストリープ ロバート・デ・ニーロ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 1985年3月21日 |
上映時間 | 106分 |
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感想・レビュー
このデニ郎×メリル・ストリープのカップリングは、映画ファンの間で観たくなる注目の組み合わせ。笑える場面もドロドロ展開もないが、話はテンポ良く進んで見やすい。メリル・ストリープがシビックを激走させる場面は、今となっては考えにくくてかっこいい。踏切を渡れなかったのは、その時の関係性を表しているのかもしれない。デニ郎の奥様からの渾身のビンタは、本気だったのかと思うほどの迫力。思わず『痛っ!』と声が出てしまう。でもデニ郎の奥様は、めちゃくちゃ優しい人で、何事にも肯定的。子どもと野球へ行けなかったときも『私も見たかったから、こうなってほしかった!』と励ましてくれる。素敵すぎる。こんな人になりたい。
メリル・ストリープのセリフなし、表情だけで光る演技を堪能できる作品。二人の表情演技が素晴らしいだけでも見る価値があるが、倫理観と衝突する場面が特に印象的だった。音楽も派手で華やかさがあり、クリスマスに始まりクリスマスに終わる物語の構成も魅力的。心の浮気が最も辛いテーマで、何も起きない状態が必ずしも最善とは限らない、という問いかけが胸に残る。
一見ピュアなラブロマンス風に見えるものの、実は不倫を美化しているだけだ。フィクションとして割り切って受け止められるかどうかが、作品を楽しむ鍵になる。個人的にはその点がやや難しく感じられた。
再見しても、やはり名作。大人になって改めて観ると、メリルが父親の介護をしていたことに気づき、20代の初見には見えなかった視点が生まれる。映画の最大の隠喩は、嵐の中でメリルの行く手を阻むのが二人を結んだ通勤列車だという点。そして、エンストして二度と動かなくなるメリルの車が、日本を代表する名車「ワンダー・シビック」だった、という描写。1980年代の日米の価値観ではマッチョの象徴だったアメ車に、そんな脆さを担わせるべきではなかったのだろう。とはいえ今や車好きの間では、シビックの美しい姿は愛しくてたまらない。主人公二人の恋模様だけでなく、車と列車という、アメリカではなかなか対立しない二つの移動手段が、サイドストーリーとして自然に織り込まれている点にも敬意を表したい。
エンディングは、離婚を抵抗なく受け入れるアメリカ流の決着だと感じた。個人的には逢いびきが正解だと思う。
メリル・ストリープは美しく、思わず見惚れてしまう。一方、ロバート・デ・ニーロの笑顔はどこか怖い。ダサい服を着て冴えない役を演じても、彼の存在感は圧倒的で恐ろしさを感じさせる。これが大人の恋なのか。欲望をむき出しにするティーンの恋とは違うのか。そんなふうに思った。
不倫は禁じられた行為だけれど、どこか純粋な愛情を感じさせるから、2人を応援したくなる。最後の電車のシーンはとても印象的だった。男が追いかけてきてくれるのは、やっぱり素敵だ。
【二人の名優が織りなすW不倫物語】
当事者にとっては美しい物語かもしれませんが、パートナーの立場から見ると、どうしてそう舞い上がれるのかと疑問に思います。極端に言えば、隠し通せないのなら、不倫する資格はないと言えるでしょう。それが配偶者に対する最低限の礼儀です。
とはいえ、人の心は理屈だけでは納まらないものです。本気であれば、大きな代償を伴うことは避けられないので、その覚悟は必要です。
本作の出演者は確かに名優ですが、他の作品と比べると、あまり魅力を感じず、現実感に欠ける印象を受けました。
お互いに、同じ過ちを繰り返しそうな二人ですね
初々しい頃のメリル・ストリープとロバート・デ・ニーロが主演の作品。不倫をテーマにしているが、その源流はデヴィッド・リーンの『逢引き』にあると言われている。
不倫映画でありながら、なぜこんなにも輝かしい作品になっているのか。美しく描かれているのはなぜか。せっかくクリスマスを迎えたマンハッタンが舞台なのだから、もっと純愛の物語にすれば良いのでは、と考えたりもします。
マンハッタンを舞台にした映画を見るたびに、ニューヨークに行きたくなる。
不倫をテーマにした作品だけれど、まるで純愛映画のような雰囲気が漂う。言葉では表現しきれない魅力がある。肉体的な関係は描かれていないため、奥さんの怒りが一層引き立っています。本屋での出会いからラストシーンの電車の中まで、心に残る瞬間がやっぱり素晴らしいですね。