ハイパーボリア人はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.1
ハイパーボリア人 映画

2025年2月8日に公開の映画「ハイパーボリア人」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ハイパーボリア人」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ハイパーボリア人が視聴できる動画配信サービス

現在「ハイパーボリア人」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ハイパーボリア人」が配信中です。

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最終更新日

ハイパーボリア人のあらすじ

女優であり臨床心理学者のアントーニア(アント)・ギーセンは、幻の声に悩むゲーム愛好者の患者を診察する。彼の話を友人の映画監督レオンとコシーニャに伝えると、2人はその声が実在のチリの外交官であり詩人、またヒトラーの信奉者でもあったミゲル・セラーノの言葉であることに気づく。これを基にアントの主演映画を制作しようと提案する。セラーノの人生を振り返る映画の撮影を開始したアントは、次第に謎めいた階層に迷い込む。そこでは、チリの政治家ハイメ・グスマンから国家を揺るがす脅威を記録した映画フィルムの探索を命じられる。その鍵となる名は「メタルヘッド」。探索を始めたアントだが、やがて彼女を待ち受ける深刻な危機が迫る……!

ハイパーボリア人の詳細情報

「ハイパーボリア人」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 チリ
公開日 2025年2月8日
上映時間 71分

ハイパーボリア人の公式PVや予告編動画

「ハイパーボリア人」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

ハイパーボリア人の楽曲

「ハイパーボリア人」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

ハイパーボリア人を無料で見る方法は?

「ハイパーボリア人」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. くいち

    難解な作品だと感じました。

    全てが一体となって作られており、アナログ的な手法が用いられています。細やかな工夫が見られて芸術的ではありますが、どこか没入感に欠けると思いました。常に人工物を見ている意識が強く、泣いたり笑ったりすることもなく、風景の美しさも感じられませんでした。作り物としての美しさは感じますが、「すごい!!」という感嘆に留まります。

    それでも、芸術的かつ前衛的な要素や音楽は素晴らしく、一般向けの平均的な映画よりも格段に見応えがありました。自分が偉そうに言える立場ではありませんが。

    ストーリーは私にはとても難解でした。

    ハイパーボリア人

  2. りょうま りょうま

    この映画は、まず一人の人物を紹介することから始まる。名はミゲル・セラーノ。彼はチリの外交官であり、学究的な探究心を持つ異色の人物として知られるネオナチ思想の大家だ。日本やドイツではこの人物を描くこと自体が社会倫理の観点から難問に見えるが、チリの監督ペア、レオンとコシーニャはそれに挑んだ。ニッチで熱心なファンを持つ監督たちであっても、本作にはひときわ強い個性が宿っている。セラーノは圧倒的な探究心をたどって、最終的に「ヒトラーは、かつて力を弱めていたと解釈される人間の原型を支える象徴としてこの世に顕現し、世界を導く預言者だった」という考えに到達する。こうした思想が本作の軸となり、物語が展開する。

  3. 海風

    難解さが光るアート作品のようだが、観る者を惹きつける面白さもある。実写・人形・アニメーションの場面転換が突然起こり、視覚的にも聴覚的にも刺激的。音響設計も非常に優れている。

  4. Ayumu Kohiyama Ayumu Kohiyama

    オオカミの家より断然こちらがおすすめ。こちらも最初は全く理解できませんでしたが、今はわかりやすく感じます。

  5. 山根和典 山根和典

    強烈な作家性は相変わらずで、斬新かつ奇妙なビジュアルに圧倒される一方で、音響やサウンドトラックも非常に素晴らしい。

  6. オタクのおっさん オタクのおっさん

    前作『オオカミの家』からさらなる変化が加わり、実写を基盤とした世界にストップモーションやアニメーションの要素が登場している。
    前作の一貫した方針に対して、今回はより実験的な映像表現が強調され、全体としての画面のリッチさはやや抑えられている印象を受けた。
    ストーリーに関しては、各区画ごとにテーマを設けた要素がさらに細分化され、それを組み合わせて新しい映像に仕上げられている。興味深くはあるが、時系列がバラバラな点には少しノーラン的な影響を感じた。

    ラストシーンの静寂と向き合うシーンを見る価値は十分にある。

  7. 中西智代梨

    内容は非常に難解で、単にストーリーを追うものではない形式だったが、自由な表現によって一つの描写を多角的に表現しているところが新鮮で面白かった。

  8. やくもい やくもい

    想像以上に混乱して、正気を失いそうだった(実際に失ったかも)。『オオカミの家』も同様で、延々と続く悪夢のようだった。実写と人形が切り替わるのは、本当に恐ろしい。エクセルの裏コマンドは明日仕事で使う予定だ。

  9. 鈴木二郎

    冒頭からつかみが弱く、朝イチの上映だったせいか途中で眠ってしまった。結局、評価はできず。#まるほ目黒シネマ

  10. うさみみ

    難しさを覚悟していたが、それ以上に難解だ。しかし、奇怪な人形や絵、お面、マネキンなど素材と演者の融合が独自の世界観を生み出し、映像だけでも強い芸術性を感じられる。
    ただ、楽しい映像が思考を妨げ、理解を難しくする場面もある。上映は約1時間。最初は映像の細部に拘り、2回目は内容に集中して理解の糸口を探すと良い。結局、レオン&コシーニャの手腕は圧巻だ。

    観賞の手がかりになるポイントを3つ挙げておくと観やすい。

    ・ミゲル・セラーノは外交官でチリの作家。ヒトラーを信奉する人物で、この物語の核となるエピソードを多く占める。
    ・ハイメ・グスマンはピノチェト政権寄りの政治家。
    ・ハイパーボリア人はクトゥルフ神話の架空の民族で、宇宙から来た半神の巨人たち。

    女優で臨床心理学者のアントニア(アント)は、前に撮影した映画が盗難に遭い公開不能になったため、内容を再現しようとします。そして、アントの元へ謎の幻聴に悩まされる患者が現れます。彼はPCのゲームをすると自分の思考とは違う幻聴が聞こえると言う。アントは彼がそういう脚本を書いたと感じた。

    ネタバレ 
    (長~~~です!)
    観てないと意味不明な箇所があるのですっ飛ばして下さい。

    アントは、患者の脚本の事を友人で映画監督のレオン&コシーニャに話し、これを元にアントの主演映画を撮ろうと契約し、思い付きで撮影が始まる。
    ミゲルの葬儀場面から始まり、アントが行くと棺からミゲルが顔を出し、自分の人生を話し始めます。
    気持ち悪い頭でっかちな赤ん坊ミゲルを抱き、その場を去るアント。ミゲルは絵に変わり、5歳で母、8歳で父が死去し孤児に。名門校で学び芸術運動に参加し、マルクス主義を学び、国家社会主義に興味を持つ。親ナチ雑誌を出版。ヒトラーは軍神ヴォータンとヴイシュヌ神の化身だと主張。ヒトラーは南極の氷の下の楽園に避難したと信じていた。
    欧州に渡りヘルマン・ヘッセ、カール・ユングと親しくなり、在インド大使になった。
    チリに帰国し、軍事政権からマルクス主義の講義を頼まれた。ハイメ・グズマン(ピノチェトの弁護士)が目障りだったらしい。
    アントが目覚めると両親が寝ていて彼等は病気だった。警官の制服を探し着用し、PCでグズマンから、諜報機関にとって極めて重要な映画を取り戻す様に命令された。ファイル名はメタルヘッド。
    両親に薬を届け、メタルヘッド探す。
    牛アラセリがやられていた。アントは嫌気がさし、助けてのメールを書くと患者が出て来た。
    彼が襲われるのを助けると彼は映画の一部分を持っていて、残りは空洞地球の中だと言うので、探しに行く。
    空洞地球の中に入ると2人は更に下に落ちた。そこには、監督達かいて、ここはハイパーボリア人研究所だと言う。
    昔、地球は彼等が支配していたが、病気になり、体を失い頭だけになった。体が残った者がこの研究所で頭を生かす研究をし、チリと言う仮想現実を作った。彼等はアバターを手に入れ、チリの内側で暮らした。アバターはドイツ人とチリ人の純粋な混血で、奴隷は純血ではないグズマンが率いる者達で、チリを恐ろしい場所に変えたと言う。
    監督達はアントを拘束し、ミゲルは自分達が作ったと言う。
    総統の意識をセルロイドに転写する事に成功したので、総統の意識が焼き付いたフィルムが必要だった。グズマンに盗まれたモノを取り戻したので、完全な遺伝子を持つアントのコピーに総統の意識を注ぎ込むと言う。
    アントは、母の純粋なチリの血と父の純粋なドイツの血を持っていた。コピー達が出て行き、患者が残った1人を殺し、アントを助けチリを救えと言う。
    現実世界に戻り、冒頭の映画が公開する前にフィルムが盗まれたと語るアントに戻ります。
    私達はどうする事も出来なかった。
    だから今日、革新的な、方法で記憶を元に映画を蘇らせる。皆さんとの連帯が必要と訴える。

    監督達はヒトラーを再生させようとこの映画作りを利用し、アントの血を必要とした。これは悪魔復活のホラー作品って事かな?チリの人達にとって、何よりホラーなのは独裁者&独裁政治なのだと思う。思い返せば冒頭のジワジワ広がる指紋の溝の映像と意味深な言葉はまるで洗脳する為の様に思え、最初から観賞者さえも洗脳しようとしていた様にも思えた。結局、意味不明な所も残るので、内容を把握する必要のない作品に思う。
    映像が素晴らしく独創的で、刺激的。出て来るモノは、ほぼキモく、患者の男の見た目は麻彰晃。アントの父は腐った地蔵風、母はドザエモン風。患者を始め人々の顔が突然絵に変わったり、お面になったりする。変な音まで入れて神経を逆撫でします。ムズいけど嫌いじゃない世界観でした。監督達、かなりヤバい人達なのは間違いない。

    追記 : ラスト、どっちのアントなんだろう?えっ、怖い((( ;゚Д゚)))
    やっぱり、好きだわこの作品。