2023年1月20日に公開の映画「母の聖戦/市民」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「母の聖戦/市民」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
母の聖戦/市民が視聴できる動画配信サービス
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母の聖戦/市民のあらすじ
メキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘ラウラが、凶暴な犯罪組織に誘拐される。高額な身代金20万ペソを支払っても、彼女は返ってこない。警察にも見放され、シエロは自力で娘を取り戻す決意を固め、組織の影を追う捜査を始める。やがて軍のパトロール部隊を率いるラマルケ中尉と協力関係を結び、組織に関する情報を提供することで、誘拐ビジネスの闇と血の匂いが立ち上る現実を目の当たりにする。人生観が揺らぐほどの衝撃を受けつつも、行方知れずの最愛の娘を捜し続けるシエロは、どんな真実を手にし、何を選ぶのか――
母の聖戦/市民の詳細情報
「母の聖戦/市民」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | テオドラ・アナ・ミハイ |
|---|---|
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | ベルギー ルーマニア メキシコ |
| 公開日 | 2023年1月20日 |
| 上映時間 | 135分 |
母の聖戦/市民の公式PVや予告編動画
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母の聖戦/市民を無料で見る方法は?
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母の聖戦/市民のよくある質問
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Q映画『母の聖戦/市民』のあらすじは何ですか?
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A
『母の聖戦/市民』は、不正と戦う母親を描くドラマです。主人公の母親は、ある問題がきっかけで自らの価値観と家族を守るために立ち上がります。物語は彼女の奮闘を通じてスリリングに展開します。
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Q映画『母の聖戦/市民』の主な登場人物は誰ですか?
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A
『母の聖戦/市民』の主な登場人物は、勇敢な母親とその家族です。特に母親は物語の中心で、彼女の行動は他のキャラクターにも大きな影響を与えます。
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Q『母の聖戦/市民』の制作スタッフについて教えてください。
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A
映画『母の聖戦/市民』の制作には、才能豊かな監督や脚本家が携わっています。彼らは綿密なストーリーテリングを通じて、観客に強いメッセージを届けることを目指しました。
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Q映画『母の聖戦/市民』で取り上げられるテーマは何ですか?
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A
『母の聖戦/市民』では、正義と家族の大切さがテーマとして描かれています。主人公の母親が直面する困難を通じて、観客は社会の不正に対する個人の戦いの重要性を考えさせられます。
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Q映画『母の聖戦/市民』が視聴者に人気の理由は何ですか?
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A
『母の聖戦/市民』は、感情に訴えるストーリーと強いメッセージ性が視聴者に評価されています。特に母親としての主人公の力強い姿が多くの共感を呼んでいます。



母の聖戦/市民の感想&レビュー
メキシコで娘を誘拐された母が、頼りにならない警察の対応に失望し、娘を自ら探し始める実話を元にした映画。
メキシコの誘拐ビジネスの恐ろしさを浮き彫りにする内容だ。
異なるテーマではあるが、子どもを思う母の視点から「息子の面影」を思い出させる。
ドラマとしての面白さはあまり感じられないが、音楽やBGMがないことでドキュメンタリー風に描かれ、リアルさが際立っている。娘は冒頭にしか登場せず、警察の対応も後手に回り、元旦那はすっかり諦めムード。唯一、親身になってくれたのは軍の中尉くらいだろう。メキシコには行ったことがないし、現在の状況は分からないが、一体どうなっているのか気になる。「インセプション」さながらに視聴者を投げかけるラストだったが、あれだけ努力したのだから、希望が見える結果であってほしい。
「母は強し」という言葉は簡単だけれど、これが実話とは驚きだ。警察と連携して容疑者や犯罪組織を追い詰める肝っ玉母ちゃんがいる一方、別居中の父親は偉そうなことを言うだけで、実際の行動には移らない。「動いたもん勝ち」や「動いている方が娘への愛が強い」とは限らないと思うが、どんなに犯罪が蔓延している国でも、一般市民でここまで行動する人がいるのだろうか。SNSを活用するどころか、「いつ助けてくれるの?助けてよ!助ける気がないなら黙ってて!」という叫びがこれほどまでに虚しく響くことはない気がする。 #誘拐
実際の出来事を基にした物語だが、少しのアレンジが加えられている。それでも、メキシコにおける犯罪の現実はしっかりと描写されている。「犯罪は自分とは無関係」とは決して言えないメキシコの現状。犯罪者と被害者が身近にいるという事実は恐ろしい。
女性監督が母親の愛情と行動力に焦点を当て、リアルなラストを描かなかった点は評価できる。
WOWOWの「2024カンヌ国際映画祭特集」で放送された作品の一つ。普段メキシコ映画にはあまり触れないが、ある視点勇気賞を受賞していることや、ルーマニア出身の女性監督によるベルギー・ルーマニア・メキシコの合作というユニークな組み合わせに惹かれ、鑑賞することにした。
実話に基づいているとのことだが、その真実性はどの程度なのか、メキシコ全体なのか一部の現実なのかはわからないものの、恐るべき現実が存在しているのは間違いないようだ。
なぜ国軍がこのような行動に出なければならないのか(国軍が2006年以降治安維持に積極的に関与していることは初めて知った)、なぜ警察が全く信頼できないのか。この映画が全世界で配信されているにもかかわらず、メキシコの政治家たちが何も発信していないのであれば、まさに腐敗していると言わざるを得ない。
この映画のモデルとなったミリアム・ロドリゲスさんは、娘を誘拐され殺害されただけでなく、最終的には報復により命を奪われたそうだ。最後のシーンには様々な解釈があると思うが、せめて映画の中だけでも幸せを見出して欲しかったという女性監督(母親?)の願いが表れているのではないか。
「ヘヴィーだ」という意見も見受けられますが、「舐めていた相手が実は〇〇でした」というストーリー展開には、あまり面白さを感じない自分がいます。その点、力のない普通の母親が、誘拐された娘を救うためにメキシコのマフィア社会に挑む姿勢とその葛藤には心を打たれます。
あの若者の表情は本当に怖いです。。。
本編では母親に寄り添うカメラワークが印象的な一方で、画面の外から迫ってくる気配は想像を超え、観客に未来を委ねているように感じられます。
実話に基づいているため、モデルとなった方について調べてみました。約5年の間に、10人を逮捕に導いたというのは驚くべきことです。一般市民としては驚かされますが、彼がそうせざるを得なかった背景は非常に辛いものです。事実に基づく描写だからこそ、行われていることは非道でありながら、作品は淡々と進行します。主人公が犯人グループの特定に至る過程をもっと知りたいと思いましたが、その部分はやや分かりにくかったです。実際にはSNSの監視も行っていたようです。途中で、主人公を支援していた軍の隊長が私刑を行ったことには、思わず考えさせられる場面でした。しかし、主人公は負の感情を原動力にしつつ、冷静に行動を続けます。彼が10人を逮捕に導けたのも、その自制心があったからでしょう。刑務所内で出会った青年は大家族を大切にし、彼自身もその一員ですが、外部の人々には何の共感も示さず、自分の行動が間違っているとは感じていないようです。彼は家族だけを信じる環境で育ったため、それが彼の生き延びるための術だったことも辛い現実です。ラストシーンで近づいてきた人物が、彼女が助けた少女であればいいなと思います。
——-私の評価基準——-
5 : 最高!人生に影響を与える作品。
4 : 文句なしに面白い、考えさせられ、何度も観たくなる。
3 : まあまあ面白いが、少し気になる点もあり。再度は観ないかも。
2 : 視聴可能だが、あまり楽しめない。突っ込みたくなる点が多い。
1 : 全く面白くなく、時間を返してほしい。
メキシコに住むシングルマザーのシエロの娘が誘拐されてしまった。
身代金の要求に従ったものの、娘は戻らない。
頼れる者もいなくなり、シエロは自ら解決を試みる。
メキシコでは、誘拐が日常的に発生している現状。
複数の関与者がいるため、犯人を特定するのが困難で、結果として警察に頼れないという結論に至る。
気づくと、音楽が流れていないことに気づく。
それすら排除し、視聴者が画面に集中できるようにしているのだ。
結末は予想できるが、それを覆そうとするシエロの最終的な表情は何を意味するのか。
多くの示唆を含み、この困難な状況に光を当てようとしたのかもしれない。
この映画のモデルとなった人物の存在を初めて知り、その凄さに驚いた。作品自体は息が詰まるような緊張感が途切れないスリラーで、見応え十分。過酷な環境の中で一人で闘う決意を貫く母親の強さと不安を、主演女優が圧巻の演技で体現している点も大きな魅力だ。