2021年9月23日に公開の映画「クーリエ:最高機密の運び屋」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「クーリエ:最高機密の運び屋」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
クーリエ:最高機密の運び屋が視聴できる動画配信サービス
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クーリエ:最高機密の運び屋のあらすじ
1962年10月、アメリカとソ連という二大国の対立が最高潮に達し、「キューバ危機」が勃発した。この危機は世界中を揺るがし、戦争を回避するために重要な役割を果たしたのは、実在した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンであった。スパイの経験はまったくなかったにもかかわらず、ウィンはCIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受けてモスクワに赴き、国を裏切ったGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)の高官と接触。そこで得た機密情報を西側へ運び続けた。
クーリエ:最高機密の運び屋の詳細情報
「クーリエ:最高機密の運び屋」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ドミニク・クック |
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脚本家 | トム・オコナー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | スリラー |
制作国 | イギリス |
公開日 | 2021年9月23日 |
上映時間 | 112分 |
クーリエ:最高機密の運び屋の公式PVや予告編動画
「クーリエ:最高機密の運び屋」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
クーリエ:最高機密の運び屋の楽曲
「クーリエ:最高機密の運び屋」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックThe Courier (Original Motion Picture Soundtrack)Abel Korzeniowski
クーリエ:最高機密の運び屋を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
2021年の観賞173本目。映画館で視聴しました。感想は難しいです。キューバ危機に関する裏側の話は今まであまり知られていなかったので、驚きました。演出、演技、美術、音楽すべてが素晴らしかったです。
序盤は過度にシリアスにならない演技が光り、カンバーバッチの演技力の高さを感じて観ていました。しかし、ラスト30分には圧巻の姿に言葉を失い、こうした展開こそが本物のヒーロー映画だと実感しました。
米ソ冷戦時代にキューバ危機を回避すべく奮闘する、英国の一般的なセールスマンのスパイ活動を描いた作品。ソ連のスパイ、ペンコフスキーとの友情が感動的に描かれており、その表現が素晴らしかった。こうした実話を知ることができるのが映画の魅力の一つだ。ベネディクト・カンバーバッチはこれまでハリウッドスターの一人という印象が強かったが、本作によって彼の魅力を再発見した。冒頭はあまり気に留まらなかった『白鳥の湖』のバレエが、物語のクライマックスで二人が再度観劇する際に、自分たちの姿を重ね合わせて感動するシーンが印象的だった。投獄中の彼の痩せ方や演技も見事で、この作品に出会えたことに感謝している。
命をかけた任務を描く映画なので、低評価は避けたい。しかしグレヴィル・ウィルの釈放後を美化して終わらせている点にはやや違和感を覚える。私の情報はWikipediaに頼っている部分が多く、真偽は微妙だが、実際には離婚して子どもとは疎遠になり、投獄などのトラウマからアルコール依存と鬱に苦しんだとされる。そこをきちんと描いてほしかった。ウィルたちの勇気ある行動だけで最小限の被害にとどめた印象を超え、スパイ活動から釈放後の民間人の精神的な苦悩や影響も描写してほしかった。白鳥の湖が絶えず流れる演出は象徴的だが、ウィルとペンコフスキーの二人が結末として悲劇で終わることを暗示しているのか気になる。
人間ドラマ映画かと思いきや、実はかなりのスパイ映画だった。友情をテーマにした作品はやはり名作が多い。キューバ危機について少しでも知っていれば、さらに楽しめるはず。実話を基にしている点もリアルさと緊張感を生み出していてよかった。ベネディクト・カンバーバッチの役作りは圧巻で、彼の演技が作品の完成度を一気に引き上げている。
グレヴィルとペンコフスキーの深い絆。ペンコフスキーは、死の直前に世界平和に貢献できたことを知り、心から満足したに違いない。グレヴィルの妻から彼への思い、そしてグレヴィルからペンコフスキーへと受け継がれる気持ち。情報だけでなく、感情も伝わってくる瞬間に感動を覚えた。
冷戦時代のスパイの実話を描いた作品で、舞台はソビエト連邦です。
「鉄のカーテン」と呼ばれた当時の雰囲気を知っているか否かで、この映画の印象は大きく変わるでしょう。
私自身、当時の記憶があるため、ソビエト連邦が舞台となると身が引き締まり、より一層没入できました。
実話に基づいているので、登場人物の行動原理には説得力があり、非常に納得のいくストーリーとして楽しむことができました。おすすめします。
友情や家族愛、愛国心など、さまざまな要素が一つのストーリーに集約されており、とても見応えがあった。実話に基づいているにもかかわらず、納得できる感情の揺れやリアリティ、スリル感が感じられ、とても良かった。
「英国諜報部MI6の一般市民スパイ」
実話を基にしたスパイドラマ。『オフィシャル・シークレット』や『ジョーンの秘密』のように、国家機密の漏洩をテーマにしたノンフィクション系のサスペンス映画が最近増えています。その中でも本作は、一般のセールスマンが無理やりスパイとして暗躍する様子と、ソ連の情報提供者との緊迫したやり取りが見どころです。彼らがいなければ、核戦争が起こっていた可能性もあったかもしれませんが、キューバ危機の背後に普通の英国人が関わっていたという事実は衝撃的です。
映画は過剰な演出や複雑なストーリーを排し、会話劇を中心にシンプルな構成に仕上がっています。特に俳優の演技力に支えられており、主演のカンバーバッチの迫真の演技は映画館でこそ真価を発揮します(冒頭とラストでは別人のような印象を受けます)。
この夏、国系の2回目を観賞。テンポが良く、非常に楽しい体験だった。今の時代にこそ、注目されるべき人々の物語が描かれている。