2018年3月30日に公開の映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書が視聴できる動画配信サービス
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のあらすじ
1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間で疑問や反戦の動きが高まる中、国防省がこの戦争に関する経過や客観的分析をまとめた機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”をニューヨークタイムズが報じました。アメリカ初の女性新聞発行人としての地位を固めつつあったキャサリン・グラハムと、その部下で編集主幹のベン・ブラッドリーを中心に、ワシントン・ポストのメンバーは、報道の自由を制限し、記事の掲載を妨げようとする政府に立ち向かう決意を示します。彼らは時にライバルであるニューヨークタイムズと協力し合いながら、政府の圧力に屈せず真実を世に知らしめようと奮闘しました。
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の詳細情報
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
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脚本家 | ジョシュ・シンガー リズ・ハナー |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2018年3月30日 |
上映時間 | 116分 |
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の公式PVや予告編動画
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
信念を持って仕事に取り組む人は格好いいですね。日本の新聞にも、そんな姿勢が広まってほしいです。
長回しのトラッキングショットを多く取り入れることで、人の手から手へと移る文書の行き先を追うシーンが非常に臨場感に満ちている。この撮影手法によるサスペンスの演出自体は珍しくはないが、時折挿入される会議室やオフィスでの静かな会話においても、このリズムが強く感じられるのが印象的だ。トム・ハンクスとメリル・ストリープの食事シーンでの長大なカットの意図はリアルタイムでは捉えきれなかったが、独自のリズムを形成することで、映画の多くを占める会話シーンの単調さを打破していることに気づく。そして、レモネードを売る娘の存在が素晴らしい。あの場面で、混乱感を引き立てる要素として最大の役割を果たしている。全体的に長回しが目立つ作品でありながら、ワンシーン・ワンカットを極端に徹底するわけではなく、必要な時には素早くカットを割ってストーリーを進展させている。そのため、尺は120分未満でありながらも、急ぎすぎている印象がない。この点が本当に見事だ。
2025.10.16
報道の本分は国民のために統治者ではなく国民の視点を最優先する報道を
ケイの決断のシーンは特に印象的だった!
今まで見逃していたのが悔やまれる傑作。ラストはウォーターゲート事件ビルへと繋がる展開で、めちゃくちゃカッコいい!痺れましたね。メリル・ストリープの、少し気弱そうな佇まいとセリフ回しも光るし、この種の映画にありがちな登場人物が謎にイキってしまうバランスが崩れない点もよかった。しかしボブ・オデンカークとジェシー・プレモンス、ブレキング・バッド出身の共演陣が嬉しい。たまたまなのか、どちらが先に公開された作品なのか、気になるところです。
最近観たのにすっかり忘れてしまった
あまり良くなかった気もするけれど、詳細は記憶にないので評価はなしです。
報道の自由がついに勝利を手にした瞬間!アメリカ政府と新聞社の対決、後半は緊迫の展開でハラハラドキドキ。
観るのに非常に努力したが、内容が頭に入りづらかったことが悔やまれる。
長回しが多くて、俳優たちの技術には驚かされた。
メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハムは本当に素晴らしかった。
冒頭の戦場のシーンでは、迫力ある爆発音と共に緊張感あふれる低音の音楽が流れ、戦争報道に潜む真実の重さを強く感じさせられた。
一方、印刷機が稼働するラストシーンでは、金属音や機械音に交じって、希望を感じさせる音楽が流れ、報道の自由が蘇る瞬間を象徴的に描写していた。高揚感が増していくのを感じた。
全体的に音楽は派手ではないものの、静かなピアノの旋律や弦楽器の音が登場人物の葛藤を支えており、社会問題をテーマにした映画の深みを際立たせていた。音楽がさりげなく、しかし物語にしっかり貢献している点が印象的だ。
またいつか観たい作品の一つだ!
冒頭の最高機密文書を盗むシーンは、まさに音楽が効果的に演出した瞬間だった。盗んでいる様子は明示されていないものの、流れる音楽が観客に何か特別な事が進行中であることを伝えているのは、さすがジョン・ウィリアムズの腕前だ。
カットや構図は模範的に整理されており、視覚的に見せたいことが一目で理解できる。内容はやや複雑であっても、視聴者には分かりやすい。
政治と報道がどのように適切な距離を保ち、国民に対して誠実に向き合おうとするのか、報道側の信念を示すその勇気は称賛に値するが、実際のところは難しい側面もあるのだろう.
女性の社会進出にも焦点が当てられ、裁判所前で多くの女性が期待に満ちた眼差しで社主を迎えるシーンには感動を覚えた。
大きな決断の後、壮大な音楽とともに機械が稼働し、印刷所が揺れ動きながら真実を載せた新聞が刷り上がる様子は、この出来事により揺れ動くアメリカが新たな時代へと移り変わることを象徴し、感情が高まる瞬間となった。
「報道の使命は国民にある。支配者ではない」
「新聞は歴史書の初稿である」
印象的な言葉がたくさんあるが、実話に基づいたものなら、生々しさが際立つ。スピルバーグがわずか9ヶ月で制作した本作は、異常な速さと高い完成度を誇る。メリル・ストリープとトム・ハンクスの演技は、まるで本人がそこにいるかのようだった。
スピルバーグは本当に多才で、驚かされる。
前半は重厚で、メインテーマは機密文書だが、タイムズとの関係や株主公開など、さまざまな要素が組み合わさっている。役員会議に臨む際の資料の持ち込みやメモ取りが印象的だった。
後半はさらに見応えが増し、興味深さが加速していく感じが素晴らしい。4000枚の文書が散乱している場面も、史実ならばもう少し整理できなかったのだろうかと思う。
プロフェッショナルがそれぞれの役割を全うする姿勢がとてもかっこよく、校正作業や印刷工程にも感心した。
法と会社の安全に揺れ動きながら決断を下す姿に、報道人としての使命感を感じた。
2013年にグラハム家がポストを売却したことで、キャサリンの大切にしていた想いが途切れてしまったのは残念だ。
映画として美化されている部分もあるが、”濁らない”信念に基づく仕事への姿勢が印象的だ。
ぜひとも”ゴミ”とならずに国民に仕え続けてほしいと願う。
やはり海外の政治や思想が絡む場面では、自分だけ置いてけぼりを感じてしまう。無知であることが悔しい。