1950年8月26日に公開の映画「羅生門」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「羅生門」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
羅生門が視聴できる動画配信サービス
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羅生門のあらすじ
旅法師と柚売りが、通りかかった下人に話し始める――盗賊が森で女性を襲い、その夫を殺害した。しかし、語られる証言はそれぞれ異なっている。米アカデミー賞名誉賞、ヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞した名作!
羅生門の詳細情報
「羅生門」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
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羅生門を無料で見る方法は?
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羅生門のよくある質問
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Q映画『羅生門』のあらすじはどのようなものですか?
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A
映画『羅生門』は、平安時代末期を舞台に、ある殺人事件を巡る複数の視点が語られる物語です。登場人物たちはそれぞれ異なる証言をし、真実が曖昧になることで、人間の本性や真実とは何かを問いかけます。
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Q映画『羅生門』の監督は誰ですか?
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A
映画『羅生門』の監督は黒澤明です。彼の手により、人間の多面性を描いた作品として、国内外で高い評価を受けました。
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Q『羅生門』に登場する主要キャラクターにはどんな人物がいますか?
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A
『羅生門』には、武士やその妻、盗賊、そして木こりなどが登場します。それぞれが異なる視点から事件を語り、物語の中で重要な役割を果たします。
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Q映画『羅生門』が評価された理由は何ですか?
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A
映画『羅生門』は、独創的なストーリーテリングと、斬新な映像技法が評価されました。また、人間の本質を掘り下げる深いテーマが国際的にも共感を呼び、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したことでも知られています。
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Q映画『羅生門』の映像技法にはどのような特徴がありますか?
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A
『羅生門』は、太陽を直接カメラに捉える斬新な撮影技法が特徴です。この手法は当時の映画界では革新的であり、光と影を巧みに使うことで登場人物たちの心理を映し出す効果を生み出しました。



羅生門の感想・評価
俳優の演技力を引き出す演出と、それに応える俳優陣の熱演が素晴らしい
昔教科書で学んだ「羅生門」をイメージしていたので、髪の長い人物の髪がいつ切られるのか気になっていた。しかし、意外な展開があった。途中で少し眠気を感じたが、音楽はとてもかっこよかった。
その記憶は本当に事実なのか、それとも自らを守るために編まれた物語なのか。真実を明らかにする話ではなく、人間そのものを掘り下げた日本映画の金字塔『羅生門』をやっと観ました!
平安時代の京都、荒れた羅生門で雨宿りをする杣売りと旅法師のもとに、下人が現れる。二人は、ある殺人事件の取り調べから戻ってきたばかりだった。
今日のような恐ろしい話は初めてだ。これは盗賊よりも疫病よりも、飢饉や火事や戦よりも恐ろしい。
数日前、山中で武士・金沢武弘の死体が発見され、犯人として捕まった盗賊・多襄丸、被害者の妻・真砂、そして巫女を通じて伝えられる武弘本人の証言。それぞれが事件の詳細を語るが、その内容は大きく食い違っていた。
勇敢に戦って殺したと語る者、無実を主張する者、絶望の末に自ら命を絶ったと語る者。同じ出来事のはずなのに、真実はなかなか見えてこない。
やがて羅生門での語りの中で第4の証言が浮かび上がり、物語は思わぬ方向へ進展する。
物語の始まり方が怪談のようで引き込まれ、映像表現、特にカメラワークが素晴らしく、静かな会話劇でありながら緊張感と興奮が同居する感覚が持続した。描かれる場面はシンプルでありながら、「この先何かが起こるのでは」と期待感を常に抱かせる映像力には圧倒された。
さらに、金沢、真砂、多襄丸を演じる俳優たちの演技も魅力的。同じ出来事に基づいているはずなのに、語り手によってキャラクターの雰囲気や行動が全く異なり、まるで別人のように見える。その演技力に感心した。
この作品には明確な「主人公」がおらず、誰か一人に感情移入するのではなく、どの人物にも距離を取りながら観ることになる。その不明瞭な距離感が、人間の弱さや見栄、恐れを逆に鮮明に浮かび上がらせる。
観ているうちに、「何が本当に起きたのか」を知りたい気持ちよりも、「なぜこの人はこう語るのか」が自然と意識の中心に、構成が巧みに作られている。
本当に正しい人間はいるのか、みんな自分でそう思っているだけじゃないのか。人は都合の悪いことを忘れ、都合の良いことを信じ込む。そうする方が楽だから。
登場人物たちの証言はどれも食い違うが、それは単なる嘘ではなく、それぞれが「自分を守るための物語」を語っているように感じられた。
人は意図的に事実を歪めるだけでなく、無意識のうちに自分に有利な現実を信じがちだ。その人間の本質がこれでもかと描かれている。
振り返ると、自身の記憶や解釈も知らず知らずのうちに都合よく整理されていることに気づくこともある。その自分の一面を見せつけられることに多少の恐怖も感じた。
単に人間の醜さを描くだけで終わらない点が、この作品の良さだと思う。どれほど世界が不確かであり、人が信用できない存在であったとしても、「それでも自分でどう行動するかは選べる」という終盤のほんの少しの救いが、鑑賞後に大きな余韻を与えてくれる。
視点によって物事の見え方が大いに変わる「羅生門方式」は現代でも多くの作品に取り入れられているが、その原点である本作は決して古びていない。元祖は派生作品と比べると物足りなく感じることもあるが、『羅生門』に関しては全くそんなことはなかった。
人間の醜さや弱さは時代が変わってもそれほど変わらない。
人はどこまで自分に正直でいることができるのか。そもそも自分が信じている自分は本当に正しいのか。
視点によって真実が揺らぐ構造、人間の内面のひねくれをえぐるような内容は、現代におけるA24のような題材とも言える。そして圧倒的な演出力。それを70年以上前にすでに成し遂げていたという事実に、この作品の素晴らしさを感じざるを得なかった。
まさに本物の名作。
90分という短い中で、ミステリーと人間の本質を深く掘り下げた恐るべき傑作。それぞれの視点から事件を描写し、後半まで真相は明らかにならない。複雑に思える物語だが、俳優たちの秀逸な演技と演出により明確に伝わる。羅生門に集まった人物たちがそれぞれの利己的な理由から嘘をつき、真実が徐々に浮かび上がるという見事な結末。人間の本質に迫りつつ、エピローグで僅かな希望を感じさせるのは素晴らしいが、ラストの表情が本当に善意に基づくものだったのか、私は不安を覚えてしまった。
日本人として生まれた以上、黒澤明の作品を一本くらいは観てみようと思っていたのに、あまり理解できませんでした。この年代の洋画は好きなのに、今度は黒澤以外の作品も観てみたいです。
みんな大好き羅生門効果を、4人のZiseさんに語ってもらいました。子どもの頃、親から教養として見せられたこの映画を、改めて多角的に味わいます。
Zise Aの感想
最初に登場する巨大な羅生門のセットと、雨の映像美こそ観るべきポイントです。最初の5分を観れば十分でしょう。あとは後の時代の作品のほうが、より質が高いと感じます。
Zise Bの感想
当然、芥川龍之介の『藪の中』を映像で表現した構造そのものが偉大だと感じます。一つの出来事に対して四者四様の真実がある、という点を分かりやすく順を追って示すこのフォーマットが、後世にも大きな影響を与えています。映像面で特筆すべき点は、黒澤作品としては特別に突出しているとは言えません。
Zise Cの感想
三船敏郎の演技がすべてを担います。彼の演技が、それぞれの証言での多襄丸の振る舞いの違いを明確に示します。本作は演技が見どころの中心で、90分を退屈なく観られるのは三船のおかげです。
Zise Dの感想
希望に満ちたメッセージ性を伝える脚本です。巧みに『藪の中』の要素を取り込み、都合のいいように物事を語る人の醜さに触れる一方、それでも善性を取り戻そうとする人間を対比させ、前向きな物語へと転換させる黒澤明の脚色が見事です。
このように、好きな映画を観てもさまざまな視点で感想が生まれることが分かります。映画の核である「自分に都合の悪い事象を認知的に歪めてしまう力」というテーマは、今なお深く刺さります。ちなみに最近の羅生門スタイルの作品で好きなのは、リドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』です。公開から5年ほど経っていますが、今観ても新鮮さが残ります。
話の展開は非常に面白く、小説的でありながら映画化の巧みさにも感心させられた。特に、最後の赤ん坊と人間へ絶望するシーンは画としても美しく印象的だった。「自分には6人の子どもがいる」という告白にも動かされ、良質な作品を観たと実感した。恋愛を熱く語るタイプの作品は多くない自分だが、場違いと感じつつも、お前の身さえ手に入ればよいといったセリフが強く訴えかけてきたのは確かだった。ありがちな展開かもしれないが、心に残る表現だった。さらに、芥川の作品については『鼻』と教科書に載っていた『羅生門』の髪を剥いでカツラを作る話くらいしか読んだことがないが、もっと読み進めたくなった。全体として仏教的な教えを感じさせる作りで、個人的には好きな話のひとつになった。何を伝えたいのか掴みにくい瞬間もあったが、間の取り方の大事さを強く感じた。)
複数の証言者が同じ事件を語るたび、物語は異なる表情を見せるナラティブの奥深さ。世界に羅生門効果を知らしめた黒澤明監督の代表作。信頼できない語り手たちによって物語は何度も語り直され、真実は揺れ動く。果たして真相は藪の中にあるのか。
藪の中を観ていたら、最終的に羅生門に戻ってきて驚いた。まさかの展開に感じた。
羅生門を単独で映画化するよりも、その葛藤がより分かりやすかったかもしれない。
藪の中自体はあまり好きではなく、正直退屈に感じる部分もあったため、羅生門のラストの変更が重要なのではないかと思ってしまう。
原作の羅生門とこの作品を組み合わせることで、心の揺れが鮮やかに表現される。人間の醜さを映しつつも、それをそのまま受け入れたのが芥川だとしたら、黒澤明はどこかで人を信じたいという気持ちを示しているように感じる。
不思議と、「大丈夫だよ」と言われているような気がする。どちらにも、悪を抱えた私たちに異なる形の救いが提示されている気がする。
初めての黒澤映画を観賞。小説『羅生門』の映画化だと思っていたら、実際には『薮の中』が物語の軸となっている点に驚いた。全体の印象は派手さこそないものの、京マチ子の演技に強く引き込まれた。三船敏郎の魅力はまだよく掴めなかったが、雨の演出は特に印象的だった。
物語の核となる一つの出来事を、多様な視点で描くという手法は現在では珍しくないが、本作がその原点とされるのはやはり素晴らしいと思う。
エゴイズムや人間の愚かさをテーマにした物語なので、最終的に真実がどうであったかは重要ではなく、結末はあいまいなままで終わります。ただ、この内容であれば、真相をきちんと解明してスッキリした形で締めくくって欲しかったです。それにしても、多襄丸の笑い方はとても独特ですね!