2021年7月15日に公開のアニメ「Sonny Boy」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「Sonny Boy」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
Sonny Boyが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
Sonny Boyのあらすじ
8月16日、長い夏休みの真っ只中、中学3年生の長良たちは思いもよらない事態に直面していた。彼自身を含む謎の転校生・希や瑞穂、朝風ら36人のクラスメイトが、学校ごと異次元に漂流してしまったのだ。漂流と同時に、彼らは様々な《能力》を手に入れ、人知を超えた力を得たことに歓喜し、自由に暴れ回り始める….
Sonny Boyの詳細情報
「Sonny Boy」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
Sonny Boyの楽曲
「Sonny Boy」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
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" target="_blank">少年少女GING NANG BOYZ
Sonny Boyのエピソード
「Sonny Boy」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 夏の果ての島 | 夏休みも半ばを過ぎた8月16日。長良たち、36人の生徒は虚空を漂う学校に閉じ込められていた。元の世界に帰る方法もわからず、漂流とともに発現した不思議な能力を使って、遊ぶ生徒たち。そんな状況を見かねた生徒会の明星やキャップたちは、学校に秩序を取り戻そうといくつかのルールを決め、生徒たちに守らせようとする。反発する朝風や希たちには厳しい罰が下され、校内は秩序を取り戻したかに見えたのだが……。 |
02 | エイリアンズ | 漂流が始まっておよそ1ヵ月。抜けるような青空の下、海に囲まれた小さな島で、長良たちは元の世界に戻るための方策を探していた。とはいえ、当面の食料に困ることもなく、欲しいものは瑞穂の能力【ニャマゾン】を使えば手に入るという状況。生徒たちの間にどこかのんびりとしたムードが漂い始めるが、その矢先、突然、次々と原因不明の火事が起きるという事件が発生する。いったい誰が火をつけたのか。犯人捜しが始まるのだが……。 |
03 | 下駄を履いたネコ | それぞれの能力を活かし、新しい世界を探す長良と希、朝風、ラジダニたち。そんな中、生徒のひとり、村山が全身真っ黒のフリーズ状態で発見されるという事件が起きる。しかもほかにも、行方不明の生徒が存在するらしい……。生徒会長のポニーから依頼され、調査を任された瑞穂は助手に長良を指名。その調査中、瑞穂は自分の能力が漂流の前から発現していたことを明かす。その頃、希は明星から彼にだけ聞こえる「声」の話を聞く。 |
04 | 偉大なるモンキー・ベースボール | シンクホールに飛び込んで遊んでいる最中、自分に世界をワープさせる能力が備わっていることを知る長良。キャップはそんな彼を、野球の練習に誘う。場所はキャップが整備したという、お手製の野球場。しかもそこには目に見えないサルがいるという。サルが存在する世界を見るには、エースが持っている「サル・ゲッター」なるアイテムが必要。長良は、サル・ゲッターを賭けてエースと野球で勝負をすることになってしまう。 |
05 | 跳ぶ教室 | 元の世界に戻るべく、長良の能力を使って、次々と新たな世界を探索する希と朝風、ラジダニ、瑞穂の5人。一方、建設中のシェルターに集まった生徒たちは、突然現われたあき先生から衝撃的な言葉を告げられる。「貴様らはもう、元の世界に帰ることはできない!」。漂流前から能力が使えた生徒たちの存在を告げ、この漂流は誰かが能力を使った結果ではないか?と話すあき先生。生徒たちの疑いの目は当然のように、長良に向けられる。 |
06 | 長いさよなら | あき先生に率いられた生徒たちが、姿を消した長良たちを捜し始めて2ヵ月。その頃、長良とラジダニは映画館の姿をした世界「フィルムメーカー」にたどり着く。そこで上映されている映画が、すべて長良の視点からの映像であることに気づくラジダニ。長良たちがそのフィルムを持ち帰り、調べ始める中、瑞穂が一匹の野良犬を連れて戻ってくる。やまびこという名前のその犬は、長良たちと同じ漂流者で、同じ中学校の先輩だったという。 |
07 | ロード・ブック | この世界の真実を知ってしまった長良たち。あき先生に率いられた朝風たちや、方舟に運命を託した明星たちのグループは、それぞれ旅立ちの準備を進める。そんな中、キャンプに残っていた長良は丘の上で鉄棒を発見。好奇心に駆られて逆上がりに挑戦した長良は、次の瞬間、見知らぬ世界へとジャンプしてしまう。二つ星という名の少年と知り合い、流されるままに、無限に続く塔「バベル」の建築現場で働き始める長良だが……。 |
08 | 笑い犬 | 希を残して、荒野を旅する長良と瑞穂、やまびこ。夜、たき火を囲んで食事を済ませた瑞穂はやまびこに、犬になった理由を尋ねる。そうしてやまびこが話し始めたのは5000年前、まだ彼が人間だった頃の話。クラスメイトたちから離れ、ひとり旅を続けていたやまびこは、ある時「祝祭の村」という世界にたどり着く。そこでこだまという名の少女と出会い、少しずつ心を寄せるようになるやまびこ。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。 |
09 | この鮭茶漬け、鮭忘れてるニャ | どこまでも雪原が広がる白銀の世界。そこでは、ソウとセイジの双子の兄弟が何千年もの間、争いを続けていた。この世界を変えるには、ソウとセイジが持つ【リセット】--すべてを巻き戻し世界をリセットできる力が必要だと話すあき先生。長良たちは、ソウとセイジの争いに巻き込まれ、困った様子の生徒たちを手助けすることになる。そんな中、やまびこは瑞穂が飼っている3匹のネコのうちの一匹、〈さくら〉にあることを尋ねる。 |
10 | 夏と修羅 | あき先生率いるグループの一員だった骨折は、大勢の人でごった返す「サイハテノステーション」という世界にいた。通り過ぎる人々の心の中を、彼女の本当の能力である【モノローグ】の力を使って、聴き取る骨折。彼女は、片想いの相手である朝風と過ごした日々を思い返す。彼が希に好意を寄せていることを知りながらも、何もできないままの自分……。一方その頃、ハテノ島の長良たちは、3匹のネコたちの能力についてある実験を試みる。 |
11 | 少年と海 | 骨折からの手紙で、希の「死」を知った長良と瑞穂。思い出の品を箱に詰め、額縁に彼女の写真を入れると、ふたりは静かに希を送り出す……。大きな喪失感を抱えながら、元の世界に戻る「ロビンソン・クルーソー計画」の準備を進める長良たち。そこに現れたのは、すっかり様子の変わったラジダニだった。ラジダニの協力を得て、少しずつ発射場作りを進める長良。希を忘れられない彼に、ラジダニは「死」を発明したという男の話をする。 |
12 | 二年間の休暇 | 憂鬱な雨が降る中、工業高校に通う2年生・長良は、2学期の始業式に出席していた。漂流のことなど、まるで知らない周囲の様子に、居心地の悪さを隠せない長良。母校である中学校を訪ねた彼は、そこで瑞穂と再会するものの、冷たくあしらわれる。あの漂流は、本当に起きた出来事だったのか……。真っ暗な部屋にひとり帰り、針がくるくると回り続けるコンパスを見つめながら、長良は宇宙に飛び出したその後の出来事を思い出す。 |
感想・レビュー
良い意味で1990年代のアニメを想起させる作品には、現代ではほとんど見つからない強いノスタルジアが宿っている。
この物語は非常に複雑で、最近のアニメには珍しく深く考察する楽しみがある。3回見返しても、作画や音楽が素晴らしいため退屈しなかった。結論は明確ではないので、自分なりの解釈を楽しむことができる。これほど満足感のあるビターエンドは珍しいと感じる。
音楽と人間の描写がとても詳細で素晴らしかったです。それに、ビビッドカラーがふんだんに使われているのに、全体的に調和しているのが印象的でした。
OPがないまま、女の子と恋仲にはならず、超能力があるのにバトルもしない。ハッピーエンドとは言えず、すべてが逆張りの展開。空は本当に青く、もう一生夏のままなんじゃないかとさえ思える。でも、もうすぐ秋が訪れる。
11話までのストーリーは良さと意味不明さを比較すると、どうしても意味不明さのほうが目立っていた。しかし12話を観ると、なんだか泣いてしまった。12話も解釈が難しい部分はあったけれど。
洗練された作画とは裏腹に、キャラクターの描写は少々露悪的で、不快感が強く感じられたのが最初は辛かった。
意味が分からないと思いつつも最後まで観られたのは、作画と音楽の素晴らしさがあったからだ。意味不明な世界観だからこそ、ユニークな演出が詰まっていて、構図や撮影技術も誤魔化されることなく美しかった。色彩も、真夏の強烈な日差しの下にいるかのような高彩度で、少し息苦しい感じが好きだ。特に青のバリエーションが豊富で、それぞれが印象深い。毎回EDに流れる銀杏BOYZも最高にマッチしている。
ラストにのぞみといい関係になるわけではなかったのが、個人的にはホッとした点だった。最終的には自分が主体であるべきで、自ら選んだ道が重要だと思う。一人の女の子が到達点であってはならないと感じている。一方で、喪失感がしっかりと描かれているのも、思春期やモラトリアムをテーマにした作品として好きなところだった。また、自分が世界を変えられないという現実が、行動する意味を奪うわけではないというメッセージも感じた。自分自身が行動すれば、少なくとも自分のことは変えられるし、最終的に自分を救えるのは自分だけだという、背中を押されるような思いがした。
超能力といった非現実的な要素に惹かれる一方で、現実の人間は非常に醜く描かれ、気持ち悪さや不快感を覚えることが多い。
ストーリーを追いかけていても、内容が理解しづらい場面がしばしばあった。
個人的には気分を害するシーンが多く、「悪い意味ではない」と感じることも。未体験のジャンルだったので興味深かったが、最後のどんでん返しを期待していたものの、特に何もなくちょっと不快なエンディングで終わってしまった。
途中からは1.25倍速での視聴やPiP機能を使ったが、絵や音楽はずっとスタイリッシュだった。
『アポカリプスホテル』を通じて、U-NEXTには感謝。ここまで自分好みの雰囲気を持つアニメがあるとは思わなかった。オープニングもなければ、特に目立つBGMも存在しない。物語の全貌が分からないまま、物語は進行していく。その振り回される感覚が堪らなく好きだ。アニメのクオリティも非常に高い。派手なエフェクトがなくても、その品質は素晴らしい。同じことを繰り返しているかもしれないが、本当に自然なアニメだった。漂流する世界が何だったのか、視聴者各自が自由に解釈できるけれど、何を伝えたかったのか気になる。思春期の本音を言えない気持ちを映し出した世界なのかもしれない。元の世界に戻る過程が特にワクワクした。自分だったら、元の世界に戻ってから後悔する気がする。希ちゃんには彼氏がいたし、友達になる約束は果たせそうにないけど、それでも良いのかもしれない。最後に長良が言った『先はもう少しだけ長い』というセリフには、諦めと希望が交錯していて、不思議な気持ちにさせられた。長良は少しポジティブになっていたし、希ちゃんも生きていたから、無意味ではなかったのが救いだ。自分を変えてくれた友達が、友達としての存在が消えてしまった時、どれほど悲しい気持ちになるのだろう。その状況から前に進めるほど、長良は強くなれたのか。いや、これが強さなのか?わからない。あの先生はちょっとエロかった。でも、結局先生ではなかったのか?謎だ。インド人キャラは成熟していて、みんなから好かれそう。観終わった後、心に残るものを感じる。寂しさが募る気がする。他にも面白い点や悲しい点があったけれど、やっぱり寂しいな。
『サニーボーイ』アニメ第12話に95点を付けます。キャラクターデザインは江口寿史が担当し、映像はMADHOUSEが制作。こんな組み合わせは相乗効果に決まっています。ずるい。SFアニメをたくさん見てきた中で、これほど衝撃的な作品は初めてです。第1話を観たときは「これはなかなか入り込めない内容」と感じましたが、第3話辺りから「設定が理解できてきた。面白くなってきた」と思うようになりました。エンディング曲には銀杏の「少年少女」が流れ、毎回聴き入ってしまいます。アニメのエンディングを飛ばさずに聴くのはこれが初めてです。全話に寄り添った歌で、そのたびにドキドキしたり涙が出たりする不思議な魅力があります。MADHOUSEといえば、「パプリカ」「パーフェクトブルー」「REDLINE」ですが、それぞれ異なる監督やキャラクターデザイナーが関わりながらも、確かにMADのスタイルが息づいた映像です。一昔前のセル画のような特殊効果(レイヤー遊び)も新鮮で面白かったです。設定やストーリーは、旧劇版・新劇版『エヴァンゲリオン』をよりリアリティを持って描いた印象があります。テーマは少年少女たちの「成長」だと私は考えています。非常に複雑で説明が難しいものを視覚化していました。やまびこ(犬)がツダケン(津田健次郎)で発狂するシーンも印象的です。しかし、5点引いた理由もあります。方舟に乗った子どもたちのその後が不明な点(1点減点)、アキ先生や校長のキャラクター設定が不明な点(1点減点)、『エヴァンゲリオン』のオマージュ感(1点減点)、『パプリカ』のオマージュ感(1点減点)、遠目の作画があまり好きではなかった点(1点減点)です。
人生にはさまざまな選択肢があり、それぞれに神から与えられた意味がある。自分の力で手に入れる能力や経験をどう活かすかは自分次第で、結果として自分の人生は自ら切り開かれていく。そんなメッセージを感じた。中学生はまさに子どもから大人へと成長する転換点だから、この設定には深い意味があるのだと納得し、面白く読んだ。
銀杏BOYZを聴くと、頭の奥まで広がる青があった。1話のEDがあまりにも最高で鳥肌が立ち、絶対全部観ようと心に決めた。
告別式では泣かなかった長良を見て、私はボロボロ泣いてしまった。
大人になれないままの、閉じ込められた日々の、永遠に続くように感じたあの気持ちの青色が、今もここにあって、懐かしくて切なくて苦しい。
人生はまだこれからだ。先は、もう少しだけ長い。