ザ・ルーム・ネクスト・ドアはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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ザ・ルーム・ネクスト・ドア 映画

2025年1月31日に公開の映画「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ザ・ルーム・ネクスト・ドアが視聴できる動画配信サービス

現在「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」が配信中です。

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最終更新日

ザ・ルーム・ネクスト・ドアのあらすじ

重い病を抱えたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、長く離れていた時間を埋めるように病室で静かに語らい合う日々を過ごしていた。治療を拒み自ら安楽死を選ぶマーサは、最期の瞬間を人の気配の中で迎えたいと願い、“その日”が来るときには隣の部屋にいてほしいとイングリッドに託す。迷いを乗り越え彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で新たな生活を始める。やがてマーサは「ドアを開けて眠るつもりだが、もしドアが閉ざされていたら私はこの世にいない」と告げ、ふたりの短くも深い時間が静かに始まるのだった。

ザ・ルーム・ネクスト・ドアの詳細情報

「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 スペイン
公開日 2025年1月31日
上映時間 107分

ザ・ルーム・ネクスト・ドアの公式PVや予告編動画

「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

ザ・ルーム・ネクスト・ドアの楽曲

「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

ザ・ルーム・ネクスト・ドアを無料で見る方法は?

「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 鈴木秀樹

    対称性を意識させる強さと弱さ、希望と絶望を描く詩的な映画。死者と生者への思いを静かに寄せる作品で、叙情性に満ちて見入ってしまう。

    終盤、ミシェルがマーサにそっくりだと感じた瞬間、実はティルダ・スウィントンの二役だったと分かる。ソファで横たわるミシェルの姿に、思わず涙が溢れる。 #ザ・ルーム・ネクスト・ドア

  2. 中島純

    ティルダ・スウィントンに心を奪われる

    私の手の中には死が宿っていた。

    すべての喜びが失われ、
    もう何を考えればよいのか分からない。

  3. 杉山 真

    なんだか軽薄に感じてしまって、良くなかった。ティルダ様の演技というより、話し方が強すぎるのかもしれない。

  4. GY202 GY202

    難解なテーマに美しく真摯に向き合い、達観しつつも割と気楽に観賞できました。色使いはさすがすぎて、思わず声を上げてしまうほどでした。

  5. White Unicorn White Unicorn

    2025年5月2日(水)シネマイクスピアリ スクリーン8 E8 13:20〜上下黒帯シネスコ——————————-悲劇を生き抜く方法はたくさん存在する——————————-母と娘、戦争、セックス、そして死というテーマ。アルモドバルの作品には、そういった要素が色濃く表れています。物語はまるで小説のようで、セリフからの劇的な構造は、アルモドバル作品が小説的要素を持つことが多い理由を物語っています。切実な作品であり、自分がもしマーサやイングリッドならどう感じるだろうかと考えさせられました。自分が勝手に生まれさせられたのに、苦しみの中で死を選べないのはなぜかという不条理、そして死を受け入れようとするマーサの姿勢や、孤独感を隠さないイングリッドの行動が共感を呼びます。マーサとイングリッドの「共有」の恋人、恐らくかつては異なる性格を持ったデイミアンが、今や子の誕生を喜べない反出生主義的なキャラクターに変わっているのも面白いです。彼らは行間を読めない白黒思考の人間と、それを読む人間に分かれているようでした。伝記小説の中で事実に基づかない想像を追加することについて語るイングリッド、そして自分の視点が限られている戦場記者のマーサ。環境の違いが性格や求められる特性に影響を与えることも感じました。/ニューヨークの描写が新鮮でしたが、アメリカ映画のテンポではなく、アルモドバル独自のテンポが際立っていました。/安楽死が選べない現実は厳しいと感じました。/人間の流動性を描く様子が心地よく、警察署での尋問でイングリッドは自殺幇助か殺人で責められ、「親友から自殺の手伝いを頼まれたら拒否するような人間ではない」と言われますが、彼女はマーサとの日々を通じて「マーサの側」に確実にいることが分かります。/マーサの部屋に飾られたルイーズ・ブルジョワのファブリック作品「地獄から帰ってきたところ、言っとくけど素晴らしかった」は、アルモドバル作品にぴったりの一品でした。共通するテーマとして、良い母親でないことへの自負、良い娘でないことへの自責、そして死に直面する恐怖がありました。他の作品には直感が働きませんでしたが、美術の重要性を再確認しました。美術を楽しむ余裕があること自体が特権です。>> ペドロ・アルモドバル監督の新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』。本作では女性たちの親密さと生、死を描いており、アート作品との関連も楽しめます。詳細はTokyo Art Beatでご覧ください。ティルダ・スウィントンのがん患者役が実に似合っていました。

  6. しまにゃん しまにゃん

    ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが、華やかな衣装と豊かなインテリアの中で、ぴかぴかのメイクを光に映して語り合う姿それだけにも見える。けれど安楽死、戦争、気候変動といったトピックは、二人の背景や世界観を形作るための通奏低音として現れつつあり、結局は私とあなただけの孤独な世界へと話を収束させる。私たちは何に喜びを見いだし、何に怒りを覚えるのかそんな感情と再会する旅のようだ。ルイーズ・ブルジョア、クリスティーナ・ガルシア・ロデロ、エドワード・ホッパーどの道を辿っても、最終的には個の感情を描くことへと向かっていく。

    作品の中には、二人の間に常に漂う官能的な空気や、ティルダの元恋人がジュリアンの現在の恋人として現れる場面、セックスのモチーフが断片的に挿入される場面がある。もしそれらが、死にゆく母と似た娘という媒介者の存在を正当化するための道具だとしたら、なんだか浅はかではないかという気さえしてくる。

  7. 千葉恵里

    『パラレル・マザーズ』はペドロ・アルモドバル監督の作品で、安楽死をテーマにしています。主演のティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアの演技は素晴らしく、印象的でした。また、登場する建物や家具も非常におしゃれです。この作品は安楽死制度について考える良いきっかけとなるでしょう。

  8. 鬼雀

    誰も彼女を責められない。治療によって集中力も楽しみも失ったと語るマーサにとって、それは耐えがたいことかもしれない。戦場記者として生きてきた彼女にとって、最期の時に誰かにそばにいてほしいと願うのは自然な気持ちだと思う。しかし、自殺を選ぼうとしている友人と一緒にいるのは、やはり辛い。マーサとイングリットについては、職業以外の背景がほとんど分からず、マーサには疎遠になった娘がいることや、同じ男性を愛していたことくらいしかわからない。この二人の元カレが大きな役割を果たす。イングリットはマーサの計画を聞くものの、彼女の行動を妨げず、残されるイングリットのために弁護士を手配して迎えに来てくれる。マーサの亡き後、訪ねてくる娘との最後の場面は優しく描かれており、イングリットにとっての癒しになることを願う。あのようにこの世を去ることは、誰にでもできるわけではない。闘病を続けるか、尊厳ある死を選ぶか。人生の終わりについて、改めて考えさせられました。観てよかった。

  9. いしぐり崇之

    ペドロ・アルモドバル監督の初登場作として話題を呼んだ一作は、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しています。上映はすでに終了しており、映画館で観る機会を逃したのが悔やまれます。物語は、癌に侵され安楽死を望む女性と、彼女を寄り添って支える親友の数日間を、サスペンスフルに描き出します。『バージン・スーサイス』は自殺というテーマを音楽と映像美で美しく表現し、『ファーザー』は認知症を認知症の視点から描いた作品として評価されています。重いテーマを観客にどう届けるかという点で、本作も卓越した演出を見せます。苦しみながら死を迎えたくない彼女(ティルダ・スウィントン)が選択したのは安楽死。しかし、最期を迎えるときには誰かが隣の部屋にいてほしいこの思いがタイトルの由来になっています。闇サイトで薬を購入し、静かな景色の良い場所を1ヵ月ほど借りて安楽死を決行します。さらに、「ドアを開けて眠るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と親友(ジュリアン・ムーア)に伝える場面も。日々、部屋のドアを開く瞬間の恐怖と、警察に通報が回る不安が彼女の精神を徐々に蝕んでいく様子を、観客はジュリアン・ムーアの視点とともに体感します。ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアの圧巻の演技と、色彩豊かな映像表現が印象的です。テーマは重く、誰にでも刺さるわけではありませんが、心に深く響く作品です。

  10. 金魚埠頭

    監督: ペドロ・アルモドバル
    キャスト: ジュリアン・ムーア、ティルダ・ウィントン

    癌と余命宣告という現実と向き合う人の時間の過ごし方を描く、深い余韻のドラマ。残された日々をどう生きるべきか、安楽死を巡る選択に直面したとき、友人に死の瞬間までそばにいてほしいと頼む難しさが浮かび上がる。法と倫理の境界線をめぐる問いは、安楽死制度の是非へと観客を導く。ポップでオシャレなインテリアが鮮やかな対比を生み出し、フルーツの描写が物語に彩りを添える。