市子はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
市子 映画

2023年12月8日に公開の映画「市子」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「市子」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

市子が視聴できる動画配信サービス

現在「市子」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「市子」が配信中です。

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最終更新日

市子のあらすじ

川辺市子(杉咲花)は、3年間共に生活してきた恋人・長谷川義則(若葉竜也)からのプロポーズを受けた翌日に、突如として姿を消してしまう。途方に暮れた長谷川の元に現れたのは、市子を捜索中の刑事・後藤(宇野祥平)だった。後藤は長谷川に市子の写真を見せ、「この女性は誰ですか?」と問いかける。市子の行方を追う中で、長谷川は彼女の昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生たちから証言を集め、かつて市子が異なる名前で呼ばれていたことを知る。そして、長谷川は市子が置いていったカバンの底から一枚の写真を見つけ、その裏に記された住所へ向かうことに。捜索を進めるうちに、長谷川は市子の過去に秘められた壮絶な真実に直面することになる。

市子の詳細情報

「市子」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2023年12月8日
上映時間 125分

市子の公式PVや予告編動画

「市子」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

市子の楽曲

「市子」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

感想・レビュー

  1. 中平一樹 中平一樹

    ストーリーは予想通りの要素もあるものの、中盤の緩みがあり期待していたほどの盛り上がりは感じられませんでした。しかし、作品を牽引するのは何と言っても杉咲花の演技力。市子をあらゆる年代で見事に演じ分ける表現力は圧巻です。寝たきりの月子を演じた子役の存在感も素晴らしく、目だけで視聴者の心を動かす演技には息を呑みました。ストーリー自体は想像以上に重く、心に刺さる場面が連続します。特に、月子が死んでいると知る母が市子に放つ『ありがとう』の言葉は、言葉にならない感情を強く呼び起こします。北くんが殺されたのかという展開は予想外で、最初はさほど重要に感じられなかったものの、見終えた今は胸を打たれます。北くんの死の謎は、物語全体の緊張を高める要素として効いていました。市子が待つ間に花火を打つ描写も残酷さを際立たせ、切なさを増幅します。結局、この作品は杉咲花の凄さを強く印象づける一本でした。

  2. 海風

    無戸籍の人々が日本にいるとは、考えたこともありませんでした。私たちマジョリティが当然と思い、無関心だった事柄が多く存在するのだと感じます。無戸籍であること、家族に介護が必要な人がいること、両親が安定した職に就いていないこと。そうした背景から生まれる罪の被害者は、一体誰なのでしょう。北くんと少女が命を落とすシーンは印象的でした。ストーリー構成は私の好みではありませんでしたが、俳優の演技やテーマは本当に素晴らしかったです。やはり杉咲花さんの演技が光っていました。

  3. shin

    最近はこの手の映画が多いので、いつものパターンかと思いきや、家庭環境や市子の逃避癖が自分事のように感じられ、非常に興味深かった。貧困、シングルマザー、無戸籍、経歴詐称、虐待、きょうだい児、さらには殺人(×4)など、考えられるあらゆる最悪のシナリオが巧みに絡み合っていて感心させられた。市子がキキという安らぎの場を見つけた瞬間から強気で自己中心的に変わる様子はリアルで、北くんを利用する姿も、母親の影響を色濃く受けているという印象を受けた。市子をめぐって北くんと長谷川くんが対立するシーンは期待を裏切らず、緊張感が高まった⤴️

  4. どんぺー どんぺー

    ずっと面白くなりそうだったのに、尻すぼみで終わってしまったのかもしれない 市子のヒーロー・北くん。プロポーズされた瞬間の市子の感情と、その翌日の市子の心境を思い描く

  5. Kujira

    ケーキ屋さんに誘ってもらったことが本当に救いだったよね。市子と月子のシーンの後、お母さんが何を言うのか気になっていたら、「ありがとう市子」って。この言葉を聞いたら感情が揺さぶられて、つらい気持ちになった。でも、人々の優しさにも触れることができた。

  6. りょうま りょうま

    映画ではあるけれど、他人事には思えなかった。

    どんな家庭や人間関係でも、何が起こるか分からないということを感じさせられた。日常の中で、いつの間にか事態が進んでしまっている。

    自分だったらどう行動するのか、何を選ぶのかを考え続けても明確には答えが出せなかった。

    若葉さんの立場で考えると、一気に深い孤独に沈んでしまい、映画が終わった後もその気持ちからなかなか戻れなかった。

  7. ぺご ぺご

    お味噌汁の香りを愛する、平凡な日常を幸福だと信じてきた彼女。しかしその願いはかなわず、不幸が彼女にまとわりつく。そんな市子が長谷川くんと幸せになれる未来を、勝手に想像してハッピーエンドと結んだ。

  8. スープ

    主人公たちの心の流れを丁寧に追った傑作でした。もう少し先の展開も見てみたい気がします。

    登場人物の内面の変化を繊細に描く良作でした。続きが気になる余韻があります。

    心の機微を丹念に描く作品で、印象深い仕上がりでした。もう少しだけ先を見たい気持ちです。

  9. うび

    杉咲花さんがこの作品で演技の感覚が変わったと言っていたので、視聴することにしました。
    その意味がよく分かりました。
    ストーリーはまずまずでしたが、出演者の皆さんがとても生き生きとしていて良かったです。

  10. 杉山 真

    久しぶりの映画に見入ってしまった。物語は暗く、今の私には重いテーマだった。無戸籍という現実を、世間知らずで未熟だった私には初めて知る出来事だった。ネットで調べると、無戸籍の人は日本におよそ1万人弱いると書かれていた。実在すると知って、私はその人たちが今どう生きているのかを考えるが、すぐには答えが浮かばなかった。無戸籍の人には私には理解し得ない苦しみや悩みがあるのだろう。だからこそ、少しでも寄り添える優しい人間になりたいと思う。 けれど、もし自分が無戸籍だと知ったなら、私はおそらく絶望に沈むかもしれない。あるいは両親を恨むのではないだろうか。社会の底辺で野良犬のように扱われると感じてしまうからだ。しかし、そんな私とは正反対に、どうにかしてでも生き抜こうとする市子には心を動かされた。彼女は親を恨まず、ただ自分だけを見つめて前へ進み続ける。その強さに惹かれる。 なぜ人は、命をかけてまで生きたいと思うのだろう。私たちの普通が、市子にとっては幸福そのものではないのかもしれない。だから彼女は、幸福をつかむためにはどんな手段を使っても生き続けるのだろう。物語の結末にはモヤがかかったが、私は市子が冬子になりすまして生き続けているのだと信じたい。きっと、彼女はまだ生きているのだ。