1988年1月10日に公開のアニメ「小公子セディ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「小公子セディ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
小公子セディが視聴できる動画配信サービス
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小公子セディのあらすじ
新聞記者の父と優しい母に見守られ、アメリカで暮らしていたセディだったが、突然父を亡くしてしまう。そんなとき、知らせを受けたセディの祖父ドリンコート伯爵がアメリカへ駆けつけ、セディを後継ぎとして引き取りに来る。そして結局、セディだけがイギリスへと連れ戻されてしまう――。
小公子セディの詳細情報
「小公子セディ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | 日本アニメーション |
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原作者 | フランシス・ホジソン・バーネット |
監督 | 楠葉宏三 |
キャラクターデザイナー | 櫻井美知代 |
主題歌・挿入歌 | 西田ひかる |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1988年1月10日 |
小公子セディのエピソード
「小公子セディ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ニューヨークはぼくの街! | ニューヨークで貧しいながら父と母と幸せに暮らしていたセディ。ある日セディはクラスメイトのエリックが母親の薬代を稼ぐためにタバコを売っていることを知る。 |
02 | ぼくにおじいさんがいた!! | ジェイムズは、父が病で倒れてイギリスに一人で帰ってきてほしいと連絡を受けていた。ジェイムズはイギリスに帰る事を断り続けていたが、自分のおじいさんが病気だと言うことを知ったセディは、みんなでお見舞いに行こうと言い出す。 |
03 | おじいさんは悪いひと? | イギリスのロンドンにやってきたセディ。しかし、ジェイムズの父、ドリンコート伯爵はジェイムズ以外とは決して会おうとはしなかった。 |
04 | ぼくはなにも知らなかった! | イギリスから戻ったジェイムズは、編集長から借りたお金を返すために必死に働く。一方おじいさんの病気を心配するセディは、早くおじいさんが良くなるようにと励ましの手紙を出す。 |
05 | 死なないで父さん! | 医者のガストン先生の診断の結果、ジェイムズは心臓を悪くしていた事がわかった。しばらくしてジェイムズの体も少し回復し、セディとの約束の釣りにでかける。 |
06 | 母さん、ぼくは泣かないよ! | ジェイムズの葬式が終わってからも、セディは父が亡くなった事で友達に心配させないようにと明るく振る舞う。しかし、どうしても父との思い出がよみがえり、悲しみから立ち直ることができないでいた。 |
07 | ぼくが母さんを守る! | セディの母アニーは生活のために仕立屋を始める。初めての仕事でキャサリンのドレスを無事に完成させ、キャサリンにも喜んで貰うことができて一安心する。 |
08 | 母さんは、絶対に悪くない! | コールデット夫人にパーティードレスを依頼されたアニーは、毎晩徹夜し仮縫いまで無事に終わらせる。そしてセディや街の人に見守られながら、アニーはなんとかドレスを完成させる。 |
09 | 母さんが・・・倒れた! | アニーは連日の徹夜により過労で倒れてしまう。サラやホッブスに助けられてアニーを看病するセディは、なんとか母を助けたいと思い、ディックに靴磨きの仕事を教わりに行く。 |
10 | いやだ!!イギリスなんか行きたくない! | ドリンコート伯爵の弁護士であるハヴィシャムがセディの目の前に現れたと聞いて、アニーはイギリスからハヴィシャムがセディを迎えにきた事を察する。 |
11 | ウソだ!!ぼくが貴族になるなんて! | ハヴィシャムが訪れてから、セディのイギリス行きを考え続けていたアニーは、自分が亡くなった時の事を考えてセディが一人きりにならないように、とイギリス行きを真剣に考えるようになる。 |
12 | さようなら!!ぼくの街ニューヨーク! | アニーはセディの事を考え、一人でイギリスへ行くようにと言う。しかし、セディは母さんを一人きりにはできない、と迎えにきたハヴィシャムを追い返す。 |
13 | どうして母さんと離れてくらすの?! | アメリカからの船を降り、汽車に乗り換えてセディたちはドリンコート家の敷地内にあるドリンコート駅に到着する。セディは見たこともないようなお城のような屋敷に驚く。 |
14 | 猛犬デューガルはぼくの友だち!! | ドリンコート屋敷の中で誰もがセディに優しくする中、ハリス夫人とブリジットだけはセディに冷たく当たる。セディが荷物の整理をしていると、そこへブリジットがやってきてセディの大切にしているフルートを横取りして逃げる。 |
15 | 母さんの悪口は言わないで!! | セディは、チェンバレン先生から一度は乗ってみたかった乗馬を教わる。すっかり乗馬に夢中になるセディだった。ブリジットのいじわるのおかげで母の悪口を言われてしまう。 |
16 | コッキーはおちゃめな女の子!! | セディは、母に会うためにコートロッジに向かう。その途中、森の中で迷うがコッキーという女の子に出会う。コッキーの後に付いて行くセディだった…。 |
17 | うれしい!やっとおじいさんに会える!! | 屋敷への帰り道、セディは司祭のモーダントに出会う。セディは亡くなった父の小さい頃の話を聞き感動する。 |
18 | おじいさん!ぼくがセディです!! | セディは伯爵を迎えに行くが、馬車に追いつくことができなかった。そして伯爵は出迎えがないことを激怒する。しかし、おじいさんに会えた喜びを素直に伝えるセディに伯爵は戸惑うのだった。 |
19 | 馬に乗れるなんてほんとうに素敵だ! | 司祭のモーダントは、伯爵に病気で働けない村人の小作料を少し待って欲しいとお願いに来るが、全く取り合ってもらえず腹を立てる…。 |
20 | おいしい?釣り名人のおくりもの!! | セディはピーターに魚が釣れる場所に連れて行ってもらい、釣り方を教えてもらい、たくさんニジマスを釣る。一匹を母へとコッキーへ渡し二匹を自分とおじいさんで食べるために持って帰る。 |
21 | 四ツ葉のクローバーがくれた勇気! | セディは四ツ葉のクローバーをジェーンにあげるために持ち帰るが、ジェーンは伯爵の壷を割ったとして、屋敷を辞めさせられていた。ジェーンから自分は壷を割っていないと話を聞きセディは…。 |
22 | セディが起こした奇跡!! | 実は壷を割ってしまったブリジットは、セディと一緒に伯爵に謝りに行く。最初は伯爵はブリジットを許そうとしなかったが、セディからおじいさんは間違っていると言われ、許すのだった。 |
23 | 母親には絶対に会わすな!! | セディは伯爵と日曜礼拝に行けることを楽しみにしていた。しかし、伯爵は痛風で足の具合が悪くなり行けなくなってしまう。教会で母と会い伯爵のことを伝えると痛風が楽になる薬草と手当ての仕方を教えてもらう。 |
24 | おじいさんの嫌いなアメリカ人の手紙! | どんどん乗馬が上手になるセディに伯爵も嬉しそうだった。そこへ、ニューヨークのホッブスから手紙が届く。手紙には母とおじいさんの三人で仲良くするようにと書かれていて、その内容に伯爵は怒ってしまう…。 |
25 | 未来の名君セディ。初めての仕事! | 伯爵の許しが出たので、セディは母に会いにコートロッジまで馬車で出かける。ある日、司祭のモーダントが伯爵のもとを訪れ、病気で働けないヒギンスの小作料を待って欲しいと訴えるのだった。 |
26 | 落馬!大怪我!?ぼくが悪いんです! | 伯爵はセディに白馬をプレゼントする。セディはこの馬にリトル・プリンスという名前をつけて、伯爵と一緒に遠乗りするために、より一層乗馬の練習に励むが…。 |
27 | いつの日かドリンコート伯爵になる! | 早くセディと遠乗りに行きたい伯爵は、セディの勉強を途中でやめさせて遠乗りに出かける。途中セディが村の人に声をかけることに伯爵は驚く。伯爵は自分の領地は死んだらセディに譲ると話をする。 |
28 | プレイボール!伯爵対セディ! | 雨が続き暇を持て余したセディは、手作りのボールでコッキーと遊ぶ。そのうちどうしても野球がやりたくなり、屋敷の人間を集めてグローブとバットを作り始める。晴れた日に野球の試合が始まる。そこに伯爵もやってきて…。 |
29 | 伯爵が怒った!ニューイックを呼べ!! | リトル・プリンスに乗って村に出かけたセディは、足をケガしたハートルという少年に出会う。ハートルを馬に乗せると自分は歩いて家まで送る。翌日、ハートルを見舞うがセディはハートルの家が雨漏りがひどく驚く…。 |
30 | 母さんの病気はぼくがなおす! | ニューイックは伯爵から領地の管理を怠っていると叱責を受ける。しかし、屋敷を出ると態度が一変し、修理のお金がもったいないので、伯爵がすぐに忘れると思い屋根を修理せずそのままにしてしまう。 |
31 | おじいさんは鬼伯爵なんかじゃない! | セディは、母が倒れたと聞きすぐに駆けつける。ひどい熱だが、自分の診察よりもアールスコートの人々を診て欲しいと言う。ハートルの家は相変わらず屋根の修理がされておらず、セディは伯爵にそのことを訴える。 |
32 | 本当だよ!これ母さんの馬車なんだ! | 初めて伯爵と一緒に教会の日曜礼拝に行くことになり、セディは大喜びする。あまりにセディが喜ぶので伯爵はこれから毎週日曜礼拝に行くと約束をする。セディの言葉で伯爵はアールスコートを建て替えることを決める。 |
33 | 奇跡!きまぐれ?伯爵の決意! | セディはニューヨークのホッブスに手紙を書く。手紙を読んだ伯爵はおじいさんはとても優しい事、母と早く一緒に住みたいと書かれていて胸を痛めるのだった。そして、セディと伯爵はアールスコートに訪れたが、まだ屋根は直っていなかった…。 |
34 | コッキー危ない!崩れ落ちたレンガ!! | アールスコートの建て直しを村の子供たちと一緒に手伝うセディ。建築資材が遅れていて建築ができなくなりそうになっていた。原因はニューイックが資材を横流しをしてお金を稼ごうとしていたためだった。 |
35 | 助けてセディ!消えたコッキーのなぞ! | コッキーはレンガが崩れて頭にケガをしてしまう。これを口実にニューイックは子供たちに近寄らないようにする。しかし、資材の横流しに気付いた子供たちは証拠を見つけるために資材置き場に張り込むことにする。 |
36 | サーカスにつれてって!村の収穫祭 | 伯爵がロンドンから帰ってきた。駅まで出迎えたセディは帰りにアールスコートに伯爵と立ち寄る。そこで伯爵は村人から感謝をされ、幼い子供から花をもらう。セディ以外の子供から贈り物をもらうのは初めてだった…。 |
37 | 僕におばあさんがいた!母さんの味方? | 伯爵の屋敷で、世継ぎのセディを披露するためのパーティーが開かれることになった。その招待客の中には35年ぶりにドリンコート邸に帰る伯爵の妹のコンスタンシアもいた…。 |
38 | 危うしセディ!ロンドンからの知らせ!! | コンスタンシアは、パーティーの招待客にセディの母のアニーの名前がないこと見つける。コンスタンシアは伯爵に、パーティーにアニーも招待するように説得をするが…。 |
39 | 僕はニセモノ?現れたもう一人の若君 | 伯爵は、パーティー中に急いで戻ってきたハヴィシャムから重大な知らせを受ける。すでに亡くなった伯爵の長男のビーヴィスに実は息子がいるとの事だった。これが事実なら伯爵の世継ぎはその息子になる…。 |
40 | 僕は、リトルプリンスじゃない! | セディは自分が伯爵になれない事を手紙に書いてホッブスに送る。セディがアメリカに帰るかもしれないと聞いた村人たちは帰らないでとお願いをするのだった。 |
41 | セディが狙われる?!悪女ミンナの陰謀! | セディはトムと遊ぼうとするが、ミンナはトムを殴ってまで引き止める。それを知った伯爵は、自分の息子を伯爵にするためには手段を選ばないかもしれないと考える。そこで、セディから目を離さないようにとジェファーソンに命じる。 |
42 | ミンナの秘密!アメリカからの電報! | ミンナはトムを伯爵の世継ぎにするために裁判を起こそうとするが、セディを屋敷から追い出せば裁判を起こさなくてもよいと条件を出す。それを聞いた伯爵は激怒するが、セディはその話を聞いてしまう…。 |
43 | おめでとう!君こそリトルプリンスだ! | アメリカからホッブスとディックがやってきた。久しぶりの再会にセディは大喜びする。ディックの兄のベンも一緒に来ていて、理由がわからなかったセディだった…。 |
感想・レビュー
過去のリアタイ視聴を振り返る記録。内容は昔から大好きだったが、特にオープニングとエンディングの楽曲が神レベルで、いまでもカラオケで何度も歌った思い出がある。セーディ風が吹くようなフレーズが耳に残り、誰かを愛するために人は生まれてきた、という歌詞の力強さが心に響く。
若い頃に観た記憶はあまりありませんが、当時は良い印象を持っていました。しかし、再視聴すると感じ方が変わりました。最初はセディが純粋だと思っていたのですが、無知で鈍感なだけではないかと思うようになりました。その無知さを純粋さと勘違いした周囲の大人たちが、真実を言えずに気を使っている姿がとても辛かったです。しかし、観続けるうちに、セディが無知なフリをしておじいさんに嫌味を言っているのではないかとも思い始めました。特にエピソード33の手紙は、ひどい嫌味で聞いているのが辛く、おじいさんがかわいそうになってきました。セディはおじいさんを傷つける存在です。母親もとんでもなく、その無知さを巧妙に利用しています。エピソード31では、セディを巧みに操り、おじさんからお金を引き出そうとする母親の姿がとても悪どく感じました。自分では無理だと分かっているからこそ、セディを利用したのです。しかし、母親は弱過ぎて頼りない存在で、徹夜しただけで体調を崩してしまいます。まだ一着しか作っていないのに、病人の看病中に自分が倒れてしまうとは、患者よりも弱い姿勢です。そのため、おじいさんが結婚に反対するのも無理はないと思いました。もし任せてしまったら、子供は路上で野垂れ死ぬ危険があります。また、母親の行動も不自然で、セディの帰りが遅いと心配しながら、探すこともせずに一人で悲しみにくれるだけでした。いったい何をしているのかと思わざるを得ませんでした。ペリーヌ物語でもそうですが、セディ親子も他人のお金を使って良いことをしようとする場面が見受けられますが、それはあくまでおじいさんの力のおかげなのに、自分たちがやったような顔をするのが滑稽です。また、当時は気にならなかったのですが、野球の描写がうるさいことも気になりました。原作もそうなのか、バットを作って売るシーンもあり、少し違和感を感じました。コッキーというキャラクターも原作に登場するのか疑問に思い、全体的にスムーズに観ることができる作品とは言えませんでした。
会ったことのないおじいさんを、「優しいから大好き」と言うセディは不気味です。
おじいさんがNOだと思っていても、「おじいさんはYESですよね」と一方的に決めつける。頑固なじいさんを操るセディは恐ろしいです。
デューガル(犬)他
コッキーは終始かわいさ全開で視聴者を魅了します。ブリジットの性格は序盤こそ荒削りに感じたものの、謎のポイントで見事に改善され、別人のように変化しました。基本的には日常回が多く、ほのぼのとした雰囲気が心地よいです。伯爵のセディへのメロメロぶりと、絆の深まりが画面に強く表れていると感じます。最後、セディがみんなへの罰を止める場面には違和感もありましたが、子供ならではの側面なのかもしれません。
親を亡くした少年が、金持ちで人間嫌いの頑固な祖父に引き取られ、祖父の心を少しずつ柔らかくしていく物語。録画機器がない時代、テレビの放送で見ていた世界名作劇場系アニメシリーズの第11作。『小公女セーラ』あたりから、不幸に見舞われる主人公たちが続くが、泣き言も恨み言も言わない良い子像が続く展開が、かなり切なく感じられる。
やっと追加されました。遅かったですね。これまで『小公女セーラ』の感想をセディについて書いてきました。
セディは本当に可哀想で、特に父親が亡くなるシーンはトラウマになりそうでした。
彼は普通に良い子ですが、私はお店を経営しているホッブスさんが非常に好きになりました。貴族が嫌いなホッブスさんが、セディのバックグラウンドを知ったらどう反応するのかドキドキしていましたが、彼は意外にも良い人でした。
最後もホッブスさんが活躍してくれてとても嬉しかったです。
セディは気持ち悪いくらい良い子で、途中に現れる悪役以外はみんなセディのことをどんどん好きになる。面白いけど連続で観ると少し疲れる。子どもの頃に週1回観ていたら、ちょうど良いペースだったかもしれない。最初の主題歌は安直すぎて笑ってしまったけど、最後まで観ればなるほど、みんなセディのこと呼んでるよね。 #よる2022 #よる世界名作