2021年11月27日に公開の映画「水俣曼荼羅」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「水俣曼荼羅」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
水俣曼荼羅が視聴できる動画配信サービス
現在「水俣曼荼羅」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「水俣曼荼羅」が配信中です。
水俣曼荼羅のあらすじ
2004年10月15日、最高裁判所が関西訴訟において「国・熊本県の責任を認める」判決を下した。この勝利を契機に、原告団と支援者たちの裁判闘争は再び盛り上がりを見せる。「末端神経ではなく、有機水銀が大脳皮質神経細胞に損傷を与えることが真の原因だ」との新たな水俣病の見解が提示された。わずかな補償金で迅速な解決を狙う熊本県と国の姿勢に、原告団は疑念を抱く。本当に救済を目指しているのか、それとも目先の利益で妥協するのか。原告団内に不安が広がる。そして……熊本県と国との闘いは、新たな局面を迎えることとなる。
水俣曼荼羅の詳細情報
「水俣曼荼羅」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
水俣曼荼羅の公式PVや予告編動画
「水俣曼荼羅」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
水俣曼荼羅を見るのにおすすめの動画配信サービス
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水俣曼荼羅を無料で見る方法は?
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水俣曼荼羅のよくある質問
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Q映画『水俣曼荼羅』のあらすじを教えてください。
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A
映画『水俣曼荼羅』は、水俣病をテーマにした作品で、患者や関係者の証言を通して公害の実態を描いています。具体的な被害者の声や苦悩を通じ、水俣病の歴史とその影響を深く掘り下げる内容です。
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Q『水俣曼荼羅』の主要なテーマは何ですか?
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A
『水俣曼荼羅』の主要なテーマは、水俣病という環境公害とその社会的影響です。患者や関係者の視点から、どのように人々の生活が変わったのかを描き、現代にも続く問題提起を行っています。
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Q映画『水俣曼荼羅』で特に見どころとなるシーンはありますか?
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A
『水俣曼荼羅』では、実際の水俣病患者のインタビューシーンが見どころです。これにより、被害者の悲しみや怒りが具体的かつリアルに描かれ、視聴者に強い印象を与えます。
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Q『水俣曼荼羅』の制作スタッフはどのような人たちですか?
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A
『水俣曼荼羅』は、著名なドキュメンタリー監督によって制作され、詳細なリサーチと多くのインタビューを基に作られています。スタッフは公害問題に対する深い理解と情熱を持つプロフェッショナルたちが集まっています。
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Q『水俣曼荼羅』は他の水俣病を題材にした作品とどのように異なりますか?
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A
『水俣曼荼羅』は、徹底した調査と多角的な視点を取り入れることで、水俣病の被害者自身の声を強く反映しています。そのため、他の作品よりも一層リアルな現場感と真実の訴えを伝えることが特徴です。



水俣曼荼羅の感想・評価
新年早々、圧倒的な映画体験を味わいました。特に第2部の衝撃は格別で、恋愛・暴力・ジュブナイルといった要素が濃密に絡み合い、作品の魅力がぎっしり詰まっています。第3部ではこれまでのキャストが一堂に会し、アベンジャーズ級の熱いバトルシーンが観客を熱狂させます。未視聴の方には上映時間は6時間以上と長尺ですが、視線を奪われてあっという間に終わってしまうはず。ぜひ観てほしい一作です。今年、この先これを超える作品に出会えるかという期待が高まります。なお、内容の性質上、賛否が分かれる表現になる箇所もあるかもしれませんが、これはあくまで個人の感想としてご容赦ください。
石牟礼道子の作品を読むと、不知火海の美しい景色が鮮やかに心に浮かび上がる。それと同時に、痛みを感じる。海と共に生きる人々が、海によって翻弄されるという皮肉と悲劇が胸に迫る。どんな時代でも、弱者はなおも守られない。
医師をはじめとして、彼らのような人々に寄り添おうとした多くの存在があったことが、わずかな救いとなる。
「感覚障害」と一言では片付けられない。美味しい食事を楽しんでも、魅力的な人と一緒にいても、ほとんど何も感じることができない。それは尊厳や文化が奪われることを意味する。観る価値はあるが、6時間の内容は観る人を選ぶ。そして、物語はまだ続いている。
備忘録
第1部 病像論の検証と新説の波及
関西訴訟の勝因は、新説「中枢神経説」が採用された点にある。長年、水俣病は末梢神経の疾患と見なされてきたが、その認定基準が覆されたことで、これまで国から排除されていた患者たち中には偽患者と疑われた被害者もいたにも道が開かれた。しかし国の対応は依然として形式的な謝罪にとどまり、被害者・国・医師三者三様の価値観が浮き彫りになる。
第一部
水俣病関西訴訟で最高裁の勝訴から映画はスタートする。小池百合子の謝罪が続き、その後に、これまでの末端神経障害説を覆す、中枢神経障害であることを科学的に立証した浴野先生と二宮先生を中心にストーリーが展開する。水俣病患者の診察や政府の謝罪を通じて、水俣病患者の苦境と政府の立場が明らかになっていく。
小池百合子の困惑した謝罪の様子。
勝訴後、関係者が自宅に謝りに訪れ、被害者が辛い体験や今後のことを語る際に、背後から「人殺し」との声が聞こえてくるのが怖かった。原一男監督らしい切り取り方だと感じた。
ライ病やハンセン病は末端神経の障害で引き起こされるもので、専門家が水俣病の原因を解明した結果、手足の感覚が失われた水俣病も末端神経症と診断されてしまった。この専門家のバイアスが誤った結論を導いた。しかし実際は中枢神経、つまり脳による障害であり、そのために末端神経症を前提とした検査で、水俣病と認定されない偽水俣病患者が多く存在する。
劇中で示されるように、「52年判断条件」が揺るがせば、環境省国立水俣病総合研究センターの衛藤光明所長の立場が危うくなる。認めてしまえば、膨大な人数の人々を犠牲にしたことになってしまうから、政府は水俣病患者の存在を認めるわけにはいかない。謝罪のポーズは取れても、真実を認めることはできないのだ。
「52年判断条件」を盾に、何度も認定を拒否する側に対し、個人の資質や職業欄の不正確な記載がなされる横暴。
50年前の出来事であり、当時の責任者や関係者は既にいない。事実確認が困難だと報じられる。もし自分が政府の一員だったら、同じように考えるかもしれない。しかし、誰かが受け入れ難い事実に目を向け、責任を果たさなければならない。
県や国の指導者は入れ替わりますが、患者や被害者は一生苦しみ続けなければなりません。それにもかかわらず、最低限の保障も得られず、認めようとせず、謝罪することすら拒む姿勢には本当に心が痛みます。権力者は、流されるままに生きているようで、本当に愚かで悲しい限りです。同じ公害病であるイタイイタイ病の患者が亡くなったことを考えると、まるで彼らの命が尽きれば全て終わりであるかのように思えて腹立たしくなります。脳が損傷し、身体の自由が奪われても、以前と変わらぬ判断力や感情、思考を持ち続けるという苦しみと救いの中で笑い、戦い抜く姿を私は決して忘れません。
必見の作品です。原監督は、人間を人間らしいまま描く才能が際立っています。
水俣病の患者が認定されず、保証もなく苦しんでいる現実には胸を打たれます。国(環境庁)や県が定めた誤った判断基準の下、多くの人が病気であるにもかかわらず詐病扱いされてきた事実、そして環境庁と熊本県がその誤りを訂正しない現状には、強い怒りと虚しさを覚えます。
大きな組織ほど、間違いを認めて謝ることを躊躇するのだろうか。謝れない、認められないようなかたまりの顔は、能面のように冷たく、哀れにも映ります。
国も県も、正しいことを貫けず、謝罪の一言も言えないかたまりだと感じると、さらに虚無感が広がります。
以下、映画の内容に触れます。
感覚障がいをめぐる描写は、ただの言葉以上の意味を持ちます。美味しい料理を作っても味が分からない、あるいは性的な快感を十分に感じられないといった、支援者である医師の声に私も涙しました。
水俣病の患者と在日二世の女性が、相手がいないという理由で親が結婚を決めたというエピソードには、心が乱れました。しかしふたりは今は穏やかで、温かな夫婦として互いを支え合っているように見えました。
長いのに最後まで見てしまった。笑
原監督は人間を丁寧に描いている感じがする。登場人物みんなキャラが立っている。
水俣病については知らないことが多かった。
学者の方が唱えていた、水俁病は人間としての尊厳や喜びを奪う公害病、という主張。ラストシーンでその意味が強く伝わってきた。
3部構成で、6時間にもわたって水俣病被害者の苦しみや闘いが描かれている。水俣病は過去の出来事ではなく、現在も続く痛みを伴っていることを、私は実感していなかった。彼らと同じ情熱を持って考えることはできないが、患者やその支えとなる人々の現実を知り、自分自身も深く考えさせられる。何がどのように変わればいいのかは分からないが、彼らが少しでも救われることを心から願っている。
U-NEXTでは三部作に分かれていたものの、夕食を挟んで一日でしっかりと観ました。
6時間が全く長く感じられなかったのは、水俣病というテーマがさまざまな時代を経て色々な視点から描かれているからです。ここまでの内容でも、結局は水俣病にまつわる話のほんの一部分に過ぎないと感じました。最後まで見たことで、そのことがより一層理解できました。
作品は2004年の画期的な勝訴から始まり、20年の間に登場人物たちも少しずつ年を重ね、亡くなってしまった方々も多いです。石綿についての作品との違いは、亡くなった方々に関してテロップを表示しない点でしたが、これは意図されたものかもしれません。
判決に対する一喜一憂の中で、浴野さんの脳への興奮や、実物の登場に驚かされ、最終的には拒否される展開には緊張感がありました。判決当日の交渉は毎回エキサイティングですが、その中心に立つ方々の苦労を思うと心が痛みます。
本当に仕事とは何かを考えさせられ、高齢にもかかわらず裁判で戦おうとする被害者や、その支援をする学者、弁護士の姿を見て、私も頑張らなければと思わされました。
自国で起きたとんでもなく恐ろしい事件と、それが今もなお続いているという現実に向き合う必要があると感じましたし、非常に勉強になりました。