機動新世紀ガンダムXはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3

1996年4月5日に公開のアニメ「機動新世紀ガンダムX」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「機動新世紀ガンダムX」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

機動新世紀ガンダムXが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

機動新世紀ガンダムXのあらすじ

核の冬を越えた地球は、宇宙革命軍と地球連邦軍の戦いから15年を経て、環境の回復を見せていた。戦災孤児のガロード・ランは、ニュータイプの少女ティファ・アディールの導きで『ガンダムX』を手に入れる。彼女を守ろうとフリーデンに同乗したガロードは、仲間とともにニュータイプに関する戦闘や困難を乗り越えていく。

機動新世紀ガンダムXの詳細情報

「機動新世紀ガンダムX」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 1996年4月5日

機動新世紀ガンダムXのエピソード

「機動新世紀ガンダムX」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 月は出ているか? コロニー独立運動に端を発した戦争によって、地球の人口はほとんど失われた。それから15年……。荒廃した地球で逞しく生きる少年・ガロードは、さらわれた少女・ティファを奪還する仕事を引き受け、陸上戦艦・フリーデンに潜入する。無事彼女を助け出したガロードだが……。
02 あなたに、力を… ティファを守るためにガンダムXを起動させたガロードは、追ってきた2機のガンダムから辛うじて逃れた。が、戦争の遺産・ガンダムXを狙うフリーのモビルスーツ乗りたちが、大挙してガロードたちに襲い掛かる。最悪のピンチを前に、ティファは禁断のシステムを起動させる。
03 私の愛馬は凶暴です 禁断のシステム・サテライトキャノンで、難を逃れたガロードたち。しかし、その一撃で死んだ者たちと精神感応してしまったティファは、ショックを受け昏睡してしまう。困惑したガロードは、フリーデンの艦長・ジャミルに隙を突かれ、ティファと共に捕らえられてしまうが……。
04 作戦は一刻を争う! 容態が悪化したティファを救うため、ジャミルはアルタネイティヴ社の施設を再襲撃しようと考える。しかしフリーデンのクルーたちは、ジャミルの真意を理解できない。ジャミルは、己の過去とティファに秘められた能力について語り始め、その内容にガロードらは衝撃を受ける。
05 銃爪(ひきがね)はお前が引け フロスト兄弟の猛攻で窮地に陥るガロードの前に、ウィッツとロアビィが加勢に戻った。しかし、モビルアーマー・グランディーネの長距離砲撃が、フリーデンを狙う。ジャミルは、ティファとガロードの力を借り、一か八かの賭けに打って出るのだった。
06 不愉快だわ… 正式な乗組員としてフリーデンに乗り込むことになったガロードだが、孤独に生きてきた彼にとって、艦での集団生活は馴染めないものだった。心の焦りからミスを犯した彼は、埋め合わせのために単身ガンダムXを駆る。そんな彼に、フリーのモビルスーツ乗りエニルが襲い掛かった。
07 ガンダム、売るよ! 動力炉の爆発でジャミルに大怪我をさせてしまったガロードは、自責の念に耐えられず、ガンダムXを駆ってフリーデンを去る。彼は、全てを清算するためにガンダムXを競売に掛けるが……。一方ウィッツは、隠していた財産を他のバルチャーに発見され、横取りされてしまう。
08 あの子、許さない! 競売でガンダムXを落札したのは、エニルだった。彼女はガロードを誘惑しようとするが、逆に警戒され追い出されてしまう。屈辱に燃えるエニルは、ザコットらと共にフリーデンを襲う。一方その頃、ガロードはフロスト兄弟と対峙していた。
09 巷に雨の降るごとく フリーデンの危機を知り、ついに帰還を果たしたガロードとガンダムX。しかし、フロスト兄弟とエニルらの総攻撃によって、フリーデンは火の海へと追い込まれてしまった。ジャミルも不在のまま最大のピンチに直面したクルーたちは、混乱したまま罠に追い込まれていく……。
10 僕がニュータイプだ ティファの感知したニュータイプを探し出して保護すべく、フリーデン一行は北上してフォートセバーンへ向かった。しかし、ニュータイプの少年・カリスは、逆にティファを手中に収めようと、フリーデンに襲い掛かる。その圧倒的な力を前に、ガロードに勝機はあるのか?
11 何も考えずに走れ! ガロードを救うため、ティファは自らカリスに捕らえられてしまった。己の無力さに落ち込むガロードに、ジャミルは厳しい言葉を浴びせ掛ける。その頃キッドは、ガンダムXに新たな力を吹き込もうと不眠不休で作業していた。そこへ、復讐に燃えるフロスト兄弟が強襲してくる。
12 私の最高傑作です パワーアップしたガンダムXを駆り、ガロードはフロスト兄弟を退ける。その頃エニルは、フォートセバーンのノモア市長と手を組み、ガロードへの復讐を画策していた。そんな中、街へ潜入を果たしたガロードは、戦争が生んだ怨念の存在と、カリスの身体に隠された秘密を知る。
13 愚かな僕を撃て モアたちに追い詰められたガロードとティファを救ったのは、コクピット恐怖症を克服したジャミルが乗るGXディバイダーだった。一方、ノモアに不信感を抱いたカリスは、その心を読み自分が幾多の犠牲の果てにニュータイプ能力を得たことを知る。その罪を償うために再びガロードと戦い破れた彼は、ガロードにとどめをさされることを望むのだった。
14 俺の声が聞こえるか! フリーデンで手術を受け、一命を取り留めたカリスだったが、エニルらの手によってノモア市長の元へと連れ去られてしまった。地球人類への復讐に燃える市長は、カリスの力を使って、フォートセバーンに眠る巨大モビルアーマー・パトゥーリアを復活させようとしていた。
15 天国なんてあるのかな 休暇をもらったロアビィとウィッツは、フリーデンを離れてそれぞれの故郷へと向かった。ロアビィはかつての恋人たちを訪ね歩き、ウィッツは飛び出したきり一度も帰っていない実家へ……。しかし、そこで彼らを待っていたのは、予想だにしなかった悲しい現実であった。
16 私も人間(ひと)だから ティファが、新たな未来を予見した。彼女の言葉に従い、フリーデン一行は新たなニュータイプを探し出すため海へと向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、ひとときの休息と熾烈な戦闘、そして穏やかな海の住人たちだった。ティファを呼ぶ謎の声とは、一体……?
17 あなた自身が確かめて ガロードは、海の向こうに落ちるサテライトシステムの照準(ガイド)光を目撃した。ガンダムXを所有する新たなニュータイプが、水平線の向こうに存在するのか……? ジャミルは真相を追ってフリーデンを出航させるが、その行く手には海の悪魔・ドーザ一味が立ちはだかっていた。
18 Lorelei(ローレライ)の海 潜水艦を操るオルクのマーカス一味と共に、「ローレライの海」と呼ばれる海域へ向かったオルバは、先の大戦で使用された禁断の兵器と、カプセルに封じ込められた謎の美女を引き揚げる。その頃ティファは、ジャミルに「ローレライの海」へ向かうよう、要請していた。
19 まるで夢を見てるみたい ティファと意識を共振させたルチルは、15年前にジャミルの教官を務めたニュータイプの士官だった。しかし精神を破壊し尽くされた後、戦いを憎む心まで利用され、電子機器を使用不能にする"Lシステム"に組み込まれてしまったのだった。永遠を生きるニュータイプ・ルチルを解放するため、ジャミルはガンダムXで出撃する。
20 …また逢えたわね 補給のため、フリーデンはセインズアイランドに寄航した。トニヤは買出しのため島に降り立ち、偶然知り合った女性と意気投合するが……その相手とは、ガロードを付け狙っていたエニルだった。かつての恨みを忘れることもできず、結婚にも踏み切れないエニルに、トニヤは……。
21 死んだ女房の口癖だ 旧地球連邦の指導者たちによって組織された新連邦政府再建委員会が、地球を統一すべく動き出していた。フリーデン攻略のために委員会より送り込まれた特殊工作部隊の隊長・カトックは、その部下とともに漁師に身をやつし潜入した。しかし、そのもくろみをティファによって見破られ、進退窮まったカトックは……。
22 15年目の亡霊 偶然開発中のガンダムを目撃してしまったエニルは、フロスト兄弟の攻撃を受けフリーデンに救われる。ジャミルらは彼女の飛行データから、ガンダムが待ちうけるその島・ゾンダーエプタの位置を割り出し、フリーデンの舵を取るのだった。
23 私の夢は現実です ゾンダーエプタで待ち構えていた、新連邦政府再建委員会のアイムザットにより、フリーデンは捕らえられてしまう。そして、ジャミルとティファは他のクルーたちから引き離され、ニュータイプ研究所へと移送されるのだった。
24 ダブルエックス起動! 連れ去られたティファとジャミルを救い出すため、輸送船に潜入したガロードとカトック。彼らはその格納庫で新型MS、ガンダムDXを発見する。ティファから受け取ったGコントローラーで、ガロードはDXを起動させるが、その威力は想像を絶するものだった。
25 君達は希望の星だ 新連邦政府の樹立がブラッドマン卿により宣言された。武力による地球圏の統一を進める新連邦に対し、多くの独立国家は反発、世界各地で紛争が巻き起こる。南アジア地域に上陸を果たしたフリーデンは、独立国家・エスタルドやその連合国に協力を要請され、新連邦政府と戦うこととなる。
26 何も喋るな エスタルド共和国の同盟軍は、フリーデンの助力を得て、新連邦軍を打ち破った。勝利に沸くエスタルドだが、国内では武闘派と和平派とが激しく意見を対立させていた。一方敗北した新連邦軍は、「サクリファイス」と名付けられた作戦を展開しようとしていた。
27 おさらばで御座います 同盟を結んでいたノーザンベルが新連邦に降伏。同じく同盟国だったガスタールが新連邦と和平条約を締結したため、残されたエスタルドは無条件降伏か徹底抗戦かを迫られる。エスタルドが選んだ降伏を甘受できないリー将軍は、独断で死地へ赴いた。ガロードとウィッツは彼を追うが……。
28 撃つしかないのか! エスタルドが新連邦軍へ全面降伏する前に、フリーデンは国外へ脱出することとなった。ジャミルは、密かにウィリス国家主席を国外へ逃亡させようとするが、その計画を察知したガスタール軍は、進撃を開始。その軍勢を前に、ガロードはサテライトキャノンの銃爪に指を掛ける。
29 私を見て 歴史の大きなうねりに目を向け、成長していくガロード。そんな彼を、ティファは寂しい思いで見つめるしかない。そこへ、ニュータイプ研究所が認めたパイロット・アベルが来襲。戦闘の最中に覚醒したアベルはフラッシュ・システムを発動させ、ガロードらはピンチに陥る。
30 もう逢えない気がして ついにニュータイプ研究所へたどり着いたフリーデン一行。しかしシャギアとオルバの策謀により、ジャミルはカロンに捕らえられてしまう。折りしも、フロスト兄弟によって研究所は火の海と化し、その混乱に乗じてティファは宇宙革命軍のスパイに連れ去られてしまった。
31 飛べ、ガロード! ティファを守れず、意気消沈するガロード。そこへ現れたエニルは、ジャミルに宇宙革命軍が新連邦の新造巡洋艦バルトークを奪って、宇宙へ脱出しようとしていることを告げる。ジャミルは、ガンダムDXと共にガロードをバルトークに同乗させるよう計らう。シャトル発進まで、残り時間はわずか……。脱出を阻止すべく迫る新連邦軍を、フリーデンが迎え撃つ。
32 あれはGファルコン! 宇宙革命軍総統ザイデルに謁見し、強い不安を感じ取るティファ。一方、バルトークを脱出し初めての宇宙戦に戸惑うガロード。かつて革命軍としてジャミルとも戦った元ニュータイプ・ランスローの率いる革命軍に、為す術もなく敗北するかに見えたが……。
33 どうして俺を知っている!? ガロードを救ったパーラは、宇宙革命軍に抵抗を続けるサテリコンのメンバーだった。ガンダムDXの修理を条件にサテリコンへの協力を受諾するガロード。一方、ティファがいるクラウド9では爆弾テロが発生。犯行声明がサテリコンより出されていた。
34 月が見えた! ガロードらの抵抗も空しく、サテリコンは壊滅。クラウド9の宇宙革命軍総統ザイデルは、禁断の兵器・コロニーレーザーで地球を直接攻撃する「ダリア作戦」を、ついに発動させる。その頃ガロードは、ティファを救出し地球への攻撃を阻止するために、一計を案じていた。
35 希望の灯は消さない ティファとの再会もつかの間。ガロードの前に、またしてもフロスト兄弟が立ちふさがった。ガロードとティファたちを捕らえたフロスト兄弟は、彼らをブラッドマンの元へ連行する。一方地球では、新連邦軍に拘束されたジャミルらが、銃殺刑にされようとしていた。その危機に現れたのは……。
36 僕らが求めた戦争だ ティファに導かれブラッドマンの元を逃れたガロードたちを、フロスト兄弟と新連邦が追撃する。ジャミルらと合流し何とか彼らを退けたものの、去り際にフロスト兄弟が残した言葉は、不気味な未来を暗示していた。
37 フリーデン発進せよ 月を目指す宇宙革命軍に呼応し、新連邦軍も侵攻の準備を着々と進めていた。一方、生まれて初めて強い力を求めたティファは、昏睡状態の中でD.O.M.Eと精神感応を果たし、全ての答えは月面基地にあると悟る。
38 私はD.O.M.E…かつてニュータイプと呼ばれた者 月の軌道上では、新連邦軍と宇宙革命軍が全面対決を迎えていた。その最中、月面降下を敢行するフリーデン。仲間の援護もあり、ガロードとティファは月面に到達した。そして、ティファが起動させたビットMSに導かれ、ザイデル、ブラッドマン、ジャミルたちが一堂に会する。
39 月はいつもそこにある D.O.M.Eの正体とは、遺伝子レベルにまで解体され基地システムに組み込まれた、人類最初のニュータイプだった。彼の意識体が人々の前に現れ、過去に囚われた人々に真実を語り始める……。その頃月軌道上では、フロスト兄弟がついに真の目的のために行動し始めていた。

機動新世紀ガンダムXを無料で見る方法は?

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機動新世紀ガンダムXのよくある質問

Q
『機動新世紀ガンダムX』の作品のあらすじは?
A

『機動新世紀ガンダムX』は、大規模な戦争によって文明が崩壊した未来を舞台にした物語です。主人公ガロード・ランは、ニュータイプの少女ティファ・アディールと出会い、彼女を巡る争いに巻き込まれます。彼はガンダムXを操縦し、平和を取り戻すための戦いに参加します。

Q
『機動新世紀ガンダムX』の主要キャラクターにはどのような魅力がありますか?
A

『機動新世紀ガンダムX』の主要キャラクターであるガロード・ランは、自由奔放で快活な性格が魅力です。対するティファ・アディールは、内気で神秘的なニュータイプの資質を持つ少女であり、物語に重要な役割を果たしています。彼らの関係性は物語の核心となります。

Q
『機動新世紀ガンダムX』の制作スタッフについての情報は?
A

『機動新世紀ガンダムX』は、監督を高松信司が務め、シリーズ構成を川崎ヒロユキが担当しました。音楽は工藤隆が作曲し、戦後の荒廃した世界観をしっかりと描き出しています。これによって、独特の雰囲気を持つ作品に仕上がっています。

Q
『機動新世紀ガンダムX』のテーマやメッセージは何ですか?
A

『機動新世紀ガンダムX』は、戦争の悲惨さと人々の再生への希望をテーマにしています。人類がいかに過去の過ちから学び、未来に向けて歩み出すことができるかを描いており、深いメッセージ性を持っています。

Q
『機動新世紀ガンダムX』は他のガンダムシリーズとどう異なりますか?
A

『機動新世紀ガンダムX』は、他のガンダムシリーズと比較してポストアポカリプス的な世界観が強調されています。ニュータイプの存在やその力を巡る人間ドラマが深く描かれ、独自のストーリー展開とキャラクター描写が特徴的です。

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アニメ

機動新世紀ガンダムXの感想&レビュー

  1. ミキモト ミキモト

    キャラクターや主人公、展開は面白いのに全体的には地味に感じる。

    その理由を考えてみた。

    思い悩むシーンは多いが、ガロードが自ら悩む瞬間は少ない。むしろ、ジャミルやエニル、カリスの方が未来を背負っている印象が強い。主人公の成長が面白さの一環なので、ガロードにはもう少しいろいろ悩んでほしかった。

    とは言え、彼はひとりで何でも解決できるほどの魅力や能力があるわけではなく、ティファのNTがあるからこそのガロードだと思う。うーむ

    個人的には平成ガンダムではGに次いで好きだけど、特別な印象を残すほどではないかな。これを見るならGか08小隊をおすすめします(笑)。

  2. 福岡聖菜

    「ガンダムを考えるガンダム」

    本作は、監督・高松信司の言葉を軸に、舞台設定における15年前の戦争を81年の『劇場版 機動戦士ガンダム』公開への暗喩として位置づけます。冠 title の「新世紀」についても触れられており、81年の劇場版公開を記念して新宿アルタ前広場で行われたイベント「機動新世紀」およびアニメ新世紀宣言に由来する背景が示されます。

    その後のロボットアニメ界、日本SF界において「ガンダム」がいかに人々を動かし、支え、そして呪いとなっていったのかを総括する、実に壮大な試みです。

    機動戦士ガンダムのテーマ性を直接論じるのではなく、ここまでのアナザーガンダムを観る者が感じるのは、各クリエイター自身の『機動戦士ガンダム』への想いと、それにどう向き合うかということです。

    リアルタイムでガンダムの衝撃を受けてサンライズに入団し、ガンダム作品と関わりつつも非主流の道を歩んできた高松信司(いわばフロスト兄弟的キャラクター)にとって、機動戦士ガンダムの再評価(保護)と機動戦士ガンダムからの卒業という結論を導く本作は、必然だったのかもしれません。

    そんなわけで本作は志の高さが際立ち、物語自体は非常に強固で感慨深いのですが、伝えたいものが表面に出過ぎており、描き方の設計面で疎かになっている箇所が目立ちます。要するに基本的にはお話が弱く、ドラマも弱い印象です。ガロードたちが宇宙へ上がってからは突然盛り上がるものの、そこから先が長く続かないのが惜しいところ。

    キャラクターは個々に魅力があり、作画も安定しています(アクションは特に凄いというものではない)が、全体としてはガンダム作品としての潜在力を十分に引き出せていない、という惜別感が残ります。

    本作を観た富野由悠季は、富野らしい愛情あるコメントとして高松信司に「ガンダムのことばかり考えすぎだ」と伝えたと伝えられます。フロスト兄弟をガンダム以降に生まれたロボットアニメとするのは過度な暗喩であり、富野さんの指摘を受け止めたものとも解釈できます。一方でサンライズの現場にいた高松信司には、別の視点や葛藤があったのかもしれません。

  3. 関西風

    後にも先にもニュータイプにここまで焦点を当てた作品はほかにないと感じます。登場キャラクターの魅力も抜群です

  4. めーやん

    これもガンダムです。
    森久保祥太郎さんの若かりし声が楽しめます!
    主人公の声はコナンの元太役を務めた方です!
    #ガンダム #声優 #アニメ #ニュータイプ #ロボット #SF #宇宙

  5. 浩史 浩史

    すごく良かった!ただ終盤の描写が足りなかった気がするGファルコンを活かした戦闘シーンをもう少し見たかった。ガロードが応援したくなる主人公で最高だし、ティファも可愛いだけじゃなくて、命を懸けて頑張っていて最高!良い話だった。良いガンダムだった!

  6. いしぐり崇之

    ニュータイプとは結局何者なのかを深掘りするこの話。ガロードの外見と声のミスマッチには最初は戸惑ったが、性格面ではしっくり来る部分もあって納得感があった。ティファがかわいく描かれていたのも良かった。予告編は斬新で面白く、D.O.M.Eと予告の声が同じだと最終回予告で判明する瞬間には鳥肌が立った。大人のキャラクターがちゃんとカッコよかったのもポイント。

  7. ようび ようび

    ジークアクスを視聴した直後にもう一度視聴して感じたのは、ジークアクスと比べて少なくとも3倍は面白いということだった。ニュータイプ論の主張がやや強すぎる点は否めないものの、それもこの作品の魅力の一部だろう。作品全体が単調だとか退屈だと言われがちだが、それがかえってキャラクターを際立たせる効果を生んでいる。大人の余裕ある描写が作品の趣を引き締め、ガロードが子供であることを前提に、周囲が見守り成長を促す構図が秀逸だ。特にドクターの人格者ぶりは際立っている。結局、この作品の核となるのはガロードとティファの関係性であり、二人の関係がどう発展するかを見守るだけでなく、成長の過程をニヤリとする余裕がないと作品として厳しい。さらに、ティファは歴代ガンダムシリーズのヒロインの中でも頭一つ抜けた可愛さを誇っていた。心の成長とともに心を開くその過程は見事だ。

  8. まさや まさや

    今でもこの作品を楽しんでいる人がいるだろうか?当時、ニュータイプ否定論者やファーストシリーズの熱心なファンには受け入れられなかった。

    登場するモビルスーツは限られており、物語もニュータイプ論に偏りすぎていて広がりに欠けていた。

    しかし、ガンダムXは優れた監督やスタッフによって制作され、新番組の宣伝では「生き延びた先に何が待っているのか?」という問いが投げかけられた。一方、15年前のファーストでは「君は生き延びることができるか?」と問われていた。

    Xでの終戦は15年前に起こり、ダブルXのサテライトシステムに使用された起動ユニットはGX9900だった。物語にはカトックというキャラクターが登場し、声優はランバラル役の広瀬正志さんが担当している。

    サテライトキャノンは、大出力のバックパックに代わり月からのマイクロウェーブの照射を受けてエネルギーチャージを行う。現代の月に関連した天体イベントの際には、旧ツイッター上で「月は出ているか!」とガンダムファンの間で盛り上がる。

    主人公はニュータイプではなく、操縦センスで困難に立ち向かう能力に頼らない戦士だ。ヒロインのティファ・アディールを心から思い、守り続ける熱血少年ガロード・ラン(名前の由来は「我が道を行く」)。ガロードの声を演じている高木歩さんは、UCでプル12を守るアルベルト・ビストを演じている。

    ガロードを支える賢者たち(これはUCにも受け継がれている)には特にテクス・ファーゼンバーグがいて、彼はガンダム史上最高の大人だと称され、多くの名言を残している。

    エンディングの曲が流れる中で次回予告が映し出され、語り手も非常に熱い!次回のタイトルはその週のセリフから採られており、1話目は「月は出ているか!」(実際には予告はないが)最終話は「月はいつもそこにある」となっており、文学的な深みを感じさせる。

    ガンダムXは子供の頃には響かなかったが、大人になった今、名作であると言える。今、戦争が広がる現代において、コーヒー一杯が世界を救うことを願っている。

  9. 千葉恵里

    この取り組みはユニコーンの上位互換だ。ニュータイプはもう存在しない。

  10. にしやん

    全話を駆け足で視聴した感想です。総じて面白かったものの、最終回のオチにはかなり納得感が欠けました。フリーデンのクルーは解散して各自の道を歩み始めましたが、主人公とヒロイン以外の扱いが釈然としませんでした。できればフリーデンはフリーデン(2代目)として、宇宙でのラストバトル後も地球・宇宙・コロニー間を自由な立場で活動してほしかったように感じます。特に首を傾げたのは、悪玉の兄弟二人が結末まで生存していた点。最後の戦闘で兄弟が受けたダメージの扱いをもう少し整理し、片割れが死/行方不明という扱いか、あるいは遺言めいたカタルシスを吐き出して二人そろって退場するのが相応しかったのではないかと思います。

    他にも気づいた点を挙げると、・コロニー側の反抗勢力はZガンダム時代のエウーゴのような存在感に見え、存在経緯の描写が単純で、回想シーンも釈然としません。全体的に尺が足りない印象です。・エルはZガンダムのレコア・ロンに近いポジションだと感じました。対立和解共闘という流れは悪くないのですが、視聴者の熱を一気に高める展開がもう少し欲しかった。パッション不足を感じます。・主人公が宇宙に出る直前、初代フリーデンが敵艦に突っ込み大破した後のクルーが連邦軍に捕らわれた描写が省略されており、直前に大破直後に包囲されていた描写があれば違和感が少なくなる気がしました。ガンダムタイプのモビルスーツ自体は概ね良かったものの、数はかなり少なかったように感じます。ファースト世代やGガンダムと比べると、雲泥の差があるのは確かです。最後に、この作品は終始「ニュータイプ」という語を頻繁に扱いますが、作中ではその存在は単なる超能力の一種に過ぎず、人類全体へ影響を及ぼすものではない、むしろファーストニュータイプ自身が自らを否定するかのような発言もあり、メタ側の視点も相当大変だったのではと推測します。多分に。