2000年7月11日に公開のアニメ「ストレンジ ドーン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ストレンジ ドーン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ストレンジ ドーンが視聴できる動画配信サービス
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ストレンジ ドーンのあらすじ
普通の女子高生、宮部ユコと奈津野エリ。ある日、ふたりは突然、見知らぬ異世界へと飛ばされてしまう。目を開けば広大な荒野のただ中。やがて彼女たちは、小人の国同士が繰り広げる戦争に巻き込まれていく。小人たちの戦いを止められるのか。そして元の世界へ帰ることはできるのか――。壮大な異世界ファンタジーが今、幕を開ける。
ストレンジ ドーンの詳細情報
「ストレンジ ドーン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | ハルフィルムメーカー |
|---|---|
| 原作者 | 佐藤順一 |
| 監督 | 河本昇悟 |
| 脚本家 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイナー | 山下明彦 |
| 主題歌・挿入歌 | 榎本祥子 河井英里 清水香里 |
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2000年7月11日 |
ストレンジ ドーンを無料で見る方法は?
「ストレンジ ドーン」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「dアニメストア」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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ストレンジ ドーンのよくある質問
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Qアニメ『ストレンジ ドーン』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『ストレンジ ドーン』は、2人の女子高生ユコとエイミが異世界に召喚され、小人たちと出会う物語です。彼女たちは元の世界に戻るために旅をする中で、さまざまな事件や戦争に巻き込まれていきます。異世界の住人たちとの交流を通じて友情と冒険を描く作品です。
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Q『ストレンジ ドーン』の登場キャラクターにはどのような魅力がありますか?
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A
『ストレンジ ドーン』の魅力的なキャラクターには、現実世界から異世界に召喚されたユコとエイミがいます。彼女たちの適応力と成長が描かれており、異世界の小人であるリカやヒロたちとの絆も見どころです。キャラクター間の友情や葛藤が物語を豊かにしています。
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Q『ストレンジ ドーン』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『ストレンジ ドーン』は異世界という特異な環境を通して、友情と成長をテーマにしています。現実と異世界の文化や価値観の違いに直面することで、登場人物たちは互いに理解し合うことの大切さや異文化交流の難しさを体感します。愛と平和のあり方についても考えさせられる作品です。
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Q『ストレンジ ドーン』の制作に関わったスタッフについて教えてください。
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A
『ストレンジ ドーン』は、アニメーション制作をパイオニアLDC(現NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)が担当しました。監督は大地丙太郎が務め、独特の世界観を構築しています。また、キャラクターデザインは青木哲朗によって手がけられています。
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Q『ストレンジ ドーン』と原作との違いはありますか?
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A
『ストレンジ ドーン』は、完全オリジナルアニメであり、原作は存在しません。したがって、物語やキャラクターの設定はすべてアニメのために制作されたものです。このため、視聴者は純粋にアニメオリジナルの展開を楽しむことができます。



ストレンジ ドーンの感想&レビュー
ある日、女子高生の二人が突然異世界へ召喚される物語。序盤は現実世界の描写が控えめで、ふたりの関係性についての情報も少なく、感情移入がしづらい部分がある。特に、親しくはない二人が理由も分からず戦う運命を背負わされる展開は、やや唐突に感じられる。しかし、小人キャラクターには独自の魅力があり、世界観の作り込みも際立っている。昔の作品ゆえに、無双系アクションが主軸ではなく、元の世界へ戻ることを目的とした王道展開が特徴的。現代の視点では弱さが目立つ場面もあるかもしれないが、どこか懐かしさを感じさせる異世界ファンタジーだ。過去に視聴済み。
二人のごく普通の女子高生が異世界に転移するお話。
しかし、異世界では思い通りにはいかない。現地の人々に魔人様として崇拝されるものの、実際には戦争の道具として利用されているに過ぎず、彼女たちにとってはただの迷惑でしかない。やがて、戦争は泥沼化していく。
キッズアニメのようなキャラクターデザインで安心感を与える一方、作品は戦争と人間の業、さらには死というテーマを真剣に描写している。剣が刺さる場面や流れ出る血を丁寧に描写する姿勢には、確かな誠実さがうかがえる。
ラストについては賛否が分かれるかもしれないが、今なお続く戦争への(作り手の)フラストレーションの爆発として理解することもできる。全篇を通じて重苦しい雰囲気が漂う中、このカタルシスは非常に爽快である。
当然、これで争いが消えるとは思えないし、作り手もそのことを理解している。作品は、「でも戦争って馬鹿馬鹿しいじゃん」といった簡単に理解できることをしっかりと訴えている。
もう少し長ければ、スケールがもっと大きくなったのではないかとも思うが、このラストに至るならば、これくらいの尺がちょうどいい。
隙のない、しっかりとした作品だった。
12話構成にも関わらず、主人公二人が元の世界の過去を深掘りされず、転生の描写もなく、話が始まった時点ですでに異世界をさまよう展開。いわゆる美しき冒険旅行の雰囲気を連想させる。小人族のエピソードは意外とハードだが、デフォルメされた作画と独特の異文化が組み合わさってシュールな世界観を生む。人前で靴を脱ぐことが恥ずかしいとされる風習の話題も巧みに盛り込み、古代中国の素足観の話を思い起こさせる。さらに「お前の靴を脱がすのは俺だッ!!」というシーンが登場し、笑いと畏怖、そして複雑な感情が混じり合う場面として強く印象づく。
現代の異世界転生作品には、引っ込み思案で地味な女子高生タイプのキャラクターが欠かせない。
今の異世界転生モノには、内向的で地味な女子高生というキャラ像が不可欠だ。
現代の異世界転生ジャンルには、地味で内向的な女子高生の存在が必要不可欠だ。
再視聴。小学生や中学生の頃以来、やめられず一気に観た。
完璧とは言えない部分もあり、個人的には最終回のラスト10分の展開には不満があったが、それでも今なおその世界観と会話の魅力に引き込まれたので評価は5とした。
物語は小人の世界に召喚される異世界ものだが、無双感は皆無。権力を巡る主人公たちの奪い合いが国同士で繰り広げられ、初めに訪れる村は蹂躙され、巨人の主人公たちは無力で傍観者に過ぎないという暗い展開だ。
だが、それが魅力なんです!
その中での人々の困惑や葛藤、大きなうねりに巻き込まれる様子が素晴らしい。
清水香里(宮部の声優)の演技が特に好き!
皮肉屋で現実主義者の巻き込まれ型主人公はよく見かけるものの、ここまでのタイプはなかなか珍しい。異世界に強引に引き込まれた心の防衛反応と捉えれば、年相応でもある。相方との対比も含めてキャラクターが際立っていて素晴らしい。
和田薫の音楽も良い相乗効果を生んでいる。
2022年2月にAmazon Primeで再視聴。