2018年3月3日に公開の映画「アイスと雨音」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アイスと雨音」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
アイスと雨音が視聴できる動画配信サービス
現在「アイスと雨音」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「アイスと雨音」が配信中です。
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アイスと雨音のあらすじ
2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。日本で英国戯曲の初上演となるこの作品は、世界の演劇界で注目を集める英国の劇作家サイモン・スティーヴンスの『MORNING』だ。親友が町を去る出来事をきっかけに、鬱屈から夜明けへと向かう心の軌跡を描く物語である。
アイスと雨音の詳細情報
「アイスと雨音」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 松居大悟 |
|---|---|
| 脚本家 | 松居大悟 |
| 出演者 | MOROHA 利重剛 戸塚丈太郎 森田想 田中なつ 田中偉登 紅甘 若杉凩 門井一将 青木柚 |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | 青春 |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2018年3月3日 |
| 上映時間 | 74分 |
アイスと雨音の公式PVや予告編動画
「アイスと雨音」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
アイスと雨音を無料で見る方法は?
「アイスと雨音」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
アイスと雨音のよくある質問
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Q映画『アイスと雨音』のあらすじは何ですか?
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A
『アイスと雨音』は舞台劇の稽古中に起こる様々な出来事を描いた群像劇です。若者たちが共同生活を送りながら、舞台の成功を目指して奮闘する姿が描かれています。彼らの葛藤や成長が見どころです。
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Q映画『アイスと雨音』に登場する主要キャラクターは誰ですか?
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A
『アイスと雨音』では、高校生たちがメインキャラクターとして登場します。主人公であるタクヤをはじめ、個性的な仲間たちが舞台公演を通じて成長し、友情を深めていく様子が描かれています。
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Q映画『アイスと雨音』の制作スタッフについて教えてください。
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A
『アイスと雨音』は松居大悟監督が手がけた作品です。松居監督は独特の映像美とストーリーテリングで日本の若者の姿をリアルに描写することに定評があります。
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Q『アイスと雨音』のテーマは何ですか?
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A
『アイスと雨音』のテーマは、人間関係の深まりや個々の成長です。舞台制作を通して、若者たちが直面する葛藤や友情の変化が丁寧に描かれています。
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Q映画『アイスと雨音』の撮影手法や技法について説明してください。
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A
『アイスと雨音』はほぼワンカットで撮影されています。この手法によってリアルタイムで物語が進行し、臨場感や緊張感が高まる作品となっています。



アイスと雨音の感想&レビュー
全編ワンカットでの構成が何よりも印象的です。想ちゃんと柚くんのシーンが特にお気に入りです。彼らの言葉私たちは自意識を持った宇宙が心に響きました。みんなで一緒に何かを創り上げることの素晴らしさを再確認し、全力で走り抜ける姿に感動しました。その熱意が今の私に必要だったのかもしれません。これからいろんな舞台を観に行きたいと思います!
74分ワンカット撮影の斬新さが光る。現実と劇中劇、生歌が入り混じる演出は、慣れるまで戸惑う場面もあるけれど、そこも含めて意図をしっかり感じ取れる。元演劇部員として胸を打つ場面が多く、青春を思い出させる作品だった。MOROHAの楽曲も素晴らしく、すっかりファンになった。
松居大悟監督の作品。74分を全編ワンカットで撮影しており、臨場感が非常に高い。劇団員たちの葛藤が丁寧に描かれており、観応えがある。個人的にも好きな作品だった。
おお、計算された一つのカット
その間に挟まるMOROHA、目的地は本多劇場
若者たちの青春が眩しい、眩しすぎるのは私が大人になったからだ
冒頭から印象的な雨音が響くワンカット作品。本番の1ヶ月前からスタートするこの作品がどのようにワンカットで進行するのか疑問だったが、テロップを使って自然に場面転換を行っていた。随所にMOROHAが登場して歌い上げる様子がユニークだ。MOROHAの場面もワンカットとして続き、物語は途切れることなく展開する。終盤には重要なシーンを伝える役割を果たしており、非常に魅力的だ。「演劇が中止になった6人」と「その演劇」が交錯しながら進むが、キャラクターの描写が薄いため全体像が掴みにくい。カメラは主人公を中心に動くため、主人公のキャラクターは徐々に明らかになるが、癇癪持ちや怪力の女性など周囲のキャラクターに深みが欠けているのが残念だ。オーディションを経て集まった無名の俳優たちが、本多劇場でデビューするという背景があるため、観客席が埋まらずに中止も避けられなかったのだろう。最終的には勝手に忍び込み、演劇を披露することになるが、その演劇の内容はあまり印象的ではない。「自意識を持った宇宙」というテーマも響かない。全体としてはMOROHAとのコラボを意図していた印象が強いが、ワンカットの手法自体は称賛に値する。
時の流れが混ざり合う様子と、駆け抜ける勢いの心地よさ。MOROHAの声が贅沢に響く。
舞台俳優の青春を描くだけでなく、日常のやり取りの中から突然演技合わせが始まるシーンが多数登場することで、舞台の物語が一層立体的に伝わってくるのが新鮮だった。ワンカットで撮影された場面の技術は圧巻で、それを間近で味わえるだけでも価値がある映画だと思う。普段の会話から突然演技が生まれる臨場感は格別で、舞台役者はこんな感じなのかと感じさせるリアリティが強い。
劇中劇だと分かっていても、舞台の演技にはどうしても入り込めない部分がある。熱量も心に響いてこなかった。ただ、一部のワンカットは素晴らしく、大変な技術だと感じた。
常にテンションについていけない感じがあり、置いてけぼりにされている不快感があった。ワンカットだからかもしれない。ただし、ラストは青春の自由さが表現されていて、少し良かった。
全編1カットという演出は珍しく、時折見かけるものの新鮮さを感じる仕掛けだった。役者やスタッフの努力は伝わり、ノーカットの完成度も高い。
ただ、その貴重な仕掛けがテロップや編集効果によって薄まり、結局は一発撮りの魅力がトーンダウンしてしまっている点が惜しい。分かりやすさを優先した結果なのかもしれないが、だったらこの仕掛け自体を活かさないほうが良かったのではないか。
ストーリーには興味深いテーマを感じつつも、作りが雑だと感じられる。小さな町から急に下北沢へと展開する流れが唐突で、終盤も青春の熱さでごまかしている印象がある。公演中止という結末も、現実味のある設定を使えばもっと説得力を増したはずで、意味が分かりづらい箇所が残る。
モロハの存在感は素晴らしく、作品に良い味を加えていたが、既存の曲が映画のトーンと合っていない点は気になる。新曲を用意すれば印象は大きく変わっただろう。
全体として予算の影響もあるのかもしれないが、監督の決意や覚悟の不足が伝わってしまい、歯がゆさが残る作品だった。