2008年10月18日に公開の映画「真木栗ノ穴」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「真木栗ノ穴」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
真木栗ノ穴が視聴できる動画配信サービス
現在「真木栗ノ穴」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「真木栗ノ穴」が配信中です。
動画サービスPR | 利用料金 | 視聴 |
---|---|---|
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る | |
|
今すぐ見る |
真木栗ノ穴のあらすじ
ひとりの男、真木栗勉(まきぐり べん)は、売れない小説家として古い木造アパートで執筆を続けている。ある日、官能小説の依頼が舞い込むが、彼はその題材を書く自信がなく、時間がただ過ぎ去るばかりだ。そんな折、彼は部屋の壁に小さな「穴」を見つける。すると、まるでその穴の発見に呼応するかのように、白い日傘を差した女性が新たに引っ越してくる。この出来事が、真木栗にとって夢と現実の境界を曖昧にする幻想の始まりとなった。彼はその穴から見た光景を小説に描き始め、次第に彼女に心を奪われていくのだった・・・。
真木栗ノ穴の詳細情報
「真木栗ノ穴」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | 山本亜紀子 |
---|---|
監督 | 深川栄洋 |
脚本家 | 小沼雄一 深川栄洋 |
主題歌・挿入歌 | 椿 |
出演者 | キムラ緑子 利重剛 北村有起哉 大橋てつじ 小林且弥 尾上寛之 木下あゆ美 松金よね子 永田耕一 田中哲司 粟田麗 西島秀俊 谷津勲 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ホラー |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2008年10月18日 |
上映時間 | 110分 |
真木栗ノ穴の公式PVや予告編動画
「真木栗ノ穴」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
真木栗ノ穴の楽曲
「真木栗ノ穴」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマめぐり逢えたのは夢じゃないTsubaki
真木栗ノ穴を無料で見る方法は?
「真木栗ノ穴」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
西島秀俊出演作の第2弾をご紹介。前作『東南角部屋二階の女』(2.5)と同じく2008年に公開された本作は、製作年は2007年。平成にあたる時代ながら、昭和を感じさせる古びたアパートが舞台となっています。ホラー小説を原作とした作品で、日活ロマンポルノの風味に、世にも奇妙な物語やスパイク・ジョーンズ監督、チャーリー・カウフマン脚本の『マルコヴィッチの穴』のテイストを加えた印象です。原作本は『穴』というタイトルですが、映画ではオマージュ(パロディー)元が分かりやすく、主人公の名前を少しもじった『真木栗(まきぐり)の穴』としています。2025年、123本目(+短編7本)#3.2
アマプラで他の映画を観ていたはずなのに、いつの間にか本作が始まってしまった。驚いてストップしようとしたが、気がつけば引き込まれていた。昭和レトロな雰囲気がどこか懐かしく、純文学のような感覚が漂う。
「真木栗」という名前が印象的で、何か特別な意味を持っていそうだ。若き日の西島秀俊のぼんやりとした表情が、売れない小説家としての不安な雰囲気を醸し出している。
小説を書くことは他者や自分の生活を描くことであり、小説を読むことはそうした他者の生活を覗き見る行為でもある。この作品も「壁の穴を覗く」という手法によって、その視覚化がなされているのだろう。
官能小説の執筆に奮闘する真木栗は、隣のカップルを「穴」から観察している。狭くて汚れた部屋に閉じ込められ、何かに取り憑かれたように原稿用紙に文字を綴る姿は異様で、この世のものとは思えない。人気が出るにつれて、ますます作品に呪われていく様子が、彼の外見だけでなく文章にも表れていくのが興味深い。
官能小説ということもあり色っぽいシーンが含まれているが、基本的には控えめに表現されており、その点が良い。詳しい描写は想像に委ねられ、まさに「文学」を感じさせる。登場する女性は4人いるが、もう少し好みの女優さんだったら嬉しかったな。
トンネルを通り抜ける異界の存在は、異世界への案内役。
壁の穴は別世界への入り口。
まるで風鈴の音色が聞こえてくるような幻想的な世界に入り込んでいる自分がいて、ふと気づくとまた現実に引き戻されていた。
粟田麗さんは、小西真奈美に似たアパートや街並みの雰囲気が好きなんですね。でも、その穴は開いていなかったのか
穴といえばマルコヴィッチの穴️を思い出す。途中までSF的展開かと思いきや、突然ホラー要素が現れる。私の家でお風呂入って行かない?の誘い文句も怖すぎる(笑)
2010年以前に公開された日本のホラー作品を中心に視聴中で、今回は2008年公開の『真木栗ノ穴』を取り上げます。これは山本亜紀子の小説『穴』を映画化したもので、監督・脚本の深川栄洋は多様なジャンルで活躍しているため、特にホラーに特化しているわけではありません。配信ではホラーとして分類されていますが、実際には幻想的で怪談や奇談に近い物語です。タイトルから思い起こすのはスパイク・ジョーンズの『マルコビッチの穴』で、そちらでは入ると15分だけ実在の俳優になれる不思議な穴が描かれています。本作も他人の思考や行動への関心が共通しており、主人公は壁の穴を通じて隣室の女性の生活を覗き、それを小説にする作家として描かれています。穴からの覗き見を小説に変えているのか、小説の内容を反映しているのか、その境界が曖昧になり、やがて意外な真相にたどり着く展開が面白いです。穴があれば覗いてみたくなる衝動は、誰もが持っているものではないでしょうか?この行為は倫理的には問題があり、時には犯罪にも繋がるが、その背徳感やスリルが刺激を与えます。小説家が隣室を覗く物語が進むにつれ、やがて観客は「小説家の思考を覗いている」ように感じる巧妙さがあります。主人公は女性の魅力に惹かれ、官能的に描かれたその過程は、品の良さも感じる内容です。虚実の曖昧さや時間軸の前後は一見掴みにくい印象も与えますが、こうしたフワフワした感覚こそが本作の魅力かもしれません。理論的にこの作品を定義付けようとするより、持ち味である浮遊感とじんわりとした味わいを大切にした方が良いと思います。作中の花火や灯籠の話も心に残りました。主演の西島秀俊はイケメンですが、彼だけに頼らない内容に仕上がっています。粟田麗や木下あゆ美などのヒロインたちも魅力的で、脇を固める俳優たちの存在も素晴らしいです。全体として、この作品は幻想的であり、恐怖を前面に出したホラーとは言い切れませんが、ホラー的な要素も含まれており、独特の情緒を生み出しています。不可思議でありながらどこか温かみも感じる味わいが、心地よい後味を残します。今回はそのような感想でした。
どういうこと?最後まで観れば分かるはず、と思って見ていたら結局よく分からなかった。世にも奇妙な物語。とはいえ、嫌いじゃない。ちょっとは面白いところもある。
薬の飲み過ぎでおかしくなっちゃったってこと?よく分からない。
西島さんの若い頃の映画を観ると、演技が下手で驚く
出版社の女の子は、なんとなく可愛い。
映画館の予告編を観たときから気になっていた作品だけど、蓋を開けてみると案外普通で拍子抜け。西島秀俊さんはこの頃のビジュアルの方が好みだけど、演技がうまいのかどうかはっきり分からないタイプだよね。とはいえ、北村有起哉さんやキムラ緑子さんが演じた役はとても面白かった。
シャッターアイランド風の結末だった。やはりこの手のエンディングは逃げのように感じてしまう。四畳半の静かな雰囲気は印象的で、女優さんの色気が特に際立っていた。
安っぽいビジュアルやセット、ストーリー全体が一昔前の「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせる。あの時代の「世にも」が好きな人にはオススメできる。
2025年、50本目の作品。
みんな少し若返った感じ。
もしかしたら、ちょっと笑いを誘うような微妙なミステリー?
ヨガは関係ないよね。