2006年12月16日に公開の映画「海でのはなし。」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「海でのはなし。」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
海でのはなし。が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
海でのはなし。のあらすじ
成年の楓と、物理学の非常勤講師である博士。ふたりは兄妹のようでもあり、恋人のようでもある、揺れ動く関係だった。ある日、母親から家族の秘密を告げられた楓は、自分の居場所を見失ってしまう。博士は彼女を車で海へと連れ出し、静かな寄り添いで慰めようとするが――。
海でのはなし。の詳細情報
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監督 | 大宮エリー |
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脚本家 | 大宮エリー |
主題歌・挿入歌 | スピッツ |
出演者 | 保積ペペ 勝野洋 天光眞弓 宮﨑あおい 川村早織梨 毬谷友子 菊地凛子 西島秀俊 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2006年12月16日 |
上映時間 | 71分 |
海でのはなし。を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
ストーリーは、家庭に問題を抱える『カエデ』と『ヒロシ』のラブストーリーで、悪くはないが、楽曲に難がある。大学時代、自主制作映画を撮っていた経験から、使用楽曲を『L’Arc~en~Ciel』や『GACKT』を中心としたV系に統一していたのには理由がある。彼らの独創的でクオリティの高い楽曲に惚れ込んでいたからだ。確かに『スピッツ』の楽曲はそれぞれ素晴らしいが、シーンに全く合っていない。曲の世界観とシーンの表現の不調和が目立つ。これが点数が低くなった大きな原因だ。問題を抱えた二人のラブストーリーとしては内容は良いが、楽曲が致命的だ。『カエデ』は愛人の子と知りショックを受け、ギャンブル癖の酷い両親を憎む『ヒロシ』と、お互いを支え合いながら抱きしめ合い、ほのかな希望の中で終わる様子が描かれている。物語は見事に作られており、監督と脚本が同じ人なのに、なぜ楽曲を『スピッツ』に統一したのかが謎だ。深い哲学的ストーリーには、『L’Arc~en~Ciel』の方が絶対に合う。このストーリーなら、『GACKT』はともかく、『L’Arc~en~Ciel』の方がふさわしい。ストーリーが良かっただけに、非常に残念だ。
酔っぱらいのロビンソンを観られただけで最高だった。CDプレイヤーが登場するロビンソンのシーンも大好き。
まず断っておくと、登場人物の問題は一つも解決せず、むしろ大きくなっていく。逆風の中でさえ互いに寄り添い合うことで、彼らはかけがえのない存在だと気づいていく。特に博士の心の中で海は絶対的な存在となり、楓は相対的な関係から絶対的な関係へと変わろうとしている。その楓を、嘘のない想いで抱きしめたいと願う博士の姿は、画面は暗かったがとても美しかった。おそらくこの作品を見るのは2回目以降で、以前は宮崎あおいを目当てに観たのだろう。そうしたところは変わっていないことに気づかされ、思わず笑ってしまった。
あまりにもひどくて途中で視聴を断念しましたが、当時これで映画館でお金を稼ごうとしていたことを考えると、相当驚きです。編集がひどく、映画としての形をなしていないと思います。スピッツを冒涜しているのではないかと真剣に笑えました。役者の皆さんには何の非もありませんが、いろいろな事情があると思います。宮崎あおいさんや西島秀俊さんのような実力派であれば、企画段階でどの作品に参加するかを慎重に考えた方が良いでしょう。監督も映画に対する理解があまりない状態でオファーを受けたのではないかと感じますので、このプロジェクトは利益目的で計画された会社やチーム全体の責任であると思います。
とんでもなく酷評されるべき作品だ。映画としての水準には程遠く、人生で見た中でもワースト級かもしれない。宮崎あおいが演じる楓と西島秀俊演じる非常勤講師の博士の恋物語を軸に据えるが、筋の進行は無理やりで、登場人物の感情の機微も薄い。楓は父の浮気を知るはずが、実は自分が愛人との子だったことを知り困惑する展開だ。告白を受けた博士は「妹のようにしか思えない」と告げる一方、両親のパチンコや株への依存といった家庭背景が彼の心の葛藤を膨らませる。やがて海辺で再会して抱きしめ合う結末へと向かうが、説得力はなく、感情の落としどころも甘く感じられる。制作背景としては、スピッツの楽曲をイメージしたWebムービーを起点にYahoo!動画で期間限定配信し、それを新たにリミックスして劇場公開したという話だが、音楽の使い方は場面と噛み合わず、演技も無駄に感じられる。曲は多く流れるもののタイミングが極端に不自然で、映像との連携がブツ切れで統一感がない。ストーリーの無理矢理さは際立ち、現実味が乏しいツッコミどころが山のように出てくる。例えば浮気を否定していた母親が急に本妻の話を始める違和感、イヤホンを抜き差ししても博士が眠り続ける不可解さ、広大な海での出会いがいとも簡単に起きる現実離れなど、細部のリアリティ不足が全体の説得力を崩している。2025年に亡くなった大宮エリーが監督を務めた初の長編作であり、彼女の東大出身・電通を経て独立したキャリアは評価されるべきだが、結果として映像・演出の完成度は低いと言わざるを得ない。
U-NEXTで何気なく観てみた。宮崎あおいのかわいらしさが光る。若い頃の西島さんもやっぱりかっこいい。ストーリー自体は特筆すべき点はないが、美男美女の共演に見とれてしまう。
大宮エリーの初監督作品で、70分にわたって展開される。全編に渡り、スピッツの楽曲が彩りを添え、心温まる小さな魔法が織り込まれている。父の浮気を受け、楓と博士の心の物語が深まっていく。血の痛みを抱えきれない楓(宮崎あおい)と、親の崩壊を止められない博士(西島秀俊)の間に生じる心の距離。ふたりのつながりが大海に飲み込まれる中、互いを抱きしめ、そのままの心情で進む。かみ合いそうでかみ合わない会話がもどかしくも微笑ましい。初めはスピッツの楽曲が主張しすぎのように感じたが、草野マサムネの力強さと柔らかさを兼ね備えた歌声が、思い切った演出に見事に融合している。思索する葦を具現化するふたり。何が正しいのか分からないまま、互いを静かに支え合う姿には間違いがない。小さくて特別なラブストーリー、心に大きな宝物をもたらす作品だ。
大好きなドラマ『純情きらり』に出演する二人が共演しているので視聴。西島秀俊さんは確かに格好いいのですが、どこか物足りなく感じてしまいました。
静かでゆったりとした物語。モチーフとして用いられているスピッツの曲はどれも素敵。あおいちゃんと西島さんの関係は、姉弟のようであり、友達のようであり、恋人のようでもある独特の空気感が好き。
映画を観たというより、MVを見ていた感じが強かったのが、観終わった後の率直な感想です。
宮崎あおいは本当に可愛かったです。それが全てです。