1953年5月20日に公開の映画「見知らぬ乗客」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「見知らぬ乗客」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
見知らぬ乗客が視聴できる動画配信サービス
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見知らぬ乗客のあらすじ
テニス選手のガイは、列車内で見知らぬ乗客ブルーノに声をかけられる。ブルーノはガイの私生活を驚くほど詳しく把握しており、ガイが妻とうまくいっていないことや、上院議員の娘と結婚したいと望んでいることまで知っている。さらに、ガイの妻を殺す代わりに自分の父親を殺してくれと交換殺人を持ちかける。
見知らぬ乗客の詳細情報
「見知らぬ乗客」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | パトリシア・ハイスミス |
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監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
脚本家 | チェンツイ・オルモンド レイモンド・チャンドラー |
出演者 | ケイシー・ロジャース ジョナサン・ヘイル パトリシア・ヒッチコック ファーリー・グレンジャー マリオン・ローン ルース・ローマン レオ・G・キャロル ロバート・ウォーカー |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | サスペンス |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 1953年5月20日 |
上映時間 | 101分 |
見知らぬ乗客を無料で見る方法は?
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感想・レビュー
チェンソーマンを観終わってから、映画を観るモチベーションを保つ日々。仕事終わりの睡魔が強く、なかなか続かないけど頑張っています。
この作品はサイコの前作だったとは驚き。個人的にはこちらのほうが好みです。行動力全開の描写が魅力的な映画は、名作になりやすいですよね。
バニーレイクは行方不明を連想させましたが、それはさらに後の作品の話です。
物語の面白さに引っ張られがちですが、演出はとても素晴らしい。特に後半、ガイとブルーノそれぞれの立場を交互に映す構成と、メリーゴーランドの戦闘シーンが大のお気に入り。テンションが一気に上がりました。
見どころ
・昔の夜の遊園地は大人の遊び場の雰囲気
・番犬が本来の役割を果たしていない場面
・最後まで続く警察の無力さ
遊園地とテニスコートの場所は本当に素晴らしかった。
ホラー映画『SMILE』の予告編で、スタジアムでの野球観戦中にこちらを笑顔で見つめる女性が映っているのを見て、これが元のアイデアなのかと思った。後半は少しテンポが落ちる場面もあったが、全体的には非常に洗練されていて魅力的な映画だった。#
ヒッチコックを彷彿とさせるサスペンスの名作。陰鬱で湿度を感じさせる独特の雰囲気が観る者を引き込み、心理戦の緊張感が終始続く。とにかく不気味で怖さが際立つが、見応えは十分。結末はスペクタクルの連続で圧巻、映画体験の最高峰と言える。
この作品は、いわゆる「ヒッチコック的」なサスペンスとして非常に面白かった。
ヒッチコックの技術革新力が素晴らしく、特に犯行シーンを普通に描かないというアプローチが気に入った。
犯人像や巻き込まれる主人公など、サスペンスにおいては似たような要素が見られるが、緊張感の演出がとても優れている。
ヒッチコックの代表作のひとつとして語られる本作は、ヒッチコックらしさが全開のサイコサスペンスだ。ガイを中心に、精神を揺さぶるブルーノ、そしてヒッチコック作品を象徴するような魅力的な二人のキャラクターが同時に楽しめる。
ストーリー自体は現代の視点で見ると既視感を覚える場面もあるが、演出の妙が光り、見ていて飽きることがない。特にテニスの練習シーンでは、皆がボールの行方を追う中、一人だけ一点を見つめている瞬間が非常に不気味だ。いわばストーカー要素も併存している。
ブルーノの一方的な解釈の進め方には、サイコパス的な味わいも感じられる。
ラストの回転木馬の場面は強い印象を残す。全体は淡々と進むが、その鬱屈を晴らすような結末で、昔ながらの映画らしくスッキリと終わるのも魅力だ。
列車の中で見知らぬ男性に声を掛けられ、妻と相手の父の交換殺人を持ちかけられるテニス選手を主人公とするサスペンス。演出の個性と完成度は相変わらず際立っており、それだけで強い印象を残す。冒頭の足元を映すショット、互いの顔を交互に捉えるカット、テニスの試合中に観客の表情がボールの軌道と同時に動くシーンなど、視覚的なインパクトが非常に強く画として魅力的だ。ストーリーの核である交換殺人というアイデア自体が面白く、主人公が次第に追い詰められていく展開も見応えがある。映画の技術的な部分は高く評価できる一方、主人公に対して共感を感じづらい点がやや残念。全体としては比較的シンプルな物語だが、見応えはある反面、多少の物足りなさも残る。
最悪すぎる解決方法の怖い映画
ヒッチコックの作品は本当に魅力的です。
2025年5月5日公開作。列車で出会ったブルーノが持ちかけた交換殺人の計画に、ガイは巻き込まれていく。ブルーノは自分の妻を同意なく殺害したことでガイを共犯とし、計画通り父の殺害を迫り、妻の死をガイのせいにする。次第にブルーノの狂気は増し、サスペンスというよりサイコスリラー寄りの色が濃くなる。ラストは暴走する回転木馬の上での激闘。後味は重く、すっきりとはいかない。めでたしめでたしかと問われるが、ガイは妻を殺してほしい女と結ばれ結婚を選ぶのだが、彼だけが利益を得てお咎めがない点が引っかかる。
『君去りし後』を観た直後だったので、歳を重ねたビルがまだ生きていると喜んだのも束の間だった。しかし、それでもロバート・ウォーカーの不気味な演技は素晴らしかった。