2001年4月7日に公開の映画「ハンニバル」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ハンニバル」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ハンニバルが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ハンニバルのあらすじ
あの事件から10年。FBI特別捜査官のクラリスは麻薬捜査において売人を射殺し、マスコミの激烈な批判にさらされていた。この状況を把握した大富豪のメイスンは、クラリスを再びレクター捜査に戻すために策略を巡らせる。一方、脱獄したレクターはフィレンツェでひそかに潜伏していた。
ハンニバルの詳細情報
「ハンニバル」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | トマス・ハリス |
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監督 | リドリー・スコット |
脚本家 | スティーヴン・ザイリアン デヴィッド・マメット |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | クライム スリラー |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2001年4月7日 |
上映時間 | 131分 |
ハンニバルの楽曲
「ハンニバル」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックHannibal - Original Motion Picture SoundtrackVarious Artists
感想・レビュー
博士VSクラリスかと思いきや、実際は博士VSメイスンのシーンが長かった。ジョディ・フォスターは可愛い印象だったけど、今回のジュリアン・ムーアは前作から10年経ったということで、より力強い風貌に。演者が変わってもキャスティングには納得できる。最終的にはクラリスと再会して対峙する場面もあった。特別な関係になったクラリスは再び博士を逃してしまう。博士は手錠で繋がれた手を切り、自ら脱出するという形に。なんだかんだで彼を愛しているのでは?脳みそを食べるシーンは非常に衝撃的だった。その状況でどう生き延びているのか?メイスンを演じたのがゲイリー・オールドマンだったのは驚きだ。
前作のスリラー的な緊張感と比べると、今作はグロテスクさが際立っていた。
それでも、アンソニー・ホプキンスはやっぱり素晴らしい。
前作からキャラクターを把握するのに苦労した。特にスターリングは、前作とは立場が異なるためか、クラリスとの関係性によって印象が変わった。レクター博士の人間味を感じる描写も多かったが、全体的には前作よりもグロテスクなシーンが増えていて、それでも美しさがあった。残酷な場面ですら、どこか芸術を観ているような感覚が漂っていて、『美しさの中に潜む狂気』を感じさせた。
不穏なBGMとオペラの場面が織りなす緊張感、そして強欲な人々の自滅は、どれも圧倒的かつ芸術的だった。前作には及ばないという声もあるが、ホラー要素を強化した本作は、刺激を求める観客にぴったりの仕上がりだ。
脱走したレクター博士に深い恨みを抱く大富豪メイスンが、彼を捕まえるべくクラリス捜査官を利用しようとするという前作の続編。クラリス役のキャストは変更されている。レクター博士を主役に据えた本作は、前半こそ前作と同様に極端に恐ろしいホラーキャラとして迫るが、後半には一転してダークヒーロー的な立場へと変貌する。残虐描写が多く、特にあの食事シーンは強い印象を残す。刑事モノとしての要素は薄れ、ホラー色がやや強めになっている。とはいえ、これもまた独自の魅力を放つ作品だ。
「羊たちの沈黙」が大好きで、最近リバイバル上映を観たので、その記憶が鮮明なうちに続編を観ました。こちらの続編も楽しめました。グロテスクなシーンは多かったですが、少し現実離れしているせいか、意外と受け入れられましたただ、クラリス役が異なる女優に変わってしまったのが残念です。それに、たまに字幕が速くて何度か再生を止めました(笑)。
『羊たちの沈黙』を観て、次の作品も見たくなりました。
有名な作品なだけあってラストのグロテスクなシーンは事前に聞いていましたが、実際に見ると衝撃的で、食事中にはおすすめできません(笑)
クラリス捜査官の変化には少し残念さも感じますが、時間が経過しているので新しい面白さもあると思います。
全体的なストーリーとしては、アンソニー・ホプキンスの演技は本当に素晴らしい変態感で、最高でした!しかし、私の中では1作目を超えることはなかったかなという印象です。
ロボトミーのシーン、つい見てしまった。頭を開く描写は迫力満点で驚かせられたけれど、誰が標的になるのか不安にもなる。結局あの人で良かったと思えた。目から針で観る描写も、ぜひ見たかったね。
メイスン・ヴァージャーの喋り方や声がドラマ版とほとんど同じで、まずそこに驚いた。ドラマのキャスティングがこの人で決まっていたとしたら、かなりのハイセンスだと思う!先にドラマと前作を見ているので比べたくなるのは当然だけど、特にクラリス(ドラマ版ではウィル)に人生や自由を否定されるシーンでのハンニバルの感情表現は、マッツのほうがしっくり来た気がする(涙と汗の使い分けも含めて)。
ホプキンズのハンニバルは、少しワイルドで直接的な面が強調されていて、マッツのハンニバルにあった得体の知れなさが足りなかった気がする。前作でのジョディ・フォスターの強いアクセント、声色から伝わる感情がクラリスのキャラと相性良すぎて、今回のクラリスは淡々としすぎていて物足りなさを感じてしまった。前作とこれ、どちらも好きだけど!
p.s. キスしている隙に手錠をかけるやつ、カリブの海賊で見てから狂わされているので、思わぬところでまた見られてよかった。ロマンチカスには栄養すぎる
面白かったけれど、やはりジョディ・フォスター演じるクラリスを見たかった。
#2025s.t旧作
『羊たちの沈黙』から約10年後を描くサスペンス映画。FBIでの地位が危ういクラリスは、レクター博士へ恨みを抱く大富豪の依頼を受けて動く展開だ。比べると完成度はやや落ちるものの、それなりに楽しめる作品である。
レクター博士の魅力は健在。グロテスクな描写が増え、刺激的さがパワーアップしている点は評価に値する。印象的なシーンも多く、全体として悪くない仕上がりだ。
ただし、クラリス役がジョディ・フォスターから別の女優に変更された影響か、キャラクターの魅力は薄まって感じられる場面がある。さらに、大富豪の顔がレクター博士に翻弄されて悲惨な姿になる設定は強いインパクトを生む一方で、「誰を一番に見せたいのか」という軸がぶれてしまう印象だ。
猟奇性を除けばストーリー自体はやや弱く感じられる。ただ終盤まで観れば「やっぱりレクター博士はすごい」と納得させられるのはさすがだ。とはいえ、伝えたいテーマが絞り切れていない感があり、全体としては決してつまらなくはないが惜しい要素が多い作品だった。