1974年2月23日に公開の映画「ロング・グッドバイ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ロング・グッドバイ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ロング・グッドバイが視聴できる動画配信サービス
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ロング・グッドバイのあらすじ
真夜中、愛猫に起こされて目を覚ました私立探偵マーロウの元に、旧友のテリーが現れた。二人は夫婦喧嘩の末、家を飛び出したという。テリーはこれからメキシコへ向かうと言う。マーロウは国境沿いの町まで彼を見送り、翌朝別れを告げる。しかし帰宅した瞬間、テリーを妻殺しの罪で匿ったという疑いをかけられ、警察に逮捕されてしまう。その後テリーが自殺したため釈放されたが、どうしても納得がいかない。彼はテリーの死の真相を確かめるべく、再びメキシコへ向かう。
ロング・グッドバイの詳細情報
「ロング・グッドバイ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | レイモンド・チャンドラー |
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監督 | ロバート・アルトマン |
脚本家 | リー・ブラケット |
出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー ウォーレン・バーリンジャー エリオット・グールド ジム・バウトン スターリング・ヘイドン デヴィッド・アーキン デヴィッド・キャラダイン ニーナ・ヴァン・パラント ヘンリー・ギブソン マーク・ライデル ルターニャ・アルダ |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | サスペンス |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 1974年2月23日 |
上映時間 | 111分 |
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感想・レビュー
良い映画だった。原作は古典的な推理小説で、新鮮味はあまり感じられず、推理作品として大きく盛り上がるタイプでもない。しかし、マーロウの終始軽薄な語り口や、間抜けを晒す場面が丁寧に描かれている分、結末の銃撃には強いインパクトがあった。
映画や文学、アメリカの時代背景を完全に理解できているわけではないが、ひとまずこの作品は驚くほど面白い。
「猫に餌をやる」というシンプルな行為が、どうしてこんなに魅力的になるのか!
以前、春樹の訳で読んだ原作の印象とは大きく異なり、そこがこの作品の魅力なのだろう。「ハードボイルド」や「ノワール」に対して、少し距離を置いて触れた時の感覚が反映されているように感じる。
私にとっての「ハードボイルド」の原体験は、まさに村上春樹の小説や松本大洋の漫画だ。彼らの作品もまた、ジャンルを継承し、発展(時には解体)しているのだろう。文化や芸術に絡められた様々な要素を辿っていくのは、果てしないが楽しさに満ちていると思う。
単なる茶化しや宣伝目的で特定のジャンルを利用するような作品とは、まったく異なるものだ。
初めてのフィリップ・マーロウ作品として、ニューシネマ期のノワールを期待して観始めた。チャイナタウンのような陰影と緊張感を求めていたが、実際にはかなり異なる印象だった。フィリップ・マーロウというキャラクターはここまで露骨に個性を出すのかと驚く一方で、事件の解決に彼自身が主体的に関与する場面は意外と少ない。映像・音楽・脚本はノワールらしさを強く前面に出さず、むしろ非常にゆったりとしたトーンに寄っている。ミステリーというより、起きた出来事を羅列していく感覚に近い。終わり方は第三の男のような余韻には届かず、どこかあっさりと終わってしまう印象だった。
主人公のマーロウは非常にハードボイルドで魅力的なキャラクターで、かなり楽しめました。
それにしても、彼のタバコの吸い方は過剰ですね【調査によると、記事には38本と書かれていました】。
ストーリーについては、登場キャラクターが意外に多く、事件の内容も複雑なため、見終わった後に調べてやっと理解できたのが残念でした。(理解力がなくて申し訳ありません)
マーロウが猫に「カレー味の猫缶」を買っていたのを見て、アメリカの猫たちがちょっとかわいそうだなと思ったことがある。
ストーリーの展開がわかりにくく、推理ものとしてのカタルシスを味わえなかった。
原作とは異なる作品として楽しむことをおすすめします。
松田優作の「探偵物語」のインスピレーションがここにも感じられるかもしれません。
随分と種類があるな。
カレー印のキャットフードをください。
カレー印のが欲しいんだ。
カレー印だ、分かるか
C O U R
品切れだ。こちらでも同じくらいだろう。
猫を飼ったことがないな。
女の方がいい。
言えてる。
そうか、車にはねられて病院へ運ばれたのか。
帰ろう。
骨は大丈夫だ。
もうすぐ治るからな。
長居は無用だ。
僕の代わりに帰ったと伝えてくれ。
ハーモニカか。
楽器は苦手なんだ。
僕に?
もらっておくよ。
何してるの、マーローさん。
マーローはこっちだ。
君は新入りか?
3日の休暇明けだよ。
どうした?
風邪だったのか。
彼を頼む有名人なんだ。
あなたは?
帰る。
犬に注意
雰囲気は抜群。
フィリップマーロウの家は格好いい。
誰に対しても何に対しても安易に優しくするわけではない、その人間らしさが面白い。
『ロング・グッドバイ』(1973)
チャンドラーの名作を大胆にアレンジした傑作ハードボイルド。台詞を最小限に抑え、映像で物語を見せる演出が観る者をぐいと引き込む。主人公がタバコをこれでもかと吸い続ける場面が特に印象的。言葉にできないクールさと渋さが、この作品の魅力をさらに際立たせていた。