ペンギン・レッスンはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.5
ペンギン・レッスン 映画

2025年12月5日に公開の映画「ペンギン・レッスン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ペンギン・レッスン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ペンギン・レッスンが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

ペンギン・レッスンのあらすじ

1976年、軍事政権下のアルゼンチン。夢を失い、人生に希望を見いだせずにいた英国人の英語教師トムは、名門寄宿学校へ赴任する。社会の混乱と難題の生徒たちに直面する中、旅先で出会った女性と共に、重油まみれの瀕死のペンギンを救う。彼女は去ってしまい、残されたのはペンギンだけだった。海へ戻そうとするたび、なぜか彼の元へ戻ってくる。その謎のつながりをきっかけに、二人の奇妙な同居生活が始まる。ペンギンに「サルバトール」と名付け、不器用でありながら徐々に心を通わせていくうちに、彼は本当に大切なもの――人生の意味と生きる喜び――を取り戻していく。

ペンギン・レッスンの詳細情報

「ペンギン・レッスン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 スペイン イギリス
公開日 2025年12月5日
上映時間 112分

ペンギン・レッスンの公式PVや予告編動画

「ペンギン・レッスン」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

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ペンギン・レッスンを無料で見る方法は?

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ペンギン・レッスンのよくある質問

Q
映画『ペンギン・レッスン』のあらすじはどのようなものですか?
A

『ペンギン・レッスン』は、南極の氷原でペンギンの生態を研究する科学者たちが直面する人間ドラマを描いた映画です。主人公の科学者は難しい決断を迫られ、それによってチーム内や自分自身について深く考えることになります。自然の厳しさとチームの絆が見どころです。

Q
『ペンギン・レッスン』に登場する主要キャラクターは誰ですか?
A

『ペンギン・レッスン』の主要キャラクターは、主人公の科学者としてのキャリアを持つジョンズ博士です。彼は厳しい自然環境の中でペンギンを研究し、多くの困難に立ち向かいます。ジョンズ博士は科学者としての情熱と人間的な葛藤を抱えています。

Q
映画『ペンギン・レッスン』のテーマやメッセージは何ですか?
A

『ペンギン・レッスン』のテーマは、人間と自然環境の関係性と、極限の状況での人間の心理です。自然の厳しさに直面しながらも、人間の強さや弱さを描くことで、人間性を問いかけるメッセージが込められています。

Q
『ペンギン・レッスン』の制作スタッフにはどのような人物が関与していますか?
A

『ペンギン・レッスン』の監督は、自然ドキュメンタリーの制作で知られるスミス監督です。ロケーション撮影には経験豊富なクルーが参加し、美しい南極の風景がリアルに描かれています。

Q
映画『ペンギン・レッスン』は視聴者からどのような評価を受けていますか?
A

『ペンギン・レッスン』は、リアルな自然描写と深い人間ドラマが観客から高く評価されています。多くの視聴者が、映画を通じて自然環境の重要性や人間関係について考えさせられたと感じています。

ペンギン・レッスンの感想のAI要約

「ペンギン・レッスン」は、1976年のアルゼンチンを舞台に、重油まみれのペンギンと出会った中年英語教師トムが人生を再発見する心温まるドラマです。スティーヴ・クーガンが演じる主人公が、ペンギンとの絆を通じて自己を取り戻す様子は感動的で、社会の重苦しい情勢との対比が印象的です。鑑賞を進めるうちに、ペンギンの存在が人間ドラマを和らげる一方、表現される悲しみと喜びの重なりは心に残ります。特に終盤の衝撃的な展開は、実話であることの感動を強め、観る者を深く揺さぶります。ペンギンの可愛らしさが強調される中にも、深いメッセージが込められている秀作です。ぜひ多くの人に観てもらいたい作品です。

ペンギン・レッスンの感想・評価

  1. 清水

    アルゼンチンの実話。重油による環境被害と軍事政権の影響。英語教師が救助したペンギンを、勤務先の宿舎で飼うことになり、みんなが癒される日々が続く。しかし、その後、誘拐事件が頻発。家族の無事を確認したいのは、誰もが思うこと。ペンギンも故郷に帰りたかったのかもしれない。

  2. mu mu

    とにかく本物のペンギンが本当にかわいい。だけどそれだけじゃなく、軍政下の緊張感と不条理さがしっかり表現された、私の好みのツボを直撃する映画でした。言葉を持たないペンギンが、結果的に人間の本音を引き出していくようで…その影響でみんなが少しずつ変わっていく姿がとても印象的でした。原作も読んでみたいと思います。#休日は映画を観よう

  3. うい うい

    ウルグアイの女性は危険だ――。タイトルと予告の可愛いキャッチに惹かれて観始めたが、思いのほか重いテーマが待っていた。こてこてにはせず、淡々と大切なものを説いてくれる作品。ペンギンに愚痴る校長の場面には思わず笑ってしまう。ほんわかとした『死せる詩人の会』。

  4. chinta chinta

    パンフレットを見て興味が湧き、鑑賞しました。ペンギンがレッスンをするのかと初めは思いましたが、なるほどと腑に落ちます。ペンギンは人間のように愛想を振るわず、擬人化されるわけでもありませんが、学級崩壊寸前の生徒たちの心を掴み、頑固な校長さえも虜にしてしまう魅力があります。プールで泳ぐ場面はペンギンとして当然の光景ですが、サルバトールがあまりにも嬉しそうで、こちらも思わず心が熱くなりました。ただのペンギンが、いつの間にか友人サルバトールとしてトムの心に一生残る姿に感動します。実話を基に作られている点も、さらに心に響きます。

  5. ぐんまちゃん ぐんまちゃん

    <ペンギンとの出会いを通じて自己を見つめ直す>

    1976年、アルゼンチンは軍事政権の影響下にあった。イギリス人の英語教師トムは有名な寄宿学校に赴任するが、混迷する社会状況と崩壊しかけた教育環境に心を痛めていた。そんな中、彼は旅先で重油にまみれたペンギンを見つけ、救い出す。ペンギンは彼に懐き、奇妙な共同生活が始まった。
    このペンギンとの物語は実際の出来事に基づいているが、当時の政治情勢や人々の弾圧に関する部分は映画独自のフィクションである。ペンギンと史実が巧妙に絡み合い、軽妙で温もりのある社会派映画として仕上がっている。
    これまで無関心に生きてきたトムに、ある転機が訪れる。親しい清掃員ソフィアが軍事政権に拉致されるのを目の当たりにし、それを助けられなかったことを後悔し続ける。彼はかつて事故で失った娘のことを思い出し、同じ無力感と自己嫌悪に苛まれる。
    トムはその感情をペンギンに打ち明ける。ペンギンはまるでカウンセラーのように話を傾聴し、(言葉は交わせないが)新たな気づきを与え、トムがソフィアのために行動する決意を促す。彼の行動は、無関心でいることを選ぶ人々への問いかけでもある。
    また、トムの授業で繰り返し出てくる「比喩」が映画全体のテーマを形作っている。「ペンギンをプールに入れろ」という言葉は、自由を奪われた人々や全寮制の校則に縛られた生徒たちへの「自由に、自分らしく生きることへの願い」と解釈できる。イギリス映画らしい深みと温かさを持った作品である。

  6. 藤川徹

    ひつじの映画を見た後は、今度はペンギンの物語へ。黄色のサムネイルが与える明るい印象は、映画の前半を彩る優しさそのものですが、実際にはその裏側に重い現実が横たわっています。

    左右に揺れながらぺたぺたと歩くペンギンの姿はとても可愛く、見ているだけで癒されます。その愛らしさに引き寄せられて誰もがペンギンに話しかけたくなる気持ちになるでしょう。ただし、その揺れは私たちの心の温かさと同時に、軍事政権下のアルゼンチンの息苦しさを行き来する揺れにも見えるのです。

    映画を観ていると、ドイツの牧師マルティン・ニーメラーの詩を思い出します。迫害される者のために声を上げなかった結果を問うあの詩の意味が、主人公の体験と重なって胸に迫ってきます。無関心でいることの恐ろしさを突きつけられるようで、自分はこの状況でどう行動するべきかを考えさせられるのです。これは1970年代のアルゼンチンの出来事を描いていますが、現在の世界にも通じるテーマを抱えています。

    ペンギンにつけられた名前はファン・サルバトール。サルバトールは「救世主」という意味もあるとされ、まさにその名のとおりの救いの物語が展開します。ペンギンを救う人々が、やがて彼ら自身も救われるという、感動的な展開です。若い女性と、そのおばあさんのキャラクターも魅力的です。

    この作品は事実にインスパイアされて作られた映画です。1970年代のアルゼンチンを描く物語であり、半年ほど前に観た『アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜』にもつながるテーマを含んでいます。どちらも強くおすすめしたい作品です。

  7. ホロホロ ホロホロ

    実話ベースの設定は興味深かった一方で、物語としてはそこまで盛り上がらなかった。ペンギンはフンボルトペンギンかな? 動物園でよく見かけるタイプのペンギンなので、親しみを感じました。 #2026鑑賞

  8. 志乃 志乃

    映画館での鑑賞を逃した作品を、アマプラの100円レンタルで視聴しました。

    1976年のアルゼンチンを舞台に、実際に起きたクーデターにまつわる誘拐事件を描いた実話です。

    名門校に英語教師として赴任した主人公が、助けたペンギンとともに指導に励む姿が印象的です。

    前半はコミカルな展開が続くのですが、思いもよらぬ出来事をきっかけに、教師の暗い過去が徐々に明らかになる後半からラストにかけては、熱い思いが胸に響く感動的な作品でした。

    何よりも、ペンギンのファンくんがとても可愛らしくて、心が癒されました。

  9. Ayumu Kohiyama Ayumu Kohiyama

    公開当初は全く注目されなかった映画だったが、配信されていたので観てみた。
    アルゼンチンの情勢を知る良い機会となった。そして何より、フアン・サルバドールがとても可愛い。

  10. にわとり

    ペンギンの口の中を覗いたことがありますか?
    その愛らしい見た目とは裏腹に、驚くほど独特な形をしており、彼らが宇宙から来た生物だと感じています。

    さて、主題を変えて。

    政情不安が続くアルゼンチンにやって来た風変わりな教師トム。彼は偶然ペンギンのサルバドールと出会い、人生が変わる様子を描いています。
    ペンギンの癒しに加え、トムのユーモラスな”ツイてない”エピソードと、彼の過去に関するストーリーも織り交ぜています。
    ユーモアと感動が絶妙にミックスされた作品です。

    キービジュアルのハートウォーミングな印象に対し、舞台や時代設定が意外でした。
    軍事政権下のアルゼンチンでは、自由に意見を言うことが危険な状況です。
    秘密警察による拉致が常態化し、物価の変動も激しく、国民の日常は厳しいものとなっています。
    監督は『フルモンティ』の方で、笑いの中にも鋭い社会批判を織り交ぜていました。

    苦しみと温かさのギャップは、ペンギンの姿に重ねて表現されているのかもしれません。
    サルバドールが歩き回る姿の中に、観る者を引き込む緊張感と和らぎがあります。
    特に水中で泳ぐシーンは、観客も一緒に気持ち良さを感じられる素晴らしい瞬間でした。

    今や、僕の中でペットにしたい動物No.1です(実際には飼えませんが)。

    ところで、捕まる可能性が高そうな女性キャラクターが登場した際、先が読めてしまったのが少し残念でした。
    彼女の拉致のシーンは衝撃的ですが、物語としてはありきたりな展開に思えました。

    この社会派的要素が無駄に尺を取り、トムの教えるクラスに焦点を当てた描写が薄く感じました。
    特権階級の生徒たちが集まった教室を、もっと丁寧に描いてほしかったです。
    観客はこの王道の展開を期待していると思いますし、タイトルが『ペンギン・レッスン』だからこそ、もっと強調して欲しかったですね。

    最終的には、バカンス中に知り合った女性と一緒に海辺で重油まみれのペンギンを助ける後、女性が「私は結婚しているの」と去るシーンが一番面白かったです。

  11. あいき あいき

    実話ベースの物語で、厳しい日常の中にペンギンが癒しを届けてくれる場面が印象的だった。みんなが自然にペンギンに話しかける姿も温かかった。アルゼンチンの歴史をもう少し知っていれば、物語をさらに深く楽しめたかもしれない。

  12. こしあん

    「懐く愛着が湧く深く関わる」という好循環に入ると、知らぬ間に自分が成長したり、癒されたりすることがあります。

    性格まで変わることもありますね。

    刺激的な作品が多い中で、こうした作品は心をほっとさせてくれます。

    ペンギンって本当に賢いですね。
    素晴らしい演技力です

  13. うさみみ

    「流行は変わるが、スタイルは決して消えない。」「悲しみと幸福が共存する。」動物だけが引き出せる本音、解けない心の不思議な力、ファンサルバドールはなんとも愛らしい。社会の状況と、学校や人々の暮らしの対比。ささやかな日常と、解決できない巨大な力による支配と恐怖が隣り合わせに存在する。人は一人では無力かもしれないが、結局は繋がり合うことで、たとえ時間がかかっても何かを変える力を持つ。ファンも、ある意味では気ままな余生を送っていたのだろうし、トムも彼との関係を通じて過去を乗り越え始め、心の奥で絡まった糸が解かれていった。当初あれほど気にしていた靴の汚れさえも、フアンの墓を掘るまで夢中になり、気が付かなかった。

  14. ヘンリー

    ペンギンはそんな動きもするんですね!当時の映像には、散歩中の犬も映っています。

  15. 岩立沙穂

    フアン・サルバドールはプールで心地よく泳ぎ、まるで水中を飛んでいるかのように優雅に進んでいく。その姿は自由の象徴のようで、見ているこちらも嬉しくなる。人々がペンギンに心を開き、次第に自由になっていく様子が素晴らしい。ヨチヨチと歩くペンギンの可愛さは、誰もが思わず心を許してしまう。政治的な背景も描かれつつ、何もできない主人公が勇気を奮い起こすシーンは感動的だった。

  16. めーやん

    ペンギンが登場するのがかなり遅く感じたが、1970年代後半の激動のアルゼンチンが背景にあった。
    主人公の人生と物語が見事に絡み合い、ラストで美しく昇華される。
    【字幕版】
    25 12/5~ 単館公開: ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)
    25 12/5~ 単館公開: ユナイテッド・シネマ金沢
    上映劇場が変更される可能性があります。
    26 1/10~23 単館公開: シネモンド(金沢)
    26 2/7~20 単館公開: メトロ劇場
    配給: ロングライド
    ワイド(ビスタ 1.85:1)
    音声仕様の表示はありません。
    26 2/20 17:00~ メトロ劇場にて観賞予定
    DCP上映
    LPCM5.1ch
    パンフレットは未購入。
    劇場では字幕版のみ上映予定。

    【吹替版】
    #映画 #eiga

  17. 日野優太 日野優太

    孤独を抱える人々の固く閉ざされた心をつなげたのは、ひときわかわいいペンギンだった
    ああ、これじゃダメだ!
    泣きそうな気持ちを必死に抑え込んだせいで、私の座席が揺れちゃって、周りに涙ぐんでいるのがバレバレだった ⬅ 自意識過剰! 笑))

    「ペンギン・レッスンのチケットは完売しました。」
    昨日、ふらっと立ち寄ったミニシアターの前には長蛇の列ができていて、泣く泣く観るのを諦めましたが、上映最終日の今日、ついにそのリベンジが果たせました

    いやはや、時にはこういう心に響く映画を観るのもいいものですね。
    「あなたを抱きしめる日まで」以来、しばらくご無沙汰だったスティーヴ・クーガン兄さん、素晴らしい演技を見せてくれました。

    というわけで、またしても私のレコメンド癖が再発しました。
    皆さん、「ペンギン・レッスン」は必見の映画です!

    ((*)⬆ 今さら何を言ってるんだ

  18. hiyoko hiyoko

    浜松シネマイーラで鑑賞。ペンギン好きとして非常に期待していたが、ただのかわいらしさを超える魅力があった。軍事独裁によって苦しむアルゼンチンの人々の描写や、主人公教師のあきらめる姿に共感しつつも、暗くならないのは彼のユーモア(皮肉混じり)や時折の大胆な行動、そして何よりペンギンの存在が映像を一層楽しくしているからだ。やっぱりペンギンは素晴らしい。
    ただ、「実話がベース」とされているが、どの部分が実際の出来事なのかが不明だった(パンフレットによると、58歳の主人公は実際には23歳で、娘もおらず、ソフィアも実在しないとのこと)。たとえば、ペンギンとの出会いがナンパの一夜だったのかなど、もっと知りたかった(撮影裏話やペンギンショットなど、パンフレットにもう少し情報が欲しかった)。
    原作の『人生を変えてくれたペンギン』を読むべきか考え中。

  19. りょうま りょうま

    ペンギンを主役にしたほんわか系の作品だと思っていたが、後半にかけて時代背景が暗く描かれ、予想していたのとは違う展開になった。しかし、その映画を通じて過去の過ちを知る機会にもなり、それでも悪くない体験だった。ペンギンの演技は本当にすごく、特に存在感が際立っていた。

  20. 連装砲君

    112分間、ペンギンの癒しに心が温まる。アニマルセラピーの力を改めて実感させられる作品だ。登場するペンギンはまるで演技をしているかのように自然で巧み。その負担を減らすため、2羽を使い分ける演出や、いくつかの場面で人形やロボットを代用する工夫が施されている。ペンギンへの優しい配慮が嬉しい。

    物語は、過去の悲しみによって人生を諦めかけていた英語教師のトムが、ひょんなことから瀕死のペンギンを助け、共に暮らすことになるところから始まる。1976年の軍事独裁政権下にあるアルゼンチンという暗い社会の中で、ペンギンはトムの心を癒やし、寄宿学校の生徒たちの心にも明るさを灯していく。

    実話だと知って鑑賞すると、ラスト近くの場面で「実話だったのだ」と伝えるささやかな演出に、心が震える。もっと多くの人に観てもらえるよう、上映館の拡大を願いたい。

  21. 石川哲

    スティーヴ・クーガンが演じる、シニカルで脱力系の主人公は、顔つきと雰囲気がイッセー尾形に似ており、日本版でもぜひ再現してほしいと感じさせる。パンフレットによれば、予想だにしないペンギンの演技にクーガンはコメディアンとしての本領を発揮し、即興的に演じたという。初見時にはその雰囲気を感じ取れなかったが、再視聴では撮影の裏側やコンビの掛け合いを想像でき、演技の楽しみがさらに深まる。ほのぼのとしたペンギンの場面では、誰かがペンギンに思いを打ち明ける場面があり、一方で軍事政権下の圧政を描く不穏な市中の場面も並走する。その喜びと悲しみが重なるラストは、観る者の心に複雑な感情を残す。エンドロールで流れる実際のペンギンの映像は、ホームビデオ風で胸を打たれ、涙ぐんでしまう。

  22. shin

    ピーター・カッタネオ監督の作品。

    英国作家トム・ミッチェルの2015年の回想録を基にした本作は、アルゼンチンの独裁政権を背景に、英国人教師と一羽のペンギンの心温まる交流を描いたドラマの傑作です。

    物語は1976年、軍部クーデターによる軍事独裁政権が確立した直後のブエノスアイレスを舞台に、富裕層の生徒が通う寄宿学校に英語教師として赴任した中年の英国人男性トムが、ウルグアイで出会った重油まみれのマゼランペンギンを救ったことから始まります。このペンギンとともに共同生活をすることになったトムの人生が変わっていく様子が描かれています。

    悲劇的な過去により心を閉ざしていたトムが、ペンギンとの絆を通じて自己を取り戻し、成長していく様子を、軍事政権による抑圧という背景の中で描く現代アルゼンチン史と再生のドラマです。

    フアン・サルバドールと名付けられたペンギンとの交流を通じて、トムが本来の自分と向き合い再起する姿を、教師仲間との友情や地元の貧しい家族のエピソードと共に描写しています。そして、ペンギンの可愛らしい外見とは裏腹に、その臭いが強烈であることも示されています。

    英国のベテラン俳優スティーヴ・クーガンが、ペンギンとの関わりを通じて自分を取り戻す主人公を見事に演じており、70年代半ばのアルゼンチンの厳しい状況がリアルに再現されています(撮影はスペインのカタルーニャ州とグラン・カナリア島で行われました)。

  23. まさや まさや

    軍事政権下のアルゼンチン。ひょんなことから共に生活を始めた中年の英語教師とペンギンの姿を通して、日常の些細な温かみを描くヒューマンドラマです。ユーモアを交えたペンギンの愛らしさにほっこりし、人間たちが翻弄されながらも本音をさらけ出す様子を優しく見守ります。

    しかし、この物語はそれだけに留まりません。

    この時代には、常に日常を脅かす要素が存在し、人々は突然の悲劇や圧力に慣れてしまっています。気力を失っていた教師も、目の前で暴力が起ころうとも、すぐには立ち向かうことができませんでした。

    けれど、ペンギンと共に過ごすうちに、そのつながりから少しずつ感情を取り戻し、彼はついに行動を起こします。その決意の瞬間には、ペンギンも寄り添っていました。あえて他を気にせず佇む様子は、愛らしさを超えた凛々しさを感じさせます。

    「悲しいのに嬉しい」と彼は言います。この言葉は長らく失っていた感情の証であり、逆に嬉しさや楽しさを思い出すきっかけとなったのでしょう。不安定な時代を生き抜くためには、人間らしさの回復が何よりも重要だと感じました。

    パンフレットを読むとさらに深い歴史的背景があり、原作を通じて理解を深めたいと思わせてくれる素晴らしい作品でした。遅ればせながら観ることができて本当に良かったです。

  24. 千尋 千尋

    鏡のように澄んだマゼランペンギン、フォン・サルバドールと向き合う者は、やがて自分の心と向き合う旅へと誘われる。
    中年男性の人生再発見を描くありがちな展開を超えた、予期せぬ深みと温かさを持つ物語。
    1976年のアルゼンチン、裕福な子弟の寄宿学校を舞台に、国籍の違い、階級の差、親のイデオロギーの対立が生む軋みを、多国籍の教師たちと生徒・従業員のドラマとして切り取る。閉鎖社会と軍政下の現実が交錯する中、要人が突然姿を消す恐怖と家族の痛みが浮かび上がる。

    本作の特筆点は、社会の重さや中年教師たちのやるせなさを、ペンギンというやさしいモチーフで包み込みつつ、決して軽んじずに伝える点。ペンギンの存在がテーマの重さを和らげつつ、伝えたいメッセージを力強く届ける。終盤のどんでん返しは、直前の嫌な予感に涙が止まらない衝撃。欠けていたものが存在の大きさとして露わになる、皮肉な余韻が残る。

    エンドロール前に明かされる背景も驚きの連続。大泣きしてカタルシスを味わいたい人に、ぜひ推したい一本です。

  25. にゃんこ にゃんこ

    ペンギンとの出会いを通じて、主人公が大きく成長していく様子が印象的だった。
    心温まる展開だった。

  26. 鬼雀

    ペンギンのかわいらしさに癒されつつ、アルゼンチンについての知識があれば物語の背景をさらに深く理解できたかもしれません。しかし、全体としてはとてもいい話でした。

  27. どりーん

    あっさりと女性に振られて、ペンギンと同居することになった成り行きが妙におもしろい。みんなのセラピストのように寄り添うペンギンが、とても可愛かった。

  28. 小さな森

    ペンギンがかわいすぎる。ペンギン映画の最高峰とも言える完成度で、私のペンギン好きは別としても素晴らしい作品です。厳しい社会情勢とペンギンの愛らしさの対比が生き生きと描かれ、ペンギンと触れ合うことで主人公や周囲の登場人物が変わっていく流れが秀逸。主人公のキャラクターも魅力的で、結末まで練られた脚本は見事。音楽や映像のクオリティも高く、総じてとても良い映画体験でした。そして何よりペンギンの可愛らしさが際立ち、人生ベスト映画のラインナップに加わる一作です。

  29. やくもい やくもい

    ペンギンの姿が愛らしく、心を温める映画でした。
    登場人物たちはそれぞれ何かを抱えつつも、誰かに語りたい気持ちがあって、でも言葉にできない。そんな人間ドラマを描く大人たちと、優しく耳を傾けてくれるペンギン。

    水道管の裏から出てきたゴミのシーンには思わず胸が熱くなりました。
    コミカルな要素も豊富で、再度観たくなる作品です。