2025年4月4日に公開の映画「1980 僕たちの光州事件」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「1980 僕たちの光州事件」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
1980 僕たちの光州事件が視聴できる動画配信サービス
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1980 僕たちの光州事件のあらすじ
1980年5月17日、チョルスの祖父が待望の中国料理店を開店した。父親はなぜか不在だったが、チョルスは幼馴染のヨンヒや優しい町の人々に祝福され、家族は幸せに満ちていた。しかし、彼らが輝かしい未来を夢見ているその背後には、後に「光州事件」と呼ばれる歴史的な悲劇が迫っていた。
1980 僕たちの光州事件の詳細情報
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監督 | カン・スンヨン |
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脚本家 | カン・スンヨン |
出演者 | カン・シニル キム・ギュリ ソン・ミンジェ ハン・スヨン ペク・ソンヒョン |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | 韓国 |
公開日 | 2025年4月4日 |
上映時間 | 99分 |
1980 僕たちの光州事件の公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
映画館で観たかったが上映館が少なく、上映時間も朝一だけで難しく、結局レンタル視聴に切り替えた。結果的にレンタルは正解だった。
韓国、特にソウルの春のように時代の潮流を描く作品を生み出す国にはいつも深い敬意を感じる。歴史的に国に虐げられてきた人々の物語を映像化し、民主主義を勝ち取った姿勢を私たちに示してくれる点は見習いたい。
物語は暴動のただ中にいる中華料理店の家族を軸に展開する。アカの色にとらわれるのではなく、ただ国が市民を恐怖政治で統制するために街が標的にされた現実が描かれる。もちろん無差別攻撃で、中華料理店の人たちも無事で済むはずがない。
この物語はどこかの家庭の実話なのではないかとぼんやり考えながら観るほど、辛く心に残った。
2025/10/16 ツタヤディスカス
撮影はテレビドラマ風の演出で、展開と会話もドラマティック。闘うシーンは描かれず、仇を討ちたくてもそこへ到達する前に命を落とすことが多い気がします。
弾圧の時代、軍人のいる家族、町の飯店を営む家族、そして普通の人々に起きた出来事。
ナクチとチャジャンミョンの組み合わせはイメージ的に合いそうにないが、一度は味わってみたい。
実家の飯店の社長である祖父に『この店を継いでくれ』と頼まれるが、孫は『中国メシ屋は嫌だ』ときっぱり断る。その姿が可愛らしい。
エンドロールで使われている当時の写真には、深い悲しみが込み上げる。
タクシー運転手とは異なる視点で光州事件を描いていた。軍人の家族との関係は、当時はとても難しい時代だったのだ。
軍事クーデターにより権力を掌握した全斗煥が起こした歴史的悲劇、光州事件を、当事者の目線で描く作品。映画『光州5・18』と同様、光州に生きる人々の視点を中心に据え、声を荒げず日常のささやかな場面が静かに暴力へと巻き込まれていく過程を見事に映し出す。物語は、一つ屋根の下で暮らす家族・ヨンヒ一家を軸に展開する。父・パク・チュニョクが巧みに演じ、チョルス(ソン・ミンジェ)の叔父サンドゥ(ペク・ソンヒョン)を通じて事件の影が家族へと迫る。母ハン・スヨンと娘ヨンヒ(パク・チュウォン)には、父を守ろうとする切実な思いがあるが、町の人々は彼らを襲う。チョルスが語る場面には、子どもの純粋な違和感が今の社会へつながる視点として深く刻まれる。子役二人の演技は自然で穏やかな温もりを生み出し、彼らが残虐な出来事の中で現実へと引き戻してくれる。叔母アモーレ役のチョン・スジンも光る存在感だ。派手さを排し、普通の視点で事件を描くことで、極限の緊張感を静かに高めている。描かれた当時の写真にも新鮮さがあり、ラストの「あなたのための行進曲」後に全斗煥を映す演出は絵的に秀逸。視覚で説得力を高めるこの手法は、センセーショナルさを避けつつ、光州事件を等身大の市民の物語として描くカン・スンヨン監督の手腕の賜物だ。
辛口の評価が多い作品ですが、光州事件を扱った映画の中で、今まで見てきた中で最も衝撃的でした。立てこもりを掃討する場面は、光と音の演出で観客の度肝を抜きます。権力側が民主化運動を暴徒や「赤」と位置づけ、皆殺しを正当化できる恐ろしさを露わにしています。ちなみに私は兵庫県民で、斎藤元彦知事について意見を投稿すると、批判的な返信が多く寄せられることがあります。
DVDで鑑賞!(9/25) 中国や韓国の民主化運動が過激だったことはよく知られていますが、ラーメン屋からの視点で描かれる新しいアプローチの映画に期待していました。しかし、予想以上に過激で切なく、苦しく感じる内容でした。未来が見えず、絶望しか感じられない作品でした。「ソウルの春」と同様に、この映画を通じて韓国の現実は少し怖く感じました。
#1980僕たちの光州事件 #ソウルの春 #民主化運動
1980年5月17日。
チョルスの祖父は夢に描いた中国料理店をオープンした。チョルスの父親は不在だったが、チョルスは幼馴染のヨンヒや親切な町の人々に祝福され、家族は幸せに溢れていた。
だが、その後に「光州事件」として知られる悲劇が迫っていた。
初めて光州事件を題材にした作品に出会ったのは「光州5・18」。これまで光州事件に関する作品はすべて観てきたが、この作品は直接的な中心ではなく、巻き込まれている感覚が強かった。不意に戸惑いを感じた。
チョルスの叔父やその婚約者を思うと、涙が止まらなかった。
あまりにも不条理な現実と耐え難い痛み。
自分だったら気が狂ってしまうだろう。
結末はただ悲劇の連鎖だった。
この悲劇という言葉では収まりきらない事実が、胸を締め付けた。
叔父の最後の選択には嗚咽が漏れた
ヨンヒの父は家族を守るために自らの行動を優先し、叔父は家族の絆を重視した。
ヨンヒが向きを変えたとき、「いやだ~やめて~」と叫んでいた声が耳に残った
どうか、チョルスとヨンヒが幸せでありますように。
韓国の激動の時代、最後の一幕。
私が観てきた、朴正熙大統領暗殺から民主化に至るまでの激動を描いた映画の中で、これが最後の作品になるかもしれません。
市民の日常生活を通じて描かれる光州事件。派手な暴動シーンはないものの、徐々に壊れていく日常を映し出し、国家による暴力の兆しが伝わってきます。一般の人々はその時に何が起こっていたのか、正確には把握していなかったのかもしれません。
事件の経過を時系列で説明することで、登場人物の行動や心の変化が自然に伝わってきます。著名な俳優に頼らず、キャストを抑えている点も物語への没入感を高めています。
この時代をテーマにした韓国映画は、どの作品にも制作者の強い思いが込められており、心に響く優れた作品が多いです。
光州事件が時系列で整理されていて、理解しやすかった。一般市民の生活がたった1ヶ月で大きく変わってしまうなんて驚きだ。
忘れがちだけれど、韓国は北朝鮮と休戦協定を結んでいる状態で、まだ終結したわけではないんだよね。
今年で光州事件から45年が経ちました。
韓国映画に興味を持った初期に『光州5.18』を観た際の衝撃はとても強く、その後光州事件について多くを調べることになりました。1980年にお隣の国で、国家が民間人に対して行った大虐殺や、長い間政府がこの事実を公式に認めなかったことを知るにつれて、韓国の現代史には様々な問題が渦巻いていることを痛感します。
実は、この映画は劇場で観る予定だったのですが、まさかの食中毒にかかり、観ることができずに断念しました。因縁の作品となりました。
ですが、フォロワーのレビューはあまり芳しくなく、多くが辛口でした。確かに、作品全体に古臭さを感じ、センスが微妙で、キャストも少々弱い印象です。邦題の「僕たちの〜」という青春映画っぽい響きも不謹慎に思いました。
構成が「光州事件に巻き込まれたある家族の物語」という感じで、事件そのものの惨状や政治的特異性を十分に表現できていないように感じました。
やはり光州事件を扱うのであれば、ビッグスターを起用した重厚な作品が必要だと思います。政治的な意味合いを持つからこそ、深みのある脚本と演技者が求められるでしょう。
余談ですが、この映画を観た後、光州事件を題材にした韓ドラ「五月の青春」(イ・ドヒョン&コ・ミンシ主演)を知り、見始めました。光州事件を直接テーマにしたドラマは近年あまりなかったので、期待しています。