2024年3月23日に公開の映画「ほなまた明日」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ほなまた明日」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ほなまた明日が視聴できる動画配信サービス
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ほなまた明日のあらすじ
大阪。卒業を控えたある年の夏。
写真家を志す芸大生、草馬ナオ(田中真琴)は、写真に明け暮れる日々を送っていた。
同じ写真学科の小夜(重松りさ)、山田(松田崚汰)、多田(秋田卓郎)は、ナオの写真第一の姿勢に振り回されながらも、彼女の才能を認めてサポートしていた。
将来の選択を前に、彼らは迷い、時には傷つけ合いながらも励まし合う。
そんな中、ナオの写真への情熱が彼らに様々な選択を迫っていく。
卒業後、4人はそれぞれの道を歩み始めるが、4年後に再会したナオ、小夜、多田は、山田が失踪していることを知る。
ほなまた明日の詳細情報
「ほなまた明日」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 道本咲希 |
|---|---|
| 脚本家 | 道本咲希 郷田流生 |
| 出演者 | ついひじ杏奈 ゆかわたかし 加茂井彩音 大古知遣 松田崚汰 田中真琴 福地千香子 秋田卓郎 西野凪沙 越山深喜 重松りさ |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドラマ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2024年3月23日 |
| 上映時間 | 99分 |
ほなまた明日の公式PVや予告編動画
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ほなまた明日を無料で見る方法は?
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ほなまた明日の感想&レビュー
若者たちに与えられた、美しくもほろ苦い特別な瞬間が心に残りました。
暗闇から光へと手を伸ばす緑の時期が、きっと最も輝いています。
「ほなまた明日」という未来の平等さを、スクリーンで感じたい外山文治(映画監督)
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才能という怪物の残酷さや容赦のなさを生々しく、
まっすぐに描き出している姿勢に感動しました。
丁寧に描かれるからこそ浮かび上がる監督の意地悪さが心地いい市井昌秀(映画監督)
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この映画の出来事と現実の時間の流れは平行に共存し、
一本の太い線が引かれたかのような感覚を受けました。
揺れ動く映像に、自分の未来も重ねながら観ました達上空也(映画監督)
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道本咲希ゆう監督は素晴らしい才能を持つ若手だ。
しっかりとした視線で空気を捉えている。
青春の群像がひりひりしたり、ほんわかしたり、はらはらしたり、切ない気持ちを抱く。
これからが楽しみだ。映画の題名は?
「ほなまた明日」香月純一(ndjc2019-21スーパーバイザー)
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「この写真学科の”黄金世代”は彼らだ」と
afterward語られるであろう芸大生たちの青春の記録。
夢に向かう切磋琢磨の裏で、本音を話せる同期と出会い、彼らは向き合っていくのです長井龍(映画プロデューサー)
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ナオも山田も仲間たちも自分の写真を信じ進む。
心の中では「わわぁ〜〜」と叫びたいのに、
自信と不安が交錯しながらも友情は育まれていく。
道本監督はそんな彼らを温かく見守っているのだと思います熊谷聖司(写真家)
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『とりつくしま』に感銘を受けてコメントを寄せたら、
同じENBUシネプロ第11弾のこの作品の完成度の高さにも驚かされました。
私は別にENBUの宣伝担当ではありません。本音の感想です。
今の配信ドラマに慣れた私たちには、少しゆったりとした70年代の青春映画のようです。
しかし、俳優たちのリアルさと丁寧な演出により、ナオの世界に没入しました。
特に終盤からラストが素晴らしい。
映画館で観るべき作品です。
今、この『ほなまた明日』が上映されていることは非常に重要だと感じます山内ケンジ(劇作家・映画監督)
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どうしてもこの世界に生きざるを得ないと実感します。
額縁のフレームが消え、周囲の景色との境目が曖昧になります。
そんな実存感のある映像に出会いました森田望智(俳優)
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夢を追う中で誰もが経験する苦難や葛藤、
それを乗り越え新たな出会いや絆を得ることが、何も変えられない青春です。
夢を追っている全ての方に観てほしい作品です中西椋雅(PSYCHIC FEVER/アーティスト)
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誰も傷つけずに夢に向かう令和の若者たちの姿が、カメラに捉えられました。
誰もがナオになれるわけではない。それでも、みんながナオの時期があったのです。
ヒリヒリしました瀬戸カトリーヌ(俳優)
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誰かにとっては楽しそうで活気があり、特別なことに見えるが、
本当に見ている景色は本人にしか理解できない。
いつまで歩き続けなければならないのか、
自分という存在を増やし続けなければならないのか。 そんな考えがかつての自分を思い起こさせ、
今もずっとそれを考え続けていることを再認識させる時間でした小谷実由(モデル)
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敵わない人と出会い、苦しみながらも
gritting on and pushing forward、
何度も繰り返しながら、一生懸命に生きています。
『ほなまた明日』を観て、かつての自分を重ねる人も多いのではないでしょうか。
私もそう思いました。
夢を追い続ける彼女たちを、力強く抱きしめたくなりました荒井愛花(俳優)
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何者かになるためには立ち止まることは許されず、進むことのみの日々。
しかし、シャッターを切る瞬間だけは足を止め、自分と向き合う。
目の前の誰かや、自分のいる場所から逃げ出さないために。
写真を通して他者との会話や自分との対話を重ねながら、
明日へ向かう道を見つけ出していく姿に、
夢と現実が交錯する世界での素直な生き方を感じましたJOY HIKARI(イラストレーター/デザイナー)
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#声_外山文治#声_市井昌秀#声_達上空也#声_香月純一#声_長井龍#声_熊谷聖司#声_山内ケンジ#声_森田望智#声_中西椋雅#声_瀬戸カトリーヌ#声_小谷実由#声_荒井愛花#声_JOYHIKARI
大阪の大学を舞台に、写真家を目指す主人公と仲間たちの葛藤と成長を描く青春群像劇。舞台となる大阪・アメリ村の雰囲気が作品の空気を作り出し、地元の人には特に嬉しい描写が散りばめられている。泣いている田中を撮るナオを観て、みのりが口にする怖いの意味が少し理解できた気がする。しかし、写真へ情熱を注ぐナオの姿は羨ましくもあり。山田の前では素直さを見せる小夜の場面と、田中の容赦ない一面が対照的に強く印象に残る。田中真琴の等身大の演技が素晴らしく、松田崚汰と重松りさの演技も高い評価に値する。主演の田中真琴を長く観たかった人には待望の一本。道本咲希監督の今後の作品にも大きな期待が寄せられる。
レビューさせていただきます。
「愛おしい」
ナオが山田に語りかけたように、社会に出る直前の一瞬特定のモノやコトに対する情熱、そしてこの映画が醸し出す温もり、これらすべてが愛おしいです。
予算の制約?そういうものなのでしょうか?エキストラがいなかったのか、ちらちらとこちらを見ている人々も含め、全体として愛おしい作品に仕上がっていました。
誰もが抱える迷いは、完璧には昇華しきれないかもしれません。しかし、人生と時間は着実に進んでいく。だから私たちはただ歩み続けるしかない。自分の道を歩き続けた先で再び仲間と出会えるのなら、一人で進むのも怖くなくなるかもしれません。作品は、それぞれのキャラクターが放つ静かな情熱に強く心を掴まれるものでした。#2025#16
あの場所に行くと、いつも当たり前に一緒にいる人たちが好きだけれど、少し苦手な気持ちもあって、それは自分の小ささから来ているのだと感じる悶々とした時期を思い出す。やっぱり懐かしくて、あの特別な時間は再現できない。その身近でありながら遠い存在に憧れずにはいられない。それぞれがいつもの場所を離れ、普段とは違う人たちといるときの表情が印象に残る。
写真学校の生徒たちの交流や、教師と生徒の関係がとても良いと感じる。
泣いている山田を、素敵な表情として撮り続けるナオを見て、先生が「自分はあそこまで写真に賭けられなかった」と言っていた意味が少し分かる気がする。
P
2025年09月27日 K’sシネマ
2025年10月02日 K’sシネマ
ナオの無機質な印象は、彼女自身の特性というよりも、周囲の人々の彼女に対する心理的距離感から生まれているのかもしれない。
写真は被写体を一方的に捉え、文脈から切り離してその瞬間を冷酷に残す。これがナオの性質とも共鳴している。
才能への憧れと嫉妬、二十代に経験する挫折などを否定せずに懐かしく思い返す感覚が心地よく、しばらくはこうした作品ばかり観ていたい気持ちになった。
すでに変わりつつある心斎橋周辺や、うめきたでの工事風景が映し出される。「街の上で」といった作品のように、その街を記録するものになる予感もあったが、大阪での撮影は一部に限られたようだ。
ナオと向き合う三人の葛藤。年齢を重ねても、誰の周りにもナオという存在が寄り添っているかもしれないそんな可能性を静かに示す作品。憧れる気持ちを抱くことを許し、自分の道を進むべきだと、そっと背中を押してくれる。
「自分には見えないものが見えているのだろう」と感じる諦観や、「自分だけの世界がある」という願望が感じられる。何かを追い求める際には、他人と違うことを意識することや、評価の差に悔しさを覚えるのは、多くの人が経験することだ。本作の主人公のように、自分の撮りたい写真を撮り続け、思うようにいかないことに対して悔しさを抱きながらもまた撮影を続けることで、内面的に磨かれていく美的感覚は、他人との優劣に左右されるものではない。ただ自身の美的感覚が反映された作品は、媚びることなく、私たちから距離を置いているため、逆にその魅力を感じさせるのだろう。自分と向き合い続けることは決して簡単ではなく、それが作中で描かれる逸材なのだと思う。天才が常に孤独である理由が少し理解できた気がする。
「自分と作品との戦い」をただ淡々と見守るしかない状況に、とても強い魅力を感じる。
この作品がとても好きです。