2023年8月25日に公開の映画「グリーンフィッシュ 4K レストア」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「グリーンフィッシュ 4K レストア」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
グリーンフィッシュ 4K レストアが視聴できる動画配信サービス
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グリーンフィッシュ 4K レストアのあらすじ
兵役を終え、汽車で故郷に向かっていたマクトン(ハン・ソッキュ)は、赤いスカーフを身に着けた女性がチンピラに絡まれているのを助けようとするが、喧嘩に発展して汽車から取り残され、女性と交わす言葉もなく別れてしまった。彼の手元には赤いスカーフだけが残る。しばらくして、ミエ(シム・へジン)という女性から電話がかかってくる。彼女は赤いスカーフの持ち主であり、ナイトクラブのステージで踊っていた。また、彼女は新興組織のボス、テゴン(ムン・ソングン)の情婦でもあった。ミエの助けと彼自身の負けん気の強さで、組織の一員になったマクトンは、テゴンの覚えめでて頭角を現すようになる。ミエに対する恋心を抱きつつ、テゴンへの忠誠を誓うマクトンの前に、対立組織のボスが刑期を終えて出所し、彼らに圧力をかけるようになる….
グリーンフィッシュ 4K レストアの詳細情報
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グリーンフィッシュ 4K レストアの公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
イ・チャンドン監督の長編デビュー作は、やはり硬派で生々しいリアルが光る。裏社会のボスの情婦を助けたことをきっかけに組織の一員となる青年の成長譚だ。家族思いで純朴な主人公をハン・ソッキュが鮮烈に演じ、危険な場面でも一歩を踏み込む勇気と瞬発力が裏社会の現実を際立たせている。親族が集まるといつの間にか始まる言い争い子供の頃、兄弟と遊んだあの風景を思い起こさせる日常と非日常の落差を、さらりと、しかし鋭く描き出していて、エグさと強さが同居する完成度だ。
イ・チャンドン監督の長編デビュー作を、43歳になってようやく観ることができた。『ペパーミント・キャンディ』へと通じるグリーンを基調とした色調や、緻密に計算された構図とカメラワークは、第一作とは思えない完成度だ。トム・ウェイツのTemptationをはじめとする楽曲の使い方や、クリムトの名画『接吻』を思わせる絵の挿入が、作品に深い意味と効果を与えている。若き日のソン・ガンホがチンピラ役で味わい深い存在感を放ち、見どころは枚挙にいとまがない。
イ・チャンドンのデビュー作で、オリジナルをコンプリート。意外にもノワール作品で、ストーリーが変わっても根底にあるテーマは変わらない印象です。この時期から、韓国の生きづらさを抱える若者を描くのが上手ですね。ケリー・ライカートに続き、今年ファンになりました。今後も追いかけていきたいです。
デビュー作の時点で、すでにイ・チャンドン映画の本質が形づくられていることに驚かされる。『ペパーミントキャンディー』と同様、のろいテンポは眠気を誘う場面もあるが、イ・チャンドンは演出力と俳優の存在感でこの間合いを重厚な時間へと昇華させてしまう。だからこそ嫌いになれない。ここには石井隆と共通する資質を感じる。
イ・チャンドン監督の作品を観ました。やっぱりこの監督の作風が好きです。70年代頃の韓国、80〜90年代の街並みを思わせる雰囲気。街のネオンや看板、庶民の家庭の様子が独特で、情景の魅力に引き込まれます。
人生はこういうものだと実感させられる作品です。家族の描写も素晴らしく、特にピクニックのシーンは最高でした。ラストも、なるほどと感じられる美しい締めくくり。とても面白かったです。
イ・チャンドンのレトロスペクティヴ特集上映。
昭和のヤクザ映画を思わせる設定に、センチメンタルな懐古主義が織り込まれたノワール映画です。
新興組織のボス、テゴン(ムン・ソングン)は都市開発で泥沼から這い上がってきました。しかし、出所した対立組織のボスが圧力をかけようとします。
ソウル郊外の一山(イルソン)新都市の都市化についていけず、緑の魚を追いかけた少年時代が懐かしい主人公マクトン(ハン・ソッキュ)。彼の家族経営の夢は果たして叶うのでしょうか?
前半では、卵を売るトラックでパトカーを追いかけるシーンが場内の大爆笑を誘いました。
マクトンが恋心を抱く情婦ミエ(シム・ヘジン、ジャケット右)が教わったロシア人の呪文の意味が今一つ不明。これは何の暗喩でしょうか?
また、母の誕生日に家族を乗せて車をぐるぐる走らせるあの場面は、何を伝えたかったのでしょう?家族の絆や繋がりでしょうか?
皆さんのレビューを通じて学びたいと思います。
#私の韓国映画 #マイナーな映画
ピクニックのシーンが好き。
逃げ回る鶏のエンディングカットを見て、この世には救いがないのかと考えさせられた。
イ・チャンドンの長編デビュー作でトレンディ感は強いけれど、やはり観終わった後に残る重みが好きだ。
ノスタルジーを感じる部分もあるが、全体的に安っぽさが目立ち、特に音楽面では時代を強く意識させられる。
映像が素晴らしいところが多い一方で、テンポが「冗長」さのギリギリの境界を攻めており、途中で盛り上がりきれなかった。
「ノワール、ヤクザ、青春、家族」といった要素が含まれているが、どうしても口の中に残るような嫌な後味が残る。
「それが俺たちの生きる道」
イ・チャンドン監督のデビュー作。
兵役を終えたマクトン(ハン・ソッキュ)が故郷へ帰る列車の中で、チンピラに絡まれている女性を救う。その女性はヤクザのボスの愛人であり、この出会いが彼を組織の一員へと導く。
「お前の夢は?」
純粋で小さな幸せを求めていた青年マクトンが、裏社会に引き込まれ、暴力の世界に足を踏み入れていく。
ボスパジー・シット
サムノイ・ボジェ
母の誕生日会で集まった家族。景色もよくない川辺でのピクニック。「こんなはずじゃない」と思う瞬間が続く。
車ぐるぐるが切ない。
雑種かシェパードか、よく分からない。
脇役ガンホの存在感は主人公を超える。
格好良くない喧嘩がリアルで、北野映画を彷彿とさせる暴力シーンに、血みどろのトイレが印象的。
人生は無常だ。
冗談みたいだが、マクトンが千原ジュニアさんに見えた瞬間が二度あった。
冒頭、彼女の濡れたスカーフが顔に張り付くシーンで映画に引き込まれるが、振り返るとそのシーンだけが印象に残る。彼女への思いに伴う窒息感が募る。