2024年12月27日に公開の映画「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
I Like Movies アイ・ライク・ムービーズが視聴できる動画配信サービス
現在「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」が配信中です。
I Like Movies アイ・ライク・ムービーズのあらすじ
カナダの田舎町に住む高校生ローレンスは、映画が生きがい。社交的でない彼は、周囲の人々との関係に苦労しながらも、ニューヨーク大学でトッド・ソロンズから映画を学びたいと願っている。唯一の親友マットと共に過ごす日々の中で、新たな大学生活への期待を抱いている。
ローレンスは学費をためるため、地元のビデオ店「Sequels」でアルバイトを始める。そこで、かつて女優を目指していた店長アラナなど、多様な人々と出会い、不思議な友情を育む。しかし、将来への不安から大切な人を傷つけてしまう出来事が起こり……。
I Like Movies アイ・ライク・ムービーズの詳細情報
「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | チャンドラー・レバック |
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脚本家 | チャンドラー・レバック |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | コメディ 青春 |
制作国 | カナダ |
公開日 | 2024年12月27日 |
上映時間 | 99分 |
I Like Movies アイ・ライク・ムービーズの公式PVや予告編動画
「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
I Like Movies アイ・ライク・ムービーズの楽曲
「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックI Like Movies: Original Music from the Motion PictureMurray A. Lightburn
感想・レビュー
ひと昔前の映画タイトルが次々と登場する映画オタクの高校生(男)の物語。
観ている間中、モヤモヤさせられる主人公ですが、友人に対しては意外にも酷いことを言ったりします。多くは自業自得の結果で、周りの人々が巻き込まれてしまいます。
(*´-`).。oO(本作はコメディだと思いますが、私にはあまり笑えませんでした)
母親は立派で、終盤にはバイト先の店長も優しさを見せますし、友人たちにもそれぞれ事情がありそうです。もちろん主人公にも背景となる出来事があったのでしょうが、それは他者への行動や言動を正当化するものではありません。
コメディと割り切れない視聴者には、フラストレーションが溜まる作品かもしれません。ただ、終盤では彼の成長がしっかりと見て取れます。つまずきながらもコミュニケーションを取ろうとする姿に「おや?意外と良作?」と感じてしまう私は、視聴者として甘いのかもしれません。
熱演した主人公の俳優について調べてみると、やはり本作で評価され、2022年のバンクーバー映画批評家協会賞のカナダ映画部門で最優秀男優賞を受賞したとのこと。今は音楽関係で活動しているようですね。
万人向けの映画ではないかもしれませんが、個人的には嫌いではありません。映画オタクの成長ストーリーに興味がある方にはお勧めな一作だと思います。
観たかった映画だったんだけど、主人公にイライラしたらどうしようと思って、メンタルが安定している時に見ることにしてた。観てみたら、予想以上に面白かった!映画オタク向けの知識がたくさん出てくるかと思ったけど、私でも理解できるネタが多くて助かった。観てない映画もあったけどね。ローレンスが素晴らしくて、すごく好きになったし、友達になりたいほど。彼を見るといとおしさを感じる。マットとの疎遠な感じも、学生時代の切なさを思い出させるね。お母さんとの関係もリアルで共感できた。アラナとの関係は、互いにどういう気持ちか考えながら観てたけど、最後は穏やかな再会が待っていてよかった。マグノリアの花たちのポスターも飾ってあって、大学生活の始まりに涙が出そうに。
思っていたのとは全く違う展開だった。グザヴィエ・ドランにハマっていた頃を思い出した。
非常に良かった。胸が締め付けられるようなシーンもあったけれど、ローレンスが大人になっていく様子が印象的だった。恵まれた環境に感謝する気持ちを持てるようになった時、本当に大人になったと実感する。優しさが感じられる映画だ。現実は時には厳しいが、寛容さを持てばその現実から自分を解放できる。最後の質問を我慢しつつも、次々に湧き出る疑問がとても良かった。ロッカーに貼ってあったPANAVISIONのステッカーなど、映画オタクならではの細部へのこだわりが印象的だった。
映画を愛する少年が、映画の外で成長する物語。
ローレンスローレンス!ハグ!
彼は現実を映画の退屈な前半と決めつけて生きており、マットを傷つけ、母を泣かせ、アラナに拒絶されたことで初めて、自分の人生のカットをつなげるのは他人との関係であることに気づく。彼はとても若く、苦痛を伴い、鬱陶しく、それでも愛らしい。まるで自分の中高生時代に撮影した黒歴史の短編映画を、数十年後に再生しているような気恥ずかしい感覚だ。
レンタルビデオの香り、ザラザラとした画質、安っぽいポスターたち。映画から人生を学びながらも、人生が映画に教えてくれることの素晴らしさに気づく瞬間が、心を打つ。なんだか涙がこぼれそうになる。
主人公ローレンスの愛らしい風貌やだらしなさ、思い通りにいかないことを友達や環境、土地のせいにする姿には、周囲の人々がうんざりしていることに全く気付いていない様子があり、思わずイラッとしたり、切なくなったりする。ローレンスは成長していくが、自分はどうなのかとぼんやりと考え込んでしまった。また、作中に自分が好きな映画や知っている映画のネタが登場すると、とても嬉しくなる。「こういう気持ちか!ローレンス、分かるよ!」と共感する瞬間があった。
映画ネタがたくさんあって、キューブリックのくだりは言い過ぎなくらいおもしろい。若い頃に失敗を重ねたほうが、大人になってから他人の気持ちが分かるのかもしれない!
私は中立な立場だけれど、両方の意見に共感できた。アラナの人柄がとても好きだった。途中の二人の言い合いや、最後の食事シーンは素晴らしかった。最終的に大学でのローレンスを見て、彼の愛らしさを感じた。#2025_025
映画好きで自己中心的な若者を主人公に据えた青春ドラマ。若さゆえの全能感が周囲との接し方にズレを生み、距離感の難しさをリアルに描き出す。最後には人のアドバイスをきちんと受け入れ、できることに挑戦する彼の成長が素晴らしい。映画にまつわる小ネタも多数盛り込まれており、知っていればさらに楽しめる一本。
映画好きにはたまらない作品でありながら、精神的に未熟なティーンエイジャーが他者との関わりを通じて成長していく様子が描かれている。成長というと大げさかもしれないが、少しずつの刺激を受けながら年を重ねる映画と言える。
映画ネタは豊富で、理解できるとより楽しめる。スタンリー・キューブリックの作品に夢中になる気持ちもよくわかる。
もし人とのコミュニケーションに関する描写がもう少しあったり、驚きの展開があれば、評価はさらに高かったのではないかと感じる。