2023年12月15日に公開の映画「枯れ葉」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「枯れ葉」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
枯れ葉が視聴できる動画配信サービス
現在「枯れ葉」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「枯れ葉」が配信中です。
枯れ葉のあらすじ
北欧の都市ヘルシンキ。アンサは不当な理由で仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらも必死に工事現場で働いている。ある晩、ふたりはカラオケバーで出会い、お互いの名前も知らぬまま強く惹かれ合う。しかし、不運な偶然と厳しい現実が、彼らを小さな幸せから引き離してしまう。果たしてふたりは無事に再会し、心を通わせることができるのだろうか…?
枯れ葉の詳細情報
「枯れ葉」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | アキ・カウリスマキ |
|---|---|
| 脚本家 | アキ・カウリスマキ |
| 出演者 |
|
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | コメディ ドラマ |
| 制作国 | フィンランド ドイツ |
| 公開日 | 2023年12月15日 |
| 上映時間 | 81分 |
枯れ葉の公式PVや予告編動画
「枯れ葉」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
枯れ葉の楽曲
「枯れ葉」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- 挿入歌Syntynyt suruun ja puettu pettymyksinMaustetytöt
枯れ葉を無料で見る方法は?
「枯れ葉」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」「DMM TV」「Prime Video」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
枯れ葉のよくある質問
-
Q映画『枯れ葉』のあらすじはどういうものですか?
-
A
映画『枯れ葉』は老齢を迎えた男女の偶然の出会いと、彼らの過去と現在を織り交ぜながら互いの心を開いていく様子を描いたドラマです。季節の移ろいと共に、人生の苦味と温かさを描き出しています。
-
Q映画『枯れ葉』における主な登場人物について教えてください。
-
A
『枯れ葉』では、主人公である老齢の男女が中心となり、彼らの出会いや心の交流が物語の核心として描かれます。それぞれに抱える過去の出来事や心の葛藤が物語を深めています。
-
Q映画『枯れ葉』のテーマやメッセージは何ですか?
-
A
『枯れ葉』は人生の終盤で訪れる出会いと再生をテーマにしています。過去の出来事に縛られつつも、訪れる新たな絆を通じて前向きに生きることの大切さを伝えるメッセージが込められています。
-
Q映画『枯れ葉』の監督や製作スタッフについての情報を教えてください。
-
A
映画『枯れ葉』は、繊細な人間ドラマを描くことに定評のある監督が手掛けました。制作スタッフは、情緒豊かな映像美と感動的なストーリーを支えるため、細部にわたって注意を払っています。
-
Q映画『枯れ葉』の音楽や作曲家について教えてください。
-
A
『枯れ葉』の音楽は、作品の雰囲気を引き立てるために、感情を豊かに表現することで定評のある作曲家が担当しています。音楽が物語に寄り添い、情感を高める役割を果たしています。



枯れ葉の感想&レビュー
アンサは職を失い、ホラッパはアルコール依存に苦しみながらも工事現場で働いている。ふたりは互いに惹かれ合い、かろうじて生きている。
独特の色使いと世界観が広がり、現実とは思えない不思議な雰囲気が漂う。ラジオから伝わるウクライナ情勢、現実には不当なリストラとアルコール依存の日々。そんな枯れ葉のように細っていく現実の中で、小さな愛が再び人生に実りをもたらす予感がした。二人の未来がどうなるかはまだ分からないが、それでいいのかもしれない。
この監督の作品はまだ二作目ですが、主人公がとにかく不幸で見ていて辛くなります。
一見、特別なストーリーではないのですが、魅力的な二人の演技が引き込んでくれ、80分があっという間に感じました。
途中で流れるバンドマンたちの歌は、意味深そうでそうでもない気もしますが、癖になる曲が多くて楽しめました。
最後は良い結末で、思わずにっこりしてしまいました。
やはり無駄のない作風で知られるアキ・カウリスマキの真髄を体感できる。味わい自体は正直言って似たような印象を受けることもあるが、それぞれが高い栄養価を持ち、見るたびに映画としての感性が磨かれていくほどハイセンスにまとまった作品群には、感謝しかない。セリフに頼らず表情と間合いだけで、こんなにも愛や恋を表現できるのは本当に凄まじい。
2人の無表情な様子を、実に素直に音楽で際立たせているところが面白かった!まるでクレショフ効果の音楽バージョンのようだ。
正直、この監督のことは知りませんでした。劇中は特に大きな出来事が起こるわけではなく、労働階級の日常が淡々と流れていく。スマホもテレビも登場しないし、全体的に古臭い世界観なのかなと思ったら時事ネタを扱っているし、ノートパソコンが出てきて、後半には突然携帯電話が現れる。こういう手の作品は好き嫌いが分かれると思う。
カウリスマキらしさが際立つ。
登場人物たちが現代の中で、部屋でアナログラジオを楽しんでいる。
脇役たちの表情はどこか冴えないけれど、インパクトがあり魅力的だ。
その中でも、パブで歌う女性は特に可愛らしく、異彩を放っている!
恋に落ち、トラブルがあり、最後には落ち着くという王道を真剣な表情で、まるでイラスト屋のアニメのように淡々と描くスタイルは健在で、まるで実家にいるような安心感を覚えました。
色合いが美しかった。
日本とは異なり、乾燥した空気感が漂っていた。
うーん、あまり心に響かなかったかもしれません。初めてのアキ・カウリスマキ作品だからでしょうか。構図やオシャレさ、音楽は素晴らしかったんですが…
素晴らしい映画で、本当に素晴らしい作品です。
ユニークですが、心温まる恋愛ストーリーです。
構図が非常に優れていて、安心して観ることができ、その丁寧さと大胆さに圧倒されます。
心を込めて作られた作品で、本当に大胆です。
完璧とも言える映画で、制作年を感じさせる要素がいくつかあり、それが登場人物への理解を深めてくれます。
映画としての完成度は高く、ロマンティックで、ユニークかつ魅力的な作品です。
完璧です。
最高です。
最低限のセリフとシュールな小ネタだけで、くすりと笑える場面が続く。色彩が美しく、かわいさも際立つ。さらに、その場の雰囲気に合わせて台詞の代わりに音楽の歌詞で語る演出も印象的だ。
友人とカフェで語らうシーンでは、お寿司のピックがツボにはまる。仕事は大変だが、働かないと日々の生活が成り立たない。それでも、友人とバーを楽しんだり、恋愛関係の人と知り合ったりと、ささいな幸せは確かに存在する。そんな幸せを噛み締める物語。
不器用にすれ違いながらも、好きな人のために一生懸命頑張る姿が魅力的!!初デートでホラー映画を選ぶのも素敵だね
カウリスマキの映画は2023年時点でも一貫した魅力を保っている。のんびりとした雰囲気の俳優陣の存在感や、視線の鋭い表現は相変わらずだ。竹田の子守唄が登場し、ジャームッシュの映画を観に行く描写もあり、胸が躍る瞬間がところどころに散りばめられている。ささやかなすれ違い、戦争の影、社会背景、モラルそして人の可愛らしさと面白さが、80分にぎゅっと凝縮されている。
アンニュイで、掴みどころがないのに自然と引き込まれる映画は、バグダッドカフェ以来かもしれない。色と構図が織りなすポエトリックなラブストーリー。60年代風の舞台設定かと思いきや、舞台は思いっきり現代という不思議な錯覚も、この作品の魅力を引き立てていた。