2025年3月7日に公開の映画「ウィキッド ふたりの魔女」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ウィキッド ふたりの魔女」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ウィキッド ふたりの魔女が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
ウィキッド ふたりの魔女のあらすじ
魔法と幻想の国オズにあるシズ大学で出会ったふたり―― 優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独を抱えるエルファバと、誰よりも愛されたいと願うみんなの人気者グリンダ。寮の同室として偶然のルームメイトとなった二人は、見た目も性格も魔法の才能もまるで異なる。初めは反発し合うが、互いの本当の姿を知るにつれてかけがえのない友情を築いていく。やがて、誰もが憧れるオズの魔法使いから授けられる特別な力が、ふたりの運命を動かし始める――ふたりの成長と絆が、オズの世界に新たな光を灯す冒険へと続く。
ウィキッド ふたりの魔女の詳細情報
「ウィキッド ふたりの魔女」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | グレゴリー・マグワイア |
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監督 | ジョン・M・チュウ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ファンタジー ミュージカル 恋愛 |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2025年3月7日 |
上映時間 | 160分 |
ウィキッド ふたりの魔女の公式PVや予告編動画
「ウィキッド ふたりの魔女」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ウィキッド ふたりの魔女の楽曲
「ウィキッド ふたりの魔女」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックWicked: The SoundtrackVarious Artists
感想・レビュー
あらすじ
悪い西の魔女が水を浴びて溶けて消えるところから物語は始まる。
生まれてすぐに全身が緑色という異形の容姿で育ったエルファバは、子供の頃から父や周囲の視線に疎まれてきた。妹の大学入学に付き添った折、学院長のマダム・モリブルに魔力の潜在能力を見いだされ、エルファバも大学への入学を認められ、マダム・モリブルから直々に魔法の個別指導を受けることになる。
一方、同級生のグリンダは美しく人気者だが、自分本位で要領が良く、皆は彼女の言動を信じてしまう。グリンダには生まれついて魔力がないが、親は彼女を魔女にすることを期待してシズ大学に入学させた。マダム・モリブルの特別授業を受けられるエルファバを密かに妬んで嫌がらせをしたが、それが誤解となってエルファバを感動させ、グリンダ自身も特別授業を受けられることになる。こうして二人は親友になる。
グリンダは「力とは見せ方だ」という信念のもと生きており、魔力はなくても些細な親切でエルファバを勘違いさせ、実力がなくても次々と上へと上り詰めていく。これを天然の演技として行う点が、ある意味彼女の魔力とも言える。
エメラルドシティに迎え入れられた二人だったが、幼少期から虐げられてきたエルファバは権力に抗おうとする。一方のグリンダは長い物に巻かれ、誰かに利用されることを知っているが、それを変えることはない。これがPart1の終わり。
感想
現代のディズニー作品がポリティカル・コレクトネスの影響を受け、興行成績に影を落とす例が指摘される中、本作はディズニーとは無関係の原作(グレゴリー・マグワイア著『ウィキッド』、1995年刊)を基に、2003年のミュージカル化を経て映画化した作品だ。そのため動物を象徴とした差別や政治腐敗、印象操作といったテーマを、無理なく描き切っている。
特に前半は、エルファバを蔑む歌詞が露骨で圧倒的に強い。歌で語られるこの不条理さはミュージカルならではの表現だ。最近の分析では、英語曲は日常語をそのまま乗せ、単調なメロディで繰り返す傾向がヒットにつながるのに対し、日本語の曲は音階の変化が多く、鋭い歌詞と切れ味を要求されるという指摘があり、そうした要素が本作の直球な歌詞と重なる。終盤の宣戦布告的な力強さへとつながっているのも納得だ。
ただし、上映時間が160分と長めなのがネック。ダンスパーティー後のエルファバとグリンダの友情シーンが長すぎるほか、エメラルドシティでの場面の前振り歌も冗長に感じられ、全体のテンポを損なっている箇所がある。もし時間を絞れれば、さらに完成度が高まったはずだ。
それでも、前半で示された王子の運命など、後半へつながる伏線があり、終わり方としては続きへの期待を残している点は評価できる。
あらすじ
物語は、西の悪の魔女が水を浴びて溶けて滅ぶ瞬間から始まる。
生まれつき緑の肌を持つエルファバは、幼いころから周囲の大人たちに疎外されて育つ。妹の入学を機にシズ大学を訪れた際、学院長マダム・モリブルはエルファバの潜在的な魔力を見抜き、彼女の入学を認め、個別指導を受けられる機会を与える。
一方、同級生のグリンダは美しく人望が厚いが、魔力はほとんどない。親から魔女になることを期待されてこの学院に来たグリンダは、エルファバの才能を羨みつつも彼女を排除しようとする。しかしその勘違いが生んだ感動をきっかけに、グリンダもマダム・モリブルの特別授業を受けられるようになり、二人は親友へと距離を縮める。
グリンダは「力はあるのではなく、見せ方次第だ」という信念で生きている。実力はなくても、さりげない善意でエルファバを誤解させ、周囲の目を利用して地位を築いていく。その振る舞いには天然の魔力が宿っており、まるで『ガラスの仮面』のような冷静さと策略性を併せ持つ。
エメラルドシティへ招かれたエルファバとグリンダ。幼い頃から虐げられてきたエルファバは権力に抗う決意を固める一方、長年周囲に合わせてきたグリンダは自分の生き方を大きく変えようとはしなかった。こうして物語は前半を終える。
感想
近年のディズニー作品がポリティカル・コレクトネスの影響で興行に影を落とす一方、本作の原作はディズニーとは無関係のグレゴリー・マグワイアの1995年の小説『ウィキッド』を基に、2003年のミュージカルを映画化したものだ。動物キャラクターを象徴として用いた差別や政治腐敗、印象操作といったテーマを、過度に現代風のメタファーへ置き換えずに巧みに描いている点が評価されている。
特に前半はエルファバを蔑む歌詞が露骨で、力強い楽曲として観客を引き込む。英語の楽曲が日常語をそのまま歌に乗せ、単純なメロディに繰り返しを重ねる傾向がヒットの要因だという分析もある一方、日本語の特性に合わせて言葉を緩急つけて乗せるタイプの歌詞が好まれる、という指摘もあり、まさに直球の歌詞が強い印象を残す。エルファバの宣戦布告の歌は、観る者の応援心を高める力を持つ。
ただし長さは160分と長め。ダンスパーティ後のエルファバとグリンダの友情シーンが長く感じられる場面もあり、オズの国の対面場面の前振りももう少し端的にできたかもしれない。全体としてテンポを整えればさらに引き締まる箇所はあっただろう。しかし、前半だけでも完成度は高く、後半への期待を抱かせる終わり方だった。
セットがどこまで展開されているかはわからないけれど、建物は非常に素晴らしかった。ほとんどが歌という構成で、少し長い印象があった。
劇伴・劇中曲に『Over the Rainbow』の旋律が巧みに取り入れられていた点に、胸を打たれました。どの楽曲もダンスも見事で、舞台の完成度の高さを感じました。第二幕が待ち遠しいです。
盛り上がりに欠け、これといって掻き立てる要素もなかった。おそらく過剰な期待をしてしまったのだろう。さらに、緑色というだけで観客があそこまで拒否感を示すのが理解できない。
吹替で視聴してみたけど、何度か寝落ち次は字幕で集中して観よう #13149+
2025年、186回目の観劇。
劇団四季の『ウィキッド』を思い出しながら楽しみました。アリアナ・グランデの可愛らしさには驚かされ、映像や音楽も素晴らしかったです。しかし、どうしても感じる物足りなさは、ストーリーの深みが伝わってこなかったからだと考えています。
昔から劇団四季で『WICKED』が上演されているとは知らなかった。こんな内容だったんだ。
アリアナのキャラクターは最初はおバカでうるさくてちょっと煩わしいけれど、徐々に可愛く見えてくる。根はいい奴のおバカだね。
少しコメディ要素もあって、アリアナが面白いボケを披露している。
あのアニメみたいなコミカルな動きは本当に素晴らしい!
エブエブの俳優さんも役によって全く印象が変わり、とても美しい。
まさか続編があるとは思わなかった。
ただひたすらに長くて辛かった。これが面白いと感じられない私は、性格が悪いのだろうか?
アリアナをじっくり見るのは初めてだったが、彼女は妖精のような存在だった。高畑充希の低い声と歌声が特に格好良く、印象に残った。前編だとは知らずに観ていたので、少し拍子抜けしてしまった。
子供の頃に何度も読んだ『オズの魔法使い』。大好きな物語です。西の悪い魔女は、生まれつき邪悪だったのか、それとも環境のせいだったのか。第一章が本当に素晴らしかった。エルファバは悪くないんじゃないのかな??そもそも、ママンがオズと(明言はないけどおそらく)あんなことをしなければ、こんなことにはならなかったはず!あの緑の酒が悪いんだよ(笑)。ヤギ教授が友達だと言ってくれたシーンが最高で、少し鬱陶しいなと思っていたガリンダ(グリンダ)もだんだん可愛く見えてきました(笑)。でもガリンダはエルファバの道を選ばないんですよねうわぁ、辛いなぁ。オズの世界は、良い面でも悪い面でも盲目的で、簡単に騙される印象がありますから、大衆心理を操るのが容易そうだなと思いました。ガリンダはその分かりやすい例ですね。映像と音楽も、存分に尺を使って表現されていてとても満足です。最後の空を飛ぶシーンには感動しました。ああいうのが大好きです。後編が待ち遠しい!