私のプリンス・エドワードはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.0
私のプリンス・エドワード 映画

2023年5月19日に公開の映画「私のプリンス・エドワード」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「私のプリンス・エドワード」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

私のプリンス・エドワードが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

私のプリンス・エドワードのあらすじ

香港のプリンス・エドワード地区に位置する金都商場(ゴールデンプラザ)は、結婚式に必要なドレスや小物、そして結婚写真の撮影依頼などをリーズナブルに提供するショッピングモール。ウェディングショップで働くフォン(ステフィー・タン)は、ウェディングフォト専門店のオーナーであるエドワード(ジュー・パクホン)と同棲中。ある日、エドワードからプロポーズを受けたフォンだが、実は10年前に中国大陸の男性と偽装結婚をしており、その婚姻が未だに解消されていないことが明らかになる。偽装結婚の離婚手続きと結婚式の準備を同時に進める中で、自身の心に対する無理強いに気づくフォンは….

私のプリンス・エドワードの詳細情報

「私のプリンス・エドワード」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 香港
公開日 2023年5月19日
上映時間 93分

私のプリンス・エドワードの公式PVや予告編動画

「私のプリンス・エドワード」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

私のプリンス・エドワードを無料で見る方法は?

「私のプリンス・エドワード」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 西村大介

    自らの選択で生きること。
    遠慮は無用だ。
    歌も素敵だね。

  2. いな いな

    偽装結婚で生計を立てた若い女性の物語。金のために結婚を偽装した彼女は、束縛する彼氏と自分勝手な彼の母親、そして結婚生活の閉塞感により、日々を追い詰められていく。地獄のような日々が続く中、亀が捨てられた場面は最悪すぎる。苦難は続くが、あのラストを選んだのは希望を見いだす決断だと感じる。

  3. 中平一樹 中平一樹

    中国大陸から香港に渡った果ての結婚事情。
    とても興味深く、面白かった!!

    同棲中の彼との日々の中で、ヒロインが何度も着ている部屋着「Have a nice day」Tシャツが気になった。これからヒロインは、こんな風に感じることができるのだろうか。

    エンディングの曲は非常に軽やかで、ヒロインの未来はきっとこのメロディのように、自分の居場所や幸せを見つけられたのだろうと、明るい気持ちにさせてくれた。

  4. 茶漬彦 茶漬彦

    香港の旧来の価値観が生む息苦しさから逃れるヒントを、水槽の外へ踏み出す決断として静かに示す作品。総合的な評価は、ストーリー3.7/芸術性3.0/演技・俳優3.5/演出3.5/感情の揺さぶり3.8。2025年に観た63本目の映画で、具体的な場面の一つ一つが鮮明に語るというより、心に滲むように残る余韻が強い作品です。現代の香港で生きる閉塞感をリアルに描き出している点がとくに印象的です。

    物語の主人公はフォン。職場はブライダルショップのボス、エドワードと七〜八年付き合っています。エドワードの母は香港的な世話焼きタイプで、彼自身も長い間、子どもっぽさを抜け切れずにいます。ある客の話からフォンの戸籍を調べると、偽装結婚の事実が浮上。まだ楊という福州出身の男性と結婚したままで、離婚が成立していないことが判明します。その衝撃を引きずりつつ、フォンはエドワードからプロポーズを受けるのです。籍の行方と結婚の可否は果たしてどうなるのかという筋立てですが、派手なドタバタではなく、すっきりとした静かな余韻のドラマです。

    フォンは映画を通してほとんど笑わず、常に周囲を気にして自分を押し込みがち。何かに怯え、痛みを内に溜めるような表情が続きます。対してエドワードは幼さと束縛を両立させるキャラクター。怒鳴る場面もあれば、フォンを縛ろうと必死になる場面もあり、オンラインゲームに没頭したり、家事を母に任せたり、通帳も母名義だったりと、結婚の意思決定まで母の言いなりという構図が浮かびます。観客としてはフォンの反論を期待しますが、彼女はそれを口にできず、見ている側には強いフラストレーションが蓄積します。

    物語の転がるきっかけは、エドワードとフォンの関係性にあるカメのエピソードです。広い水路のような場所へ亀を捨てるエドワードの無遠慮さは、彼の言い分を正当化するものではなく、むしろ亀が自由になっただけだという言葉とともに描かれます。フォンはその風景を見て、決断に踏み出します。冒頭のシーンにも通じる象徴として、カメはフォン自身の内面を投影しているのかもしれません。

    一方でヤンは自由を求めて動く存在。最終的には子どもを授かるものの翼を折られ、それでもフォンに自由の可能性を示してくれる存在です。彼女の姿は、中国大陸で強く感じられる自由の制約を超えた自由の形を示し、フォンにとっての金都・プリンスエドワードはむしろ不自由な水槽として映ります。

    作品にはLGBT表現や旧来の価値観への反抗、香港での生きづらさといったテーマがさりげなく散りばめられ、結婚とは何か、自由とは何か、生きるとはどうあるべきかを深く問います。物語の軽妙さとして、ミルクボーイ風の駒場似キャラが登場する場面もあり、終盤まで緩急よく物語を支えています。タイトル『私のプリンスエドワード』の秀逸さも光る一本です。

    総じて、この作品は静かな力で観客の心を揺さぶる、現代香港を舞台にした深い寓意作です。

  5. 松本尚也

    香港シリーズの第4作目となる本作。出演者はほぼ初めて見る人ばかりで、唯一名前を知っていたのは、4作品中3作品に出演している『縁路はるばる』の主人公役を務めるカーキ・サムです。『花椒の味』よりも出番は多いものの、まだ洗練されていない印象です。偶然なのか彼の登場率は高かったですね(笑)。 ステフィー・タンさんの演技は、憂いを帯びた表情が光っており、エンディングの歌声も素晴らしいです。クールビューティーとしてほとんど笑顔が見られませんでしたが、ぜひ笑顔のシーンも見たかったです。
    物語は、結婚間近のカップルが織りなすドタバタ劇を通じて、本当の幸せとは何かを探るもの。彼女はしっかりしているように見えて実はそうでもなく、彼の方はどうしようもなくなっている感じでした。結末もあいまいですが、私が彼女の立場なら別れを選んでしまうかもしれません。
    前の3作同様、現代の香港が描かれていますが、香港についてあまり詳しくない私には非常に勉強になります。こうした香港人(広東語)と中国本土の人(標準中国語)との会話の違いは、意外に難しいのですね。日本の標準語と津軽弁や沖縄弁くらいの差があるのでしょうか?
    擬装結婚相手の福州出身という役を演じたジン・カイジエさんは、実際には上海出身の中国人のようです。彼の方がずっと素敵で、良い人のように見えました。選ぶ相手を間違えたのではと感じました。

  6. 関西風

    2025-17 いや、本当に驚きです。中華圏は非常に広大ですね。やはり、日本の島国が簡単に批判できる国ではありませんし、過去に植民地にしていたことは本当に不思議です。

  7. にゃるらとほてぷ にゃるらとほてぷ

    結婚準備と偽装結婚の離婚準備を同時に進める過程で、女性としての生きづらさを体感する主人公を描いた作品です。設定の独自性が光り、実際にありそうなリアリティを感じさせます。のらりくらりと自由を求める主人公・フォンのキャラクター造形は印象的で、対照的にエドワードの言動と行動には辟易する場面が目立ち、思わず共感が揺れ動きます。さらに香港と大陸の関係性を匂わせる描写もあり、フォン以外の登場人物は不自由さに同調しているように見えます。全体として、社会の制約と個人の自由の狭間で揺れ動く女性像をリアルに描いた作品です。

  8. 中西智代梨

    偽装結婚を題材にした設定が非常に面白かった。

    やはり香港には自由さがあり、大陸には窮屈さを感じる場面が多い。

  9. にわとり

    劇場公開時に気になっていた作品をようやく観賞。主演の鄧麗欣の存在感が光り、期待以上の面白さだった。

    物語は、香港で結婚を控えた女性が、過去に大陸の男性と偽装結婚していた事実を知ってしまうところから展開する。現実味の有無は観客次第だが、香港の住宅事情というリアルな背景や、エドワードを演じる朱栢康が大陸出身の楊樹偉を見下すような台詞が描かれ、単なるフィクション以上の生々しさを感じさせる場面が散見される。こうしたエピソードは、起こり得るかもしれないと観客に考えさせる力を持っている。

    結婚や家族の重さは、日本とは比較にならないほど強く感じられる中華圏の女性たちの生きづらさを、丁寧に照射していく。一方で阿怡を林二汶が演じることによって、香港社会における同性愛者の立場にも焦点が当たり、結局どこにいても生きづらさは存在するという普遍のテーマが立ち上がってくる。

    それでも映画のラストは、観る者の胸に清々しい余韻を残す。過剰なメッセージの嵐を気にせず、フォンが麺を啜る瞬間に彼女なりの「自由」を手にするのだ。

    林二汶が作詞作曲と主題歌を担当した音楽も素晴らしく、じんわり心に沁みる音像が映画全体を包み込む。総じて、静かな余韻と深い共鳴をもたらす一本だった。)

  10. 孔明 孔明

    とても勉強になり、深く考えさせられた。日本人にはあまり想像しづらい偽装結婚の話題だ。確かに中国の人は旅行や移住の際、ビザのハードルが高いことが多い。香港はかつてイギリスの統治下だった影響から、国籍の取り扱いが有利になる場面があるのだろうか。そうした背景を利用したビジネスが存在するとは驚きだ。日本人の私には、エドワードのマザコンぶりが少々げんなりするが、香港ではそれが普通のことなのだろうか。親を大切にする態度とマザコンの境界は紙一重だ。「男の子だから堕ろせないね」という台詞には衝撃を覚えた。中国の一人っ子政策を考えると、跡取りの重要性は確かに高かったのかもしれない。