マーティン・エデンはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.2
マーティン・エデン 映画

2020年9月18日に公開の映画「マーティン・エデン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マーティン・エデン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

マーティン・エデンが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

マーティン・エデンのあらすじ

ナポリの労働者街で育った貧しい船乗りのマーティンは、ブルジョワの娘エレナに恋をしたことから文学に興味を持ち、独学で作家を目指すことに。数々の困難や挫折を乗り越え、ついに名声と富を得るが、彼の前には一体何が待っているのか――希望か、それとも絶望か――。

マーティン・エデンの詳細情報

「マーティン・エデン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

原作者
監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 イタリア フランス ドイツ
公開日 2020年9月18日
上映時間 129分

マーティン・エデンの公式PVや予告編動画

「マーティン・エデン」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

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マーティン・エデンのよくある質問

Q
映画『マーティン・エデン』のあらすじは?
A

映画『マーティン・エデン』は、貧しい船乗りのマーティンが、知識人となることを夢見て自己啓発し、作家として成功を目指す物語です。彼の努力と自己反省を通じて、社会の階級構造に挑む姿が描かれます。

Q
映画『マーティン・エデン』の主なテーマは何ですか?
A

『マーティン・エデン』の主なテーマは、階級闘争と自己発見です。主人公が知識を追求する中で直面する社会の不平等や自己実現における苦悩を描き、個人の自由と社会の束縛の間で葛藤する姿を浮き彫りにしています。

Q
映画『マーティン・エデン』の見どころはどこですか?
A

映画『マーティン・エデン』の見どころは、主人公の急激な成長と転落の過程です。彼の情熱的なキャラクターと、それに伴う人間関係の変化が感情豊かに描かれており、観客を引き込む強い説得力があります。

Q
映画『マーティン・エデン』の主要キャストは誰ですか?
A

映画『マーティン・エデン』の主演はルカ・マリネッリが務めており、主人公マーティンを魅力的に演じています。他の重要なキャストには、彼の恋人役であるジェシカ・クレッシーが名を連ねています。

Q
映画『マーティン・エデン』はどのような評価を受けていますか?
A

映画『マーティン・エデン』は、批評家から高い評価を受けています。特に映像美や主演のルカ・マリネッリの演技力が称賛され、映画祭でも注目を集めました。

JAPANMATE運営事務局
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映画

マーティン・エデンの感想&レビュー

  1. 山下和雄

    単なる成功者の物語ではなく、一人の作家が小説に人生を捧げた寓話を期待した。
    その結果、書くことに賭けて人生を棒に振った男の姿が、西村賢太(小説家)の記憶に深く刻まれた。

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    20世紀も21世紀も格差社会からは逃れられないなか、後ろ盾もなく独学で作家として成功を収めることは奇跡と言える。本作は20世紀初頭に発表されたジャック・ロンドンの自伝的長編を基にしている。アメリカからイタリアに舞台を移した今、夢と現実の狭間で葛藤する若者たちに共感と絶望の美しさを伝えるだろう小島秀夫(ゲームクリエイター)

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    イタリア映画特有の美しい緑色が、原作とは異なる要素で世界を彩る。原作にはない緊張感が、「マーティン・エデン」を独特の魅力を持った作品に仕上げている柴田元幸(アメリカ文学研究者/翻訳者)

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    良い意味で多様な価値観と時間を持つ「大陸」としての欧州の復権は見逃すべきではない。ルカ・マリネッリの存在感が素晴らしいヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン/美術家)

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    静かに立っているだけで何かを語るルカ・マリネッリの圧倒的な存在感に、目が釘付けになる二時間でした岸本佐知子(翻訳家)

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    愛や成功を超えて、苦悩と信念に殉じたマーティン・エデンの生き様に心を打たれる。悲劇的ではあるが、その強さが男気を与える。スーパー16mmの美しい映像で甦ったこの20世紀の物語は、2020年の今こそ再評価されるべき立田敦子(映画ジャーナリスト)

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    貧しい環境で学びもなかったマーティンが、本を読み、書くことで掴んだ成功。その裏に増していく空虚感。フィクションとドキュメンタリーが交錯する独特な映像表現で描かれた詩的な作品だ青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター/ライター)

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    ネオレアリズモの泥臭さからヴィスコンティ的な退廃まで、マーティン・エデンの変貌を体現するルカ・マリネッリの talent が、”生きること”を見つめさせる杉谷伸子(映画ライター)

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    我々は常に時代に影響される。人は何を求め、生きているのか?それは人によって異なるが、あきらめずに生きることが大切だ。しかし、理想が心を失わせることもある。生きる意味、それは自らとの闘い。この映画は自分を見つめ直すための大きな流れである奥田瑛二(俳優・映画監督)

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    目が印象的だ!ルカ・マリネッリがその圧倒的な眼差しで僕たちの中のマーティン・エデンを呼び覚ましてくれる。感動的な終盤、頬を伝う涙を拭いながら、ラストシーンにランボーの詩が思い起こされた。多くを得て、多くを失ったマーティンは、あの海と溶け合う太陽に永遠を見たのだろうか小林竜樹(俳優)

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    たとえ希望が絶望に見えても、運命に立ち向かい続ける。情熱に駆動される若き作家の叫びが心に響く佐藤久理子(文化ジャーナリスト)

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    恋と夢を追いかけるからこそ、若者は傷つく。挫折と失望を乗り越えようとする主人公の姿は、青春の輝きそのもの。波が高ければ高いほど、我々の心の輝きは永遠の光を放つ新元良一(作家)

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  2. 佐之一郎

    独特な語り口と、鮮やかなショットが印象的でした。一方、題材の人物について全く知識がない状態では、内容の一部が分かりづらく、結構迷子になってしまいました。中盤もかなり退屈に感じます。斬新な演出は試みとして興味深いものの、法則性と一貫性に欠け、狙いが伝わりにくく、集中力を削ぐ場面がありました。全体として、視聴者への配慮が不足している印象を受けました。

  3. 伊藤直

    原作を知らないと理解が難しい部分があったものの、シーンの切り替えや、成功後のマーティンの視点が少しぼやけて表現されているところに、心理描写と風景のトーンを巧みに融合させた映画の技術を感じました。ただ、マーティン以外のキャラクターがやや薄く描かれていた印象がありますが、これは仕方ないでしょう。原作が非常に素晴らしかっただけに、映画としての評価が難しいところです。

  4. hina0813 hina0813

    ルカ・マリネッリが出演しているということで、こちらも観てみました。

    物語は、低階級の船乗り青年エデンの人生を追ったものです。

    彼は良家のお嬢さんに恋をし、上流階級を目指して勉学や執筆に励みます。知り合ったマリア一家との共同生活やエレナとの文通、時折のデートは、きっと幸せな時間だったのでしょう。
    ただ、下品な言葉遣いや食事マナーなど、環境や育ちの違いが際立ち、痛々しく感じます。また、上流階級からの皮肉やお世辞も厳しい表現です。

    知識を身につけるうちに、自由主義、社会主義、個人主義などの思想に触れ、彼は絶望を感じたのかもしれません。粗野ながらもユーモアを持っていた彼が、冷笑的で反抗的な青年へと変わり、理想のエデンでなくなったことでエレナとも疎遠になったのでしょう。彼女もまた、縛られた可哀想な存在です。

    一発当てるまでの苦悩やエレナとのロマンスが描かれていますが、突然の成功に突入する展開には驚かされました。メイクのせいか、成功後もやつれたエデンが痛々しく映ります。金髪の髪型も魅力的ですね。
    成功者特有の孤独感や虚無感から、周りの人を信じられない様子も描かれています。成功までの心の変化をもう少し見たかったと思います。
    最後のエレナへの犬のシーンは印象的でした。
    エデンが過去の自分の喪失を認識し、海に入水する場面は穏やかでありながらも寂しさが漂う結末でしたね。
    入水の理由は、一体何なのでしょうか。泳ぎ疲れて溺れ、肺に水が入るからなのかもしれません。

    正直、エレナよりも終盤に登場した秘書?の方が魅力的に感じました。

    個人的に、ルカ・マリネッリがセブルス・スネイプを演じた俳優に似ており、アランドロンの若い頃とも重なる印象があります。

    ルス・ブリッセンダムは、未来のエデンを見守っているようで哀れに思えました。

    この作品が公開された時期、ジョーカーが話題になっていましたが、ホアキンを抑えてルカ・マリネッリが受賞したのは驚きですね。
    原作のジャック・ロンドンの半生もウィキで調べてみたところ、なかなか波瀾万丈な人生を送っていたようです。

    1900年代初頭は、確かに第一次世界大戦が始まる時代ですね。

  5. 岩立沙穂

    映画館でじっくり鑑賞したかったな。

    ルカ・マリネッリは「帰れない山」で知ったけど、魅力的だね。

  6. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    ルカ・マリネッリを目当てに鑑賞した。文学的な雰囲気で僕には難しく感じたけど、マリネッリの顔も演技もやはり大好きだ。

  7. プリンス プリンス

    『マーティン・エデン』を観終えるまでの途中から、これは自分にとって『インサイド・ルーウィン・デイビス』に宿る魂と呼応する映画かもしれない、と感じていた。音楽と小説、そしてその創作を生業とする者の苦悶。そのうねりは、アンドリュー・スコット演じる『リプリー』という異形の存在へと連なる。

    観終わって改めての感想。なぜこんなにも強く惹かれるのか。ルーウィンやリプリーの存在を、作品の意味を、同時に思い浮かべてしまう。マーティンは、あの圧倒的なラストに象徴されるとおり、人生の向こう側へと一人だけ飛び越えてしまう孤独を描く。一方、ルーウィンはそのギリギリの一線で踏みとどまり、いや、踏みとどまり続けているかのように映画は閉じる。そしてリプリーは、存在しえないはずの世界へ生きた者が、現実へと戻ろうとする旅にも見える。人生や現実を言葉として生きようとする者たちの苦悶が、ここには渦巻いているようだ。

    実は、主演のルカ・マリネッリが末に公開される『DEATH STRANDING 2』へ出演することを知って視聴を決めたのだが、観てみると現代イタリア映画の豊饒さに引きずり込まれる。次は『オールド・ガード』と『帰れない山』を観る予定。終盤、マーティンが向かう講演会の場面は、全く対照的な空気にもかかわらず、諦めと希望を同時に抱える彼の姿に胸を打たれる。東大全共闘との議論を思い出させる三島由紀夫の存在感にも重なる。語り口も状況も異なるのに、「もはや書くことはない」という作家の孤独が重なって見えるのだ。

    それにしても、私が観たかった『オン・ザ・ロード』(2012)に近い何かをこの作品は具現化しているのかもしれない。そう考えると、今年公開されたウェス・バロウズの『クィア』にも思いを巡らせる贅沢な時間だった。前半のフィルムのような質感の映像と、突然、そして自然に流れるイタリア語の歌が心地よい。後半、髪の色やメイク以外はほとんど変わっていないはずのルカ・マリネッリの表情が、前半とこれほどまでに異なるのは不思議というよりも恐ろしい。人生を賭けて全てを投げ出そうとする男の、決意の揺らぎがここにはある。直前に観た『国宝』では老いの演技が弱かったとの印象があっただけに、年老いたように見えるマリネッリの不思議な説得力には圧倒された。)

  8. Kujira

    身分が異なる恋愛は、上の身分の人が強く思いを寄せることが不可欠だと思う。また、下の身分が男性の場合、誠実さや忠誠心が重要になる。

  9. 茶漬彦 茶漬彦

    オールド・ガードでニッキーを演じるルカ・マリネッリが美しすぎて心を奪われる。

  10. 西村大介

    原作は未読だが、映画はジブリの『魔女の宅急便』のような温かさと雰囲気を感じさせ、ナポリの街並みが物語に独特の空気を添える。
    身分差がもたらす愛のすれ違いという普遍的テーマが、雰囲気とともに静かに、しかし力強く描かれる。
    原作はジャック・ロンドンの『マーティン・エデン』1909年刊を基にした作品で、半自伝的要素を含むとされる。こんなダンディでカッコいい作家像は、見る者の心をざわつかせる特に主演のルカ・マリネッリの魅力が際立つ。彼はアラン・ドロン風の孤高さと、少女のような可憐さを一人の俳優が見事に両立させている。あの前髪が印象的で、ついキュンとくる。「君は僕のものだよ 永遠に」というセリフは胸に残る。作家としての彼の姿勢は、自分の表現を歪めず、純粋に描こうとする姿勢そのものだ。初公開時には自分の成長を見守るような気持ちで、私は彼の成長を追い続けていた。だが後半にかけての彼の失落は強烈で、恋人を突っぱねるまで墜ちていく。その振れ幅を見せるルカ・マリネッリの演技には、思わず息を呑む。
    総じてこの映画は、ナポリの風景と身分差というテーマを巧みに結びつけた感動作。原作を読んでいなくても十分に楽しめる、情感豊かなドラマに仕上がっている。