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ワーニング その映画を観るなの感想＆レビュー

1. 岡田倫太郎

   2025年9月17日

   割と好きだったかもしれない。昨日観たものが面白くなかったせいかも？と思ったりもするけれど、Jホラー的な雰囲気が良かった。そして、ソ・イェジがかわいかった。

2. へっぽこライダー

   2025年8月12日

   短編映画の女性監督パク・ミジョンが、劇場を舞台にしたホラー映画を撮る計画を立てていますが、シナリオが書けずに苦しんでいます。そんな折、後輩のジュンソから聞いた話がきっかけで、上映中止となったホラー映画「暗転」の存在を知ります。この映画は上映後、観客の半数以上が逃げ出し、1名は心臓発作で即死したという恐るべき噂がありました。ミジョンは、卒業制作で「暗転」を製作した大田大学のキム・ジェヒョンを探し始めます。

   映画は、韓国のホラー「コンジアム」のようにPOV手法（登場人物の視点）で撮影されており、1998年の邦画「リング」のように、「観ると1週間以内に死ぬ」という呪いのビデオが登場します。「暗転」の映像が流れる場面では、目を背けたくなるような恐怖を感じます。また、怖いDVDには「視聴後に何か起こっても責任は取りません」というような警告が流れるものがあります。

   2018年のイタリア・フランス合作映画「盗まれたカラヴァッジョ」の影響も感じられる最終シーンがあり、観ていると夢落ちが2度あったため、最後に「ってシナリオはどう？」という映画的なオチかもしれないと思いながら見ていました。実際に観ていたのは、冒頭から始まる映画内の作品でした。ヒントめいたセリフもあり、主役の女性監督が先輩のようで、「後輩はあなた？」というやり取りが印象的です。

   そしてすべてがVR体験であるという結末は、2018年の韓国映画「パズル　戦慄のゲーム」を彷彿とさせます。最後の劇場の場面では、「劇場の明かりが消え」という言葉が示すように、見せられていたのはミジョンの書いたシナリオに基づいた映画だったのです。メガネをかけたミジョンは映画の中の人物で、長い髪のミジョンが現実の彼女でした。現実と映画の境界が曖昧になり、自分の左手首に傷があるか確認する姿も見受けられます。

   3本の傷がある左手首に対し、長髪のミジョンにはその傷がなく、リストバンドをしていません。しかし、最後の不気味な微笑みは印象的で、劇場で撮影中の事故で焼死した女優スンミの憑依を感じさせます。それとも、映画の成功に目を輝かせているだけなのでしょうか？また、劇場にあった1980年の「暗転」の写真が、スンミの焼死を映したもので、キムが「暗転」を制作したのは2008年、ミジョンの「暗転」は2019年という時間的な繰り返しが存在します。「お前も正気を失っている」や「繰り返してはならない」という言葉も印象的です。

3. ザク

   2025年8月2日

   ホラー映画の脚本家がネタ探しの旅で、観た者が死んだという幽霊が撮った映画を追いかける物語。結末はしばしば夢オチで、場面転換のたび現実と幻の境界が揺らぐ展開が続く。夢オチ信奉者が作った作品かと思うほどの演出だが、雰囲気は悪くない。撮影地の廃墟劇場が醸し出すジメジメとした空気感も魅力的で、伝播していく感じはJホラー的だ。とはいえ、深さの面ではもう一歩足りない印象も残る。とはいえ主演のミジョンは極めて目を引く存在感。眼鏡をかけた控えめさ、女性としてのフェロモンを抑えた演技、低い声、無表情といった要素が強く印象に残る。さらに、警察ものや犯罪系の韓国映画でおなじみの俳優チン・ソンギュが出演しているのも見どころ。

4. 千尋

   2025年7月25日

   えぇ！？フィクションとノンフィクションの境目はどこからそう見えるのか、考察のし甲斐はありそうだけど、面倒くさくなって『スッピンのソ・イェジ、可愛い！』でいいや、ってなったチン・ソンギュはホラー系が似合うね。

5. くいち

   2025年7月17日

   イェジがとてもかわいらしい
   すっぴん風メイクで、まるで少女のようなあどけなさがある。彼女の顔を見ているだけで癒やされてしまう。
   それに、やはり田中美佐子に似ているのが特徴的だ。

   内容はあまり重要ではないけれど。
   #かわいいは正義

6. koramame

   2025年6月29日

   抜擢されたばかりの新進女性監督が産みの苦しみを体感する前半は、適度な緊張感とスピーディな編集にコメディ要素も混ざり、楽しく観られる。しかし中盤を過ぎると失速する。 この種のホラーは謎解きの段階で面白さを欠く傾向があるが、本作もその例だ。 ヒロインの過去や謎の男の過去が混濁したまま、映画女優の死の扱いは説明不足のままフェードアウトしていく。 韓国映画としては尺が短く、編集段階で不要な部分が削られてしまったのかもしれない。 リアリティを保ちながら、過去のKホラーを連想させる豪華な居室美術、POV映像挿入、そして『キャリー』のように燃え上がるクライマックスなど、盛りだくさんの演出が逆に物足りなさを誘う。 チン・ソンギュの出演は嬉しいが、やはり本作の魅力はソ・イェジが演じる美人なのにぶっきらぼうというキャラクターに集約される。 近年はドラマに復帰している様子だが、映画主演としての興行の重さを一身に背負う現状はしばらく難しいのでは。美貌と性格のギャップが足を引っ張っている。

7. 田貫

   2025年5月11日

   途中までかなり面白かったのにさ。劇場で死んだ女優のエピソードがもう少しあればよかったのに

   途中までは結構面白かったのに、劇場で亡くなった女優に関するエピソードがもう少し充実していれば、さらに良かったのに。

   前半はなかなかの出来だったが、劇場で亡くなった女優のエピソードをもう少し深掘りしてくれていれば、満足度が高まったはずだ。

8. hiyoko

   2025年4月24日

   あらすじに惹かれて観たのに、映画は予想以上に難解でつかみどころがなかった。難しいというより、ややこしい。ミステリー寄りのホラーなら理解もできたかもしれないが、この作品はただただ難解なだけ。奇を衒いすぎている感じが強い。ホラーはもっと素直で単純でいいと思うんだけどな。

9. 千葉恵里

   2025年4月13日

   2025年4月13日、レンタルDVDで視聴。日本でも公開されているようで、キングレコードが大々的に販促を展開している一方、レビュー数は約2000と控えめです。

   まず暗い場面が多く、何が起きているのか見分けづらい点が残念でした。ただ、最近の中高生向けJホラーと比べれば、恐怖を狙う意欲はまだ感じられ、村上系の作品や怖さを前面に出さないアイドル映画と比べても、まだマシだと感じます。

   本作は見ると死ぬ映画や世界で一番怖い映画といったホラー題材をモチーフにした物語。都市伝説のように語られる噂から始まり、某大学の映画科の生徒が作った作品があまりにも恐ろしくて封印されたという逸話を軸に展開します。脚本に行き詰まっていたヒロインがその行方を追ううち、実在していたことが判明しますが、映画そのものは見つからず、監督を追究する過程で徐々に正体へ迫っていきます。序盤は1時間ほど地味な展開ですが、最後まで見れば怪奇現象を目の当たりにできます。

   ただ、過去と現在が交錯する構成はところどころ分かりにくく、ヒロインのラストの笑みの意味には謎が残ります。幽霊の撮影表現は巧く、暗闇にいるかいないかが曖昧になる演出が効果的でした。

   今後の作品にも大いに期待します。できれば日本語吹替え版付きのDVDで発売してほしいです。韓国語の独特の響きは耳に馴染みにくいので、できるだけ日本語音声で楽しみたいですね。

10. にわとり

    2025年3月17日

    上映中に死が噂される幻のホラー映画。その本編の行方を追う主人公が、映像の恐怖に巧みに引き込まれていく。しかし恐怖そのものは、それだけのものなのだろうか。恐怖をループさせるのは人の心の闇なのか映画はラストでその問いを投げかける。冬めく_韓国 #冬めく_2010年代