2021年2月12日に公開の映画「ファブリック」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ファブリック」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ファブリックが視聴できる動画配信サービス
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ファブリックのあらすじ
冬のセール真っ只中のデパートで、シーラは赤いドレスを一着買った。離婚直後で公私ともにうまくいっていなかった彼女には、体に馴染むそのドレスが特別な魅力を放って見えた。すぐにそのドレスを着てデートに出かけるが、不可解な出来事が彼女の周囲で起こり始める。
ファブリックの詳細情報
「ファブリック」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ピーター・ストリックランド |
|---|---|
| 脚本家 | ピーター・ストリックランド |
| 出演者 | キャロライン・キャッツ グウェンドリン・クリスティー サイモン・マニョンダ シセ・バベット・クヌッセン ジュリアン・バラット スザンナ・カッペラーロ スティーヴ・オーラム ヘイリー・スクワイアーズ マリアンヌ・ジャン=バプティスト リチャード・ブレマー レオ・ビル |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ホラー |
| 制作国 | イギリス |
| 公開日 | 2021年2月12日 |
| 上映時間 | 118分 |
ファブリックの公式PVや予告編動画
「ファブリック」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ファブリックを無料で見る方法は?
「ファブリック」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
ファブリックのよくある質問
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Q映画『ファブリック』のあらすじはどのようなものですか?
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A
『ファブリック』は、不気味なデパートで購入された赤いドレスを中心に展開するホラー映画です。このドレスを手にした人々に次々と不運が訪れるというストーリーで、奇妙な事件から着想を得た独特な作品です。
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Q映画『ファブリック』に登場する赤いドレスにはどのような意味がありますか?
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A
『ファブリック』の赤いドレスは、単なるファッションアイテムを超えて悪意を持った存在として描かれます。着る者に災いをもたらすこのドレスは、ファッション業界や消費文化への批判的な視点も示唆しています。
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Q映画『ファブリック』の監督は誰ですか?
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A
『ファブリック』の監督はピーター・ストリックランドです。彼は独特の映像表現とカルト的な世界観を持つ映画作家として知られています。この作品においても彼の個性的な演出が光ります。
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Q映画『ファブリック』の見どころは何ですか?
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A
『ファブリック』の見どころは、その独自の視覚スタイルと緻密な音響デザインにあります。ヴィンテージ感のある映像と不穏な音楽が相まって、視聴者を異次元の世界に引き込みます。また、ブラックユーモアを交えたエンターテイメント性も魅力の一つです。
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Q映画『ファブリック』の作品テーマはどんなものですか?
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A
『ファブリック』は消費社会の異常性や人間関係の脆弱さをテーマにしています。ファッションという一見華やかな世界の裏に潜む恐怖を通じて、現代社会の矛盾や人々の欲望が浮き彫りにされます。



ファブリックの感想&レビュー
怨念の赤いドレスが紡ぐファブリックゴーストのクリーピーサスペンスコメディ。生を持たない者への執着とマネキンが生み出す不気味さを軸に、物語は古典ジャッロ風の出だしから、現代的で不可思議なA24的世界観へと移行する。登場人物は全員がまともでなく、誰が何を考えているのか分からない。不気味さを超えた不思議なフェティッシュ、奇天烈な魔女集団、ストレートな変態世界観、そしてトランス儀式の描写が絡み合う。見どころは、生理が来るマネキンが店長を発情させる衝撃の展開、カツラを外して土下座するエレベーターのシーン、上司の愛人という立場ゆえに握手にも気をつけるべき人間関係。)
嗜好が近いレビュアーの方とよく関わっているのですが、今回かなり辛辣なコメントが寄せられていて気になり、鑑賞してみました。作品全体の雰囲気と質感は非常に高く、個人的にはかなり好みの領域です。
あんなアパレル店員はイヤだな、という感想が印象的な描写でした。金融とアパレル業界にありがちな意味不明なしきたりやルールは、世界共通なのかなと感じさせられます。
彼氏の実家に住み着いているのにとんでもなく無愛想な息子の彼女のキャラは、結構好きです(笑)。
最近の作品で突然の二部構成という展開にも驚かされました。ほかの方がA24っぽいと書いていたのも、納得できる部分があります。
ドラム式洗濯機が昔からあったのかと思ったら、そういうことかと納得。ジャッロっぽい音楽とリンチっぽい映像が、昔の作品に見えた理由を説明してくれているようにも感じます。
リンチっぽさはもろに存在感を放ち、髪型でタバコを吸うシーンはリンチ風と感じました。
2部の奥さんが、ちょっと美人ですね。
確かに取っ付きにくい作品ではありましたが、この時代にあえてそういう作りにしている意図を考えると、悪くはなかったと思います。ただ、観る人を極端に選ぶ作品だとも感じました。
あの不快だったのでは?というシーンが2箇所ほどあったのですが、それが作品の狙いだったのかもしれません。
やった!素晴らしい、全く予想外で、めちゃくちゃ面白い!デビッド・リンチの作品が好きになりそう。音楽も最高だし、こういう映画に巡り合うために、何百本もの駄作を観てきたんだなー。
性的なシーンが含まれているため、注意が必要です️
気味が悪く感じたり、不快に思った箇所がいくつかありました。
Amazonプライムで「コメディ」として紹介されていましたが、実際にはコメディではありませんでした。
雰囲気は良かったのに、私には合わなかったのか、あまり面白く感じず、ウトウトして音で起こされるほどでした。
冒頭に出てくる画像は良いのですが、最近はスムーズに始まらない映画が多いため、早く本編が観たいと思い、少しがっかりしてしまいました。
驚くことに、ただ声をかけられるだけでも「こちらから声をかけるまでそっとしておいてほしい(個人的意見)」と思うのに、店員さんは少し何を言っているのかわからず困惑しました。
派手で素敵な赤いドレスはシーラに似合っていて、髪型が変わったからそんな態度なの?と疑問を抱くキャラクターや、ライトアップしているおじいさんが描かれています。シーラは嫌いではないけれど、ちょっとなぁと感じさせる人たちが多い物語です。
また、からかう男友達は本当の友達とは言えず、不快でした。それに、バブスは可愛かったです。
赤いドレスを通じた設定やストーリーは良かったものの、一度観たらもう十分かなという印象です。
なぜそうなったのかわからない部分もありましたが、靴下を奪われるシーンはなんだか面白かったです。ラストの手前は少し怖く感じました。
ノブのセリフを借りると、結局『クセがスゴいんじゃ!』以外の表現が思い浮かばない。作中には卑猥な描写も多く、不快だった。もう観ない。セレクトを間違えたと感じる。
サイケ風の映像はスタイリッシュだったが、個性が強すぎて自分には合わなかった。
赤いドレスが洗濯機の中で暴れるシーン。1970年代風の映像美とデヴィッド・リンチを思わせる演出が、視覚を強く引き締める。
ドレス自体の奇妙さというより、それに関わる人たちの感性が異質だ。『シュール』という語は、曖昧で都合のよい表現として、こうした作品を語るとき欠かせない存在だと改めて感じる。
途中で何度も眠ってしまい、やっとラストまで見終えた。洗濯すると洗濯機が壊れてしまう赤いドレス。人が死んでもドレスは元通り。百貨店の主のような販売員の瞳が、いまも焼きついている。
「サスペリア」を彷彿とさせる演出と効果音。
こみ上げるイタリアンホラーの雰囲気。
何かの象徴かもしれないが、はっきりとは分からない。
グェンドリン・クリスティーの身長が際立つトイレ前でのやり取りのシーンが印象に残る。
まさに巨人に対して威圧される感覚が伝わってくる。
映像は不気味さと圧倒的な格好良さが詰まっており、A24らしい個性を強く感じさせる。ただ、物語には納得感に欠け、結局あのドレスが何を象徴していたのか腑に落ちないまま終わってしまう。