82年生まれ、キム・ジヨンはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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82年生まれ、キム・ジヨン 映画

2020年10月9日に公開の映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「82年生まれ、キム・ジヨン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

82年生まれ、キム・ジヨンが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

82年生まれ、キム・ジヨンのあらすじ

結婚を機に仕事を辞めたジヨンは、育児と家事に追われる日々の中で、時折自分が閉ざされた空間にいるような感覚に襲われる。疲れているだけだと自分にも夫のデヒョンにも言い聞かせる日々。しかし、ある日を境に、まるで別の誰かが乗り移ったかのような振る舞いを見せるようになり、その時の記憶はすっかり抜け落ちていた。記憶の欠落と、真実を語ることを恐れる夫は、傷つけるのを恐れて事実を伝えられない。少女時代から社会人として現在に至るまでの彼女の生涯を紡ぐとき、いったい何が私たちの前に姿を現すのか――

82年生まれ、キム・ジヨンの詳細情報

「82年生まれ、キム・ジヨン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 韓国
公開日 2020年10月9日
上映時間 118分

82年生まれ、キム・ジヨンの公式PVや予告編動画

「82年生まれ、キム・ジヨン」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

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JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 彩場翔人 彩場翔人

    非常に良かった。直前に原作を読んだうえで、原作の要素を分解してあちこちに散りばめ、映画としてきっちりまとめ上げる演出には感嘆した。原作のキム・ジヨンは男性優位社会に苦しむ女性たちの集合体として、いわば顔のない存在として描かれているのに対し、映画版はキム・ジヨンという個人を描いており、ここが原作と大きく異なる点だと思う。そうした意味では、原作が掲げた男性優位社会への女性からの告発という意味合いが弱まっているとも言える(映画のラスト付近でママ虫と陰口を叩く人物に女性が混じっているのが象徴的な例)。原作に感銘を受けた人には物足りなく映る可能性がある。一方、後半は完全に映画オリジナルの脚本で進み、結末には希望を残す形になっている。個人的には小説版より映画版のほうが断然好みだ。

  2. 鬼雀

    是非原作を読んでほしい。映画は救いのあるラストでよかったので、脚本もそれを引き立てる出来だった。

    パン屋でパートしたいな、というシーンも、本では簡単な仕事ですよと言うお姉さんが突然『わたし、大学も出てるんですよ?』と返す場面として描かれ、字面だけで心を重く揺さぶられる。

    旦那が子どもを欲しがるところも、原作の方はとても辛く描かれている。

    でもさ、ジョン。失うものばかり考えないで、得るものについても考えてごらんよ。親になることがどれほど意味がある、感動的なことか。僕が責任を持つから。君にお金を稼いでこいなんて言わないから。

    『それで、あなたが失うものは何なの?』

  3. まるちっぽ まるちっぽ

    みんな、それぞれの正義を掲げ、深く考えることなく他人を傷つけてしまう。
    女性だから、私だから、女の子だから傷つく出来事は数え切れないほどある。
    その一つ一つを、姉はときに厳しく突きつけてきたし、私自身も、ある意味では人生を失った母の姿に重なる。
    母の、骨ばった小さな手。
    30歳を境に、私も結婚や出産を経験してみたいと思うようになった。
    もしかすると、これは社会のムードを内面化しているだけなのかもしれない。
    本当に自分が生きたい人生や、やりたいことが、どんどんぼやけていく気がする。

  4. いくまる

    社会で抑圧を受けてきた女性たちの思いが、主人公を通じて我々に強く訴えかける。

    夫の実家で親戚が集まり、ひと目には温かい家族団らんの光景。しかし、その裏には緊張感が漂っている。「アヨンは新しい服がもらえてよかったね」「疲れているなら、あなたも休みなさい」といった何気ない言葉が、彼女の心に深く突き刺さる。一見普通の家族の集まりでありながら、彼女にとってはまるでサスペンス映画のような気配が感じられる。
    主人公キム・ジヨンは、キャリアを捨て、子育てと家事に追われる日々を送っている。優しい夫と可愛い娘の前では、良き妻、良き母として振る舞い、夫には愚痴をこぼすこともない。「自分は満足している」と、少なくとも彼女はそう思い込んでいる。しかし、彼女を襲う目に見えない鬱積に気づかず、それが徐々に彼女を締め付け、苦しめていることに気づかないままだ。
    それは予兆もなく突然襲ってくる。ジヨンはまるで他人のようになってしまうのだ。正確には、彼女に憑依するのは彼女の母か、さらにその母の義理の母である。冷遇されてきた女性たちの怨念が彼女にとりついたかのよう。
    家父長制度。家を継ぐのは長男で、女として生まれれば男よりも冷遇される。映画版は原作に比べてずっとソフトなアプローチだが、原作ではジヨンの母が身ごもった3人目もまた女であるとして中絶される展開がある。実際、当時の韓国では「女の胎児は中絶されることが多い」という現実があった。日本の浅い家父長制度とは比べられないほど、驚くべき韓国の現実が広がる。
    家父長制度や男尊女卑にまつわる差別は人類史上最古のものであり、かつて女性には参政権すら与えられていなかった。私の子供の頃には「女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしく」という風潮が常識で、男性は外で働き、女性は家事を担当するのが当たり前だった。それが少しずつ変わり、男女平等の法律が生まれ、人々の意識も変わり始めた。
    セクハラやマタハラへの対策も進んでおり、社会は確実に変わろうとしている。生まれながらの性差や肌の色で差別されることは理不尽だ。
    本作では、家父長制度や男尊女卑が主人公を追い詰める。ジヨンの母は兄弟姉妹の中で最も優秀だったにもかかわらず、男性兄弟に屈して進学を諦めざるを得なかった。ジヨンも学生時代にバスで痴漢に遭ったが、父親には「警戒していなかったお前が悪い」と言われた。能力があっても女子であるが故にプロジェクトチームから外されるのだ。
    ジヨンの父は、娘たちよりも息子を優遇する。ジヨンが病んでいることに無自覚な父は、健康な息子のために漢方薬を買い求める。それに対し、母は泣きながら娘のことをもっと気遣うよう訴える。困惑した父は最終的に娘のために漢方薬を注文する。
    本作には希望がある。社会は依然として遅れているが、人々は古い慣習からの脱却を目指し、行動を起こそうとしている。ジヨンの家庭のように、かつての慣習の理不尽さに気づいた女性たちが戦いを選んでいる。
    もちろん、道のりは遠く険しく、一つの壁を越えれば次が待ち受けている。しかし、少しずつ男性側の意識も変わってきている。
    最も遅れているのは政治の場で、女性閣僚の割合は依然として少なく、能力に関わらず、男性議員に迎合する人間が重用される現実がある。
    ジヨンの娘アヨンが成人する頃には、人種差別や性差別がなくなり、「セクハラ」や「マタハラ」という言葉が死語になることを願うばかりである。
    ちなみに、本作を観たことで、家事をしている女性に「手伝うよ」という言葉は禁句であると痛感した。手伝うとは何なのか?それは彼女の仕事であるべきだ。意識は変わりつつある。

  5. 清水

    未来が明るい結末で良かった。そうでなければ、救いがなさすぎて心が張り裂けそうだった。

  6. 藤川徹

    社会派の重い雰囲気を想像していたのに、観終わってみると元気をもらえる作品でした。特に30代の女性に刺さるテーマが満載。結婚や育児の悩み、そしてそれに伴う身体の不調を描く中で、周囲の人や家族が支え合う姿が温かく心に響きます。共感できる要素が豊富で、心がハートフルに満たされる一本。疲れた心を癒してくれるので、 また観たくなる作品です。

  7. 茶漬彦 茶漬彦

    4〜5点:何度も観たくなる傑作
    3〜4点:優れた作品
    2点:普通
    1点:全く響かない

  8. 西村大介

    産後鬱か統合失調症、または産褥期精神病など、正確な病名は明かされなかったが、主人公女性の演技は非常に素晴らしかった。家事や育児から来るストレスや産後のホルモンバランスだけが問題ではなく、仕事に情熱を持っていた彼女が家庭に入ったために社会に置いてけぼりにされたという感覚や、虚無感から生じるストレスによって、自身の精神が徐々に蝕まれている様子を痛感させられた。もし子供を持ちたいと自ら選んで子作りしたり、専業主婦に憧れて進んだのであればという情景なら、「ふざけるな!」と思ってしまうところだが、今回はそうした設定ではなかったため、自然に受け入れられた。それでも、家事と育児がどれほど大変で重要な仕事であるかを再認識させられた。主人公の母親が常にサポートしてくれる姿勢もとても印象的だった。また、特定の国での男女差別の存在には驚かされたが、何度も心温まるシーンがあったのも良かった。

  9. けいやん

    女性が直面する生きづらさを理解しようとする夫の姿勢には、日本にも共通する部分が多い。