2019年3月8日に公開の映画「運び屋」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「運び屋」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
運び屋が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
運び屋のあらすじ
クリント・イーストウッドが演じるアール・ストーンは、金もなく孤独に生きる90歳の男。事業の失敗と自宅の差し押さえの危機に直面した彼に、車を運転するだけの仕事が持ちかけられる。手軽さに惹かれて引き受けたのはいいが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だったとは、彼にはその時点でまだ知る由もなかった。
運び屋の詳細情報
「運び屋」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | クリント・イーストウッド |
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脚本家 | ニック・シェンク |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | クライム |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2019年3月8日 |
上映時間 | 116分 |
運び屋の公式PVや予告編動画
「運び屋」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
感想・レビュー
日本を舞台に、仕事に没頭し家庭を顧みなかった老齢の主人公の姿を描いた作品です。
90歳のアールは、花を育てて販売する事業を営んできましたが、仕事一筋の生活が祟り、家族とは疎遠となり孤独な日々を送っていました。ある日、商売に失敗し、自宅や農園が差押えられることに。そんな彼は、紹介された運び屋の仕事を始めることになります。
クリント・イーストウッドは現在88歳ですが、その肉体は高齢を感じさせるも、彼の存在感は依然として素晴らしいです。彼が演じる、人生の最期の時を迎えた哀愁を帯びたアールの姿には強い感情があります。
アメリカでは、こんな年齢でも働き続けなければ生活が成り立たない厳しさに驚かされます。
自分の信念を曲げず、家族の声を無視して生きてきたアール。第三者から見ると問題があるように思えますが、彼なりに家族のために一生懸命働いてきたのです。
人間は不思議なもので、お金が入ると人生が回り出し、様々なことが好転します。ここから、物語が面白くなります。
88歳になったクリント・イーストウッドが、どのような気持ちで演じているのか、そして作品作りのモチベーションが凄いと感じます。
こんな父親にはなりたくないと強く感じさせられる。90歳のじいちゃんが何でも買える時代でも、時間だけは買えないそれはやはり現実だと痛感する。
監督だからこそ、美女との印象的なシーンが生まれた。裁判が終わった後、家族が心を開きすぎていると感じた。
一言で表現するには複雑な作品だった。
深い思索を促す物語で、妻はダタの犯罪に気づいていたのではないかと思う。
植物に囲まれ、家族から見放された彼は、妻の最期で心を取り戻したものの、皮肉にも刑務所で植物の手入れをしていた。
この作品は、家族の大切さを再確認させてくれた。
最も驚いたのは、アクションだけが楽しみだと思っていた自分が、こうした作品でも飽きずに観られたことだ。
勉強の片手間に見ていたので、特に感銘を受けたわけではないけど、結構面白かった。
なるほど分かるけれど、昭和の父親像を体現するクリント・イーストウッドには、どうしても共感できない。自分がそんな父親を持っていた身としては、なおさらだ。仕事内容を知っているだけに、余計にそう感じる。反省が遅いのは私だけだろうか。むしろこの作品は、後悔しないように反面教師として現代の父親たちへ伝えるためのものなのかもしれない。とはいえ、世の中にはお金で解決してしまうことも、残念ながらある。
いたちごっこ
生涯を運び屋として過ごしてきた男の晩年の物語。晩年になっても彼は運び屋を続けており(異例の薬物密輸を含む)、その中でこれまで向き合わなかった家族との時間を優先し始める。仕事によって金や名誉は得ても、家族からの信頼を得られない現実を痛感する。そんな彼がたまたまファミレスで居合わせた警官にアドバイスをするが、その警官が追っていた犯人こそ彼自身だった。警官は後にその真実を知ることになるが、家族との時間を犯人探しに費やしたのはこの男の選択だった。密輸が起訴された際にはすべてを打ち明けたが、家族は彼のそばにいてくれた。男の牢獄生活は長いものになりそうだが、そこで築いた家族からの信頼は彼にとってかけがえのないものとなった。
家族愛をテーマにした映画ですが、私にはなかなか理解できません。それでも、この映画を通じて少しでも理解を深めたいと感じました。
軽く観ていたら、思わず涙がこぼれた(本当に感動した)
自由な気性のおじいさんと、全てを見抜くパートナーのおばあさん。限られた人生の時間をどう使うかで、本当の幸せとは何かを考えさせられる作品。『グラン・トリノ』と同様に、クリント・イーストウッドのおじいさん役の演技は実に自然で素晴らしかった 笑
この時期になると、クリント・イーストウッドが動いて演技しているだけで評価せずにはいられません。とりわけ印象的だったのは、麻薬カルテルのボスに気に入られてパーティーに招待される場面。そして、抜群にスタイルのいい美女に寝室へ誘われ、イーストウッド演じる男が「心臓用の薬が」とつぶやきつつも、満更でもない様子でそれを受け入れるところです。このシーンを観て、エロ爺さんめうらやましいぞとにんまりしてしまいました。