2019年3月23日に公開の映画「コンジアム」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「コンジアム」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
コンジアムが視聴できる動画配信サービス
現在「コンジアム」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「コンジアム」が配信中です。
最終更新日
コンジアムのあらすじ
入院患者による集団自殺や病院長の失踪事件を受けて閉鎖された精神科病院。長い間人の気配がなかったその場所に、心霊体験を求めて集まった7人の若者が不可解な事件に巻き込まれる…
コンジアムの詳細情報
「コンジアム」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
コンジアムの公式PVや予告編動画
「コンジアム」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
感想・レビュー
心霊スポットでのライブ配信をテーマに展開する本作は、単なる怪談やスプラッターとは異なる、皮肉と恐怖が交錯するユニークな作品です。ファウンド・フッテージの形式を巧みに利用し、韓国ホラー特有の社会的視点を持ったモダンホラーに仕上がっています。
以下はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
物語の舞台は、実在の心霊スポット「昆池岩(コンジアム)精神病院」です。撮影は別の廃墟で行われていますが、その雰囲気を見事に再現し、陰鬱な空気や不気味な建物の構造が映像を通じて力強く伝わります。無名の若手俳優たちのリアルな演技も相まって、まるで本物の配信を覗いているかのような錯覚に陥ります。
本作の際立った特徴は、POVによるファウンド・フッテージ形式です。GoProや監視カメラ、ドローン、VRカメラといった多様な映像機器を組み合わせ、視聴者にその場にいる感覚を巧みに提供しています。BGMや効果音を抑えた音響設計も見事で、静寂の中に響く足音や物音が不気味さを増幅させ、自然と緊張が高まりました。
しかし、中盤以降は霊障の演出がやや過剰になり、幽霊の視覚的な登場や派手なリアクションが続くことで、それまでのリアリティが少々損なわれた印象を受けます。それでも、これは恐怖体験アトラクションとしての意図とも言え、好みに分かれる部分かもしれません。
特に印象的なのは、配信メンバーたちが視聴数という欲望に駆られ、危険を承知で撮影を続け、最終的に命を落とす皮肉な結末です。動画自体はバズり、成功したように見えますが、その背後には誰も戻らなかったという厳しい現実がアレされており、これはSNS社会における承認欲求の暴走を鋭く描いています。
視聴者の期待と配信者の自己顕示欲が交錯して生まれる悲劇。そして、それをエンタメとして消費する社会。この作品がホラーであると同時に、強烈な社会風刺でもある理由はここにあります。
チョン・ボムシク監督は、本作でファウンド・フッテージの形式を拡張し、現代を生きる私たちへの警鐘を鳴らしました。リアルと虚構、恐怖と風刺、そのバランスを楽しめる優れた体験型ホラーでした。
ロッカーの場面は本当に怖かった。韓国ホラーは怖さが強いはずなのに、なぜか面白さも感じてしまう。理由が知りたい。
怖くて怖くて、泣きそうになった。でも目が離せない。怖いのに、観ちゃう。怖いのに、もう観たくないのに、観ちゃう。その無限ループに陥った。
レビューには「そんなに怖くなかった」と書く人も結構いて、ほんっっとうに理解できないよ️ どこ見てた️
私は普通に怖すぎて、まともなレビューも考察も、する余裕なんてなかった。
冷静になって「ホラー演出がどうこう」とか語れる日が来るのかな 今はただ、もうイヤ、という感情しかない。笑 寝られません。
ゴキブリはやっぱり怖い。ドアップの迫力で視聴者を驚かせる映像表現
面白かった。最後の展開にはつい驚いた。動画配信の背景素材の人が動く演出に思わず笑ってしまう。途中のくちゃくちゃ音が不安感を煽るが、結局はほとんどギャグだった。
普通だね。
隊長はイカゲームの人だ!あっけないよ。
ジヒョ、可愛い!
女の子たちが可哀想だ。
冒頭20分のノリと雰囲気を普通に楽しめるなら、その後も最後まで楽しめるタイプのホラー映画。怖さの要素はしっかり散りばめられていて、ジャンプスケアや静と動の緩急も多いのに、詰め込んだだけで全く怖くない。最初から漂う雑な違和感がもし演出なら驚くが、無駄に長い前半を我慢して後半に期待しても、何かがひっくり返るような展開はなく、想定通りに終わってしまったからただの不備かも。期待していた分、本当に残念。
今作はストーリーに惹かれて鑑賞した。YouTuberが実際に痛い目に遭う展開はお約束だが、結末を先読みしてしまうのが難点。とはいえ韓国産ホラーの粘つく表現力を観たかった気持ちはあるものの、前置きが長すぎる。
冒頭で高校生二人が開かずの部屋をこじ開ける場面や、画面右のドアの小窓に映る顔の編集は、恐怖シーンを狙って拡大して見せる不自然な演出で失笑を誘う。この時点で先が読めそうだったが、私は最後まで観てしまった。
本編は約90分だが、後半30分からやっと騙しではないホラーが始まる。とはいえ微妙な流れで怖さはなく、『まだ?ねえ、怖いシーンまだ?』と期待したままエンドロールへ。肩透かしで終わってしまった。
顔のアップで黒目の女性は、イジリー岡田を連想させるペロペロ演出で恐ろしさは微塵もない。ホラーとコメディは紙一重という持論をこの作品も再確認させ、結局コメディ寄りだったと感じた。
視聴を通じて残ったのは、配信の総括役・リーダーを演じたウィ・ハジュンが、TBS番組ラヴィット!の司会・川島に似ていたという一点だけだった。
記録用メモ2025年は思っていた方向と違い、ほぼブレアウィッチ風のホラー作品になった。結局、配信は実現せず、消息を絶つ展開はブレアウィッチ級には及ばなかった。2018年にはもっとドラマがあるはずだったのに、皆での探索シーンは正直物足りなかった。精神病院っぽさも不足。とはいえ、目が真っ黒な人物が呪いの言葉を唱える見せ場のシーンは好きだった。
9月10日に鑑賞した作品は、廃病院へ接近する前半がYouTube風の編集と映像でテンポ良く進む。廃病院に降り立ってからは、配信用デバイスや多彩なカメラアングルといった現代的ガジェットを駆使した演出が次々と現れ、ループ映像やリプレイ、空間転移など、さまざまな心霊現象が立体的に描写される。軽快さと充実感のバランスが心地よく、トーンの遷移も自然で好みにぴったり。楽しい雰囲気から徐々に恐怖へと包み込むトーンの手触りも絶妙だ。動きに合わせて移動する二足歩行の肉塊には一瞬ぞっとするが、配信されていなかったというオチこそが最も怖く、技術の妙に唸らされる。