2017年8月19日に公開の映画「蠱毒 ミートボールマシン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「蠱毒 ミートボールマシン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
蠱毒 ミートボールマシンが視聴できる動画配信サービス
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蠱毒 ミートボールマシンのあらすじ
取り立て屋の野田勇次(田中要次)は、その優しさが仇となり、社長から役立たずとレッテルを貼られた中年男である。彼にとっての唯一の楽しみは、落語のテープを聴いたり、行きつけの古本屋で働く三田カヲル(百合沙)と会うことだった。そんなある日、勇次たちの街は突然巨大なフラスコに覆われ、外の世界と遮断されてしまう。フラスコの中では、謎の寄生生物によって操られる戦闘マシン・ネクロボーグが町中で激しい戦闘を繰り広げていた。ネクロボーグにされてもなお自我を保つ勇次は、行方不明のカヲルを探し、街を駆け抜ける。果たして勇次はカヲルを救うことができるのか?そしてフラスコを生み出したのは誰で、目的は何なのか?やがて驚愕の真実が明らかになっていく――。
蠱毒 ミートボールマシンの詳細情報
「蠱毒 ミートボールマシン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | 西村喜廣 |
|---|---|
| 脚本家 | 佐藤佐吉 西村喜廣 |
| 出演者 | しいなえいひ 三元雅芸 川瀬陽太 斎藤工 村杉蝉之介 田中要次 百合沙 鳥居みゆき |
| カテゴリー | 映画 |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2017年8月19日 |
| 上映時間 | 100分 |
蠱毒 ミートボールマシンの公式PVや予告編動画
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蠱毒 ミートボールマシンの感想&レビュー
謎の生命体に寄生され、理性を失った人々はキモいクリーチャーに変貌し暴れ回る。冴えない中年男が寄生されたものの、なぜか理性を保ち、愛する彼女のために戦うという物語。
主演の田中要次は良かったが、頻繁に「ハゲ」と言われていてかわいそう。ハゲ愛護団体に報告しておきます。グロさ満載のネタ映画なのに100分は長く、途中から飽きてしまった。70分くらいにまとめて欲しい。四コマで笑いを取る岩谷テンホー先生の「みこすり半劇場」を参考にすべきだ。
血が無駄に噴き出るだけで目を引くシーンは少ないが、敢えて挙げるなら切断された男性のアレと真っピンクなヒロインのお姉さんの胸元。さらに、スタイル抜群の芸人、鳥居みゆきにも注目。妹の家で夕飯を食べながら、鳥居が「ヒットエンドラン!一塁、二塁、桜樹ルイ」とギャグを言ったとき、実の小学生の娘が横にいるのに妹が「ガッハッハ!!」と笑い崩れたのは、かなり複雑な気持ちになりました。
映画オーディションのキリキリお姉さん目当てで観たのですが、彼女の出番が少なくて残念でした。ぴえん!(一度言ってみたかった)。
過去に公開された日本のホラー作品を視聴し続けている。今年の目的は2010年以前の作品を中心に選ぶことだったが、今回は2017年公開の『蠱毒 ミートボールマシン』を鑑賞した。2010年を大きく超えているが、先日見た2006年の『ミートボールマシン』との関連もあり、今観るべきだと思ったからだ。物語の直接的な繋がりはないものの、2006年版のエッセンスを受け継ぎつつ、過激さが増している。数多くの異能力を持つ怪物(ネクロボーグ)が登場し、その分アクションと格闘シーンも豊富で、もちろんゴア描写もよりパワーアップしている。それに加え、SFやエロ要素、下品なギャグも盛り込まれ、本作は色々な要素がごちゃ混ぜのB級ホラーテイストに仕上がっている。 作品が始まると「蠱毒」という言葉についての説明があり、これは古代中国の呪術の一種で、毒を持つ生物を壺に入れて共食いさせ、残った生物の毒で呪いをかけるというものだ。作品のタイトルでもあるため、重要な要素かと思いきや、実際にはそれほど重要ではなかったようだ。おそらくオチに関連しているのだろうが、個人的にはあまり気に留めなかった。 物語は、最初に主人公の冴えない中年男性の日常から始まる。彼の生活は最悪で、さらに体調も悪化し、どん底の状態。そんな彼に突如、宇宙から巨大なガラス瓶のような物体が降り立ち、街が隔離されてしまう。ここでタイトルが再び表示される。「あれ?このタイトルには蠱毒と孤独の二重の意味があるのかな?」と思ったが、よくわからない。 隔離されたエリアでは謎の生物(機械?)が解き放たれ、人々は次々と異形の怪物に変貌していく。事態を把握しきれないまま主人公も寄生されるが、なんとか人間らしさを保ち続ける。怪物の能力を手に入れた主人公は、愛する人を守るために敵と戦うことになる。これはまさにダークヒーローの物語であり、虐げられた主人公の復讐劇とも捉えられる。 さらに、怪物同士のバトルロイヤルを楽しむこともできる。作品は高尚ではないし、難解なストーリーでもないので、軽い気持ちで楽しんでほしい。恐らく、制作者側も「好きなように楽しんでください!」というスタンスだっただろう。序盤はともかく、中盤以降は大量の血しぶきと人体破壊の連続で、独特のノリを持つB級感がハイライトである。もし好みが合わなければ、厳しい評価になりそうだ。 とはいえ、現状の気分にぴったりな内容で、期待通り楽しめた。細部にわたる造形には意図や笑いが込められており、そんな小ネタも面白い。また、あまり長くは登場しない端役キャラも活かされており、特に矢部太郎や村杉蝉之介の扱いがユーモラスだった。 また、独特の西部劇オマージュや、社会主義を皮肉った表現も印象的だった。本作は奇抜な世界観の中で血みどろのバトルが繰り広げられるエログロホラーで、万人に勧められる作品ではないが、特有の面白さを味わえる。とはいえ、スッキリするような作品ではない。そして、余談だが終盤には人々の思いが文字として吸い上げられるシーンがあり、その中で辛辣なテロップも交じっており、思わず笑ってしまった。
グロ要素とバカバカしさが程よく混ざって、なかなか良い。美しい女性の胸も観られて満足。
– アクションが圧巻。怪物のデザインも秀逸で、個人的には「ドライブいこーぜ」が特に好きだ。
– アクションがすごい。怪物デザインも素晴らしく、個人的なお気に入りは「ドライブいこーぜ」だ。
– アクションが凄い。怪物デザインも良く、特に「ドライブいこーぜ」が好き。
「ミートボールマシン」のリブート版は、名脇役・田中要次を主演に据えたヴァイオレンス・オカルト映画。グロテスク表現を強化し、寄生されたヘンテコ人間=ネクロボーグのバリエーションを拡充。エロス要素もプラスされている。
ただし、その分シリアスさや変態性は前作と比べると薄れた印象。クリーチャーは前作のネトネト系エイリアン風から、今回はややコミカル寄りの怪物へと変化しており、全体的には非常にコメディ寄りの作風に傾いている。結果として前作とは別物と言っていい仕上がりになっている。
圧倒的な血の量と過激な演出には目を引かれ、血潮がホースで赤い水を滴らしているかのような演出もあり、笑いを誘う場面が散見される。
見どころとして、ジャッキー・チェンのそっくりさん「ジャッキーちゃん」のカンフーアクション、鳥居みゆきが経営するランジェリーパブ、ヒロインの露出度が高いロデオなど、奇抜なシーンが盛りだくさん。
しかし本作の真の魅力は、主人公・田中要次が放つ哀愁漂うオジサンキャラにある。彼がセリフで「ジェイソン・ステイサムに似てる」と言われる場面も、じわじわくる笑いを生む。
総括としては、シリアス寄りの特撮を好むなら前作、ヴァイオレンスなコメディを楽しみたいなら本作という見分け方になる。
本作は、スティーヴン・キングのSF長篇『アンダー・ザ・ドーム』を彷彿とさせる要素が多く散見される。透明な容器で街を隔離し、壁が降りてくる瞬間には境界にいた者が真っ二つになる設定や、壁の正体を巡る謎の構成など、共通点が多い。そこへ古代中国の呪術・蠱毒の仕組みが自然に取り入れられている。が蠱毒と同じ手段を用いたという設定は、壁の正体という謎と高度に結びついている点で、『アンダー・ザ・ドーム』以上に納得感を生む。さらに元祖のミートボールマシンを土台としつつ互いが殺し合う動機を明確に描くことで、設定の自然さとリメイクとしての必然性を両立させ、ブラックユーモアのオチとしても機能しているのが見事だ。ディテールには他作品のパロディが随所に盛り込まれており、前提知識が豊富な人ほど読み解きが深まる。一方で、啓発的な背景が薄いと捉えにくい箇所もあり、蠱毒を知らなければ戦闘の必然性が理解できない場面や、In Heavenのパロディ曲に気づかないなど、何故この場面がこの表現になっているのかを読み取れないこともある。
日本にもこんなに面白い監督がいるんだなと実感させてくれる、邦画の底力を感じる作品。血みどろの祭り的な場面は控えめになりつつも、ストーリーと怪物の造形がパワーアップしています。ぶっ飛んだ設定とキャラクターの濃さ、アクションの迫力、そして結末も悪くない。
そして警察の方々は、人間でありながら諦めずに闘う姿が印象的。カンフーの動きはジャッキー・チェン風のスタイルも取り入れられており、名前は別名でクレジットされている役者ですが、観客を楽しませてくれます。酔拳の場面も見どころ。とはいえ、何と言っても最後に強烈な印象を残すのは斎藤工さん。キャスト名が出るまで気づかなかったほど存在感が大きく、あの演技には驚きました。よくあの役を引き受けたなと感心。楽しかったです。教えてくれた赤髭さんに感謝です!
ストーリーは、優しい性格の野口という男性が主人公。金融会社の取り立てをしているが性格は温厚で、取り立ても苦労しています。母親からは金銭の頼み事をされ、腹痛に苦しむ日々。たまに行く古本屋のレジをしている美しい女性・カオルと、落語のテープを聴くのが小さな楽しみです。
そして病院でガンの宣告を受け、余命はあと数ヶ月。最後の力を振り絞って取り立てをするものの、得たお金はボッタクリ被害で消えてしまいます。そんなとき、宇宙から地上へ降りて来たような巨大なガラス瓶のような物体が街の一部を覆い、人々を閉じ込めてしまいます。寄生生物のような存在が頭部に取りつくと、人は怪物へと変貌し、誰彼構わなく殺戮を始めます。
主人公も寄生されるのですが、なぜか意識は乗っ取られず、愛するカオルを守るため警察と協力して怪物化した人々を倒していくのです。
私のお気に入りは、ほとんど武器を使わずに怪物を倒していく警察官たちの戦いぶり。怪物の急所を見つけ出し、必死で戦う姿は見事でした。劇場で歓声を上げながら観たい作品です。前作『ミートボールマシン』はまだ観れていないので、時間を見つけて早く観たいと思います。
赤髭さんに教えていただき、改めて感謝です。
結論から言うと、やはり西村喜廣監督の作品はぶっ飛んでいる。インタビューで「やってはいけないことをやる監督が減った、私がやらねば」と豪語していた姿が印象的だが、その言葉以上の衝撃と完成度だった。物語は不思議な境界線を切り口に、宇宙人によってガラスの器のような閉鎖空間へと閉じ込められる押上周辺の世界へと誘う。断絶された世界では、宇宙人に寄生された人間たちが怪物へと変貌し、無法地帯が広がっていく。特殊造形を武器にする西村作品ならではのクリーチャーのフォルムは相変わらず圧巻で、グロテスクさとブラックユーモアが共鳴するキャラクターには飽きが来ない。監督の頭の中を覗くような独特の世界観は健在で、血糊の量も尋常ではなく、女性や子供に容赦なく襲いかかる殺戮シーンの連続も、彼らしい過激さとして成立している。ブシャーと飛び散る血飛沫は爽快にも感じられるほどインパクト大。物語の構成も緻密で、前半のうだつの上がらないサラリーマン描写が後半の血だらけの殺戮展開へと自然につながる。伏線回収のようで楽しい要素もあり、この作品は特殊造形で世界を震わせる西村喜廣のグッドで変態的ともいえる世界観を存分に堪能できる傑作だった。やはり西村喜廣は恐るべし。ラストを席巻する斎藤工の存在感も光り、結末はくだらなくて最高のオチだった。
ツッコミどころが多すぎるうえに、全体が安っぽくて笑ってしまうのが悔しい。
ミートボールマシンの第2弾です。物語は独立しており、主人公が高橋一生から田中要次に交替しています。スプラッタ特撮アクションコメディとして仕上がっています。エログロ要素も含まれています。
前作同様、造り物感が強いので、特に怖さを感じることは少ないでしょう。出血シーンも、カメラレンズに血糊を使った演出で、フィクションだと実感させられます。
特撮独特の感性や感覚は他には真似できないものであり、国産B級映画には大きな可能性があると感じました。