2017年5月26日に公開の映画「美しい星」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「美しい星」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
美しい星が視聴できる動画配信サービス
現在「美しい星」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「美しい星」が配信中です。
美しい星のあらすじ
予報が“外れる”ことで有名なテレビの天気予報士・大杉重一郎。悪くない仕事、安定した暮らし、妻と息子、娘と築いた“悪くない”家族関係。そんな普通の人生を送る彼のもとに、ある日、信じがたい出会いが訪れる。空飛ぶ円盤――そして現れたのは「自分は火星人だ。世界を救うため、この星に遣わされたのだ」という宣言だった。火星人の覚醒は止まらず、重一郎の息子・一雄は水星人として、娘の暁子は金星人としてそれぞれ目覚める。母星から託された使命を胸に、家族は世界を救うべく奮闘するが、やがてさまざまな騒動に巻き込まれ、傷ついていく――。
美しい星の詳細情報
「美しい星」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
美しい星の公式PVや予告編動画
「美しい星」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
美しい星の楽曲
「美しい星」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック映画『美しい星』 オリジナル・サウンドトラックTakuma Watanabe
美しい星を無料で見る方法は?
「美しい星」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
大好きな三島由紀夫の原作です。
そして、藤原季節と若葉竜也が出演しているのも魅力的。
なのに盛り上がりには欠けていたかな〜
最後まで観たけれど。
リリー・フランキーは話題作には欠かせない存在で、本当に多くの作品に出演しているよね。
この前観た「トイレのピエタ」では美尻を披露していたけど、今回もまた楽しませてくれた笑
うーん、自称地球人でない人たちの真偽はどこまでなんだろう。黒木も竹宮も、その正体がいまいち見えてこなくて、行動が単なる演技だった可能性もある。そうなると、一雄や暁子も普通に洗脳された地球人のように思えてくる。重一郎だけが火星人なの?
一雄が立候補する際、黒木がサポートするためには重一郎との対話が必要だったのかな。
全然わからないな〜。家族愛だけが本物なのかな〜。
地球に生きる者として、一度は観る価値がある作品だと強くおすすめします。2017年の作品にも関わらず、世界はまだ大きく変われていない人間にはもう何も成し得ないのか、そんな疑問を投げかけてくるからです。
面白い。こういった不思議な作品は私の好みだけど、なんて売れなさそうな映画なんだろう(笑)。
原作はどんな内容かな?と思ったら、三島由紀夫が原作なんだ!気が向いたら読んでみたいな。
宇宙の話をしているけれど、結局は家族の物語。環境や思想、言論、政治、宗教について考えさせられる部分もある。
都会の風景がとても美しい。こうした映像を見ると、やっぱり映画って素晴らしいと感じる。
元々崩れかけていた家族が、それぞれ自分を火星人だの金星人だのと名乗り出して、結局は爆発離散していくしかないね、な感じだったのが最終的には太陽系連合の名のもとに一つにまとまるみたいな話。意味が伝わらない?私もよくわからない。エッチなシーンがあるから、お茶の間で観るときは気をつけてね。原作は知らない。わけわからんな〜と思うまま、わけわからんな〜のまま終わった。マルチのとこだけ真面目に見たかもしれない。結晶!!!お水を!!!顕微鏡で調べると!!!美しい結晶が!!!見えるとな!!!!それただの異物混入じゃないですかね!!!!氷にしてから結晶を見るってならわかるけど!!!水を!!!顕微鏡で見て!!!結晶的なものが見えるなら!!!それは!!!異物混入!!!!
謎の感動と切なさが胸を打つ。結末は見事で、本当に大切なものはそばにあったと気づかされた。
原作は三島由紀夫。予報が外れがちな気象キャスター・大杉重一郎が、UFOとの遭遇をきっかけに自分が火星人だと確信する。息子の一雄は水星人、娘の暁子は金星人として覚醒し、それぞれ地球を救うべく奔走。唯一の地球人である母・伊余子はネットワークビジネスにのめり込む。宇宙人としての自覚を持つ家族が、地球温暖化をはじめとする現代社会の課題に立ち向かいながら、自らの使命を模索する異色のドラマ。
こういうSFは大好き。
映画を見ていなかったのに、旦那がリリーフランキーと同じポーズをとり始めて、本当に驚いた。まさか火星人なのか?
平沢進の『金星』がここで聴けて、とても嬉しかった。
ケネディとフルシチョフの米ソ核戦争危機が高まっていた時代を背景に、三島由紀夫の地球滅亡をテーマにしたSF小説を原作とする吉田大八監督の近未来SF映画が、地球温暖化・脱炭素・自然エネルギーの話題を巧みに織り込み傑作として現代に蘇る。物語は、当たらない気象予報士の父(リリー・フランキー)と、地球人の母(中島朋子)、自称水星人の長男(亀梨和也)、自称金星人の長女(橋本愛)による家族の群像だ。ある日、父がテレビのニュース番組で地球の危機を煽る発言をし、局は窮地に追い込まれる。環境利権を巡る政治家秘書(佐々木蔵之介)と激しく対立する一方、母は水のマルチ商法に嵌り、長男は水星人秘書のスタッフと、長女は金星人ミュージシャンの子を身ごもる。やがて父は癌で倒れ、死の間際には円盤へと導かれていく。
天気予報が全く当たらない大杉重一郎は、妻と子ども二人と共に暮らしている。妻は不思議なミネラル水の販売に夢中で、フリーターの息子は偶然にも名だたる政治家の秘書に抜擢される。女子大生の長女はその美貌が災いし、周囲から孤立してしまう。ある日、重一郎は火星人、息子は水星人、長女は金星人として目覚め、それぞれの立場から温暖化など人類の誤りを正すため奮闘を始める。原作は60年前の三島由紀夫の作品で現代にアレンジされており、SFという珍しいジャンルで、当時の文壇では賛否が分かれたらしい。その影響からか、本作は独特な風味を持つ。最終的に、重一郎は地球を守ろうと警鐘を鳴らし、白鳥座星人の黒木は美しい地球を汚す人類は滅ぼすべきだと主張し、論戦に挑む。荒唐無稽なコメディのように見えるが、重一郎の訴える温暖化の実態は国際会議などで実際に議論される問題であり、決して笑ってばかりはいられない。最後には、この一家が地球を見捨てて去る(?)らしく、自分たちの手で地球をどうにかしなければならないと、私は心に強く誓ったのだったと、冗談を交えて言った。