2015年12月19日に公開の映画「ひつじ村の兄弟」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ひつじ村の兄弟」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ひつじ村の兄弟が視聴できる動画配信サービス
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ひつじ村の兄弟のあらすじ
アイスランドの辺境に位置する小さな村に住む羊飼いの老兄弟、グミーとキディー。彼らは40年間絶縁していましたが、ある出来事をきっかけに重要な秘密と罪を共有することになります。その根底には、彼らが人生をかけて愛し続けた羊に対する思いがあります――。本作は第87回アカデミー賞®外国語映画賞のアイスランド代表に選ばれました。
ひつじ村の兄弟の詳細情報
「ひつじ村の兄弟」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | グリームル・ハゥコーナルソン |
|---|---|
| 脚本家 | グリームル・ハゥコーナルソン |
| 出演者 | グンナル・ヨンソン シグルヅル・シグルヨンソン テオドル・ユーリウソン |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | コメディ |
| 制作国 | アイスランド デンマーク |
| 公開日 | 2015年12月19日 |
| 上映時間 | 93分 |
ひつじ村の兄弟の公式PVや予告編動画
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ひつじ村の兄弟を無料で見る方法は?
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ひつじ村の兄弟のよくある質問
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Q映画『ひつじ村の兄弟』のあらすじを教えてください。
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A
『ひつじ村の兄弟』は、アイスランドの静かな村を舞台に、長らく疎遠だった兄弟が羊の疫病をきっかけに再会し、家族の絆を取り戻す物語です。彼らは異なる生活を送りながらも、共通の目的に向け協力することになります。自然環境やキャラクターの繊細な描写が印象的です。
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Q『ひつじ村の兄弟』の魅力的なキャラクターは誰ですか?
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A
『ひつじ村の兄弟』の魅力的なキャラクターは、主人公の兄弟、グミとキディルです。彼らは長年の確執を抱えていましたが、羊の疫病を通じて互いを理解し合い、再び強い絆を結びます。人間味あふれる彼らの姿が観客を惹きつけます。
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Q『ひつじ村の兄弟』のテーマは何ですか?
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A
『ひつじ村の兄弟』のテーマは、家族の絆と自然との共存です。兄弟の不和を通じ、愛や許しの重要性が描かれる一方、過酷な自然環境が彼らの関係に影響を与える様子も描かれています。シンプルながら深いメッセージが込められています。
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Q『ひつじ村の兄弟』の制作背景について教えてください。
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A
『ひつじ村の兄弟』は、グリムール・ハゥコナルソン監督によって制作されました。特にアイスランドの壮大な自然風景が撮影の中で重視されており、土地の文化や伝統も物語に深く影響を与えています。映像美と共に、リアルな農業生活の描写が評価されています。
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Q『ひつじ村の兄弟』と原作の違いはありますか?
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A
『ひつじ村の兄弟』はオリジナルの映画作品であり、特定の原作を持ちません。そのため、映画自体が監督の創造性に基づいており、独自のストーリー展開が試みられているのが特徴です。



ひつじ村の兄弟の感想&レビュー
羊と無言の兄弟の日常
40年間言葉を交わさない頑固な兄弟が、家畜の危機をきっかけに少しずつ関係を築いていくというストーリーだけで心が温まる。セリフは控えめで、風景が豊かに描かれているが、感情の深さは驚くほど。アイスランドの厳しい寒さと人間の温もりが見事に共存する作品。羊も兄弟も愛らしい。
アイスランドの田舎の風景は、その美しさに反して陰鬱な雰囲気を醸し出しています。自然の圧倒的な厳しさが背景にあるからかもしれません。
この映画は時折笑えるシーンもありますが、全体的には陰鬱な印象が強いです。それでも、何か不思議な魅力があり、登場人物たちの実用的なファッションが非常にスタイリッシュでした。
エディンバラからロンドンへの電車の旅では、素敵な風景を楽しみつつ、同時に本作に目を通しています。車窓から見える本物の羊たちがますます愛らしく感じられます。子供のために親ができることは何でもするというのは、まさにその通りですね。羊もまた、家族のように思えてきます。
牧羊犬をメッセンジャーとして手紙を送り合うシーンには思わず笑ってしまったが、映画はコメディではない。
長年対立している老兄弟だが、羊のためなら互いに助け合える心優しい人物たち。
最後には、吹雪の中を懸命に駆け抜ける羊たちと牧羊犬の姿に心が温かく締め付けられる。
アイスランドを舞台にした映画は、荒涼とした情景が強い印象を残す一方、節々に散らばるコメディ要素が作品に軽さを与える。ラストカットのええええ?という驚きの瞬間は衝撃的だが、これも雪解けの象徴として受け止められるのかもしれない。
あらすじやジャンルにはコメディやユーモアとありますが、ほっこりはしません。ドラマとしては見応えがありますが、ちょっと覚悟して観たほうがいいかもしれません。広く開けた空が支配する圧倒的な風景。アイスランドだから大きい木は育たないのですね。羊の存在感が物語の核として際立っています。
アイスランドの山深い牧羊家の村で起こった羊の伝染病をきっかけに、羊好きの老兄弟が織りなすゆったりとしたギスギスコメディが始まります。とても気に入っています。
ほっこり系かなと思って寝る前に観たら、全く違っていた、、、結局ラストはどうなったのか気になる。
仲の悪い老いた兄弟がいる。二人とも羊を飼う牧羊人だが、羊がスクレイピーという伝染病にかかってしまった。いわばひつじモノの世界へ踏み込む物語だ。勝手に作られたジャンルと呼ばれるもので、小説なら『羊をめぐる冒険』、音楽なら『羊文学』、アニメは『ひつじのショーン』、映画はアイスランドの『LAMB ラム』といった作品が並ぶ。とはいえ、名作『羊たちの沈黙』は少し趣が違う。これらに匹敵するひつじモノを自分は待っている。中学校時代、すごくいい奴がいたのだが、彼は弟とは三年ほど口をきいていなかった。理由はわからない。そんな彼のことをふと、思い出した。
グリームル・ハゥコーナルソンの2015年の作品。
羊たちの運命が暗転し、人間は救済を受ける。
先日観たのは『猫と、とうさん』だったが、こちらは「羊と父さん」というテーマ。
アイスランドの羊飼いの村が舞台。物悲しい音楽と広大な自然が広がり、灰色の空もこの広さの中で美しく感じる。
少しサスペンスの要素もある。羊も人間も、兄弟たちが身近に迫る死の影に気付いていく様子に、笑うべきか悩む瞬間が訪れる。
夜の吹雪の中を走る羊の群れを見ることができて嬉しかった。追われるままに走り出す羊たちだが、どこかで寄り添っていると信じたい。
#2010sらんらん