2015年9月12日に公開の映画「赤い玉、」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「赤い玉、」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
赤い玉、が視聴できる動画配信サービス
現在「赤い玉、」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「赤い玉、」が配信中です。
赤い玉、のあらすじ
大学で映画撮影を教える監督・時田修次は、新作の撮影にはまだ踏み出せずにいる。新作の脚本づくりが進む私生活には唯という存在が根を下ろしていたが、その現実から虚構の世界へ誘うように、時田の前に女子高生・律子が現れる。
赤い玉、の詳細情報
「赤い玉、」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
赤い玉、の公式PVや予告編動画
「赤い玉、」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
赤い玉、を無料で見る方法は?
「赤い玉、」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
赤い玉、のよくある質問
-
Q映画『赤い玉、』のあらすじはどのようなものですか?
-
A
映画『赤い玉、』は人生の転機を迎えた中年の男が、過去の恋や現状の葛藤を通じて自己を見つめ直す物語です。彼の成長を描いたドラマが展開されます。
-
Q『赤い玉、』の主要な登場人物について教えてください。
-
A
『赤い玉、』では、中年の男を中心に彼の周囲の人々が描かれています。特に彼の過去の恋人や現在の家族との関係性がストーリーの重要な要素となっています。
-
Q映画『赤い玉、』のテーマは何ですか?
-
A
『赤い玉、』では、人生の再評価や自己発見がテーマとなっています。失ったものや手に入れたいものについて深く考えさせられる内容です。
-
Q『赤い玉、』の制作スタッフにはどんな人が関わっていますか?
-
A
『赤い玉、』の脚本や監督には特筆すべき実力派の制作陣が揃っています。彼らの独特な視点と演出が作品全体の魅力を引き立てています。
-
Q映画『赤い玉、』が持つ世界観の特徴を教えてください。
-
A
『赤い玉、』の世界観は、過去と現在が交錯するストーリー構成が特徴です。象徴的な「赤い玉」が時間や記憶の変遷を視覚的に表現しています。



赤い玉、の感想&レビュー
横浜のジャック&ベティで行われた高橋伴明監督と奥田瑛二さんのサイン会に参加したことがありますが、映画は未見でした。奥田瑛二さんは時折、過激な役どころを演じる俳優として知られています。本作は、専門学校で映画製作を教える元監督の欲望と堕落を描くドラマです。思っていたよりもドロドロした要素は少なく、登場人物の恋愛描写も控えめです。とはいえ、それが逆に作品の緊張感を高めていると感じました。
BANMEI TAKAHASHI FILM FESTIVAL『伴明です』特集上映『赤い玉』
6/27(金)〜6/30(月) 10:30〜12:25
会場: 1Fスクリーン「Morcウエ」/全席指定
「老い」と「性」の狭間で葛藤する映画監督を描いたドラマです。男性の性的なピークが過ぎる瞬間を示す「赤玉伝説」を初めて知りました(笑) 奥田瑛二さんの色気と哀愁のある演技は魅力的ですが、全体的に古い印象を受けるシーンが多く、正直言って少々退屈でした。同じ世代の男性には共感を呼ぶ部分があるかもしれませんが、個人的には没入できなかったのが残念です。(2023年鑑賞@wowow)
大学で映画を教える設定に興味があったので、その点は割と面白く観られました。エロティックな描写が多めではありますが、ストーリー自体も嫌いではありません。ただ、観終わったあとに何を伝えたかったのかが伝わってこず、ややもどかしさを感じました。監督の自伝的な作品だと噂されるようですが、観客を楽しませることよりも自分の気持ちを優先した作りだったのではないかと感じます。
時代に取り残された老いた映画監督が、魅力的な女子高生に心を奪われ、現実と幻想の狭間に迷い込んでいく物語。主人公を演じる奥田瑛二は、明らかに高橋伴明監督の影を色濃く反映しており、自伝的要素が強い作品とも言える。現代映画が持つ大胆な表現から目を背けることに対する異議申し立てとして制作されたとのことだが、やたらと多いモザイクにうんざりし、映画学校での催しが『雨に唄えば』の露骨なパロディに変わってしまい、長回しのくどさが逆に煩わしさを増していた。
高橋伴明監督が自らの姿を重ねて描いたとされる作品。彼は『俺、嘘つきだから。映画屋なんで。』と自分をごまかし続け、何とか生き延びる。『企画を考えてるうちはまだ監督だ。』と自分に言い聞かせ、映画の世界にしがみつく。『脳の恐ろしさと女のその部分の恐ろしさ。真実のような夢と嘘のような現実。』青山はシナリオを読んでいなかったのに、なぜあんなメールを送ったのか。居場所を失い、別居していた家族に会いに行くも、娘には門前払いされ、元嫁が追いかけてくるが追いつかない。ここまで来ると、このシーンはすべてエゴ丸出しのナルシスト描写に見えてくる。指導する学生監督はモニターばかり見て、甘いカクテルしか飲まない。映画とは、監督とは、男とは何かしら拘りを抱くものだ。笑
男性と女性で観ると、印象が大きく変わる映画だと感じる。
売れなくなった中年の映画監督が、学校で映画を教えつつ愛人の家に居候し、映画を学ぶ学生に蘊蓄を語りながら自分の観たい映画のシナリオを書き続けるという設定の物語。本作の監督役・高橋伴明は自身の過去と重ねて描かれており、主演の奥田瑛二が演じる中年のエゴを前面に出し、劇中のシナリオのつまらなさも意図的なセルフパロディとして再現しているのだろう。とはいえ、枯れたダンディズムを肯定したい気持ちと同じくらい、どこか冷めた寒さを覚える瞬間もある。
教え子役の女優の卵が主人公を翻弄する女子校生を演じ、濡れ場も描かれるが、翻弄されるほど美しい少女というよりどこにでもいそうな普通の子という印象。それがむしろAV的な素人感と色香を生み出している。
さらに、ストーリー上まったく必要のない教科書通りのカット割りが散見され、R-15指定にもかかわらず、映画を学ぶ学生には必見の一本だと感じた。
意外とサクッと観れたな。奥田瑛二さんは背が高くて、足が長いなぁ(笑)。モニターばかり見てる監督とか、甘い酒しか飲まない男とかは、伴明さんの気持ちと同じなのかな?(笑)
正直、あまり面白くなかった。映画として伝えたいテーマが掴みにくく、何を伝えたいのかが見えない。とはいえ、結末だけはこんな終わり方か!と印象づけられる場面があり、終盤には小さな驚きがある。
青山が、読んでいないシナリオにも関わらずあんなメールを送った理由は謎のままだ。
とにかく、ベッドシーンを安易に挿入している雰囲気も感じられ、全体としてセクシャル描写に偏りすぎているわけではないが、結局は中途半端な印象を拭えない。
総合評価は低め。期待値を上回る要素は少なく、テーマと描写のバランスが今ひとつ。