2015年5月16日に公開の映画「明烏 あけがらす」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「明烏 あけがらす」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
明烏 あけがらすが視聴できる動画配信サービス
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明烏 あけがらすのあらすじ
借金の返済期限が迫るホストのナオキ。返済金1,000万円を用意できたと祝って、同僚と宴を開く。しかし翌日の夕方、目を覚ますとその大金はどこにもない。お店の同僚に聞いても、誰もそんな金を見ていない。どうやら用意できたのは夢だったらしい……金を用意できなければ東京湾の底へ沈められる――。現れるのは同僚ホスト、金の払えない女性客、上京してきた父親、そして借金取り。次々と人は出てくるが、誰も頼りにならない。
明烏 あけがらすの詳細情報
「明烏 あけがらす」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
明烏 あけがらすの公式PVや予告編動画
「明烏 あけがらす」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
明烏 あけがらすを無料で見る方法は?
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感想・レビュー
正直なところ、これは福田雄一監督の「シチュエーション・コメディ」としてどうなのかがポイントになります。古典落語の『芝浜』をベースに、ホストクラブのバックヤードという設定の中で、菅田将暉やムロツヨシといった豪華キャストが繰り広げるパフォーマンスが魅力です。福田組特有の脈絡のない「内輪ノリ」やアドリブに依存した、極端に「演劇的」な笑いを、映画としてどこまで受け入れられるかが焦点です。確かに、後半の落語のオチに向かう展開や、そのためにしっかりとした伏線回収は実に見事です。しかし、肝心の「笑い」のテンポが、舞台的な「くどさ」によって冗長になる場面も見受けられます。特に佐藤二朗さんの「モノマネ」ギャグなどは、観客にとってはややイライラさせる「ノイズ」となってしまっている気がします。結果として、これは映画というよりも、「配信ドラマ」や「小劇場」の雰囲気を、大画面で楽しむ異色の作品と捉えるべきなのかもしれません。
福田雄一のオリジナル作品で、元々は2011年の舞台として上演され、2015年に福田自身が映画化しました。古典落語の『芝浜』や『品川心中』を現代風にアレンジした作品で、ホストクラブの楽屋だけで展開するワンシチュエーションコメディです。
この時期の福田作品には、会話劇を通じて面白さを追求する姿勢が感じられます。
内容が小規模なため、映画で観ると物足りなく感じるかもしれません。やはり舞台で体験する方が魅力的だと思います。
吉岡里帆の魅力は、顔が可愛いのにちゃんと面白く、下品にもならない点。可愛さとユーモアが同居していて、まるで無限ループのように好きでたまらない。
菅田将暉さん目当てで鑑賞。小劇場の舞台っぽさが残る雰囲気だと思いながら観ていたら、やはり舞台を映画化した作品だとわかった。私はこの監督の笑いのセンスは深夜ドラマか小劇場くらいの場でこそ活きるんじゃないかと思う。でも、こういう感性を好きな人もいるから自分には合わないとしか言いようがない。結局、明烏ではなく芝浜の話だった。
同じ時期に同じ系統の映画が公開されるのは避けてほしい。
現在公開中の「新宿スワン」では主演のあやのごうくんが各地でプロモをこなしているが、以前はこれと同じ作品だと思っていた時期があった。中身は全く違うらしい。
あちらはテレビ露出が目立ち、上映館数も多い。一方こちらは単館系で遠出しなければ観られない。とはいえ、そんなレア感も一つの魅力かな。
観終わって感じたのは「くっだらな~い!」という素直な感想。世評は「好きか嫌いかが真っ二つ」と言われることが多いけれど、この監督ならそれは当然だと僕は思う。過去作の『アオイホノオ』や『俺まだ本気』でも同じ反応を予感させる作風。ストーリーは最初から結末が見えている感が強く、進行そのものに力点を置いていない印象。落語ネタにぐっと寄るかと思いきや、そうでもない。
だから今回は、あくまで個人技を観に行ったようなもの。しろたくんのチャラさとバカっぽさの中に、人の良さが伝わってくるホスト役、かっきー(柿澤くん)の朴訥とした雰囲気、いずれも期待通りだった。ダンスの微妙な揃い具合も楽しい。しろたくんの「レ・ミゼラブル」には思わず吹いた。話題のムロ芸がしつこく繰り返され、テレビでは見られない新井浩文のカッコ悪さも眼福。ただし菅田くんの演技はサイコーだった。冒頭に延々とリピートするネタには「もう十分です!」と謝りたくなるほど。
これからの日本映画を背負って立つ存在だと信じてやみません(マジで)。
60%程度が室内、しかもホストクラブの控室という圧迫感のある空間が難点かな。小劇場で舞台化すればいいのにと思ってしまう。
ところが後日、これが舞台作品を原作にしていることが判明。やはりそうだったのかと納得。(2015年6月記録)
ムロツヨシが大好きで、福田雄一監督のコメディを貪るように観ていたあの時期を思い出す。
劇場で初めて体感した福田作品の笑いは、独自のテンポと演技のぶっちゃけ感が光っていて、のちの私のお気に入りリストの基準を作ってくれた。
身内ネタの要素が色濃く出る場面もあるけれど、俳優陣が全力でぶつかるからこそ、思い切り笑える場面が連続する。
吉岡里帆さんがまだほとんど無名だった頃の作品もあり、あの『ご利用は計画的に』のセリフがアドリブだったという話には驚いた。
度胸のある演技に強い印象を受けた。
ムロツヨシは相変わらずムロツヨシらしく、佐藤二朗も独自の個性を貫いている。
新井浩文さんのお芝居もとても魅力的で、当時の私はその熱量に心を打たれた。
福田作品ですね。明烏ではなく、芝浜のようです。吉岡里帆さんと若葉竜也さんの演技は、とても良かったです。
若葉竜也くんを観たくて鑑賞。福田監督の作品には、アドリブっぽい箇所がちらほらあるという印象。
記録。
公開当初は特に気にしていなかったけれど、後半がじわじわと面白くなってきた。
佐藤二朗の五郎が最高!笑
あ、そうそう、『芝浜』のことね。
菅田君が好きで、密室劇も好んでいるので、期待して観たのが裏目に出たのかもしれません。