2015年7月11日に公開の映画「リアル鬼ごっこ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「リアル鬼ごっこ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
リアル鬼ごっこが視聴できる動画配信サービス
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リアル鬼ごっこのあらすじ
彼女たちの名前は【ミツコ】【ケイコ】【いづみ】。
全員、女子。
3人は同じ学校のクラスメートなのか、それともまったくの赤の他人なのか?
平穏な日常が突然崩れ、“クライマックス”が一気に押し寄せる。
木々の風、森の風、押し寄せる風。
女子だけの風景。女たちの通り。誰かが常に見つめている。
いくつもの視線が、風になり、凶暴な疾走となり、凶器と化す。
いったい何のために追われるのか?
私は、なぜ追いつめられるのか?
私たちは、なぜ追われる?
女子高生だから?女だから?
木々の風、森の風、破られる制服、引き裂かれるドレス。
追ってくる鬼は誰?
隠れているのは誰?
リアル鬼ごっこの詳細情報
「リアル鬼ごっこ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | 山田悠介 |
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監督 | 園子温 |
脚本家 | 園子温 |
主題歌・挿入歌 | GLIM SPANKY |
出演者 | |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アクション ホラー |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2015年7月11日 |
上映時間 | 85分 |
リアル鬼ごっこの公式PVや予告編動画
「リアル鬼ごっこ」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
リアル鬼ごっこの楽曲
「リアル鬼ごっこ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- メインテーマリアル鬼ごっこGLIM SPANKY
リアル鬼ごっこを無料で見る方法は?
「リアル鬼ごっこ」を無料で視聴するなら、「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
首チョンパのシーンが、この映画のクライマックスだった。原作を完全に無視していても、楽しめた。テンポも素晴らしかった。
さすが園子温の作品は独特ですね。最初のバスのシーンは特に印象的でした。女子高生がこんなに多く死ぬデスゲームの映画はあまり見ないかもしれませんね、笑。
今世紀の中でも評価の低い映画とされる1.2.3は優れた作品だからこそ、今作にはそれらへのリスペクトが全く感じられない。
記録
んー、何を追いかけられているのか分かりにくく、そもそも鬼ごっことして成立していなかった印象だ。
衝撃的なシーンと笑えるシーンがともに豊富に存在し、さらに無駄にグロい描写も目立つ。
結局、園子温ワールドの展開は圧巻だった。ただ、それだけで作品が面白いとは限らない。
園子温監督の作品。明るいカラーパレットに血しぶき、そして少しの色気を交えた映画です。この作品は、あまりにも衝撃的で、何とも言えない魅力があります。
二度目は見るつもりはないけれど、ある意味で面白かった。ゲーム機を操作する動きがずっと同じで、画面の動きと合っていない箇所が笑いを誘った。
テレ東のドラマ枠「レプリカ」は相変わらず話題の中心。トリンドル玲奈の応援キャンペーンが好調な一方で、久々に同監督の作品を手に取り、今回はどう映るか正直戸惑いを覚えました。あら、若き日の桜井ユキが制服姿で登場するのには驚かされます。ほかにもメアリー・ジュン、口裂け女先生といったキャラクターが顔を出しますが
原作があるとの触れ込みですが、原作を読まずに執筆したのかと疑うほど、鬼ごっこという設定の意味づけが薄い印象。パンツを露出させるシーンが多く、表現として下品に感じてしまう場面が目立ちます。撮影現場でのやりとりを想像させる作りもあり、作品づくりの現場感を覗くのは興味深いものの、全体の雰囲気とは乖離していると感じることも。
時代の感性を踏まえると、こうした表現が偏見を生みかねない点は否めません。やらかし系アイドルの扱いにも違和感が残り、現実感のない演出に引っ張られる場面が多い印象です。自作名の連呼や説明口調キャラの過剰な自己主張は、作品全体の緊張感を削いでいるように見えます。
それでも光る箇所はあります。トリンドル玲奈とユキ、そして唐突な黒ギャル・メアリー・ジュンの存在感だけが際立ち、他は薄味に感じてしまうのが惜しいところ。個人的には、共感性羞恥の要素に耐え切れず、監督の作風と自分の感性のギャップを強く感じてしまいます。時代は確実に変わっているのに、古さを感じさせる演出が散見されるのが残念。二度目の視聴となる今回は、それをなおさら強く実感しました。
何かのショート動画でバスが真っ二つになるシーンを見て驚愕。
全体的にすごいとしか言えない。
一応、最後の老人が女子高生たちの遺伝子でゲームを作り、ゲーム内のキャラクターたちが次々と殺されるという設定があるが、実際にはあまり意味がないとも言える。
初めて園子温作品を体験したが、非常に印象的だった。
その影響で、次の園子温作品に手を出すか迷ってしまうほど(もし見るなら興味本位で)。
ほぼ女子高生のイメージビデオで、「これが俺の作品だ!受け取れる奴は受け取れ!」という強いメッセージを感じる。
普通のリアル鬼ごっこが非常に見たくなった。
[2025年、映画77作目(館25/サ52)]
2010年を区切りに、日本のホラー作品を再生して視聴中。今回は2015年公開の『リアル鬼ごっこ』についてだ。園子音が脚本・監督を務めたこの作品は、原作者として山田悠介の名がクレジットされているが、配信説明には園子音が原作を読まず、タイトルから浮かぶイメージだけで脚本を描いたとされる。シリーズの成り立ちとは異なり、本作は『リアル鬼ごっこ』という題名を冠してはいるものの、作中には王様も鬼も登場せず、命がけの鬼ごっこも行われない。要するにこの作品は、園子音による園子音らしい世界を描く映像作品であり、厳密にはリアル鬼ごっこの新作というより別物と受け止めるべきだと感じる。冒頭に松竹映画120周年のロゴが現れるが、公開当時の2015年が松竹の120周年にあたる年だったとされ、記念ロゴを掲げてこの作品を世に出す松竹の挑戦は私には少し理解しづらい。制作体制についての推測として、事前の綿密な検討や打ち合わせが十分には見えない印象を受ける。もしかすると松竹が園子音に企画を丸投げしたのでは、という疑いすら頭をよぎる。観賞を進めるうちに、私の解釈はこう整理できる。まず本作は劇中劇的な、いわばメタ構造の作品だ。作中のセリフにもあるように、架空の世界に居る限り登場人物たちは追われ、死に至る運命がすでに筋書きとして決まっている。冒頭の衝撃的な場面から、作中では次々と人、というより女性が殺されるが、それは架空の物語世界の中で決まっている出来事として描かれる。主人公のミツコ(トリンドル玲奈)は「なんでこんなことが起きるの?」とアタフタする。彼女は映画の中の登場人物でありながら、物語世界の血の通った人間としての実在感を帯びているように見える。つまりこの作品は、血の通った人間が理不尽に死ぬ架空の世界へ放り込まれ、そこでさまざまなシュールな体験をする物語だと受け止められる。なぜ原作と無関係な方向へ展開したのかは、園子音にしか分からないと思う。銃乱射や結婚式の惨劇、マラソンからのカオスな展開などは、いずれも何が起きているのかを問う不可解な要素だ。これらを一つずつ読み解く代わりに、作中で頻繁に登場するシュールという言葉に注目してみたい。架空の世界でのシュールな展開に対して、決して屈してはいけない。もしシュールさに屈してしまえば終わり、つまり死が待つのだろうか。整理すると、どんなに風変わりで理不尽な出来事であっても、それに抗い抜くことが生き延びる術だったのかもしれない。そんな読みをたどると、終盤の展開へとつながる気がする。私は「私はミツコ!」と繰り返すシーンのトリンドル玲奈と桜井ユキの演技が、かなり追い詰められた状態での撮影だったように感じられ、グダついた感じや目の光の強さ、異質なテンションが作中で最も印象的な場面だったように思う。やがて表現の枠組みを超えた主人公は「彼らの所」へ到達するのだろうが、そこで描かれるあいつらやあいつとは何なのか。私の直感では、男性中心の嗜好や趣味によって、作られた作品が消費される構造を表しているのではないか。つまり、これまでの登場人物が女性である場面と対比になるように配置されていた、という見方だ。そんな消費構造はこの作品に限らず、女子高生を扱う創作物やコンテンツ全般に通じる話題だろう。園子音なりの視点が、ここで明示されているのかもしれない。ただしこの後の園子音の動向を思えば、私の解釈には苦笑が混じることもある。物語が繰り返す負の連鎖を断ち切るため、主人公は自ら死を選ぶことで運命を変えたと読めなくもないが、「自分が気づく前にやる」という謎の意味はまだ腑に落ちない。総じて、筋の整い方としては弱いと感じるが、心に残る強いシーンは散見され、観る者を惹きつける力は確かにある。園子音の演出術に翻弄される感覚が少し腹立たしくも、今回の体験は強く印象に残った。余談として『エクステ』は比較的しっかり作られていた印象があり、本作の謎めいた方向性は未だ謎だ。
トリンドルのパニック演技がクセになりそうで、本当に好き。第2ステージあたりで「パラレルワールド」と言っていたので、そういう世界観なのかなと思いながら観ていたけれど、第3ステージでマリコになった瞬間、「これってステージ制なの?」と思った(笑)。また、協会での「ready fight!」みたいなシーンには思わず笑ってしまった。第4ステージのランナーに戻るとき、「架空の世界」と言っていたので、アニメ『SAO』のフルダイブ型ゲームでもしているのかなと思った。第5ステージは急に厨房や映画の看板など、変なアイテムが出てきたから、バグエリアに入ったのかと思ったよ(笑)。第6ステージでは、女子高生の一覧や作者がいて、まるでゲーム完結後の作者のあとがきエリアみたいだった!最終局面で各自が自殺することで、皆に遊ばれることがなくなったのかな。トリンドルとマリコの自殺シーンで死因はわかったけど、ランナーだけが狙撃されていないのはどういうこと?よくわからないけれど、ゲームキャラから解放されたみたいで、ハッピーエンドっぽいのでおめでとう?色々考えながら観れたので、退屈はしなかったかな。