2015年7月11日に公開の映画「バケモノの子」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「バケモノの子」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
バケモノの子が視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
バケモノの子のあらすじ
この世界には、人間の世界とは別に、もうひとつの世界がある。バケモノの世界、渋天街(じゅうてんがい)だ。
人間界・渋谷とバケモノ界・渋天街。交わるはずのない二つの世界で生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。
ある日、少年はバケモノの世界へ迷い込み、熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名を授けられる。その出会いは、想像を絶する冒険の始まりを告げる…
バケモノの子の詳細情報
「バケモノの子」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
原作者 | 細田守 |
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監督 | 細田守 |
主題歌・挿入歌 | Mr.Children |
出演者 | |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2015年7月11日 |
上映時間 | 119分 |
バケモノの子の楽曲
「バケモノの子」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックバケモノの子 オリジナル・サウンドトラックMasakatsu Takagi
- メインテーマStarting OverMr.Children
感想・レビュー
心に闇を抱える人を慈しむバケモノの愛情物語。愛情こそ心を満たす力だと信じ、孤独だった2人が互いを支え、切磋琢磨しながら成長していく姿が心を打つ。細田守監督が描く、動物と人間の共生を強く願う世界観が色濃く詰まった映画で、私はそのテーマに深く魅了されました。
記録用
キミとなら、強くなれる。
横暴で不器用なバケモノ、熊徹。深い哀しみと孤独を抱える蓮。お互い不器用で、孤独なふたり。
出会いは運命か、それとも必然か。互いの歪みがぶつかり合いながらも、ひとつの目標を胸に心を開いていく。
「強さって、何だろう。」
ある者は喧嘩の力、ある者は心の強さ、またある者は優しさ。
強さの正体を求めて、ふたりは互いをぶつけ合い、そして理解し合う。
優しさや思いやりには、決まった形なんてない。人間とバケモノ、家族としての絆が生まれる。似た者同士のふたりは、やがて一つのチームになる。
「彼にはまだ誰かの助けが必要だ。俺は半端者の馬鹿野郎かもしれないが、それでも彼の胸の欠けた部分を、俺が埋めてやる。」
蓮が九太の胸に欠けているもの、それは、親身に寄り添ってくれる家族がいないと彼自身が決めつけていることだった。
熊徹は初めて、自分の責任と覚悟に向き合い、心の拠り所になると決意する。物語を通して描かれるふたりの絆は、師弟を超え、家族以上の存在へと昇華していく。
強さとは何か。その答えは、ふたりの胸の中に宿る。勇気と力は胸の奥にあり、いつもそっと照らしてくれる。
毎回、「幾つになった九太?」のシーンで涙が出る途中の女性にイライラするけれど、細田守の作品の中では特に好きな方だ!
んんんそんなにのめり込めなかった。役所さんはイケボだし、さすがの演技力だ。
幼い頃に一度だけ観ました。作品名は今ひとつ覚えていませんが、主人公の少年が信じられないくらい努力していて、つい応援したくなる話です。ずっと手を握って、一緒に頑張ってほしいと思っていました(笑)。
思ったより悪くはないが、深い感動は得られなかった。メルビルの「白鯨」がなぜこれほど引用されるのか、調査が必要だ。
実質的に親に捨てられたきゅうた(れん)が、バケモノの世界でくま鉄に育てられ、立派に成長する物語。きゅうたもくま鉄も、それぞれ心に闇を抱えている。ライバルの一郎彦もまた、抑えきれない闇を抱えている。
この作品は家族愛について考えさせられる。自分の旅を通じて意義を見出す過程が描かれているシーンが特に気に入った。
子どもの頃、くじらみたいなものを見て驚き、映画館を出たときのことを今でも覚えています。
この映画を見る前から主題歌の『Staring Over』が好きでよく聴いていたのですが、そのたびにこの歌詞が『山月記』をモチーフにしているのではと感じていました。
実際に映画を観てみると、『山月記』を思い起こさせるシーンがたくさんあり、エンドロールには参考文献として『山月記』の名前が載っていて、やっぱりそうか!と思いました。
物語自体は九太が急に勉強に興味を持つのが不思議でしたが、それを除けば非常に面白かったです。
人は心の中にモンスターを抱えているというテーマが感じられました。また、細田守監督がくじらを使うのが好きだと改めて思いました。
涙が出るほど完成度が高く、心を打たれた。九太は熊徹の不器用さに食い下がり、相性が最悪にも見える二人が、負けず嫌いな性分を貫きながら師匠と弟子以上の絆へと成長していく。熊徹なりの深い愛情に胸を打たれた。熊のような獰猛さと徹の貫き通す生き様が、格好良さを体現している。
クマテツが負けそうだったとき、誰かに「負けるな!」と励まされ、やる気が湧いてきたのがよかった。